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【2019年1月版】最強のゲーム実況環境を本気で考えてみる

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どうもさっさんです^^

以前まではゲームの生配信や、実況動画を投稿するとなるとキャプチャーボードが必須でした。

しかし現在ではPS4本体のブロードキャスト機能を使うことにより、キャプチャーボードやPCを使用せずに生配信をしたり、ビデオクリップ機能でプレイ画面を保存し、簡単な編集をすることもできるようになりました。

ただ、キャプチャーボードやPCを使う方が色々な面で便利ですし、現在人気の実況者でPS4の機能しか使っていないという方はおそらくいないでしょう。

これから本気でゲーム実況をやるならキャプチャーボードやマイク、PCなどの機材を用意した方がいいのは確実ですが、色々な製品の中からどれを選べばいいのかわからないという方も多いと思います。

というわけで今回は、2019年1月現在の時点で購入できる最高のゲーム実況環境を考えてみたいと思います。

 

1.まずはキャプチャーボード!今買うならどれ?

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キャプチャーボードは色々なメーカーから販売されていますし、内蔵型と外付型、ソフトウェアエンコード方式とハードウェアエンコード方式など、種類が多いため詳しくない方にとっては選び方が難しいと思います。

上の記事で詳しく解説していますが、今回は他の機材も紹介するので簡単にまとめてみます。

基本的に内蔵型と外付型では内蔵型の方が安定性が高く、遅延が少ない傾向にあると思います。

また、PCケースの中に取り付けるため見た目がスッキリします。

ただ、内蔵型は拡張性のあるデスクトップPCを使用している場合でなければ取付できないため、拡張性のないデスクトップPCやノートPCを使用している方は外付型キャプチャーボードを選びましょう。

続いてエンコード方式についてですが、ソフトウェアエンコードは遅延が少ないかわりにPCにかかる負荷が高いです。
対してハードウェアエンコードはPCにかかる負荷は低いんですが、遅延がやや大きいです。

ゲーム実況でマイク音声を別撮りするならハードウェアエンコード方式でも問題ありませんが、ゲーム画面とマイク音声を同時に録ったり、生配信をしたいのであれば遅延の少ないソフトウェアエンコードの方が有利です。

ある程度スペックの高いPC(理想はグラボを搭載している)を使っているのであればソフトウェアエンコードの製品を選んで問題ないでしょう。

最後にキャプチャーボードを販売しているメーカーについてです。
現在特に人気の高いメーカーと言えばAVerMediaとElgatoです。

僕は実際にどちらのメーカーの製品も使ってみましたが、AVerMedia製品の方が安定性が高く、遅延が少ない印象です。

また、同程度かそれ以上のスペックでもAVerMedia製品の方が価格が安く、動画編集ソフトが付属するものもあるので、個人的にはAVerMedia製品をおすすめします。

キャプチャーボードのおすすめ製品はこちら

AVerMedia LIVE GAMER 4K GC573

こちらはAVerMediaで現在販売されている内蔵型キャプチャーボードの最上位モデルになります。

価格は約36,000円とちょっと高いかもしれませんが、4K/60fps又は1080p/240fps対応とスペックが高く、ソフトウェアエンコード方式のためPCに表示されるゲーム画面の遅延が非常に少ないです。

 

AVerMedia LIVE GAMER ULTRA GC553

こちらもAVerMediaのキャプチャーボードで、外付型ソフトウェエンコード方式の製品です。

先程のGC573にはスペック的に劣りますが、他社製品に比べるとかなりスペックが高いです。

また、遅延についてもほとんど感じないくらい少ないので、ノートPCで生配信をしようと考えている方でも問題ないと思います。(ある程度のスペックは必要です)


2.ゲーム実況はマイク音質が超大事

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中には顔出しでゲーム実況をしている方もいますが、基本的にはゲーム画面と自分の声だけになるので使うマイクは非常に重要です。

初心者だったり、あまりお金をかけられないのであれば安価なヘッドセットやマイクでも仕方ないとは思いますが、僕の経験上安価なマイクは音質に期待しない方がいいです。

他にマイクを紹介しているサイトをいくつか覗いたことがあるんですが、そのほとんどでSONYのECM-PCV80Uという3,000円台のマイクを「安くて高音質」という風に紹介しています。

僕もECM-PCV80を持っていますが(しかも無駄に2つ)、安価なヘッドセットとほとんど変わらないような音質で、見た目はかっこいいとは思いますがゲーム実況などに使うようなものではないと思いました。

音質にこだわりたいのであれば最低でも1万円くらいはかけたほうがいいと思います。

また、手元でボリュームを調整したり、声にエフェクトをかけたいのであればUSBマイクではなくオーディオインターフェース+使いたいコンデンサーマイクかダイナミックマイクを用意するのがいいでしょう。

音質的には同価格帯であればほとんど差はないと思いますが、手元で操作できるというのは意外に便利なものです。

実況用マイクのおすすめ製品はこちら

オーディオテクニカ AT2020USB+

こちらはオーディオテクニカのUSBマイクです。
価格は約16,000円と安くありませんが、老舗音響メーカーのコンデンサーマイクだけあって音質は素晴らしいです。

背面にイヤホン接続用の3.5mmオーディオジャックが搭載されているため、マイク本体に接続したイヤホンやヘッドホンからPCの音声を聞くことができます。

オーディオインターフェースはよくわからない、USB接続だけでシンプルに使いたいという方におすすめです。

また、こちらはドライバ不要で動作するためPS4にも接続することが可能です。

YAMAHA AG03

こちらはYAMAHAのAG03です。
ゲーム実況者がよく使っている人気のオーディオインターフェースで、手元でマイク入力ボリュームを調整できたり、ワンボタンで声にエフェクトをかけることができます。

ゲーム実況用途であればAG03を買っておけば間違いないと思います。

ただ、こちらはPS4で使うことはできません。

SHURE SM58(スイッチ付き)

こちらはプロのライブなどでもよく使われているSHUREのダイナミックマイクです。
実際に僕もAG03との組み合わせで使っていますが、音質が非常によく、見た目もいいです。

また、こちらはマイク本体にスイッチが付いているため気軽にミュートすることができます。


3.配信・動画編集を続けていくならある程度スペックの高いPCを用意しよう

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配信や動画編集はPCに大きな負荷がかかるため、低スペックPCの場合は録画した動画がコマ落ちしてカクついたり、フリーズして配信ソフトが落ちてしまったりします。

また、高性能なPCは安定しているのはもちろん、動画編集ソフトの動作が軽快で、何本も編集していくのであればトータルでかかる時間に大きな差が出てくることは間違いないでしょう。

「ちょっとどんな感じか試しに配信してみよ」というような感じなのであれば、現在使っているPCだったり、少しスペックが低めでもいいと思いますが、継続して続けていくのであればある程度スペックの高いPCは必須です。

それでは配信や実況動画の編集にはどんなPCを用意すればいいのでしょうか。

個人的におすすめなのはBTOパソコンメーカーのデスクトップPCです。
BTOメーカーの場合、自分が必要なスペックに合わせて細かくカスタマイズすることができます。

また、デスクトップなので最初に紹介した内蔵型のキャプチャーボードを取り付けることが可能です。

価格はピンからキリまでありますが、目安でいうと最低でも10万円以上でグラボは確実に搭載しているモデルを選びましょう。

mouse ゲーミング デスクトップパソコン G-Tune NG-F712SHBR7ZA/Corei7 8700/2070/16GB/240GB/2TB/Win10

mouse ゲーミング デスクトップパソコン G-Tune NG-F712SHBR7ZA/Corei7 8700/2070/16GB/240GB/2TB/Win10

  • 出版社/メーカー: マウスコンピューター
  • 発売日: 2018/12/01
  • メディア: Personal Computers
 



4.必須ではないにしろあると便利な機材

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ゲーム実況をするのに最低限必要なものをまとめてみます。

  • 実況するゲーム機(PCゲームであれば不要)
  • キャプチャーボード(PCゲームであれば不要)
  • マイク又はヘッドセット
  • PC


以上の機材である程度しっかりしたものを揃えれば快適に配信はできると思います。
そしてここからは+αあると便利なものを紹介していきたいと思います。

Elgato Stream Deck

こちらはElgatoから販売されているPC用ショートカットキーボードのようなもので、約18,000円で販売されています。

本体に設置された15個のボタンに自由にショートカットキーを割り当てでき、設定したソフトの起動や、マイクのミュート、配信・録画の開始や停止をワンボタンで行うことができます。

その他にも様々なコマンドを割り当てすることが可能で、プロファイル切り替えや階層に対応しています。

正直に言うと一般的にはそれほど必要ないものだと思いますが、ゲーム配信者にとっては1台持っておくと非常に便利な製品です。

Elgato Stream Deck Mini

こちらは先ほど紹介したElgato Stream Deckのボタン数を15個から6個に減らし、本体サイズを小型化したモデルで、価格は約14,000円です。

出来ることは同じなので、自分がやりたいことをイメージして必要な方を選ぶといいでしょう。

ちなみに僕はこちらを使っています。

Logicool C922

こちらはLogicoolの超人気WEBカメラで、価格.comで売れ筋ランキング1位(2019.1.27現在)になっている製品です。

1080p/30fps、又は720p/60fpsに対応し、ある程度高画質に配信することが可能です。

よくゲーム画面の隅に自分を映している実況者がいますが、基本的にはWEBカメラを使って配信や録画をしています。

本当に高画質にしたいのであれば、一眼カメラとキャプチャーボードの組み合わせが最強だとは思いますが、隅に小さく映す程度であればWEBカメラでも十分でしょう。


5.まとめ

本記事では現在販売されている製品で僕が考える最高のものを紹介させて頂きました。(もっと高いマイクやPCもありますが、現実的な範囲で紹介しています)

初心者であれば手頃な製品でとりあえずスタートしてみるというのもいいとは思いますが、おそらく続けていくうちに「もっといい製品、もっといい製品」という思考になるのは間違いないと思います。

初めから高い機材を買って、すぐに実況をやめてしまうのなら元も子もありませんが、何年もやっていく気持ちがあるならある程度の初期投資は考えたほうがいいでしょう。

今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^

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