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YouTubeのためにaudio-technica AT2020を導入したらコスパ的にも音質的にも大満足した件

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どうもさっさんです^^

今までYouTube撮影やゲーム中のボイスチャットにSHURE SM58とYAMAHA AG03を組み合わせて使っていたんですが、もう少しマイク音質を向上したいということでaudio-technicaのAT2020を購入しました。

ということで本記事ではAT2020とAG03を組み合わせて使ったときの使用感や音質についてまとめていきます。

 

 

 

audio-technica AT2020について

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AT2020とは、2006年にaudio-technicaから発売されたエントリーモデルのコンデンサーマイクです。

記事執筆時点で発売から既に13年も経過していますが、音質とコスパの高さから現在でも非常に人気の高いマイクです。

AT20シリーズは今回僕が購入したモデルの他に、ダブルウェーブダイヤフラム(PAT.)を搭載し、エアコンの騒音などを低減するローカットフィルタースイッチと不要な雑音をカットするパッドスイッチを搭載したAT2035や、それに加えて指向性の切り替えに対応したAT2050もラインナップされていますが、僕の用途ではそれらの付加機能は不要と判断したため最も低価格なAT2020を選びました。

ちなみにAT2035とAT2050には別売りだと5,000円以上するショックマウントAT8458が付属するので、ショックマウントも欲しいという方はそのどちらかがおすすめです。(僕は以前レビューAT2020USB+と一緒にAT8458も購入していたの既に持っています)

  • 確かなスタジオクオリティを実現したハイコストパフォーマンスモデル
  • コストパフォーマンスにぐれたサイドアドレスコンデンサーマイク
  • さまざまなシーンに対応する高耐入力設計と広いダイナミックレンジを実現
  • 専用設計ダイヤフラムによる幅広い周波数特性と優れた過渡応答
  • サイドとリアの収音を抑え、狙った音だけを捉える単一指向性を採用
  • マイクを簡単かつ正確に配置できる専用スタンドマウントが付属

スペック

製品名 AT2020
製品画像
型式 バックエレクトレットコンデンサー型
指向特性 単一指向性
周波数特性 20~20,000Hz
感度 (0dB=1V/1Pa、1kHz) −37dB
最大入力音圧レベル (1kHz THD1%) 144dB S.P.L.
SN比(1kHz、1Pa) 71dB以上
出力インピーダンス 100Ω平衡
電源 ファンタムDC48V
消費電流 2mA
質量 345g
価格(2019年8月10日現在Amazon出品価格) 10,584円

 

AT2020開封&外観チェック

▼外箱はこんな感じです。
以前レビューしたAT2020USB+とほぼ同じデザインのようです。

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▼中身を取り出し並べてみます。

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内容物一覧

  1. AT2020本体
  2. マイクポーチ
  3. 専用スタンドマウント
  4. 説明書・保証書

 

▼それではマイク本体を見ていきましょう。

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▼正面はこんな感じです。
金属製でかなり質感が高く、持ち上げるとほどよいズッシリ感があります。

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画像ではわかりにくいと思いますが、黒いボディに細かいペイントが散りばめられていてアクセントになっています。

▼こちらが背面です。
全体的に高級感があり個人的にはとてもかっこいいマイクだと思います。

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▼接続はXLR端子で、コンデンサーマイクなので動作には48Vファンタム電源が必須となります。

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▼ちなみに僕が使っているオーディオインターフェースはYAMAHA AG03です。
約15,000円で購入でき、ゲーム配信や歌ってみたなど、ネット配信関係全般に使える非常に人気の高い製品です。

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「オーディオインターフェースが欲しいけどどれを買えばいいかわからない」なんて方はとりあえずAG03を買っておけば間違いないと思います。

▼続いて付属品を見てみましょう。
こちらが専用スタンドマウントです。

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金属製で作りはかなりしっかりしています。

▼僕はAT2020を持ち運ぶことはないと思いますが、クッション性に優れたポーチが付属しています。

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付属品にマイクスタンドやXLRケーブルは含まれていないため、持っていない方は別途購入する必要があります。

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AT2020USB+との比較

▼僕が以前購入したAT2020USB+と比較してみたいと思います。

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▼形や大きさは全く一緒で、AT2020は黒ですがAT2020USB+はグレーです。

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▼AT2020USB+はその名の通りUSB接続で使用するため、ボリュームやモニターの操作は本体のダイヤルで行います。

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また、背面に端子があるためマイク本体に直接ヘッドホンやイヤホンを接続することができます。

▼底面はもちろんUSB端子です。

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マイクの仕様は基本的に全く同じなので、オーディオインターフェースに繋げて使いたいのであればAT2020、できるだけ簡単かつ安く済ませたいのであればAT2020USB+という選び方でもいいかもしれませんね。

個人的には手元でマイク入力ボリュームを変更できたりエコーをかけたりできるため、AG03と合わせてAT2020を使うのをおすすめします。


AT2020と一緒に激安ポップガードを購入

▼AT2020と一緒に新しいポップガードを購入しました。

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こちらはAmazonで700円ほどで販売されている激安ポップガードで、マイクに直接取り付けるタイプです。

▼マイクに被せられるよう背面側には固定用のゴムが付いています。

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▼ショックマウントと同時に取り付けるとこんな感じになります。

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以前からポップガードは使っていたんですが、このようにマイクに取り付けるタイプではなく、アームで位置を調整するタイプだったので、マイクを動かすたびにいちいちポップガードの移動も必要で面倒に思っていたんですが、これならマイクを動かすだけなので楽そうです。

ポップガードのメーカーにこだわりがないなら僕が今回買ったような中華製激安製品でも十分だと思います。


AT2020を実際に使ってみた感想

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AT2020は僕が以前使っていたSM58よりも周波数特性が広いため、声をそのままの音で拾ってくれているような感じで場の雰囲気がより伝わりやすいような気がします。

SM58は周波数特性が狭い分低音と高音が丸められたような柔らかい音になっていました。

それがメリットとも取れますが、個人的にはAT2020の音質の方がいいと思います。

また、AT2020USB+との違いについてですが、僕が録音テストしてみたところAG03につないだAT2020とほとんど差はないように感じました。

ただし利便性や機能性に関してはAG03の方が圧倒的に上なので、金銭的に余裕があるならAG03とAT2020の組み合わせをおすすめします。

今まで色々なマイクを使ってきましたが、僕のようなライトな使い方ならコスパ的にも音質てきにもベストな製品かなと思います。

現在どのマイクを買おうか迷っている方は是非チェックしてみてください。

AT2020


AG03


AT2020USB+

 

▼AT2020を動画でもレビューしましたので、検討中の方は是非ご覧ください。


今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

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