さっさん部ログ

ブロガー兼YouTuberのさっさんによるガジェットレビューブログです

【Cloud Alpha S レビュー】HyperXの新型ヘッドセットがサラウンド対応でコスパ最強!間違いなく売れるよこれ

f:id:sassan9:20190925063607p:plain

どうもさっさんです^^

2017年に発売され、いまだに高い人気を誇HyperXのゲーミングヘッドセット「Cloud Alpha」の新型モデルが遂に発売されました。

ということで今回はその「Cloud Alpha S」をレビューしていきます。

HyperX Cloud Alphaのレビュー記事はこちら↓


 

HyperX Cloud Alpha Sについて

f:id:sassan9:20190925025157p:plain

Cloud Alpha Sとは、2019年9月23日にKingstonの社内ゲーミングブランドであるHyperXから新たに発売されたゲーミングヘッドセットです。

2017年9月21日に発売されたCloud Alphaの後継機(というか派生モデル?)にあたるモデルで、主な変更点はヘッドセット本体に低音調整スライダーが追加されたことと、7.1chバーチャルサラウンド対応のUSB DACが追加されたこと、本体のフレーム色がブルーになったことです。

個人的には現在所有しているゲーミングヘッドセットの中でもCloud Alphaはかなり気に入っていて、付け心地・デザイン・音質はかなり優秀な製品です。

最近発売された他社製品に比べるとマイク音質はやや劣るかな?と思いますが、それ以外の不満は特にありません。

ということ後継機のCloud Alpha Sにはかなり期待が高まっているんですが、一体どんな感じでゲームで使えるのかを開封して試してみたいと思います。

  • カスタムチューニングされたHyperX 7.1サラウンドサウンド
  • 低音調節スライダー
  • HyperXデュアルチャンバードライバー
  • ゲームとチャットのバランス
  • HyperXならではの快適性
  • 耐久性に優れたアルミフレーム
  • 多機能オーディオコントロールミキサー
  • 取り外し可能なノイズキャンセリングマイクと布巻きケーブル

スペック

製品名 HyperX Cloud Alpha S
製品画像
USB DAC
重量 57g
ケーブルの長さ 2m
ヘッドホン
ドライバー ネオジム磁石、カスタムダイナミック50mm径
タイプ サーカムオーラル、密閉型
周波数応答 13Hz~27kHz
インピーダンス 65 Ω
音圧レベル 99dBSPL/mW (1kHz時)
T.H.D. 1%未満
重量 マイクなし:310g
マイク付き:321g
ケーブルの長さ 1m
接続タイプ 4極3.5mmプラグ(USB DAC不使用時)
マイク
方式 エレクトレットコンデンサーマイク
極性パターン 双指向性、ノイズキャンセリング
周波数応答 50Hz – 18kHz
感度 -38dBV (0dB=1V/Pa、1kHz時)
その他
発売日 2019年9月25日
価格(2019年9月25日現在Amazon出品価格) 14,980円

 

HyperX Cloud Alpha S 開封&外観チェック

▼外箱はこんな感じです。

f:id:sassan9:20190924075704j:plain

▼中身を取り出し並べてみました。

f:id:sassan9:20190925043705j:plain

内容物一覧

  1. Cloud Alpha S本体
  2. 着脱式ブームマイク
  3. USB DAC
  4. クイックガイド等
  5. 交換用イヤーパッド(ファブリック)
  6. キャリングポーチ

 

▼それではヘッドセット本体を詳しく見ていきましょう。

f:id:sassan9:20190924075407j:plain

▼ヘッドバンド外側はしわの入ったPUレザーで、HyperXのロゴが刻まれています。
Cloud AlphaはしわのないPUレザーでしたが、今回からより高級感のあるこちらの素材に変更されたようです。

f:id:sassan9:20190924075414j:plain

▼ヘッドバンド内側は外側とはことなるPUレザーを使用しています。
クッション性は十分で、質感も高いです。

f:id:sassan9:20190924075422j:plain

▼ヘッドバンドの長さ調節は手で引っ張って伸縮させるタイプです。

f:id:sassan9:20190924075429j:plain
f:id:sassan9:20190924075436j:plain

▼フレーム部分はブルーに変更されました。
個人的にはもう少し濃い色の方が好みですが、これはこれでさわやかでいいかもしれません。

f:id:sassan9:20190924075443j:plain

▼イヤーカップので大きさやデザインは変更されていないようです。
シンプルながらも完成されたデザインでかっこいいですよね。
ファンが多いのもうなずけます。

f:id:sassan9:20190924075452j:plain

▼イヤーカップ後部には低音調整スライダーが左右両側についています。

f:id:sassan9:20190924075502j:plain

▼調整は3段階で行い、左側から順に低音が強くなります。

f:id:sassan9:20190924075511j:plain
f:id:sassan9:20190924075518j:plain
f:id:sassan9:20190924075526j:plain

▼ヘッドセットのケーブルは着脱可能です。

f:id:sassan9:20190924075535j:plain
f:id:sassan9:20190924075542j:plain

▼あらかじめ付いているイヤーパッドはPUレザー製で、ヘッドバンド内側とはまた違った素材を採用しているようで質感は高いです。
触ってみるとクッション性も十分で付け心地は良さそうです。

f:id:sassan9:20190924075549j:plain

▼ファブリック地の交換用イヤーパッドが付属しているので、蒸れや肌触りが気になる方はこちらに交換するといいでしょう。
夏場なんかは特に良さそうですね。

f:id:sassan9:20190924075720j:plain

▼こちらは着脱式のブームマイクです。
見た感じCloud Alphaに付属していたものと全く同じのようです。
f:id:sassan9:20190924075734j:plain

最近はマイク音質のいいヘッドセットが他社から多数販売されるようになってきて、Cloud Alphaシリーズもリニューアルされるかもと期待していたのでこの点はちょっと残念です。

▼マイクを取り付けるとこんな感じになります。

f:id:sassan9:20190924075556j:plain

ボイスチャットや配信をしないのであればマイクを外してヘッドホンとしても使えるのがいいですね。

▼こちらはサラウンド対応のUSB DACです。

f:id:sassan9:20190924075749j:plain

▼正面にはサラウンド有効・無効切り替えボタン、ボイスチャット・ゲーム音のバランス調整、全体のボリューム調整ボタンが配置されています。

f:id:sassan9:20190924075756j:plain

▼USB DACの左側にはマイクミュートボタンがあります。

f:id:sassan9:20190924075804j:plain

▼背面にはクリップが付いていて服に挟んで固定することが可能です。

f:id:sassan9:20190924075352j:plain

▼ヘッドセットとUSB DACの接続は4極3.5mmプラグで行います。

f:id:sassan9:20190924075359j:plain

Cloud Alphaはインラインリモコンでボリューム調整(ボイスチャットとゲーム音の個別調整はできませんが)やマイクミュートが可能でしたが、Cloud Alpha SではUSB DACを操作する必要があるため、PS4やNintendo Switchで使用する場合はマイクミュートが使用できません。(PS4やNintendo SwitchにUSB DACを接続して使用することはできないため、4極3.5mm接続で使用することになります)

▼PCに接続してサラウンドを有効にするとボタンが白く点灯します。

f:id:sassan9:20190924075626j:plain
f:id:sassan9:20190924075634j:plain

▼ちなみにマイクミュートは赤点灯です。

f:id:sassan9:20190924075641j:plain
f:id:sassan9:20190924075648j:plain



マネキン君を使って装着時の見た目をチェック

▼正面

f:id:sassan9:20190924075604j:plain

▼斜め

f:id:sassan9:20190924075611j:plain

▼横

f:id:sassan9:20190924075618j:plain

実際に装着した場合のフォルムはCloud Alphaと全く同じと思っていいでしょう。
Cloud Alpha Sはとてもすっきりとしたデザインとカラーで、シンプルにかっこいいヘッドセットだと思います。

Cloud Alphaは発売後異なるカラーが追加されたので、今回新たに発売されたCloud Alpha Sにも期待したいですね。


HyperX Cloud Alpha Sを実際にゲームで使ってみた感想

f:id:sassan9:20190924075655j:plain

まず付け心地についてですが、冒頭でも記載した通り付け心地はかなり良かったです。
Cloud Alphaに比べて実測値で10gほど重くなっていますが、これについては誤差レベルといっていいでしょう。

最近では200g台の軽量なヘッドセットも多く販売されるようになってきたので、300gを超えるCloud Alpha Sは軽いとは言えませんが、付け心地がいいため長時間のゲームプレイでも重さは特に気になりませんでした。

続いてゲーム音についてですが、低音調整スライダーを一番上(低音が最強の状態)でフォートナイトをプレイしたところ、ショットガンの音が「ズドン」と耳に響く感じで迫力のあるサウンドを鳴らしてくれました。

使用前は「本当に低音調整スライダーで音が変わるのか?」と半信半疑でしたが、実際に試すとかなりの違いがありました。

これは自分のプレイするゲームジャンルやタイトルに合わせて変更するのがいいと思いますが、個人的にはFPSやTPSでCloud Alpha Sを使用するのであれば真ん中か一番上にするのがいいと思います。(ちなみにCloud Alphaの低音は低音調整スライダーの真ん中と一番上の中間くらいだと思います)

Cloud Alphaシリーズは典型的な「ゲーミングヘッドセット」といった感じで低音域に比べると中音域から高音域はやや域をひそめている感じではありますが、音が悪いとか全く聞こえないというわけではなく、あくまで低音が前面に出ているという印象です。

正直音楽鑑賞やYouTubeの動画編集に使うならCloud Alpha Sではなく普通のイヤホンやヘッドホンを使いたいですが、ゲーム専用として使うならかなりおすすめできると思います。

最後にサラウンドに関してです。
現在僕はASTROのMixAmp Pro TRとヘッドセットを組み合わせてサラウンドでゲームをしているんですが、Cloud Alpha S付属のUSB DACはそれに比べても遜色ないほど音の広がりや臨場感、定位がいいです。

最新のヘッドセットとサラウンド対応のUSB DACがセットで約15,000円という価格を考えるとかなりコスパは高いと言えるのではないでしょうか。

しかしだからこそPS4やNintendo Switchに対応していないというのは残念ですね。
一昔前とは違って最近ではPCでゲームをする方がだいぶ増えたとは思いますが、まだまだCS機ユーザーの方が多いのは間違いないです。

もしCloud Alpha Sのさらに後継機や派生モデルが発売されるのであれば、是非ともCS機への対応を検討してほしいです。

PCで使用したいと考えているのであれば純粋に優れたヘッドセットだと思うので、是非チェックしてみてください。

 

▼HyperX Cloud Alpha Sを動画でレビューしたので検討中の方は是非ご覧ください。

 

今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

さっさんのTwitter