どうもさっさんです^^
9月に発売したノイズキャンセリング搭載ワイヤレスヘッドホン「MOMENTUM Wireless」の売れ行きが非常に好評のゼンハイザーからまたまたノイズキャンセリング搭載ヘッドホンが発売されます。
今回発売前にサンプル品をお送りいただいたので本記事で詳しくレビューしていきます。
MOMENTUM Wirelessのレビュー記事はこちら↓
- PXC 550-Ⅱ Wirelessについて
- PXC 550-Ⅱ Wireless 開封&付属品チェック
- マネキン君を使って装着時のイメージをチェック
- スマホアプリ「Smart Comtrol」で設定できる項目をチェック
- PXC 550-Ⅱ Wirelessを実際に使ってみた感想
PXC 550-Ⅱ Wirelessについて
PXC 550-Ⅱ Wirelessとは、2019年11月21日にゼンハイザーから発売されるBluetooth接続のワイヤレスヘッドホンです。
「ビジネスにノイズは要らない」というキャッチコピーからわかるよう、PXC 550-Ⅱ Wirelessはノイズ対策にかなり力を入れているようで、9月に発売されたMOMENTUM Wirelessにはない「アダプティブノイズキャンセル」を搭載しています。
このアダプティブノイズキャンセルとは、周囲のノイズレベルを自動認識しキャンセル量を最適化します。
例えば新幹線や飛行機、地下鉄など喧騒の中ではノイズキャンセリングをMaxで、ホテルのロビーなどのちょっとうるさい環境下ではMinimumに自動調整してくれる機能です。
移動中に使用する方にとっては手動でノイズキャンセリングの強さを変更する手間が省かれるメリットは大きいでしょう。
また、PXC 550-Ⅱ Wirelessはノイズキャンセリング搭載ながらも本体重量約230gとかなりの軽量設計です。
MOMENTUM Wirelessよりも約70g軽いため、装着時の頭への負担が軽減されますし、持ち歩きのストレスも少ないでしょう。
もちろん音質についても一切の妥協がなく、素晴らしい音質を実現しています。
- 周囲のノイズに合わせて自動的に強度を調節してくれるアダプティブノイズキャンセル搭載
- タッチパネル操作
- 外音取り込み機能搭載
- こだわり抜いた高音質
- 通話音声もノイズキャンセリング
- スマホアプリ対応
スペック
製品名 | Sennheiser PXC 550-II Wireless |
---|---|
製品画像 | |
スピーカー形式 | ダイナミック・密閉型 |
周波数帯域 | 17 ~ 23,000 Hz |
イヤーカップリング | アラウンドイヤー |
インピーダンス | アクティブ: 490Ω / パッシブ: 46Ω |
感度 | ケーブル使用時 :110 dB |
全高調波歪(THD + N) | <0,5% @ 100 dBSPL / 1kHz |
マイクロホン | MEMS |
周波数特性 | 50 – 10,000 Hz |
マイクロホン感度 | -34 dBV/Pa |
指向特性 | 3マイクビームフォーミング |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
転送周波数 | 2400 MHz – 2483.5 MHz / GFSK, Pi/4DQPSK, 8DQPSK |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
コーデック | SBC , AAC , aptX , aptX Low Latency |
USB規格 | micro-USB |
電源 | 5.0 V DC, 330 mA |
充電池仕様 | 内蔵型リチウム充電池 |
充電時間 | 約3時間 |
動作時間 | 20時間(BT+NC)、30時間(ケーブル+NC) |
対応アプリケーション | Sennheiser Smart Contro |
寸法 | 63 x 136 x 174mm (折り畳まない状態) |
重量 | 227 g |
発売日 | 2019年11月21日 |
価格(2019年11月19日現在Amazon予約価格) | 42,420円 |
PXC 550-Ⅱ Wireless 開封&付属品チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼箱を開けるとしっかりとした作りのキャリングケースが出てきました。
▼ヘッドホン本体はこのように折り畳まれて収納されています。
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- PXC 550-Ⅱ Wireless本体
- 有線接続用ケーブル
- 航空機用アダプター
- 充電用USBケーブル
- クイックガイド等
- キャリングケース(上の画像には写ってないです)
▼それではヘッドホン本体を見ていきましょう。
収納時はこんな感じで折り畳みます。
▼使う際はまず折り曲げた部分を伸ばします。
▼次にイヤーカップを回転させ、頭に付けられる角度にします。
この時「カチッ」という音がし、自動的に電源がオンになります。
▼ヘッドバンドはPUレザー製ですが、質感はかなり高いです。
▼ヘッドバンド内側も同じ素材で、クッション性は十分でしょう。
▼ヘッドバンドの長さは手で引っ張って調整するタイプです。
▼こちらは左側のイヤーカップです。
画像では伝わりにくいかもしれませんが結構コンパクトです。
▼右側のイヤーカップはタッチパネルになっていて、再生や停止、音量調整や外音取り込みの切り替えなど、多くの操作をこちらで行います。
▼イヤーカップ右側の背面にはノイズキャンセリング切替スイッチ、ボイスアシスタントボタン、バッテリー残量ランプが配置されています。
▼イヤーカップ右側の真下あたりには充電用のUSB端子と有線接続用2.5mm端子が配置されています。
MOMENTUM Wirelessは充電用USB端子がType-Cだったんですが、PXC 550-Ⅱ Wirelessはなぜかmicro USB...
もうAndroidスマホならmicro USBの方が少ないですから、仕事や旅行などにPXC 550-Ⅱ Wirelessを持っていく際にUSBケーブルをmicro USBとType-Cの2本持ち歩かなくてはなりません。
これは正直かなり残念ですね。
▼イヤーカップ右側の前面にはマイクと無線/有線の切り替えスイッチが配置されています。
▼マイクは両側のイヤーカップ上部にもそれぞれ配置されており、高音質が通話ができるようです。
マネキン君を使って装着時のイメージをチェック
▼正面
▼斜め
▼横
真っ黒でシンプルなデザインが単純にかっこいいですね。
ビジネスマンをターゲットにしているとのことですが、これなら確かにスーツに合いそうです。
とはいっても私服でも全然使えそうですけどね。
首からかけていてもコーディネートの邪魔にならなそうで、色々なシチュエーションで活躍してくれそうです。
スマホアプリ「Smart Comtrol」で設定できる項目をチェック
▼スマホアプリを起動しPXC 550-Ⅱ Wirelessのセットアップが完了すると下の画面が表示されます。
このアプリではノイズキャンセリングと音響設定を変更できるようです。
▼まずノイズキャンセリングについてですが、ここではヘッドホン本体のノイズキャンセリング切り替えスイッチを真ん中にしたときにアダプティブと風切音の防止のどちらにするかを決めます。
基本的にはアダプティブでいいと思います。
ノイズキャンセリング独特の圧迫感が苦手という方は風切音の防止にするといいでしょう。
▼次に音響設定です。
デフォルトではニュートラルですが、好みや用途に合わせてクラブ・ムービー・スピーチ・ディレクターの4つに切り替えることもできます。
また、ディレクターではある程度自分好みに音をいじることが可能です。
PXC 550-Ⅱ Wirelessを実際に使ってみた感想
PXC 550-Ⅱ Wirelessを手に取ってまず初めに思ったのが予想以上に小さくて軽いということです。
実物を見る前はMOMENTUM Wirelessとどう棲み分けするのか想像できませんでしたが、こちらは持ち歩いて使うのにより特化しているようです。
PXC 550-Ⅱ Wirelessの予約価格にプラス5千円ほどでMOMENTUM Wirelessが買えるためどちらにすればいいか迷われる方も多いかもしれませんが、コンパクトで軽い方がいいというならPXC 550-Ⅱ Wirelessをおすすめします。
もちろん音質はさすがゼンハイザー、素晴らしいに決まっています。
迫力の低音、ボーカルや楽器一つ一つをはっきりと聴きとれる解像度、「ワイヤレスでも音質に妥協したくない」と考えている方でもきっと満足できると思います。
ただ、MOMENTUM Wirelessと聴き比べてみると、音の広がりや奥行き感は若干劣るような気がしました。
僕個人としてはあまりヘッドホンを持ち出して使うことがありませんし、あっても頻繁ではないのでどちらか一つを選ぶとしたらMOMENTUM Wirelessですね。
みなさんも是非自分がどんなシチュエーションで使うのかを想定して選んでみてください。
PXC 550-Ⅱ Wireless
MOMENTUM Wireless
▼PXC 550-Ⅱ Wirelessのレビュー動画はこちら↓
▼MOMENTUM Wirelessのレビュー動画はこちら↓
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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