どうもさっさんです^^
2019年12月20日Razerから発売された「Hammerhead True Wireless」を実際に2週間「ゲーム」「音楽鑑賞」「動画視聴」で使ってみたので、その上で感じたメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
Razer Hammerhead True Wirelessのレビュー記事はこちら↓
- Razer Hammerhead True Wirelessについて
- Razer Hammerhead True Wirelessを実際に使って感じたメリット
- Razer Hammerhead True Wirelessを実際に使って感じたデメリット
- まとめ
Razer Hammerhead True Wirelessについて
Hammerhead True Wirelessとは、2019年12月20日にRazerから発売されたBluetooth接続で使用する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンです。
いまやこういったワイヤレスイヤホンはたくさん発売されていますが、Hammerhead True Wireless最大の特徴はゲームモードを有効化することにより遅延を約半分まで減らすことが可能な点です。
Hammerhead True Wirelessが対応しているコーデックはSBCとAACで、一般的なワイヤレスイヤホンの場合はSBCで約220ms、AACで約120msの遅延がありますが、ゲームモードを有効化するとそれが半分になります。
ただ、元々の遅延が約70msや40msのapt-Xやapt-X LLには対応していない点には注意が必要です。(AndroidよりもiPhone向けのイヤホンと言っていいと思います)
また、ほとんどのワイヤレスイヤホンはカナル型ですが、こちらはAirPodsの第一世代・第二世代と同じインナーイヤー型なので、周囲の音を遮断しません。
これによってイヤホンを付けたまま会話ができたり、電車のアナウンスを聞くことができますが、周囲の音を遮断するカナル型に比べると音楽への没頭感は低く、音漏しやすいというデメリットもあります。
- 超低レイテンシーの接続
- 耐水性に優れたIPX4設計
- カスタムチューニングされた13mmドライバー
- タッチ操作・音声アシスタント対応
- 省電力のBluetooth 5.0
- シリコン製イヤホンパッド付属
- イヤホン単体で最大3時間、ケースでの充電と合わせて最大16時間使用可能
- USB Type-C充電(ケース)
スペック
製品名 | Razer Hammerhead True Wireless |
---|---|
製品画像 | |
イヤホン部 | |
周波数特性 | 20 Hz ~ 20kHz |
インピーダンス | 32 ± 15% Ω |
感度 | 91 ± 3 dB @ 1 kHz |
最大入力 | 8mW |
ドライバー | 13 mm |
マイク部 | |
周波数特性 | 300 Hz ~ 5 kHz |
S/N 比 | ≥ 55 dB |
感度 | -42 ± 3 dB |
集音パターン | オムニディレクショナル |
その他 | |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
ワイヤレスレンジ | 最大10m |
バッテリー持続時間 | 最大16時間(ケースでの充電を含む |
対応コーデック | SBC、AAC |
発売日 | 2019年12月20日 |
価格(2020年1月14日現在Amazon出品価格) | 14,080円 |
Razer Hammerhead True Wirelessを実際に使って感じたメリット
見た目がかっこいい
僕はブログと並行してYouTubeにも製品レビュー動画をよく投稿しているのですが、このHammerhead True Wirelessをレビューした動画で圧倒的に多かったのが「かっこいい」というコメントです。
中には「ださくね?」「外で使うのが恥ずかしいやつw」といったコメントもありましたが、僕は普通にかっこいいと思いますね。
というか個人的には使ってるイヤホンの見た目を周りにどう思われてもよくね?って感じですけどね(笑)
ゲームに適した音質
一般的なカナル型ワイヤレスイヤホンはほとんどが中音域から高音域が強く、中にはシャリシャリとした音質のイヤホンも見受けられますが、このイヤホンはさすが「ゲーミング」と言った感じで迫力の重低音でゲームを楽しむことができます。
FPSなどで足音や銃声を重視したいという方にはかなり適していると思います。
低遅延を活かしてゲーム以外にも活用できる
Hammerhead True Wirelessに搭載されているゲームモードは「ゲーム中の遅延を軽減させる」ための機能ですが、遅延の少なさを活かして動画編集なんかにも使うことができます。
また、動画の視聴などでもタイミングがずれて違和感を感じることがなくなるので、ゲーム以外においても優れた機能と言っていいでしょう。
IPX4の耐水性能
ワイヤレスイヤホンを使いながらジムでトレーニングをしたり、外でランニングしたいという方は多いと思います。
そこで気になるのがイヤホンの耐水性能です。
AirPods(Proは除く)のように全く耐水性能がないと、汗でぬれたり急な雨に降られるのは怖いですよね。
しかしHammerhead True WirelessはIPX4の耐水性能なので、汗やちょっとした雨に濡れた程度で壊れることはほとんどないでしょう。
ゲームだけでなく運動のお供としても安心して使うことができます。
接続の安定性について
コメントや他の方のレビューを見ると、時々接続が途切れたりいっこく堂みたいになる(どういうことかはよくわかりませんが)という方がいるようです。
僕は現在ASUSのZenfone 6というAndroidスマホを使っているためiPhoneでの検証はできていませんが、今のところ僕のスマホで途切れたりすることは全くないですね。
もしかしたら個体差があるのかもしれませんが、個人的には満足の安定性です。
Razer Hammerhead True Wirelessを実際に使って感じたデメリット
センサーの反応が若干悪い?
各種操作はイヤホン外側にあるRazerのロゴをタップして行うのですが、特にゲームモード切り替えの操作で反応してくれないことがたびたびあります。
これが改善されればもう少し使いやすくなるんですが...
内蔵バッテリーの容量
Hammerhead True Wirelessはイヤホン単体の駆動時間が最大3時間、ケース内蔵バッテリーと合わせて最大16時間となっていますが、これは他社のワイヤレスイヤホンに比べてお世辞にも長いとは言えません。
スマホゲームを本気でやっている方なら3時間以上続けてプレイする方も多いでしょうし、そういった方にとってはかなり大きなデメリットとなってしまいます。
もし後継機がでるなら第一に改善して欲しいです。
音楽再生に適した音質とは言い難い
先ほどメリットで記載した通り、Hammerhead True Wirelessは低音に特化し、ゲームに適した音作りになっています。
ゲーマーにとってはうれしいことなんですが、「Razerが好きだからスマホゲームはしないけど音楽鑑賞用として使おう」と考えている方は本当にこのイヤホンでいいのかをよく考えた方がいいでしょう。
AirPodsのような音楽自動停止センサーはない
AirPodsはセンサーが付いていて、耳から外すと自動的に音楽を停止する機能があります。
しかしHammerhead True Wirelessにはセンサーがないため耳から外しても自動停止されることはありません。
正直僕個人の意見としては全くデメリットだと思っていませんが、勘違いする方がいないように一応記載しました。
ケースの作りが荒い
開封したときに真っ先に感じたのが作りの粗さです。
イヤホン本体は全く問題ないのですが、バッテリー内蔵ケースの作りが非常に粗く、蓋を開いた状態で少し力を加えるとかなりガタつきます。
かといって使用に問題があるわけではないのですが、安い製品でもないのでもう少しコストをかけて欲しかったですね。
マイク音質は良くない
これはBluetoothワイヤレスイヤホン全般で言えることなんですが、基本的にワイヤレスイヤホンに内蔵のマイクは音質が良くないのがほとんどです。
ボイチャや通話で使う際は問題ないと思いますが、場合によっては通話相手が自分の声を聞き取りにくいということもありそうなので、その点は注意しましょう。
まとめ
デメリットについても色々記載しましたが、「ガチでゲームをする」という方でなければFPSなどでも全く問題なく使えると思います。
やはりケーブルを気にせずゲームができるのは非常に快適です。
できるだけ低遅延でワイヤレスイヤホンでゲームがしたいという方は検討してみてもいいのではないでしょうか。
本記事下部の動画で実際の遅延の検証も行っていますので購入を検討中の方はそちらも是非ご覧ください。
▼Razer Hammerhead True Wirelessの2週間レビュー動画はこちら↓
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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