どうもさっさんです^^
ドローンと言えばやはりDJIですよね。(というかDJI以外ないと言っても過言ではない)
そのDJIから2019年11月に新たに発売された新型ドローン「Mavic Mini」。
発売からまだ1か月半ほどですが、ある理由により今までのドローンよりも爆発的な人気を誇る大ヒット製品となっています。
僕は既にMavic 2 Proを持っているため買うつもりはなかったんですが、あまりの人気ぶりに我慢できずについポチってしまいました(笑)
というわけで今回はMavic Miniのファーストインプレッションということで、開封から自宅室内でのフライトまでのレビューをしていきます。
Mavic 2 Proのレビュー動画はこちら↓
Mavic Miniについて
Mavic Miniとは、2019年11月中旬にDJIから発売されたMavicシリーズの新型ドローンです。
冒頭でも記載した通り発売から各ネットショップで品薄状態が続いているようで、特に替えのバッテリーやプロペラガードがセットになっているコンボモデルは記事執筆現在(2019年12月27日)数週間から数か月待ちととなるほどの人気ぶりです。(単体モデルは割と在庫があるよう)
それではなぜ今回発売されたMavic Miniがここまで人気となったのでしょうか。
まず理由の一つ目が今までに発売されたMavicシリーズに比べて値段が安いことが挙げられます。
現在発売されたいるMavicシリーズ最上位モデルのMavic 2 Proは単体で20万円弱、バッテリーなどがセットになったコンボモデルは22~24万くらいとかなり高価です。
まぁこれは最上位モデルなので仕方がありませんね。
それではエントリーモデルのMavic Airはいくらかというと、単体で10万円以上、コンボモデルだと13万円以上とこちらもかなり高額で、なかなか手が出る人は少ないのではないでしょうか。
しかしMavic Miniはなんと単体で約46,000円、コンボモデルでも6万円弱と他のモデルに比べると破格の値段です。
もちろん機能は省略されていますが、それでも個人使用では十分と言っていいでしょう。
次に2つ目の理由ですが、Mavic Mini(日本モデル)の本体重量はバッテリー込みで199gなんです。
ドローンに興味が無い方や初心者の方には「だから何?」と思われそうですが、実は200g未満というのが非常に重要なポイントで、これが航空法が適用されるかどうかのボーダーラインとなっています。
▼国土交通省の改正航空法概要ポスターを見てみましょう。
200g以上のドローンは航空法が適用され、上の画像の決まりを守って飛行させる必要があります。
しかしMavi Miniは航空法が適用されないため、上の画像のルールを気にせずに飛行させることができます。
Mavic Miniが人気の理由は主にこの2つと考えて間違いないでしょう。
ただし、航空法が適用されないと言っても、いつでもどこでもMavic Miniを飛行させていいというわけではありません。
例えばドローンの飛行が禁止されている公園では200g未満のドローンでも飛行させることはできませんし、キャンプ場などの施設で使う場合にもドローンを飛行させていいかどうかの確認は必須です。
その他にも地域によって色々なルールがあるため、自分が住んでいる地域ではどんなところでドローンの飛行が可能かをよく確認してからの購入をおすすめします。
- バッテリーを含め199gの航空法適用外ドローン
- 18分の長時間飛行が可能
- 風速8mまでの安定飛行
- 最大2.7K/30fps、1080p/60fpsの高画質動画に対応したカメラを搭載
- 3軸ジンバルによるヌルヌル映像が撮影可能
スペック(主要部分を抜き出しています)
製品名 | DJI Mavic Mini |
---|---|
製品画像 | |
機体 | |
離陸重量 | 199g(日本版) |
サイズ | 折りたたんだ状態:140×82×57 mm (L×W×H) 展開時:160×202×55 mm (L×W×H) 展開時(プロペラあり):245×290×55 mm (L×W×H) |
最大上昇速度 | 4m/s |
最大下降速度 | 3m/s |
最大飛行速度(海抜に近接、無風) | 13 m/s (Sモード) |
運用限界高度(海抜) | 3000 m |
最大風圧抵抗 | 8 m/s(スケール4) |
最大飛行時間 | 18分(日本向け)(無風で12km/hの速度で飛行時に測定) |
カメラ | |
センサー | 1/2.3インチCMOS 有効画素数:12 MP |
レンズ | FOV:83° 35 mm判換算:24 mm 絞り:f/2.8 撮影範囲:1 m ~ ∞ |
静止画サイズ | 4:3:4000×3000 16:9: 4000×2250 |
動画解像度 | 2.7K:2720×1530 25/30 p FHD:1920×1080 25/30/50/60 p |
発売日 | 2019年11月14日 |
価格(2019年12月27日現在Amazon出品価格) | 単体:46,200円 コンボ:59,400円 |
Mavic Mini 単体
Mavic Mini コンボ
Mavic Mini コンボ 開封&付属品チェック
▼今回僕が購入したのは付属品が充実したコンボモデルです。
どこも品薄だったので何とか手に入ってよかった...
▼コンボモデルには専用のケースが付属していて、Mavic Mini本体やバッテリーなどの付属品を一式収納できるようになっています。
▼ケースを開けるとこんな感じで収納されています。
▼それではMavic Mini本体を詳しく見ていきましょう。
▼折り畳んだ状態だと本当に小さいです。
僕が使っているZenfone 6と並べるとMavic Miniの方が小さいのは驚き...
▼ただし厚さはMavic Miniの方があります。(当然ですが)
▼続いてMavic 2 Proとも比較してみましょう
これ本当に大人と子供ってな感じですね。
Mavic 2 Proも割と小さいと感じていたんですが、並べると全然違います。
もちろん重さも全然違います。
▼横にしてみるとこんな感じです。
▼それではMavic Miniを広げてみましょう。
この状態でも小さくてかわいらしいです。
▼Zenfone 6と並べるとこんな感じです。
さすがにMavic Miniの方が大きくなりましたね。
▼Mavic 2 Proと並べるとこんな感じです。
▼次にカメラを見てみましょう。
Mavic Miniに搭載されているのは1/2.3インチセンサーを搭載し、動画は最大2.7K/30fps、1080p/60fpsで撮影が可能です。
ちょっと見た目はちゃちい感じ(笑)
4Kには非対応ですが、僕は普段のYouTube撮影では基本的に1080p/30fpsの動画をアップしているため、特にデメリットだとは感じていません。
どうしても4Kがいいなら上位モデルの方がいいでしょう。
▼右側には199gの文字がプリントされています。
ちなみにグローバル版は249gで、バッテリー容量を少なくすることで50g軽量化しているようです。
日本版は飛行時間が最大18分となっていますがグローバル版は30分なのでめちゃくちゃ羨ましい!羨ましすぎる!!
▼裏側には本体の電源ボタンやセンサーが配置されています。
Mavic 2 Proは前後左右上下にセンサーが付いていますが、Mavic Miniは下にしかないため飛行の際はよりいっそう注意する必要があります。
▼後ろはmicro USB端子、microSD端子、バッテリー挿入口となっています。
USBとSDの端子はむき出しなのでホコリや塵などの混入や雨には注意したいですね。
▼バッテリーを入れて試しに重量を計ってみるとスペック通り199gでした。
200g未満の期待は航空法適用外ですし、2020年から実施予定の機体登録義務の対象がいとなっているようです。
▼続いてコントローラーを見ていきましょう。
▼上部のアンテナとスマホ取り付け部分を広げてみます。
なんかウサギのロボットに見えるんですが僕だけですかね(笑)
▼スマホ取付部を広げると操作用のスティックが収納されているので取り付けましょう。
▼Zenfone 6をコントローラーに取り付けてみました。
結構サイズがギリギリなのでタブレットはもしかしたら厳しいかもしれません。
▼ちなみにスマホ用のケーブルはmicro USB、USB Type-C、ライトニングの3本が付属しています。
白いケーブルはバッテリーの充電やデータ転送用のmicro USBケーブルです。
▼コントローラーの右上には電源ボタン、左上にはドローンの自動帰還ボタンがあります。
▼正面からは見えませんが、右奥にはカメラのシャッター、左奥には動画の録画開始ボタンもあります。
▼裏側にはとくに何も付いていません。(ていうかスマホの指紋めっちゃ汚いですねごめんなさい笑)
▼付属のバッテリーと充電器はこんな感じです。
▼充電器に入れるとこんな見た目です。
充電は3つ一気にされるのではなく、1つ終わったら次に、それが終わったらまた次にと順番にされていきます。
▼またサイドには充電用のUSB端子の他に、出力用のUSB端子も付いているため、スマホ用のモバイルバッテリーとして使えたり、コントローラーの充電が可能です。(バッテリーの容量が大きくないためスマホ用のモバイルバッテリーとしては向きませんが...)
▼クイックガイドなどはしっかりと日本語に対応していました。
USBアダプターは18Wのものが付属しています。
▼続いてプロペラガードです。
重量は驚くほど軽くてちょっと柔らかい感じのプラスチックです。
▼取り付けるとこんな感じです。
一応360°カバーしてくれてますが、指や細いものなどは余裕で入りそうなので飛ばす際には一応注意が必要です。
専用アプリをダウンロードしてペアリングしてみる
▼Mavic Mini専用ソフトのDJI Flyをダウンロードしました。
Mavic 2 ProはDJI GO 4というアプリでしたが、このDJI Flyはより簡単に使えるらしいです。
ちなみにペアリングは特に難しいことはなく、スマホとコントローラーを接続して、コントローラーとMavic Miniの電源を入れれば完了です。
アクティベーションなどは必要ですが、僕の場合数分で終了しました。
▼Mavic Miniのカメラからの映像がスマホに映し出されました。
室内で光量が十分でない割にはきれいだと思います。
GPSは室内では掴みにくいみたいですね。
▼写真や動画の画質設定は右側の録画ボタンの上のマークをタップすることで簡単に変更できます。
▼安全性にも十分配慮されているようで、最大高度や距離などの設定も簡単にできます。
Mavic Miniを室内で飛ばしてみた感想
本当は屋外で飛ばしたいのですが、ちょっとスケジュール的に厳しいためとりあえず僕のクソ狭い4畳半の部屋で初フライトです。
機体が本当に小さいため、無風状態でもゆらゆら動いたりするのかなと思っていましたが、その辺はさすがDJIと言った感じで、すさまじい安定性です。
スペックを見てみると風速8mまでは飛ばせるとのことなので、無風だと楽勝って感じなんだと思います(笑)
今回はプロペラガードを付けて飛ばしてみたんですが、わざと壁にぶつけてみても墜落することはありませんでした。
これなら室内で小さい子供に操縦させても大丈夫だと思います。(もちろん注意は必要です)
また、カメラの画質についてですが、Mavic 2 Proを持っている僕からしても非常に高画質で、なんだかMavic 2 Proに20万円以上払ったのがちょっとバカらしくなりましたね。
本格的な映像制作であればMavic 2 Proの方がいいのでしょうが、僕のように趣味の延長戦的な感じでドローンで動画を撮るなら全く問題ないというか、十分すぎると思いました。
値段も他のモデルよりかなり安いですし、航空法適用外で機体登録義務もなく、比較的気軽に使えるので迷ってるなら買いですね。
今年僕が買ったガジェットの中でもかなりおすすめできる製品だと思います。
▼YouTubeにMavic Miniのレビュー動画をアップしました。
室内でのフライトですが購入を検討されている方は是非ご覧ください。
(12:30あたりからフライトシーンです)
Mavic Mini 単体
Mavic Mini コンボ
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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