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【マランツ M4U レビュー】老舗音響メーカーの3,000円マイクの実力は?ゲーム実況やYouTube撮影に使えるレベルか試してみた!

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どうもさっさんです^^

今までブログやYouTubeでゲーム実況やYouTube撮影に使えそうなマイクをいくつかレビューしてきたんですが、読者さん・視聴者さんから「マランツのM4Uが安くて良さげなので是非レビューしてください!」というリクエストを多数頂いていたので、先日のAmazonセールで買ってみました。(M4U自体は安くなっていませんでしたがポイントアップ対象にはなります)

ということで今回はmarantz PROFESSIONAL M4Uをレビューしていきます。

おすすめUSBマイクの紹介記事はこちら↓


 

marantz PROFESSIONAL M4Uについて

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M4Uとは、マランツプロから2019年9月に発売されたPC向けの約3,000円で購入可能な低価格帯USBマイクです。

これまで低価格帯の人気マイクと言えばSONYのECM-PCV80Uが有名でしたが、価格や付属品などを見る感じ、それをかなり意識しているのがわかります。

マイク自体はプラグインパワー方式なので、PCのマイク端子やプラグインパワー対応のオーディオインターフェースと組み合わせての使用が可能ですが、USB DACが付属しているためPCにマイク端子がなかったり、オーディオインターフェースを持っていなくても簡単に使用可能です。

音質については実際に使ってみないとわかりませんが、最低でもSONYのECM-PCV80U以上はマストで、理想を言えば同じく3,000円程で購入可能なFIFINEという中華製USBコンデンサーマイクよりも良ければありがたいですね。

  • 本体の高い質感
  • オンオフスイッチ付き
  • 豊富な付属品
  • PCだけでなくPS4でも使用可能

▼約3,000円のFIFINE製コンデンサーマイクのレビュー動画はこちら↓

 

marantz PROFESSIONAL M4U 開封&付属品チェック

▼外箱はこんな感じです。

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▼中身を取り出し並べてみます。

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内容物一覧

  1. M4U本体
  2. マイクスタンドベース
  3. マイクホルダー
  4. USB DAC
  5. USBケーブル
  6. マイクケーブル
  7. クイックガイド

 

▼それではマイク本体を詳しく見ていきましょう。

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本体は金属製でかなり質感が高いです。
マランツ製でこの質感、これで3,000円もしないと考えるとすごいですね...

▼本体にはオンオフスイッチが入っているため例えばボイスチャットや配信の途中席を立つ際に簡単にミュートできるのは便利ですね。

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▼マイクスタンドはベースとホルダー部分に分かれています。

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▼ホルダーは全体がプラスチックでベースは底面だけ金属製になっています。
プラスチック製といっても作りはなかなかしっかりしています。

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▼2つを組み合わせるとこんな感じです。
角度調節が可能で、高さはそれほどないですね。

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▼スタンドにマイクを取り付けてみます。

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ホルダー部分が狭いため、マイクは下の部分がやっと挟めるといった感じです。

▼マイクケーブルはマイク側がXLR端子、PC接続側が3.5mm3極プラグになっています。

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▼マイクに差し込むとこんな感じです。

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▼付属のUSB DACはプラスチック製で、あまり質感は高くないですね。
サイズは一般的な消しゴムを一回り大きくしたような感じでかなりコンパクトです。

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▼片側にマイクとヘッドホンの接続端子が並んでいます。

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▼反対側はPC接続用のUSBケーブル接続端子となっています。

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▼USBケーブルの端子は謎にmini-Bを採用しています。
今どきmini-Bはちょっと残念ですね。

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▼全て接続するとこんな感じです。
あとはUSBケーブルを接続するだけで使用可能です。

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marantz PROFESSIONAL M4Uを実際に使ってみた感想

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M4Uを付属のスタンドを使ってデスクに設置してみました。
スタンドのベース部分が割と小さいため安定性はまあまあですね。

普通に使っている分には問題ないと思いますが、手や物をぶつけると簡単に倒れてしまいそうです。

あまり高さがないためこのままでは口元から遠いですし、設置位置によってはキーボードやマウス操作の邪魔になる可能性があるのでできればマイクアームは使って方が良さそうです。

▼マイクアームに設置することでキーボードやマウスの操作を妨げず、それでいて口元の近くに設置できるためかなり便利です。

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マイクアームは安いものだと1,000円台から購入可能なものもあるので、設置可能なら一緒に購入することをおすすめします。

 

続いて肝心な音質についてですが、冒頭でマストと言っていたSONYのECM-PCV80Uに比べるとかなり音質がいいですね。

というかECM-PCV80Uは付属のUSB DACで使うとホワイトノイズがやばすぎてとても使う気になれないのですが、M4Uはホワイトノイズはあるにしろ実用に耐えうるレベルと言っていいと思います。

同価格帯(M4Uの方が1,000円近く安いですが)で同じようなタイプのマイクとしてはM4Uの方が間違いなく優れているといっていいでしょう。

次にFIFINEのUSBコンデンサーマイクと比較した結果についてですが、FIFINEの方がホワイトノイズが小さく、声もきれいに拾ってくれているような気がします。

うーんマランツは老舗音響メーカーということで期待していたんですが、これは残念ですね。

ただ、FIFINEのマイクにはミュートスイッチなどはないため、使い勝手はM4UやECM-PCV80Uの方がいいですね。(ECM-PCV80Uの音質は論外ですが)

Discordではノイズキャンセル機能が自動的に入りますし、OBSなどからゲーム配信をする場合はフィルターをかけてノイズを低減させることができるため、そうして使うのであればM4Uでもありだとは思いますが、同価格帯でとにかく音質を重視するというならFIFINEをおすすめします。

▼M4Uと同価格帯マイクの比較レビュー動画はこちら↓(音質検証もしてますので購入を検討中の方は是非ご覧ください)


marantz PROFESSIONAL M4U

SONY ECM-PCV80U

FIFINE K669


今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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