どうもさっさんです^^
2019年8月に発売された人気ゲーミングキーボードLogicool G913。
Logicoolでは初となるロープロファイルスイッチ(薄型スイッチ)を採用し、話題となりました。
僕も当ブログやYouTubeでG913をレビューしたんですが、見た目のかっこよさと打鍵感の良さからすごく気に入りました。
ただ、ゲームに使うにはやはりテンキーが邪魔に感じてしまい、やむなく他のテンキーレスキーボードを使うことに...
しかし先日遂に待望のG913のテンキーレスモデル「G913 TKL」が発表されました。
外見やキースイッチ自体はすごく気に入ってたのでこの発表はすごくうれしいです。
おそらく僕と同じようにテンキーレスモデルを待っていた方は多いのではないでしょうか。
ということで今回はLogicool G913 TKLをレビューしていきます。
G913のレビュー記事はこちら↓
Logicool G913 TKLについて
G913 TKLとは、2020年6月25日にLogicoolから発売されるテンキーレスゲーミングキーボードで、2019年8月に発売されたG913のテンキーを省略したモデルです。
細かく言えば他にもG913から変更されている部分がありますが、大体はそういった認識で問題ないでしょう。
G913も素晴らしい完成度だったんですが、FPSやTPSをプレイする方にとってテンキー付きのフルサイズキーボードはマウスの移動スペースを制限してしまうというデメリットがあったため、G913 TKLの発売は個人的にかなりうれしいです。
また、冒頭でも記載した通りG913シリーズにはLogicoolオリジナルのロープロファイルスイッチを採用していて、他のメカニカルスイッチよりも応答速度が早く、音が静かなのが特徴です。
PCゲームで一般的なメカニカルキーボードを使うとボイスチャットや配信にキーボードの音が入りやすいというデメリットがありますが、G913シリーズであればある程度音は抑えられると考えていいでしょう。
次に接続方法についてですが、G913 TKLは有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetoothの3つに対応していて、例えばデスクの上に設置したPCの接続には有線、少し離れた位置に設置したPCには2.4GHzワイヤレス、タブレットやスマホにはBluetooth、というような使い分けができます。
ただ、フルサイズのG913のときは同時に有線のみ対応で低価格のG813も発売されましたが、今回発売されるG913 TKLは残念ながら低価格版は発売されないようなので、「無線機能はいらない」という方にとっては割高感が否めないですね。(ちなみに僕は有線でしか使いません)
- Logicoolテンキーレスゲーミングキーボードフラッグシップモデル
- 有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetoothの3つの接続方法に対応
- ロープロファイルGLスイッチを採用
- シンプルで質感の高いデザイン
- 専用メディアコントロールキーを搭載
スペック
製品名 | Logicool G913-TKL |
---|---|
製品画像 | |
物理的仕様 | |
長さ | 368mm |
幅 | 150mm |
高さ | 22mm |
重量(ケーブル除く) | 810g |
ケーブル長 | 1.8m |
技術仕様 | |
コンパクトGLスイッチ | GLクリッキー GLタクタイル GLリニア |
アクチュエーションポイント | 1.5mm |
押下圧 | 50g |
キーストローク | 2.7mm |
バッテリー駆動時間 | 40時間 |
オンボードメモリ | 2個のライトプロファイル マクロプロファイル×3 |
接続方法 | 有線 2.4GHzワイヤレス Bluetooth |
その他 | |
発売日 | 2020年6月25日 |
価格(2020年6月15日現在Amazon予約価格) | 27,500円 |
G913 TKL 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を全て並べて見ます。
内容物一覧
- G913 TKL本体
- 有線接続用USBケーブル
- USB延長アダプター
- ワイヤレス接続用USBレシーバー
- クイックガイド等
▼それではG913 TKL本体を詳しく見ていきましょう。
▼専用のメディアコントロールキーがある分やや奥行がありますが、G913にあったテンキーとマクロキーが省かれているため横幅は結構スリムな印象を受けます。
▼表面素材はアルミ製で、見た目の高級感は高いですね。
▼キー配列派日本語で、各キーにふりがなは入っていないため見た目はスタイリッシュでかっこいいと思います。(ただしかな入力の方には向きません)
▼G913にあったオンボードメモリの切り替えボタンはなくなったため、FNキーとF1~F3の同時押しで切替を行います。
F1~F4の上には有線・2.4GHzワイヤレスとBluetoothの切り替え、ゲームモードやバックライト調整ボタンが配置されています。
▼F9~F12の上にはメディアコントロールボタン、PrintScreenなどの上にはボリューム調整ダイヤルが配置されています。
▼F1~F4の奥には有線接続・充電用のMicro USB端子が配置されています。
USB Type-Cじゃないのは非常に残念です。
▼F9~F12の奥には電源スイッチがあります。
▼続いて底面を見ていきましょう。
表面とは違い底面の素材はプラスチック製となっています。
▼ゴムの滑り止めが前後に3つずつ配置されているためゲーム中に力が加わっても滑って移動しにくくなっています。
▼キーボードスタンドの高さは2段式になっているため、寝かせた状態も合わせると3つの角度で使用可能です。



▼G913 TKLには持ち運びに便利なUSBレシーバーを収納できるポケットが搭載されています。
ちなみにこのポケットはG913にはありません。
▼今回レビューするG913 TKLのスイッチはGLタクタイル(茶軸)で、程よりクリック感が感じられるスイッチです。
クリック感が要らない方はGLリニア(赤軸)、もっと確かなクリック感が欲しい方はGLクリッキー(青軸)を選ぶといいでしょう。
G913とG913 TKLを比較
▼G913とG913 TKLを並べてみます。
テンキーとマクロキーがない分かなりコンパクトに見えますね。
よく見るとメディアコントロールキーの場所も変更されています。
▼正直個人的にはマクロキーは残してほしかったですね。
テンキーはマウスの移動スペースに影響しますが、マクロキーは全く関係ないので。
まぁコスト削減も兼ねていると思うのでしょうがないとは思いますが。


左:G913 右:G913 TKL
G913 TKLを実際に使ってみた感想
先ほども記載した通りG913は打鍵感や音には満足していたものの、ゲームをする際のテンキーだけが不満でした。
しかしG913 TKLを使ってからはゲームでも非常に快適になりました。
普段は一般的なキーストロークとアクチュエーションポイントのメカニカルキーボードを使っていたためいきなりこちらに切り替えると少し違和感はありましたが、すぐに慣れて普段通りにゲームをすることができるようになりました。
次に文字入力に関してですが、アクチュエーションポイントが1.5mmとやや浅いものの、僕の場合は特に誤入力しやすいということはなかったですね。
1mmくらいのものだと結構誤入力しやすかったりするんですが、G913シリーズに採用されているGLスイッチならあまり気にしなくても良さそうです。
続いて音についてですが、僕はだいたい毎日フレンドとゲームをしていて、今まで使っていたSteelSeriesのApex Pro TKLからG913 TKLのGLタクタイルに変更したことで音が小さくなったようで、そのフレンドから「キーボード静かになった気がするんだけどもしかして変えた?」と言われました。
やはり一般的なメカニカルキーボードよりも音は小さそうなので、ボイスチャットや配信で音が気になる方には特に向いていると思います。
最後に気になった点を挙げると、初値とは言え値段が少し高いですね。
27,500円ともなると他社製のゲーミングキーボードもほぼ全ての製品が購入可能なので、SteelSeriesのApex Proと迷う方もいるのではないかと思います。
ただ、G913 TKLの魅力は軸を3種類から選べたり、キースイッチがロープロファイルであることだと思うので、その点に魅力を感じる方にはおすすめできると思います。
YouTubeでもG913 TKLをレビューしていますので、検討中の方は是非そちらもご覧ください。
▼G913 TKLのレビュー動画はこちら↓