どうもさっさんです^^
PCでFPSなどのゲームをするならマウスの可動域を広く確保するために、フルサイズキーボードよりもコンパクトなテンキーレスキーボードの方がおすすめです。
そして最近ではテンキーレスキーボードの中でもさらにコンパクトな60%サイズのキーボードも発売されるようになりました。
60%キーボードで有名なのはDuckyというメーカーの製品でしたが、なんと先日Razerからも発売されたということで、本記事でレビューしていきたいと思います。
テンキーレスキーボードのおすすめ紹介や選び方の解説はこちら↓
- Razer Huntsman Miniについて
- Razer Huntsman Mini 開封&外観チェック
- Huntsman MiniとHuntsman TEのサイズを比較してみる
- 専用ソフトで設定可能な項目をチェック
- Razer Huntsman Miniでゲームをしてみた感想
Razer Huntsman Miniについて
Huntsman Miniとは、2020年7月31日にRazerから発売される60%サイズのゲーミングキーボードです。
同社から60%サイズのゲーミングキーボードが発売されるのはこれが初で、最新のRazerオプティカルスイッチを採用し、高耐久性と早い応答速度を実現しているのが特徴です。
冒頭でも記載した通り60%サイズのゲーミングキーボードは一般的なテンキーレスキーボードよりもコンパクトなので、マウスの可動スペースを広く確保できます。
ローセンシでマウスがキーボードによくぶつかってしまうというような方にはメリットですね。
また、小さいデスクを使っていてそもそも大き目のキーボードが使えないという方にもいい選択肢になりそうです。
記事執筆時点(2020.7.27)でのラインナップは本体カラーがブラックとホワイトで、Razerクリッキーオプティカルスイッチ採用のUS配列モデルのみですが、後日Razerリニアオプティカルスイッチや日本語配列も発売されるとのことです。
僕は普段使っているキーボードが日本語配列ですし、打鍵音は静かな方が好みなので、発売時期はずれるものの他のモデルも出るというのはうれしいですね。
ちなみにDuckyなどが販売する60%キーボードには現在日本語配列モデルはないようです。(過去には取り扱いがあったようですが廃盤みたいです)
後日日本語配列モデルもレビューしたいと思います。
- フルサイズキーボードの60%のコンパクトサイズ
- 最新のRazerオプティカルスイッチ採用
- 着脱式USB Type-Cケーブル
- 高品質なアルミボディ
スペック
製品名 | Razer Huntsman Mini |
---|---|
製品画像 | |
キースイッチ | Razer オプティカルスイッチ |
アクチュエーションポイント | Razer クリッキーオプティカルスイッチ:1.5mm Razer リニアオプティカルスイッチ:1.0mm |
キーストローク | 3.5mm |
キー耐久性 | 1億回 |
キー配列 | US配列 日本語配列(後日発売) |
発売日 | 2020年7月31日 |
価格(2020年7月27日現在) | 16,980円 |
Razer Huntsman Mini 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- Huntsman Mini 本体
- 着脱式USBケーブル
- クイックガイド、ステッカー等
▼それではHuntsman Mini本体を詳しく見ていきましょう。
60%キーボードをはいままで使ったことも見たこともなかったんですが、本当にコンパクトですね。
見た目はシンプルなデザインで、とてもスタイリッシュでかっこいいと思います。
▼真上から見るとこんな感じです。
全くRazer感がありませんね(笑)
キーボード表面の素材はアルミ製で高級感があります。
▼60%キーボードはF1~F12の列が省略されているため、escキーはその下にずれています。
本来の機能はFnキーと同時押しで使うことができます。
▼その他の省略されたキーの機能についてもFnキーとの同時押しで使うことができるようになっています。
▼本体左奥にはUSB Type-C端子が配置されています。
着脱式なので持ち運びや掃除に便利そうですね。
同じように着脱式USBケーブルを採用したキーボードでもフルサイズや一般的なテンキーレスキーボードではあまり持ち運びたくありませんが、このくらいのサイズならそこまで大きくないバックパックなんかにも楽々収納できそうです。
▼次に底面を見てみましょう。
底面の素材はプラスチック製で、びっしりと「BY GAMERS. FOR GAMERS.」の文字が刻まれています。
▼スタンドは二段階式で細かく調整できるのがうれしいですね。
Huntsman MiniとHuntsman TEのサイズを比較してみる
▼早速二つのキーボードを並べてみましょう。
上がHuntsman Miniで下がHuntsman TEです。
どうでしょうか。
かなり小さいのがお分かりいただけると思います。
Deleteや矢印キーなどが配置されている右端の3列と、escからF12までが省略されている分かなりコンパクトになっています。
省略されたキーはFnキーを同時押しで使用可能ですが、当然通常のキーボードに比べると操作性は悪くなります。
個人的には作業用として使うならテンキーレス、もしくはフルサイズキーボードで、60%キーボードはほとんどゲームしかしないという方に適した製品だと思います。
専用ソフトで設定可能な項目をチェック
▼専用ソフトのRazer Synapseを起動しました。
ここでRazer Huntsman Miniをクリックして設定画面を開きましょう。
▼こちらが設定画面のカスタマイズタブです。
ここではFnキー以外の割り当てを変更することができます。
▼続いてこちらがライティングタブです。
ここでは明るさやライティングをオフにするタイミング、光り方や色の設定ができます。
専用ソフトのRazer Synapseはシンプルで割と使いやすいですね。
Razer Huntsman Miniでゲームをしてみた感想
▼それではPCに接続してライティングを見てみましょう。
▼明るさは最大でも割と控えめといった印象で、他社製のゲーミングキーボードの方が派手だと感じました。
実際にゲームで使ってみた感想ですが、クリッキースイッチなのでやはり音は大き目ですが、押した感じはCherry MXの青軸などに比べて軽い感じで長時間ゲームをしても指は疲れなかったです。
「青軸が好きだけど手が疲れる」という方に特に適していると思います。
ただし、ボイスチャットやゲーム配信で音が気になるという場合はリニアオプティカルスイッチが発売されるのを待つのがいいでしょう。
手首を乗せるパームレストは付属していませんが、このキーボードはescからF12までが省略されているため、一般的な手の大きさの方なら奥まで指が届かないということにはならなそうです。
最後に省略されているキーの使用についてですが、これは慣れるまでかなり大変な印象です。
僕の場合ゲーム以外で省略されているキーを使うことが割と多いため、そういった場面ではやはり一般的なテンキーレスキーボードの方が使いやすかったです。
しかしゲームにおいてはそれらのキーがなくても特に問題ないので普通に快適でした。
また、本体サイズが非常に小さいためデスクを広く使えるものいいですね。
「PCではほとんどゲームしかしない」という方は検討してみてはいかがでしょうか。
▼YouTubeでもHuntsman Miniをレビューしました。
購入を検討中の方はそちらも是非ご覧ください。