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【SuperTank Pro レビュー】Zendureから合計138W出力が可能なモンスタースペックのモバイルバッテリーが登場!細かい情報を表示してくれるOLEDディスプレイが超便利!

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どうもさっさんです^^

以前クラウドファンディングサイトのMakuakeで注目を集めた大容量高出力モバイルバッテリー「SuperTank」をご存じでしょうか。

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Zendureというメーカーが販売する製品で、一見スーツケースを小さくしたようなおしゃれなデザインで、端子はUSB Type-C×2、USB Type-A×2を備え、最大100W出力が可能になっています。

僕自身Makuakeで支援はしなかったものの、一般販売開始後に購入し今でも便利に使っています。

そして今回そのSuperTankシリーズの上位モデル「SuperTank Pro」のMakuakeでのクラウドファンディングが開始されるとのことで、先行レビュー用にサンプル品をお送りいただいたので本記事でレビューしていきます。

 

 

SuperTank Proについて

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SuperTank Proとは、ZendureがMakuakeにてクラウドファンディングをする予定の新型の大容量26,800mAhのモバイルバッテリーで、4つのUSB Type-C端子から合計138Wの大容量出力(1つなら最大100W)が可能、そして残容量や現在の出力・入力を確認できるOLEDディスプレイを備えた製品です。

デザインは下位モデルのSuperTankと同様にスーツケースを小型化した形状は踏襲しつつ、ややシンプルになった印象です。

本体素材にはアルミ合金を採用し、熱伝導率が高いため使用時の発熱を効率よく逃がすことができ、最大出力での運用も安心です。

大容量かつ高性能な分、本体サイズと重量はそれなりにあるものの、USB Type-Cからの充電に対応したノートPC、iPad、スマホなど、様々な電子機器を短時間で充電することができます。

26,800mAhでの充電可能回数は大容量バッテリーを搭載したMacBook Pro 16インチだと0.7回分とやや心細い気もしますが、一般的なビジネスノートPCなら1~1.5回分充電できますし、iPhone 11で6回分と、ちょっとした出張や旅行なんかにはまさにピッタリの製品だと思います。

(ちなみに容量27,000mAhを超えるバッテリーは機内への持ち込みが禁止とされていますが、SuperTank Proは26,800mAhなので機内への持ち込み・使用が可能です)

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Zendure公式SuperTank Pro紹介ページ

 

USB Type-C×2、USB Type-A×2搭載のSuperTankはAmazonなどで一般販売されています。

 

SuperTank Pro 開封&外観チェック

▼外箱はこんな感じです。

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内容物一覧

  1. SuperTank Pro
  2. USB Type-A→USB Type-C変換アダプター
  3. USB Type-Cケーブル
  4. Zendureステッカー
  5. 保証について

 

▼それではSuperTank Pro本体を詳しく見ていきましょう。

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▼下位モデルのSuperTankよりもかなりすっきりしたデザインで、個人的にはこちらの方が好みです。

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▼OLEDディスプレイとUSB Type-C端子は一か所にまとめられています。

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▼USB Type-C端子は左の2つが最大100Wの入力と出力に対応していて、右の2つは最大18Wの出力に対応し、入力は非対応です。

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▼ディスプレイとUSB Type-C端子が搭載された面の右側にはボタンが一つ配置されています。

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▼ボタンを押すとディスプレイが点灯し、バッテリー残量や出力・入力中のワット数が確認できるようになっています。

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▼ここで本体サイズと重量をチェックしてみましょう。
まず横幅は12.3cmほど。(画像では定規がズレているように見えますが、これはカメラの画角の問題で真横から見るとズレていません)

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▼続いて奥行が7.4cm。

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▼最後に高さが4.2mcです。

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▼重量は579gと一般的なモバイルバッテリーに比べるとやや重めですね。
まぁ容量と性能が全然違うのでこれは仕方ないです。

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ちなみにこれらは僕の実測値なので公称値とは異なる可能性があります。

▼続いて下位モデルのSuperTankとも見比べてみましょう。

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サイズは若干SuperTank Proの方が大きいようです。

▼SuperTankは重量が522gなので、57g重くなりました。

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▼続いて付属品を見ていきましょう。

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こちらは充電用のUSB Type-Cケーブルです。
こうして製品に1本付属しているのはうれしいですね。

▼そしてこちらはUSB Type-AをType-Cに変換するためのアダプターです。

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SuperTank Proは全てType-Cに変更されたため、Type-Aから充電する製品はこれを噛ませることで使用可能になります。

 

SuperTank Proを実際に使ってみる

▼開封時は残量が54%となっていたためまずは充電です。

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充電中のワット数も確認可能で、本体の充電が少ないうちはだいたい95W以上をキープし、満充電に近くなったら速度を落として充電されていました。

▼ちなみに充電に使ったのはこの製品です。

SuperTank Proは最大100W入力に対応していますが、もちろん使用するアダプターが100Wに対応していないと充電時間が長くなってしまうので、高出力のものを一緒に準備しておくのがおすすめです。

▼SuperTank Pro本体の充電が終わったのでまずはMacBook Pro 16インチを充電してみます。

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MacBook Pro 16インチモデル付属の充電アダプターは最大96Wなので、ほぼそれと同等の出力で充電できています。

出力の低いモバイルバッテリーやアダプターを使ってMacBook Pro 16インチで負荷の高い作業をすると、充電しているにも関わらず徐々にバッテリー残量が減っていきますが、SuperTank Proならその心配はなさそうです。

▼続いてその隣でiPhone SEを充電してみました。

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するとMacBook Pro 16インチを充電している端子からの出力が60Wくらいまで下がりました。

もしかしたら左の2つを同時に使うと片側が最大で60Wほどに制限される仕様なのかもしれません。

▼試しにiPhoneへの充電を他の端子に変更してみます。

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するとMacBook Pro 16インチへの出力が上がりました。
もし高出力での充電が必要となるノートPCと、スマホなどの低出力で十分なものを同時に接続する場合はこのように分けて使うのが良さそうです。

▼次にMacBook Pro 16インチとSurface Pro 7を同時に充電してみました。

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どちらも約60Wほどで充電され、合計出力が120W近くになっています。

▼しばらくこの状態で充電したあと本体を触ってみましたが、ほんのりあったかくなった程度で、しっかりと放熱されているようでした。

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▼そして最後に4つの端子を全て使ってみました。

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左からMacBook Pro 16インチ、Surface Pro 7、iPhone SE、AirPods Proを接続しています。

さすがに4つ使うとそれぞれの出力が低くなるのか、1~2つしかつないでいない場合よりも合計出力は落ちますね。

ただ、この条件でも合計100W以上はキープしているのはすごいと思います。

 

まとめ

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正直USB端子が全てType-Cになった点は人を選びそうですが、入出力を細かく確認できるモニターし、合計出力が最大138Wになったのは大きいと思います。(下位モデルのSuperTankは最大・合計共に100W)

スマホだけ充電できればいいという方にはオーバースペックかもしれませんが、僕のようにノートPCやタブレット、スマホにイヤホンといった多くのデバイスを一度に充電したい、もしくは友達とシェアしたいという方にはピッタリの製品だと思います。

性能だけでなく製品のデザイン性や質感も高く、所有欲もみたしてくれますし、高性能なモバイルバッテリーが欲しいという方にはまさに最強の製品だと思います。

もうすぐMakuakeで支援可能になるようですので、気になった方は是非チェックしてみてください。

 

Zendure公式SuperTank Pro紹介ページ

 

USB Type-C×2、USB Type-A×2搭載のSuperTankはAmazonなどで一般販売されています。

 

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