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【G502 LIGHTSPEED レビュー】シリーズ最高の完成度!遂にG502がワイヤレス化で超快適に!

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どうもさっさんです^^

発表から大注目されている新型ワイヤレスマウス『G502 LIGHTSPEED』をロジクール様よりご提供いただきましたので、本記事で詳しくレビューしていきたいと思います。

 

 

 

1.G502 LIGHTSPEEDについて

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G502 LIGHTSPEEDとは、ロジクールから2019年5月30日に発売されるゲーミングマウスで、2018年10月に発売されたG502 HEROをワイヤレス化したモデルです。

実はG502の初期モデルは2014年に発売されており、2016年にRGBに対応、2018年には新型HERO 16Kセンサーを採用し、2019年に待望のワイヤレス化という流れで進化し続けていますが、基本的な形状は初期モデルから全く変わらず高い人気を誇っています。

G502シリーズ人気の理由ですが、一般的なゲーミングマウスが左右のクリックとマウスホイール、サイドボタン2つという構成に対し、G502シリーズは一般的なゲーミングマウスに加えて左クリックの左側に2つ、サイドボタンの奥に1つ、マウスホイールの後ろに1つボタンが付いているため、DPIの切り替えやプロファイルの切り替えに対応している他、ゲーム内コマンドの割り当てなどにも使うことができます。

おそらく一般的なゲーミングマウスではボタンが足りないと感じている方に人気があるのではないでしょうか。

僕は2016年発売のG502 RGBから使っていますが、非常に手になじみやすい形状で、マウスホイールの後ろのボタン以外は操作しやすい位置に配置されているため、よく使うゲーム内コマンドでも安心して割り振ることができます。

一部のユーザーからは「重くて使いにくい」という意見もあるようですが(G502 HEROは121g)、個人的には重さは気にならず、むしろこのくらいの重さがあった方が安定して使いやすいと思います。

今回レビューするG502 LIGHTSPEEDはワイヤレス化だけではなく、G502 HEROから7gの軽量化にも成功しています。

中には旧モデルと重さが違うことによって操作性が変わることを懸念する方もいるかもしれませんが、調整用のウエイトが付属しているため、優先モデルとほぼ同じ感覚で使うことができると思います。

  • 操作性抜群の11個ボタン
  • 最新のHERO 16Kセンサー搭載
  • ワイヤレス接続時でも遅延1msの高速反応
  • USBケーブル接続時は有線マウスとしても使用可能
  • ワイヤレス充電マウスパッド『POWERPLAY』対応

スペック

製品名 G502 LIGHTSPEED
製品画像 Logicool ロジクール ワイヤレスゲーミングマウス G502WL ブラック POWERPLAY無線充電 11個プログラムボタン ウェイト調整 HERO16Kセンサー 国内正規品2年間メーカー保証
トラッキング
センサー HERO 16Kセンサー
解像度 100~16,000DPI
最大加速 40G
最大速度 400ISP
反応性
USBデータフォーマット 16ビット/軸
USBレポートレート 1000 Hz (1ms)
ワイヤレスレポートレート 1000Hz(1ms)
ワイヤレステクノロジー LIGHTSPEEDワイヤレス
マイクロプロセッサ 32ビットARM
耐久性
PTFEフィート 250km範囲
バッテリー駆動時間(連続使用時)
デフォルトのライティング 最長48時間
ライティングなし 最長60時間
物理的仕様
本体サイズ 高さ:132mm
幅:75 mm
奥行き:40 mm"
重量 114 g(マウスのみ)
追加重量 最大16 g
その他
特徴 POWERPLAY対応
オンボード メモリ
LIGHTSYNC RGB: 2ゾーン
メカニカル ボタン テンショニングシステム"
価格(2019.5.21現在Amazon予約価格) 18,044円

 

2.G502 LIGHTSPEED 開封&外観チェック

▼外箱はこんな感じです。

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▼中身を取り出し並べてみます。

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内容物一覧

  1. G502 LIGHTSPEED本体
  2. USBレシーバー
  3. USB延長用アダプタ
  4. ウエイトなどのケース
  5. USBケーブル
  6. 調整用ウエイト
  7. クイックスタートガイド・保証書など
  8. ロジクールステッカー

 

▼G502 LIGHTSPEED本体を詳しく見ていきましょう。

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▼上から見るとこんな感じです。

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形状はG502 HEROと全く同じでケーブルが付いていない点だけが異なります。
G502 RGBから使っている僕としては「ついにここまで来たか」という感慨深さがあります。

▼左クリックの左側にはシリーズおなじみのボタンが2つ配置されています。

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一般的なマウスに加えて右手の人差し指で操作するボタンが2つも増えるため「操作しにくいのではないか」と考える方もいると思いますが、形状や位置が絶妙で快適に操作することができます。

デフォルトでは奥(G8)がDPIアップ、手前(G7)がDPIダウンになっています。

▼左サイドには「進む(G5」「戻る(G4)」の他にDPIシフトボタンが配置されています。

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▼DPIシフトは少し奥にあるため、手が小さい方だとちょっと押しにくいかもしれません。
ちなみに僕は全く問題ないです。

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DPIアップ・ダウン・DPIシフトはPCの設定ソフト「G HUB」で他の動作に変更することができます。

▼正面から見た画像です。

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▼有線モデルのケーブルが付いていた所にはUSBケーブルが配置されています。

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USB端子はmicroUSBで付属のケーブルでなくとも使用可能なので、断線したとしても市販のケーブルで代用が可能です。(Anker製USBケーブルにて動作確認済)

▼ボタンや形状は有線モデルと全く同じですが、マウスホイールがスポーク上になり軽量化されています。

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また、表面はゴムが付いているため有線モデルに比べて滑りにくくなっているようです。

▼マウスホイールの後ろにはマウスホイールのスクロール切り替えとバッテリー残量確認ボタン(G9)が配置されています。

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バッテリー残量確認ボタンは他のボタン同様G HUBで割り当てを変更することができます。

▼右サイドにはボタンがなく、ゴム製の滑り止めが付いています。

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▼次に底面を見ていきましょう。

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▼ワイヤレスマウスになったため、有線モデルにはない電源スイッチが追加されています。

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▼手前側にはマグネット式の蓋が付いていて、開けるとUSBレシーバーの収納スペースになっています。

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▼収納時はこんな感じになります。
基本的にPCなど使用する機器に差しっぱなしにすることがほとんどだと思いますが、オフライン大会への持ち込みの際などは便利に使えるでしょう。

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▼蓋の裏側には4gのウエイトを2つ取付可能です。

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▼有線モデルと同様底面は簡単に取り外し可能な蓋のようになっていて、ウエイトを取り付けることができます。

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▼ウエイトを全て取り付けるとこうなります。

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114gに最大16gウエイトを付けられるため、130gまで重くすることができます。
もし使ってみて物足りなければ試してみるといいでしょう。

▼続いて付属品を確認していきます。
まずはUSBケーブルです。

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端子はmicroUSBで、市販されているものと同じ形状なので断線時や長さが足りない場合には代用が可能です。

長さは計っていないので正確にはわかりませんが、少なくとも1.5mはありました。
USBレシーバーを使わずに有線接続でG502 LIGHTSPEEDを使うこともできます。

▼USBレシーバーはかなりコンパクトなので他のUSBデバイスに干渉することはほとんどなさそうです。
取り外した際はなくさないよう気を付けたほうが良さそうですね。

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▼こちらはUSBケーブルを差し込んでレシーバーをG502 LIGHTSPEED本体に近い位置に設置可能にするアダプタです。
PCやPS4が遠くて通信が途切れる場合に使うといいでしょう。

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▼重さ調整用のウエイトは4gが2つ、2gが4つ付属しています。

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▼ウエイト・USBレシーバー・USBアダプタを収納するケースが付属しているため、使わないものは入れておくのがいいでしょう。

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開封時は右の画像のように収納されています。


3.G502 HEROとの比較

▼ここで昨年発売したG502 HEROと簡単に比較してみたいと思います。
左がG502 HEROで右がG502 LIGHTSPEEDです。

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形状やデザインは全く同じで、違うのはケーブルが付いていることとマウスホイールくらいです。

▼G502 HEROのマウスホイールはスポーク形状ではなく、滑り止めもありません。
回し心地にはほとんど違いがなかったため、個人的にはG502 LIGHTSPEEDのマウスホイールの方がいいと思います。(下がG502 LIGHTSPEED)

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▼このケーブルがなくなったというのが本当にありがたいです。(右がG502 LIGHTSPEED)

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G502シリーズはボタン数が多かったり、もともとの重量が重かったためワイヤレス化は難しいのかと思いましたが、G502 HEROの発売から以外に早くワイヤレス化されましたね。

▼底面はバッテリー内蔵やUSBレシーバー収納スペース、電源スイッチの関係上若干形状が違っています。

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といっても使用感には特に違いはないでしょう。

▼有線モデルのウエイトは3.6gが5つなのに対して、G502 LIGHTSPEEDは2gと4gのウエイトなので全く同じに調整するのは少し難しいですね。

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おそらくウエイトを使う方は少ないと思いますが。

▼重さはどちらもほぼスペック表記と同じくらいでした。(計りの誤差やマウスの個体差、(ケーブルの重みで若干違いはありますが)

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価格については2019.5.21現在Amazon出品価格でG502 HEROが8,737円に対し、G502 LIGHTSPEEDが18,044円と倍以上の開きがあるため、なかなか手が出にくいという方も多いかもしれません。

重さやマウスホイールなど細かな違いはあるものの、基本的には「ケーブルがあるかないか」以外はほぼ同じと考えていいと思うので、これから購入する場合でもあえて有線モデルを選ぶというのもありだと思います。

G502 LIGHTSPEED

G502 HERO

 

4.G502 LIGHTSPEEDをPCで設定してみる

少し前まではロジクールデバイスの設定ソフトといえば『Logicool ゲームソフトウェア』でしたが、最新のデバイスは『Logicool G HUB』にしか対応していない製品もあります。

G502 LIGHTSPEEDもG HUBにしか対応していないため、これからインストールする方は気を付けましょう。

 

Logicool G HUB ダウンロードページ

 

▼リンクをクリックすると画像のページが表示されるので、インストーラーをダウンロードしましょう。

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▼ソフトをインストールし、起動してみました。

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PCに接続中のロジクール製デバイスが表示されています。
G502 LIGHTSPEEDが認識されているのがわかります。

▼G502 LIGHTSPEEDをクリックすると設定画面が開きました。

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『LIGHTSYNC』ではマウス本体のイルミネーションを設定できます。
順番に色が変わるようにしたりブリージングを適用することもできますが、今回はとりあえず固定色にしてみました。(バッテリー消費が少なそうなので)

▼『割り当て』では各ボタンの役割を変更したり、マクロを組むことができます。

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デフォルトではDPIアップ・ダウンなどになっているボタンをキーボードのキーとして割り当てすればゲーム内コマンドを使うこともできます。
個人的にはこの使い方をおすすめします。

▼『感度』ではDPIやDPIシフトの数値を変更することができます。

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5.G502 LIGHTSPEEDを使ってみて

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数日間G502 LIGHTSPEEDを使ってみましたが、僕がもともとG502 HEROを使っていたためほとんど変わらない感覚でゲームをプレイできています。

なぜ「全く同じ」ではなく「ほとんど変わらない」という表現を使ったのかというと、ケーブルがないため以前よりも快適になっている点が以前と違うからです。

G502 LIGHTSPEEDは有線モデルのG502 HEROよりも値段がかなり高くなっているため、シリーズを使ったことがない方はいざ買ってみて合わなかった場合のことを不安視するかもしれませんが、基本的にはほとんどの方が使いやすい形状だと思いますし、多ボタンが不要であれば使わないボタンがあっても問題はないので、もし迷っているなら買ってみていいんじゃないかと思います。

ただ、ワイヤレスマウスなので「充電が必要」という欠点はあります。
最長で60時間と、バッテリーはかなり長時間使えるので頻度は多くありませんが、「いいところでバッテリーが切れてしまった」なんていうことにならないために度々確認するクセは付けた方がいいでしょう。

もしどうしても充電が面倒なのであれば、同じくロジクールから販売されている『POWERPLAY』というマウスパッドを使うことでG502 LIGHTSPEEDをワイヤレス充電することができます。

POWERPLAY

ただ、こちらも約17,000円と価格は高めで、G502 LIGHTSPEEDと合わせると約35,000円とかなり高額になってしまいます。

また、付属のマウスパッドしか使えないためサイズが限られてしまいます。
それらのデメリットはありますが、G502 LIGHTSPEEDと合わせて使うと快適になるのは間違いないでしょう。

もしお金に余裕があるならG502 LIGHTSPEEDを、できるだけ安くしたい・充電がどうしても面倒というならG502 HEROをおすすめします。

G502 LIGHTSPEED

G502 HERO

 

▼G502 LIGHTSPEEDを動画でレビューしました。
購入を検討されている方は是非ご覧ください。


今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

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