どうもさっさんです^^
今回はSteelSeriesから発売されたエントリーモデルのヘッドセット「Arctis 1」をレビューしていきます。
Elgatoの外付けキャプチャーボード「HD60 S+」のレビュー記事はこちら↓
Arctis 1について
Arctis 1とは、2019年8月8日にSteelSeriesから発売されたエントリー向けのゲーミングヘッドセットです。
他社のエントリーモデルだと本体の質感やドライバの品質を落とすことでコストを削減していますが、Arctis 1は上位モデル(Arctis 3、Arctis 5、Arctis 7)と同じスピーカードライバーを採用しているため、低価格ながらも上位モデルと同じ音質でゲームを楽しむことができます。
本体の質感や、マイクが格納式から着脱式に変更されていたり、付属品が少ない点はやはりエントリーモデルという感じですが、それらを重視しない方にとっては最強コスパのゲーミングヘッドセットと言っても過言ではないかもしれません。
接続端子は4極3.5mmプラグなので、PS4やNinteido Switch、スマホで接続するだけで使用可能です。
また、3極変換延長ケーブルが付属しているため、PCでも使用可能です。
- SteelSeries エントリー向けヘッドセット
- 上位モデルと同じスピーカードライバーを採用
- あらゆるプラットフォームに対応
スペック
製品名 | SteelSeries Arctis 1 |
---|---|
製品画像 | |
ヘッドホン部 | |
周波数特性 | 20~20,000Hz |
感度 | 100 db |
インピーダンス | 32Ω |
マイク部 | |
周波数特性 | 100Hz~10,000Hz |
タイプ | ノイズキャンセリング、双方向性 |
感度 | -38db |
その他 | |
接続インターフェース | 4極3.5mmプラグ(3極変換延長ケーブル付属) |
発売日 | 2019年8月8日 |
価格(2019年12月16日現在Amazon出品価格) | 7,199円 |
Arctis 1 開封&付属品チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- Arctis 1本体
- 着脱式マイク
- 3極変換ケーブル
▼それではヘッドセット本体を詳しく見ていきましょう。
▼ヘッドバンドはプラスチック製で、エントリー向けモデルということで質感は高くないですね。
ロゴのプリントなどはなく、見た目はかなりシンプルです。
▼ヘッドバンド内側のクッションはPUレザー製です。
質感は高くありませんが、クッション性は十分かなと思います。
Arctis 1以外のArctisシリーズはこのようなクッションではなく、ゴムバンドのようなものを採用しているため、もしかすると付け心地ではArctis 1が最も優れているかもしれません。
▼ヘッドバンドの伸縮は手動で調整するタイプです。


▼イヤーカップの形状はかなりシンプルで、SteelSeriesのロゴが控えめにプリントされています。
▼イヤーカップ左側の背面にはマイクミュートスイッチとボリューム調整ダイヤルが配置されています。
▼イヤーカップ左側の前面にはマイク取付端子が配置されています。
▼イヤーパッドはメッシュタイプで肌触りが良く、通気性も高そうです。
最近は寒いので問題ありませんが、夏場はヘッドセットを付けていると耳の周りが蒸れやすいので、それが気になる方はレザータイプのヘッドセットよりも適しているかもしれませんね。
▼ヘッドセットの接続端子は4極3.5mmミニプラグなので、PS4やNintendo Switchなどにそのまま差し込んで使用することができます。
▼PCでの使用を考えている方は付属の3極変換ケーブルを接続することで対応可能です。
▼それではマイクを接続してみましょう。
▼マイクを取り付けるとこんな感じです。
全体的にシンプルなデザインで、「ゲーミング」デバイスのゴテゴテした感じが苦手な方にはおすすめできそうです。
マネキン君を使って装着時の外観をチェック
▼正面
▼斜め
▼横
実際に装着した際のフォルムもよく、見た目はかなりいい感じだと思います。
僕はゲーミングデバイスであってもシンプルなデザインの方が好みなので個人的にはかなり好印象です。
ちなみ画像はありませんが、重量はマイク付きで261g、マイク抜きで254gでした。
▼また、イヤーカップは回転式になっているため首に休憩時首に掛けていても邪魔になりにくくなっています。
Arctis 1で実際にゲームをプレイしてみた感想
Arctis 1を使ってPS4のフォートナイトをプレイしてみました。
まず付け心地についてですが、側圧が中くらい(人によっては少し強いと感じるかも?)で本体重量が軽いため、長時間ゲームをしていても頭や耳の周りが痛くなることは全くありませんでした。
一日に何時間もゲームをプレイする方にとっては大きなメリットになると思います。
次に音質についてですが、エントリーモデルながらも上位モデルと同じスピーカードライバーを採用しているため、予想以上に音が良く、足音や銃声はもちろんゲーム内の細かな環境音まで聞き分けることができました。
音の傾向としては若干低音が強調されていますが、全体のバランスは悪くないのでゲーム以外の用途でも十分使えるレベルだと思います。
続いてマイク音質についてですが、Razerとゼンハイザーの同じくエントリー向けヘッドセットと比較してみたところ、若干Arctis 1の方がこもっているように感じました。
最近はゲーム配信や実況動画の作成にヘッドセットを使いたいと考えている方もいるでしょうから、この点に関してはちょっと残念ですね。
ただ、マイクは取り外し可能なので配信や動画作成時には別売りのマイクを使って、Arctis 1は通常のヘッドホンとして使うのもありだと思います。
総評として、約7,000円で購入可能なヘッドセットとしてはかなりコスパに優れた製品だと思います。
しかし上位モデルのArctis 3との金額差が500円くらいしかないため、マイクの違いやヘッドバンドの違いなどを考慮して選ぶのがいいでしょう。
Arctis 1
Arctis 3
▼Arctis 1を動画でレビューしました。
マイク音質の比較なども行っていますので、購入を検討されている方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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