どうもさっさんです^^
ワイヤレスのゲーミングデバイスと言えば「重いもの」というイメージを持っている方は多いと思います。
しかしできればワイヤレスの快適性と軽さを両立して欲しいですよね。
つい先日Logicoolから発売されたゲーミングヘッドセット「G733」はまさにワイヤレスの快適性と軽さを両立した製品ということなので、本記事で詳しくレビューしていきたいと思います。
Razerのワイヤレスヘッドセット「BlackShark V2 Pro」のレビューはこちら↓
Logicool G733について
G733とは、2020年9月17日にLogicoolから発売されたワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
最大の特徴はワイヤレス製品でありながら本体重量が軽量ということで、長時間のゲームプレイでも頭や首にかかる負担が少ないため快適です。
接続はUSBレシーバーを介した独自技術LIGHTSPEEDなので、ワイヤレスでありながら遅延が少なく、安定した接続性を実現しているとのことです。
遮蔽物のない環境では最大で20mまで通信できるそうなので、ゲーム中に接続が途切れて音が聞こえなくなる心配はないでしょう。
また、G733はデザイン性も高く、リバーシブルで2色使用可能なヘッドバンドサスペンションを採用するなど、これまでとは違い「かっこいい」より「かわいい」という印象を受けました。
カラーバリエーションは4種類で、「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「ライラック」から選ぶことができます。
Logicoolデバイス専用ソフト「G HUB」をインストール済みのPCでは設定を細かく弄ったり、バーチャルサラウンドでゲームをプレイすることも可能です。
- 軽量で快適な装着感
- 独自ワイヤレス技術LIGHTSPEEDを搭載
- サラウンドサウンド対応で溢れる臨場感
- 着脱式ブームマイクを採用
- マイク音調整機能「Blue VO!CE」に対応
- 約29時間の連続使用が可能な長寿命バッテリー(RGBライトオンでは約20時間)
スペック
製品名 | G733 |
---|---|
製品画像 | |
本体色 | ブラック/ホワイト/ブルー/ライラック |
マイク部 | |
集音特性 | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 100Hz-10kHz |
マイク | 着脱式6mm大口径ノイズキャンセリングマイク |
ヘッドホン部 | |
ドライバーユニット | PRO-G 40mmドライバー |
感度 | 87.5db SPL / mW |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
インピーダンス | 39Ω(パッシブ)、5kΩ(アクティブ) |
その他 | |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 190mm x 88mm x 180mm |
本体重量 | 278g |
連続使用時間 | 約29時間(ライトなし)、約20時間(デフォルトライト) |
発売日 | 2020年9月17日 |
価格(2020年10月15日現在Amazon出品価格) | 17,500円 |
G733 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみました。
内容物一覧
- ヘッドセット本体
- 着脱式マイク
- 充電用USBケーブル
- 保証書等
- USBレシーバー(写真撮り忘れて別になりましたごめんなさい)
▼それではヘッドセット本体を詳しく見ていきましょう。
今回はホワイトのモデルを選んだんですが、イヤーパッドやヘッドバンドサスペンションのカラーがマッチしていてかっこいいというか可愛いです。
▼ヘッドバンド外側は二本の細いプラスチックになっていて、その間からヘッドバンドサスペンションが顔を見せます。
▼ヘッドバンドの長さ調整はイヤーカップとの接続部分が稼働させて行います。


▼また、ヘッドバンドサスペンションの位置を二段階で調整できるので、頭のサイズに合わせて調整するとよりフィットします。


▼ヘッドバンドサスペンションはリバーシブルになっているので好みに合わせて切り替えられますし、このように簡単に取り外せるので汗をかいたら洗うこともできます。
▼イヤーカップを真横から見るとこんな感じです。
▼イヤーカップ左側にはボタンなどが配置されていて、下の画像の右からマイクミュートボタン(割り当て変更可)・音量調整ダイヤル・電源ボタンと並んでいます。
▼電源ボタンの隣が充電用のUSB Type-C端子で、手前の穴がマイク接続端子です。
イヤーカップ右側には何も付いていませんでした。
▼イヤーカップ前面のスリットのように見えるのがRGBライトで、電源を入れると点灯します。
イヤーパッドは低反発で、クッション性はかなり高いですね。
これなら長時間ゲームをしても快適そうです。
▼マイクを取り付けるとこんな感じです。
個人的には結構好きなデザインです。
▼ここで重量を計ってみます。


マイクなしで278g、マイクありで286gとワイヤレスヘッドセットにしてはかなり軽量な部類ですね。
バッテリーを搭載していない有線ヘッドセットでも300g以上の製品が多いのでこれは嬉しいです。
専用ソフトG HUBで設定可能な項目をチェック
▼G733をPCに接続し、G HUBを起動しました。
G733のアイコンをクリックすると設定画面に移ります。
▼こちらがG733の設定画面です。
現在開かれているのはヘッドホンの音響設定ですね。
デフォルトは音量の調整と低音・高音を簡易的に変更できるモードになっています。
▼詳細EQを有効化にチェックを入れるとあらかじめ用意されたプリセットを選択できたり、それを細かく変更できるようになります。


僕は最近Apex Legendsしかプレイしていないので、今回はFPSで使ってみました。
▼続いてマイク設定です。
こちらもデフォルトは音量調整のみとなっています。
▼Blue VO!CEを有効化にチェックを入れることでイコライザーを手動で変更したり、あらかじめ用意されているプリセットを適用することもできます。
▼次にボタン割り当て設定を開きました。
イヤーカップ左の後ろにボタンが一つ付いていて、デフォルトではそれがマイクミュートになっているんですが、割り当てを変更することも可能です。
個人的にはヘッドセットでボイスチャットや配信をする場合、ミュートボタンは必須だと思っていますが、例えばマイクを別で用意する場合などはそのマイクミュートが不要になるため、バーチャルサラウンドとステレオの切り替えにしても便利かもしれません。
▼最後にイヤーカップ前面に配置されているライティングの設定です。
▼色が順番に変わるようにしたり、固定したり、上部と下部の色を分けたり、明るさを調整したりとかなり細かく設定可能でした。




Logicool G733を使って実際にゲームをしてみた感想
G733を使ってPC版Apex Legendsを遊んでみました。
まず付け心地についてです。
やはり特徴でもある通り、ワイヤレスヘッドセットでありながら本体重量が軽量なため、長時間装着していても快適でした。
側圧はやや強めに感じましたが、イヤーパッドのクッション性が高いこともあって耳回りが痛くなるほどではないですね。
もし強すぎると感じるならティッシュの箱かなにかに挟んでおいて緩くするのがいいでしょう。
続いて音質です。
今回プリセットをFPSにして使ってみたのですが、低音域がやや強めで、中音域~高音域はちょうどいいくらいに感じました。
40mmのPro-Gドライバーが優秀なのかこもった感じは一切なく、 クリアで一つ一つの音を聴き分けられるような感覚でした。
また、バーチャルサラウンドを使った場合の定位もよく、敵の方向がかなりわかりやすいです。
長時間FPSなどをワイヤレスで快適にプレイしたいという方にはおすすめできる製品だと思いました。
ただし、やはりワイヤレスということでマイク音質はそれなり、そして機能を割り当てできるボタンが一つなので、個人的にはもう一つくらい付けて欲しかったですね。
それと設定ソフトのG HUBについてですが、バグがあるのか一時的にヘッドホンの設定を変更できなくなったりしたので、今後のアップデートで改善して欲しいところです。
G733はLogicoolの新シリーズということで、まだ完璧とまでは言えないかもしれませんが、コンセプトとしてはかなり面白い製品だと思いました。
▼YouTubeでもG733をレビューしました。
購入を検討されている方は是非そちらもご覧ください。