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【α6600 レビュー】SONYのAPS-Cフラッグシップモデルが遂に発売!これ間違いなく神カメラです。

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どうもさっさんです^^

手振れ補正・自撮り対応チルトモニター搭載で大注目の新型ミラーレス一眼「α6600」が遂に発売されました。

僕は発表後すぐに予約して発売日に手元に届いたので、YouTuber目線で使ってみた感想をまとめていきたいと思います。

YouTuber御用達ミラーレス「GH5」のレビュー記事はこちら↓

 

SONY α6600 について

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α6600とは、2019年11月1日にSONYから発売されたミラーレス一眼で、同社のAPS-C機ではフラッグシップモデルになります。

2019年2月にα6400が発売され、SONY製ミラーレスで初となる連続動画撮影時間30分以上の対応と、自撮り対応180°チルトモニターの採用で非常に話題となりましたが、このα6600はボディ内手振れ補正が搭載され、さらにはバッテリーがフルサイズミラーレスに採用されているNP-FZ100に変更され、静止画の撮影枚数・動画の撮影時間が大幅に伸びました。

また、α6400では対応していなかった動画撮影でのリアルタイム瞳AFにも対応するなど、格段に性能が向上しています。

僕は今までPanasonicのGH5とGH5Sの2台体制でYouTubeの撮影を行っていて、画質や操作性には満足していますが、ときどきAFが遅かったり、バッテリーの持ちが悪いのが不満でした。

SONYは以前から非常にAFの評判がいいですし、バッテリーがα6400よりも大型化したことによるメリットは大きいと思います。

また、GH5などに比べてセンサーサイズが大きいため画質の面でも有利でしょうし、それでいてコンパクトなので屋外に持ち出す際のストレスも今よりは感じずに済みそうです。

  • 高速・高精度・高追随AF
  • 検出精度・速度が向上したリアルタイム瞳AF
  • 状況が変化しても追いかけ続ける、リアルタイムトラッキング
  • ファストハイブリッドAFによる世界最速0.02秒のAF速度
  • 425点像面位相差AFとコントラストAFによる広いAFカバー範囲
  • 暗いシーンでのAF精度が向上
  • 30分以上の連続動画撮影に対応
  • 自撮り対応180°チルト背面液晶
  • ボディ内手振れ補正搭載

主なスペック

製品名 α6600
製品画像
撮像素子 APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー
カメラ有効画素数 約2420万画素
アスペクト比 3:2
画像ファイル形式 JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.31、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3フォーマット)
記録画素数(縦横比3:2) Lサイズ: 6000 x 4000(24M),Mサイズ: 4240×2832(12M),Sサイズ: 3008x2000(6.0M)
記録画素数(縦横比16:9) Lサイズ: 6000x3376(20M),Mサイズ: 4240x2400(10M),Sサイズ:3008x1688(5.1M)
動画ファイル記録方式 XAVC S、AVCHD規格 Ver.2.0準拠
音声記録方式 XAVC S: LPCM 2ch、AVCHD: Dolby Digital (AC-3) 2ch、ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載
動画記録 撮影モード(XAVC S 4K) 3840 x 2160(30p, 100M):約100Mbps
3840 x 2160(24p, 100M):約100Mbps
3840 x 2160(30p, 60M):約60Mbps
3840 x 2160(24p, 60M):約60Mbps
動画記録 撮影モード(XAVC S) 1920 x 1080(120p, 100M):約100Mbps
1920 x 1080(120p, 60M):約60Mbps
1920 x 1080(60p, 50M):約50Mbps
1920 x 1080(30p, 50M):約50Mbps
1920 x 1080(24p, 50M):約50Mbps
動画記録 撮影モード(AVCHD) 1920 x 1080(60i, 24M, FX):約24Mbps(最高ビットレート)
1920 x 1080(60i, 17M, FH):約17Mbps(平均ビットレート)
スロー & クイックモーション撮影 (S&Q) 動画記録画素数(フレームレート):1920x1080 (60p), 1920x1080 (30p), 1920x1080 (24p)
撮像フレームレート:1fps,2fps,4fps,8fps,15fps,30fps,60fps,120fps
記録媒体 メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(M2)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I 対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I 対応)、microSD メモリーカード、microSDHC メモリーカード、microSDXC メモリーカード
フォーカス 検出方式:ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
測距点数:425点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式)
ファインダー 形式:1.0cm(0.39型) 電子式ビューファインダー
総ドット数:2,359,296 ドット
液晶モニター 形式:7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
タッチパネル:対応
ドット数:921 600ドット
手ブレ補正機能 方式:イメージセンサーシフト方式5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による)
補正効果:5.0段(CIPA規格準拠。ピッチ/ヨー方向、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時)
電源 使用電池 リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 静止画撮影可能枚数/時間:ファインダー使用時約720枚
液晶モニター使用時約810枚 (CIPA規格準拠)
実動画撮影時:ファインダー使用時約140分
液晶モニター使用時:約150分 (CIPA規格準拠)
連続動画撮影時:ファインダー使用時約250分
液晶モニター使用時約250分
(CIPA規格準拠)
本体内充電対応
USB給電対応
質量 質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む):約503g
質量(g)(本体のみ):約418g
外形寸法 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 69.3 (奥行き)mm、 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.0 (奥行き)mm(グリップからモニターまで)
発売日 2019年11月1日
価格(2019年11月2日現在Amazon出品価格) 175,880円

 

α6600 開封&付属品チェック

▼外箱はこんな感じです。
画像では伝わりにくいかもしれませんが結構小さいです。

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▼中身を取り出し並べてみました。

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内容物一覧

  1. α6600本体
  2. バッテリー(NP-FZ100)
  3. 充電用USBアダプター
  4. ストラップ
  5. micro USBケーブル
  6. アイカップ
  7. 保証書・説明書類

 

▼こちらがα6600本体です。
GH5とGH5Sユーザーの僕からするとかなりコンパクトで軽いですね。

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本体の詳細については後述します。

▼付属のバッテリーはSONYのAPS-C機で初となる「NP-FZ100」を採用しています。
これにより下位モデルのα6400に比べて静止画撮影可能枚数・動画撮影可能時間がどちらも約2倍と大幅に向上しています。

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▼充電用のUSBアダプターとmicro USBケーブルが付属しています。

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正直「今どきmicro USBか」と思いました。
最近のスマホなどはほとんどがUSB Type-Cに切り替わっているのでα6600もここは最新にしてほしかったですね。

▼こちらは付属のストラップです。
僕は別売りのストラップを持っているので使いませんが、なかなか質感は高いです。

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▼アイカップは未装着状態で梱包されていました。
ファインダーはアイカップが付いていなくても違和感ないので、僕のように動画用途ならそのまま使ってもよさそうです。

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α6600本体を詳しくチェック

▼正面

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▼右側

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▼左側

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▼蓋を開くとmicro USB端子、micro HDMI端子、マイク端子、ヘッドホン端子が配置されています。

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▼背面

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▼底面

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三脚穴はもちろん光軸上に配置されています。
バッテリー収納部にはSDカードスロットもあります。

先ほども記載しましたが、α6600はGH5に比べてかなりコンパクトです。
GH5はセンサーサイズが小さい割に本体が大きく重いため、屋外への持ち出しが億劫でした。

しかしこのくらいならあまりストレスはなさそうですし、ウエストポーチなど小さめのバッグにも余裕で入りそうです。(もちろん使うレンズによりますが)

▼右上にはシャッター・モードダイヤル・しぼり変更ダイヤルの他にカスタムボタンが2つ配置されています。

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本体がコンパクトなので仕方ないかもしれませんが、正直GH5ユーザーの僕からすると物足りないですね。

▼GH5はこんなにボタンがあります。

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GH5は慣れると色んな項目を直感的に操作できたんですが、α6600ではそうもいかないかもしれません。

▼背面のボタン・ダイヤルの配置です。

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まだ使い始めて数日ですが、こちらの操作性は悪くない印象です。

▼SONY製のミラーレスは「タッチパネル対応」をうたっていますが、実際はフォーカスポイントを指定する以外にはタッチで操作できず、メニュー画面などはダイヤルとボタンで操作する必要があります。

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「それが他社製品に比べて劣る」という意見が多いようですが、個人的には特に気になりませんでした。

というか僕はGH5もタッチでメニューを操作することはほとんどないんですよね。

もし現在タッチパネル対応のカメラを、タッチメインで操作しているならSONY製カメラに乗り換えると不便に感じるかもしれません。

ただ、モニターの解像度は約92万ドットと低いため、GH5から乗り換えるとちょっと粗く感じますね。(GH5は約162万ドット)

▼続いて背面モニターのチルトについてです。
僕はバリアングルに慣れているため初めは使いにくそうだなと思っていましたが、実際はなかなか使いやすかったです。

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▼ただし、外部マイクをホットシューに取り付けたままモニターをチルトすると、マイクに隠れて見えないというデメリットはあります。

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α6600と一緒に買った激安標準ズームレンズ「SELP1650」を取り付けてみる

▼Eマウントのレンズを一つも持っていなかったので(今までPanasonic製ミラーレスを使っていたので当然ですが)、とりあえず最初のレンズとして買ったのがSELP1650です。

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このレンズはAmazon販売で買うと約25,000円ほどするんですが、マーケットプレイスなら約18,000円で買えます。(おそらくレンズキットからレンズだけバラで出品しているもので、新品ですが保証はないようです)

焦点距離はフルサイズ換算で24-75mm、しかも小型軽量で手振れ補正までついています。

通しのレンズではないのでズームするとF値が上がるのはデメリットですが、とりあえず安価なズームレンズが欲しいというなら買う価値はあるでしょう。

マーケットプレイス激安レンズ

SONY標準ズームレンズE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS APS-Cカメラとレンズ - ブラック 【並行輸入品】

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

 

 
▼レンズフィルターはいつも使っているKenkoの安いのを付けました。

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Kenko カメラ用フィルター MC プロテクター NEO 40.5mm レンズ保護用 724101

Kenko NEO 40.5mm

  • 出版社/メーカー: ケンコー(Kenko)
  • 発売日: 2014/02/01
  • メディア: エレクトロニクス
  • Amazonで調べる
 


▼カメラに取り付けるとこんな感じです。

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コンパクトなα6600にちょうどいい感じで、かなりかっこいいと思います。

▼横からのシルエットもいい感じです。

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実際にα6600を使って動画撮影をしてみた感想

この動画では最初からα6600を使って撮影しているので、ご覧いただければある程度どんな画質で撮影できるのか伝わるのではないかと思います。(ちなみにレンズはSIGMAの16mm F1.4です。SELP1650の動画もアップしますごめんなさい)

動画の後半ではGH5との画質比較もしています。

今まではGH5とGH5Sをメインカメラとして撮影してきたんですが、それよりもかなりコンパクトなα6600で「ここまできれいな映像が撮れるのか!」とかなり興奮しました。

やっぱりセンサーサイズの違いは画質に直結するようですね。

また、内臓マイクの音質もGH5より一枚上手といった感じで、あまりこだわりがないなら外付けマイクを使わなくてもいいかもしれません。

僕は動画しかとらないため写真のことはあまり詳しくありませんが、YouTube用途でこれからミラーレスを買うなら画質の面でも価格の面でも、α6600は最有力候補になるのではないかと思います。

外部マイクがチルト式モニターに被る件については動画撮影においてデメリットと言わざるを得ませんが、そのうちSmallrigあたりからマイク位置を変えるためのブラケットがでるでしょうし、個人的にはあまり気にしていません。

それよりもこんなにコンパクトで軽いカメラで、これほどきれいな動画が撮れることが本当にうれしいです。

2019年色々な買い物をしましたが、α6600は間違いなく買ってよかったものベスト3には入ると思います。

もしα6600を買おうか迷っているなら、品薄で手に入らなくなる前に買うことをおすすめします。

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SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary C017 | Sony Eマウント | APS-C/Super35 ミラーレス専用

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今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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