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【HyperX Cloud Flight レビュー】KingstonのHyperXシリーズ初となるワイヤレスヘッドセットが発売されたので早速使ってみた!

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どうもさっさんです^^

今回はKingstonのワイヤレスヘッドセット『HyperX Cloud Flight』をレビューしていきます。

 

1.『HyperX Cloud Flight』とは?

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HyperX Cloud Flight(以下略:Cloud Flight)とは2018年8月6日にKingstonから発売された、HyperXシリーズ初となる密閉型ワイヤレスステレオヘッドセットです。

僕もHyperXシリーズのヘッドセットはいくつか持っていますが、どれも付け心地が良く見た目がかっこいいという印象です

Cloud FlightもHyperXシリーズの付け心地の良さを継承しており、見た目はCloud Alphaに少し似ていますね。

また、Cloud Flightはバッテリー駆動時間が長いのが特徴の一つで、最大30時間の連続使用が可能なため、頻繁に充電を行うことなくゲームをプレイすることができます。

PCと接続する場合はHyperX NGenuityというHyperXデバイス専用ソフトを使用してバッテリーの残量を確認することも可能です。

  • 密閉型ヘッドセット
  • HyperX初のワイヤレスヘッドセット
  • 長時間持続バッテリー
  • 快適な付け心地
  • 洗練されたデザイン
  • 取り外し可能マイク

スペック

製品名 HyperX Cloud Flight
製品画像
ヘッドホン
ドライバー ネオジム磁石、ダイナミック50mm径
タイプ サーカムオーラル、密閉型
周波数応答
ワイヤレス 20Hz-20,000Hz
アナログ 15Hz-23,000Hz
インピーダンス 32Ω
音圧レベル 106dBSPL/mW(1KHz時)
T.H.D 2%未満
重量 300g(マイク装着時315g)
ケーブルの種類と長さ 充電用USBケーブル(1m)、3.5mmオーディオケーブル(1.3m)
マイク
方式 エレクトレットコンデンサーマイク
極性パターン ノイズキャンセリング
周波数応答 100Hz-7,000hz
感度 -45dBV(0dB=1V/Pa、1KHz時)
バッテリーの駆動時間
LEDオフ 最大30時間
LEDブリージング 最大18時間
LED常時点灯 13時間

 

2.『HyperX Cloud Flight』開封の儀

▼外箱はこんな感じです。

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▼外側の白いのはカバーになっているので外します。

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▼蓋を開けてみます。

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▼中身を取り出し並べてみます。

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内容物一覧

  1. Cloud Flight 本体
  2. 3.5mmオーディオケーブル
  3. メッセージカード
  4. USBレシーバー
  5. マイク
  6. 充電用USBケーブル
  7. サポートURL記載カード
  8. クイックスタートガイド

 

▼Cloud Flight本体を詳しく見てみましょう。

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イヤーカップは90度回転するようになっています。

▼左側のイヤーカップを押すとマイクミュートできるようになっています。
HyperXのロゴは電源が入ると点灯します。

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▼左側下部にはマイク端子・USB端子・オーディオケーブル接続端子・電源ボタンが配置されています。

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先ほど電源が入るとイヤーカップが点灯すると記載しましたが、電源ボタンを短く1回押すごとにライトをオフ・ブリージング・常時点灯と切り替えることが可能です。

▼右側のイヤーカップには特に何もありません。

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▼右側下部にはボリュームコントロールダイヤルが配置されています。

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▼イヤーパッドは合成皮革で質感が高く、クッションは程よい反発力で付け心地は良さそうです。

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▼ヘッドバンドのクッションはイヤーパッドよりも柔らかくプニプニした感触でした。

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▼取り外し可能なノイズキャンセリングマイクです。

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▼Cloud Flight本体に取り付けるとこんな感じになりました。

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▼マネキンに付けてみます。

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少しだけ見えている赤いケーブルがアクセントになっていて見た目的にはかなりかっこいいんではないでしょうか。

▼USBレシーバーと一般的なUSBメモリを並べてサイズを比較してみます。

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USBレシーバーの方がやや小さめですね。
PCやPS4に接続して邪魔になるということはまずないでしょう。

▼有線接続用の3.5mmオーディオケーブルが付属しています。

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こちらのケーブルを使用することでUSBを接続できないスマートフォンや、携帯モードのNintendo SwitchにCloud Flightを接続することができます。

しかしUSB接続時以外はマイクの使用ができないのでそこだけ覚えておきましょう。


3.専用ソフト『HyperX NGenuity』をダウンロードしてみる

下記のリンクをクリックするとHyperX NGenuityのダウンロードページにジャンプします。

 

HyperX NGenuityダウンロードページ

 

▼クリックすると下の画像ような画面が表示されます。

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ダウンロードをクリックし、HyperX NGenuityをインストールしましょう。

▼インストール後、Cloud FlightをPCに接続し(USBレシーバーをPCのUSBポートに差し込み、Cloud Flighの電源を入れます)、HyperX NGenuityを起動しました。

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調整できる項目はヘッドホンへの出力音量、マイク入力音量のみで、右側のゲージでバッテリーの残量を確認できます。

▼バッテリー残量の確認ができなくてもいいのであれば、windowsのサウンド設定から音量の変更も可能です。

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個人的には他にHyperXシリーズの製品を使っていないのであればこれでも十分かなと思います。

ヘッドセットの中には専用ソフトを使うことでイコライザー等を細かく調整できる製品もありますが、Cloud Flightでは出来ません。

おそらくですが、「USBを挿すだけですぐに使える」「誰でも簡単に使える」ということに重点を置き、メーカー側があえてそうしているのではないかと僕は思っています。


4.他社製ヘッドセットとの重さ比較

ワイヤレスヘッドセットは有線接続の製品とは違ってバッテリーを内蔵しているため重くなることは避けられません。

しかし僕がCloud Flightを手にして最初に感じたのがものすごく軽いということです。

単に軽いと言っても記事を読んでいる方には伝わりにくいと思いますので他社製ヘッドセットと比較してみます。

▼比較するヘッドセット

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上の画像に写っているヘッドセット4つの重さを表にして比較してみます。

製品名 Cloud Flight Thresher Ultimate for PS4 ワイヤレスサラウンドヘッドセット HS70 Wireless
重量 315g 408g 230g 330g

この中で最も軽いのはSONY純正のワイヤレスサラウンドヘッドセットですが、Cloud Flightも2位でかなり軽いのがわかります。

ちなみにSONY純正のワイヤレスサラウンドヘッドセットは他のヘッドセットとは違い、マイクが口元に来るタイプではなくイヤーカップ内に内蔵しているためか非常にマイク音質が悪く、ボイスチャットを使用したり配信を行う場合はおすすめできません。

一人でゲームをする場合を除いては他のヘッドセットを選んだ方がいいでしょう。

Cloud Flightは付け心地もかなりいいので、軽さと相まって長時間の装着も全然苦になりません。

そのため1日何時間もゲームをプレイするという方には特におすすめです。

ただ、この中ではCloud Flightのみサラウンドに対応していないので、その点は注意しましょう。


5.Cloud Flightを数日間使ってみた感想

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Cloud Flightが届いてから数日間使用してみました。

僕は1日4~5時間くらいゲームをするんですが、軽くて付け心地がいいため耳や耳の周りが痛くなるということは一度もありませんでした。

また、バッテリー持続時間が長いため、ライトオフで1日4時間程度の使用なら1週間くらい充電が持続するというのが予想以上に便利でしたね。

こういったヘッドセットって意外とケーブルを挿して充電するのが面倒で、ついつい充電が切れてしまったりするんですが、Cloud Flightなら充電切れの頻度も少なそうです。(こまめに充電しろよって話ですがw)

音質面ですが、低音・中音・高音とどれも割とバランスよく出ているのではないかと思います。

僕は最近よくフォートナイトをプレイしているんですが(というかフォートナイトがおもしろすぎてこれしかやってません)、なかなか足音や銃声は聞きやすかったです。

「ものすごくクリア」とも思いませんが一般的なヘッドセットと比べると確実に平均以上の性能はあると思います。

続いてマイク音質です。
PC・PS4ともに試してみましたが、安物のヘッドセットにあるようなノイズは一切なかったです。

ノイズキャンセル機能もありますし個人的には問題なく使えるマイクだなと感じました。

ただ、一つ注意点を上げるとすると、Cloud Flightはマイクのサイドトーン機能には対応していません。

※サイドトーンとは自分の声をリアルタイムにモニターする機能です。

密閉型ヘッドセットは周囲の音をシャットアウトしてくれるかわりに自分の声も聞こえにくくなるため、知らないうちに声が大きくなりすぎたり、滑舌が悪くなったりします。

特に気にしないという方ならいいかもしれませんが、サイドトーンがないことは覚えておきましょう。

また、マイクとは別の話になりますが、Cloud FlightはUSB接続と3.5mmオーディオーケーブルで接続した音声をミックスするような機能はありません。

例えば、Cloud FlightをPCに接続してボイスチャットをしながら3.5mmオーディオケーブルをNintendo Switchに繋いでオンラインゲームをするということはできないようになっています。

同時に接続するとCloud Flightの電源が切れて3.5mmオーディオケーブル側が優先されるようになっていました。

Nintendo Switchを一人でプレイするならいいかもしれませんが、オンラインでボイスチャットをしたい方には向いていないと言えるでしょう。

個人的にはCloud FlightはPC・PS4向けのヘッドセットととらえています。

先ほども言った通りイコライザーの設定やサラウンドには対応していませんが、シンプルに使えるワイヤレスヘッドセットとしては完成度は高いと思います。

Cloud Flightは「面倒な設定はしたくない」「軽くて付け心地のいいヘッドセットが欲しい」という方には非常におすすめのヘッドセットです。

  • ワイヤレスヘッドセットが欲しい
  • サラウンドは必要ない
  • 面倒な設定はしたくない
  • 長時間ゲームをプレイする
  • マイク音質も重要視している
  • PS4又はPCでゲームをしている

 

今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。

 

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