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【SONY α6600 レビュー】GH5ユーザーがα6600を使って感じた良いところと悪いところ

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どうもさっさんです^^

2019年11月1日発売のSONY α6600をYouTube用途でほぼ毎日使用し、約3週間が経過しました。

以前まで使っていたPanasonic GH5に比べて良いところと悪いところがだいぶわかってきたので、これからYouTube用にそのどちらを買おうか迷っている方のために本記事でポイントをまとめていきたいと思います。

SONY α6600


α6600の開封レビュー記事はこちら↓


 

GH5に比べてα6600の良いところ

単純に画質がいい

GH5はマイクロフォーサーズなので、APS-Cのα6600の方がセンサーサイズが大きく、その影響で単純に同じ設定で動画を撮影するとα6600の方が画質はきれいです。

とはいうものの、センサーサイズが大きければいいというわけではなく、同じくマイクロフォーサーズのGH5Sは有効画素数を削って1画素あたりの受光面積を大きくしているためよりノイズが少なく、α6600と比べて若干GH5Sの方がきれいだと感じました。

ただ、GH5Sは手振れ補正がなかったり、有効画素数が少ないため写真向けでないなど、一般ユーザーが写真と動画のどちらにも使いたいと考えるとやはりGH5の方が適しているとは思います。

α6600には手振れ補正があり、有効画素数も一般ユーザーが趣味で写真を撮る用途では十分なので、それでいて動画もきれいというのは大きなメリットだと思います。

暗所でα6600・GH5・GH5Sを撮り比べた動画↓


AFが素晴らしい

SONY製のカメラは以前からAFが優れているといわれています。
僕はPanasonic製ミラーレスしか使ったことがなかったため、「本当にそんなに差があるのか?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみると本当にAFが早く、それでいて正確で、迷ったり背景に抜けたりすることが全然ありません。

それに対してGH5は発売当初からAFが良くないとさんざん言われていて、ある程度はファームウェアアップデートにより改善されましたが、物撮りの際にいまだにAFが迷ったり、背景に抜ける場面が少なからずあります。

これに関してはSONYの圧勝といっていいでしょう。

バッテリー容量がものすごい

旧モデルのα6500や下位モデルのα6400はNP-FW50というバッテリーを採用していましたが、α6600はSONYのフルサイズ機に採用されているのと同じNP-FZ100に変わりました。

これにより下位モデルのα6400の連続動画撮影可能時間が125分なのに対し、α6600は250分となっています。

GH5はバッテリーの持ちがかなり悪く、一本の動画を撮るのに途中でバッテリーを交換することもありましたが、α6600はバッテリー交換どころか充電せずに2、3本動画を撮ることもあるほどです。

いつでも充電可能な室内でしか撮影しないならあまり関係ないかもしれませんが、屋外でもカメラを使いたいのであれば大きなメリットになるでしょう。

この性能でこのサイズ

α6600の大きさをGH5と並べて見てみましょう。

▼上から

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▼後ろから

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GH5よりも大きなセンサーを搭載し、長時間撮影が可能でこのサイズというのはかなり魅力的だと思います。

というかGH5はマイクロフォーサーズなのにボディが大きすぎるんですよね(笑)

GH5の性能でα6600くらいのサイズなら全然ありなんですが。

今までは外にGH5を持っていくのが億劫でしたが、α6600ならあまりストレスを感じずに持ち出すことができます。

GH5に比べてα6600の悪いところ

やっぱり背面モニターはバリアングルがいい

以前からさんざんバリアングルを採用してくれと言われ続行けているSONYが自撮りのために採用したのが180°チルト式モニターです。

これによってたしかに自撮り可能になり、飛びついたYouTuberは多いようですが、どうしてもチルトだと外部マイクとの相性が悪いです。

▼α6600の背面モニターを180°チルトして外部マイクを取り付けた様子がこちらです。

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これを改善するためにSmall Rigなどから外部マイクを横にずらせるα6400用ブラケットが出ていますが(α6600のは開発中らしいです)、そもそもバリアングルなら問題ないんですよね。

▼GH5のバリアングルモニターなら外部マイクを付けても全く問題ありません。

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写真撮影などでチルト式の方が便利な場面もあるのでしょうが、YouTuber目線で考えるとどうしてもバリアングルに魅力を感じてしまいます。

動画での手振れ補正がイマイチ

▼GH5との手振れ補正比較動画↓

GH5と同じくボディ内5軸手振れ補正搭載ということですごく楽しみにしていたんですが、実際に使ってみると「あれ?手振れ補正有効になってない?」と疑いたくなるほど微妙でした。

たしかにα6600をしっかりとグリップし、写真を撮るときなんかは手振れ補正が働いてくれているのを実感できるんですが、Vlogのような歩き撮りをする場面ではGH5の足元にも及ばないと言ってしまってもいいと思います。

もちろん「ないよりはいい」んですが、本当にその程度といった感じなので、動画でも手振れ補正に期待している方にはあまりおすすめはしません。

SDカードスロットが一つ

α6600はAPS-C機のフラッグシップモデルという位置づけですが、残念ながらSDカードスロットは一つです。

フルサイズ機には2つ搭載しているので、APS-Cはプロ向けとして作られたのではないのかもしれませんね。

僕も以前は「SDカードスロットなんて一つで十分でしょ」と思っていましたが、α6600を使い始めてから一度SDカードが認識されなくなったことがありました。

保存されていたデータには特に異常ありませんでしたし、SDカードをフォーマットしたら改善されたのでいいんですが、やはりそういうことがあると不安になってしまいますね。

それに比べてSONYのフルサイズ機やGH5はSDカードスロットが二つあるので羨ましいです...

SONY α6600の開封レビュー動画はこちら↓


というわけで今回はα6600の良いところと悪いところのまとめでした。

本記事内でまとめて点以外にもメリット・デメリットはあるはずですし、他にもYouTubeに適したカメラはたくさんあると思いますので、よく調べて自分に合ったカメラを探してみてください。

SONY α6600

Panasonic GH5

 

今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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