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【レビュー】steelseries Arctis Pro + GameDACがPS4対応サラウンドヘッドセット史上間違いなく最高の定位だった!

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どうもさっさんです^^
以前PS4で使用できるサラウンドヘッドセットを紹介したんですが、先日新たにsteelseriesからもPS4でサラウンドで使用できるヘッドセット『Arctis Pro + GameDAC』が発売されたので今回レビューしたいと思います。

PS4サラウンドヘッドセット紹介記事はこちら↓

www.sassanblog.com

 




1.steelseries Arctisシリーズラインナップについて

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今回発売されたPS4でサラウンドに対応したArctis Pro + GameDACの他にもいくつかシリーズが発売されているので、それらの違いについて少し解説しておきます。

Arctis 3

Arctisシリーズのエントリーモデル。3.5mmステレオミニプラグで接続するヘッドセット、PCでは専用ソフトでサラウンドに対応しています。スピーカードライバーはArctis 5、7と同じです。カラーバリエーションはシリーズ1豊富で、PCとPS4でUSBでは接続しない方なら価格も安く済むのでおすすめです。

 

Arctis 3 Bluetooth

Arctis 3をベースにBluetooth接続にも対応したモデル。Bluetoothでスマートフォンなどと接続し、ボイスチャットをしながらゲーム音を聞けるため、単体でボイスチャットができないNintendo Switchをターゲットとしています。

 

Arctis 5

Arctisシリーズのミドルモデル。3.5mmステレオミニプラグに加えてUSB接続にも対応しています。Arctis 3とほとんど価格差がないため、USB接続でも使いたい方ならこちらの方がお得感があります。PCでの使用時のみサラウンドに対応しています。

 

Arctis 7

Arctisシリーズのハイスペックモデル。PC、PS4共に2.4GHzワイヤレス接続に対応しており、PCでの使用時はサラウンドに対応しています。3、5、7のいずれもスピーカードライバーは同じものを使用しています。

 

Arctis Pro

ハイレゾ対応スピーカードライバーを搭載したモデル。PCでの使用時のみサラウンドに対応しています。Arctis 5がハイレゾに対応したモデルという感じです。

 

Arctis Pro + GameDAC(今回レビュー)

ハイレゾ対応スピーカードライバーを搭載し、ハイレゾオーディオの認定を受けたモデル(ProとPro Wirelessは認定を受けていません)。付属のGameDACを使用することにより手元でボリューム調整やイコライザの変更など、様々な設定を弄ることができます。PC接続はもちろん、PS4(スリム以外)でもサラウンドに対応しています。

 

Arctis Pro Wireless

ハイレゾ対応スピーカードライバーを搭載したモデル。こちらもPCに加えてPS4(スリム以外)でもサラウンドに対応しています。ワイヤレスヘッドセットでは珍しい取り外しできるバッテリーが2つ付属しており、プレイ中ももう1つを充電しておくことができるため、バッテリー切れでもすぐにもう一方に交換できます。



僕は普段ほとんどPS4でしかゲームをプレイしないため、Proシリーズの中ではArctis Pro + GameDACかArctis Pro Wirelessを購入しようと決めていました。(ちなみにArctis 5も持っています)

ワイヤレス対応も魅力的だったんですが、少し価格が高いことと離れた位置でプレイしないため有線でも十分だと判断したため、Arctis Pro + GameDACを購入することにしました。

Arctis Pro WirelessはBluetoothにも対応しているため、スマートフォンなどと接続したい方はそちらを選ぶのもありかと思います。


2.『Arctis Pro + GameDAC』開封の儀!

PS4対応の新作サラウンドヘッドセットということで発売前から本当に楽しみだったんですよね!
届いたときはマジでテンション上がりました(笑)

それでは外箱から見ていきます。

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白を基調としたシンプルなデザインの箱です。
よく見ると正面右上にハイレゾ対応のマークが入っています。

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ソニーとかのハイレゾ対応ヘッドホンにもこのマークが入っていますね。
まあでもゲーム用途でハイレゾって需要あるんですかね?(笑)
そこはちょっと謎です。

箱を開けて付属品なども全て取り出し並べてみます。

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内容物一覧
・ヘッドセット本体
・GameDAC
・メインヘッドセットケーブル
・USBケーブル
・光デジタルケーブル
・4極3.5mmアダプター
・ウィンドスクリーン
・説明書
・メッセージカード?

ヘッドセット本体から詳しく見ていきます。

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黒メインのシックなデザインですね。
個人的には落ち着いていて好きです。(ゲーミングデバイスはゴテゴテしたデザインのものが多いので...)

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ヘッドバンドはゴム製のものを採用しており、マジックテープで長さを調整することができます。

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ゴム部分は丸ごと取り外して洗濯することも可能です。
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ヘッドセット左側背面部にはマイクミュートボタン・ボリューム調整ダイヤル・メインヘッドセットケーブル接続端子・AUX端子が付いています。

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マイクはヘッドセット本体に収納できるようになっており、使用しないときも邪魔になりません。

マネキンに装着してどんな感じになるか試してみました。

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イルミネーションに対応しているため、電源が入るとヘッドセットが光るようになっています。
全体的に見た目はなかなかいいと思いました。

続いてGameDACも見ていきます。

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正面左側がディスプレイになっており、右側にあるダイヤル兼ボタンと小さいボタンで操作します。

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左側にメインヘッドセットケーブルを接続する端子があります。

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こちらが背面写真です。
左から順に、光デジタル接続端子・USB接続端子・ラインアウト・モバイル(AUX端子)となっています。

PCとの接続はUSBのみで、PS4との接続時はUSBと光デジタルの両方で接続します。(光デジタル端子が付いていないPS4 slimではHDMIを光デジタルに分配するスプリッタなどが必要になります)

PS4との接続を図にすると下のような感じです。

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音声を別々に取り込むことにより、GameDACのダイヤルでゲーム音とボイスチャット音声を別々に音量調整することが可能です。

また、ゲーム音のみサラウンドになり、ボイスチャット音声はサラウンドではなく普通に聞こえます。
※ボイスチャット音声ごとサラウンドっぽくしてしまうヘッドセットもあります。

説明書が日本語に対応しているため、初期設定については問題なくできるのではないかと思います。

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しかし、GameDACの細かい設定方法についての解説はされていないため、実際に使ってみて覚えていくしかないようです。


3.PS4で使用するための設定について

このヘッドセットはただPS4に接続するだけでなく、PS4側の設定も変更する必要があります。

PS4を起動し『設定』を開きます。

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『サウンドとスクリーン』を開きます。

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『音声出力設定』を開きます。

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『主に使用する出力端子』を開きます。

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デフォルトではHDMI出力になっているので『光デジタル出力』に変更します。

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次にフォーマット選択画面が表示されるので、『Dolby Digital 5.1ch』を選択します。

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続いて『音声フォーマット(優先)』を開きます。

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デフォルトではLinear PCMになっているので『ビットストリーム(Dolby)』に変更します。

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続いてホームボタンを長押しし、『サウンドと周辺機器』を開きます。

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ヘッドホンへの出力をすべての音声から『チャット音声』に変更します。

以上でPS4側で行う設定については完了しました。
GameDACとヘッドセットをPS4に接続してみましょう!


4.Arctis Pro + GameDACをPS4で使ってみる

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PS4にUSBで接続して電源が入ると、最初に英語の説明と初期セットアップをする必要があります。

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残念ながら僕は英語の説明が表示されてもほとんど意味が理解できませんでした...(泣)
結論から言うと、説明を読めなくても使用に支障はありませんでした。

説明を読み終わると、「PCモード・ハイレゾモード・PS4モードのどれを使用しますか?」みたいな画面が表示されます。

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僕はPS4メインで使用するため、迷わずPS4を選択します。

洗濯するとPS4用のトップ画面が表示されます。

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左上に『PS4』の文字がありますね。
右側に『DTS ON』とありますが、これはサラウンドが有効になっているということです。

小さいボタンを押すことで無効にもできます。(このヘッドセットを購入する方はサラウンド目的で購入しているかと思うので、無効にして使用する方は珍しいと思いますが)

『VOL・MIX』と書いてあるゲージですが、VOLはゲーム音とボイスチャット両方のボリュームの大きさを調整するもので、MIXはダイヤルを左に回すとゲーム音はそのままでボイスチャット音声を小さくし、ダイヤルを右に回すとボイスチャット音声はそのままでゲーム音のみを小さくします。

Mix Amp Pro TRも同じことができるんですが、ゲーム音とボイスチャット音声の個別調整は本当に便利です。

イコライザーもあらかじめ用意されているものから選択したり、カスタム機能で自分好みに細かく調整することもできます。

イコライザーのカスタムはMix Amp Pro TRの場合はPCで行う必要がありましたが、GameDACは単体でカスタムすることができるため便利です。

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あまり耳にしたことがない方が多いかもしれませんが、Arctis Pro + GameDACはマイクのサイドトーン機能に対応しています。

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サイドトーンとは、自分の声をリアルタイムにモニタリングすることができる機能で、僕は滑舌が悪いため自分の声を確認しながら会話できるこの機能が重宝しています。

サイドトーンのボリュームは、OFF・LOW・MID・HIGHの4段階で切り替えることができるので、必要ない方はOFFでいいと思います。

しかしこのサイドトーンで一つ問題が起きてしまったんです。
サイドトーンOFF時は問題なかったんですが、LOW以上に設定すると「ジ、ジ、ジ、ジー(繰り返し)」というノイズが常に聞こえる状態になっています。(小さい音ですが)

PCに接続したりファームウェアアップデートを試したりしても改善せず、メーカーに問い合わせて交換してもらっても改善しなかったため、どうやらArctis Pro + GameDAC自体の問題のようです。

サイドトーンを使わない場合は関係ない話ですが、使う方はよく考えて購入しましょう。

ヘッドセットのマイク入力ボリュームは、普通PS4側で調整するのが一般的ですが、Arctis Pro + GameDACはGameDACの設定でも調整可能です。

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1~10の間で設定でき、僕の場合はとりあえず8にして後はPS4の設定で調整しています。

先ほどヘッドセットがイルミネーションに対応しているといったんですが、光り方もGameDACで変更することが可能です。

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デフォルトではレインボーに設定されていますが、単色に切り替えたりイルミネーションをOFFにすることもできます。

また、マイクミュート利用時はデフォルトでマイクが赤く光るんですが、この色についても変更やOFFにすることが可能です。

ヘッドセットのイルミネーションは結構カッコいいので僕はそのままレインボーで使おうと思います。

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↑のような感じで滑らかに色が切り替わっていきます。

設定は色々ありますが、最低限としてイコライザー・マイク入力ボリュームを設定すればPS4では問題なく使用できると思いました。

Arctis Pro + GameDACはPCを持っていない方でも細かく設定を変更できたり、イコライザーのカスタムを楽しめるおもしろいヘッドセットだと思います。


5.実際にゲームでArctis Pro + GameDACを使用した感想

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僕はPS4でサラウンドに対応しているヘッドセットはほとんど使用したことがあるんですが、接続方法や装着感に差はあるものの、サラウンド感や定位にそれほど差を感じたことはありませんでした。

なので、PS4でサラウンドヘッドセットを購入する場合は見た目や価格、サラウンド以外の機能面で選ぶのがいいと思っていたんですが、このArctis Pro + GameDACは正直今までのものとはかなり違います。

サラウンドヘッドセットは定位を少しぼやけた感じにして、斜めや後方から音が聞こえているようにする製品が多いんですが、Arctis Pro + GameDACは定位がほとんどぼやけていないんです。

僕は最近Mix Amp Pro TRとゼンハイザーのヘッドホンを組み合わせて主にフォートナイトをプレイしているんですが、Arctis Pro + GameDACでフォートナイトをプレイしてみると、銃声の方向や足音がかなりリアルに伝わってきます。

このヘッドセットは同じく足音や銃声が大事になるゲームにおいてかなりのアドバンテージになると思います。

今まで一般的なステレオヘッドセットを使用していた方はもちろん、他のサラウンド対応ヘッドセットを使用していた方にも是非使用してみてもらいたい製品です。

ただ少しだけ残念な点もいくつかあります。

まず先ほども言ったように、マイクのサイドトーン機能を使用すると小さい音ではありますが、「ジ、ジ、ジ、ジー」という音が常に入ってしまうこと。

次に、僕が持っている同シリーズのArctis 5に装着感で劣ること。
よく見るとヘッドバンドの形状がArctis 5とは違っています。
(上2枚がArctis Pro + GameDAC、下2枚がArctis 5)

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もしかしたら中には「Arctis Pro + GameDACは付け心地もよくなってる!」と感じる方もいるかもしれませんが、個人的には悪くなっていると思いました。

また、このヘッドセットにしてからフレンドに「マイク替えた?なんかすごい音がこもってるよ」と言われました。
おそらくマイク性能はそれほど高くないと思われます。

そして最後に、付属のGameDACが他のヘッドセットやヘッドホンとは組み合わせできなくなっていることです。(特殊端子を採用しているため)

今まで使用していたMix Amp Pro TRはアンプ単体での販売もされており、好きなヘッドセットやヘッドホンで使用することができたので、この点は本当に残念です。

ただ、Arctis Pro + GameDACはヘッドセット自体がハイレゾ対応ドライバー搭載というハイスペックな製品ですので、それを考えると他のヘッドセットを使用する必要がないとも言えます。

僕のように「ゼンハイザーのヘッドホンが一番好き」というような拘りがない方はであればあまり気にならないかもしれませんね。

欠点も色々と上げましたが、全体的に見るとPS4サラウンド対応製品ではかなりいいヘッドセットだと思います。

これから「PS4でサラウンドでゲームをプレイしたい!」という方は検討してみてはどうでしょうか?


今回の記事は以上です。
お読み頂きありがとうございました。

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