どうもさっさんです^^
超小型ジンバル付きカメラとして2018年12月に発売されたDJIのOsmo Pocket。
YouTubeやVLOGのブームということもあり非常に話題となりました。
そして遂にそのOsmo Pocketの新型モデルとなる「DJI Pocket 2」が発表されました。
ということで本記事ではOsmo PocketとDJI Pocket 2の違いや特徴をまとめていきます。
- DJI Pocket 2について
- Osmo PocketとDJI Pocket 2のスペックの違い
- DJI Pocket 2のラインナップについて
- DJI Pocket 2はどんな方におすすめ?さっさんは買う?
DJI Pocket 2について
DJI Pocket 2とは、2020年10月31日にDJIから発売予定の超小型ジンバル付きカメラで、2018年12月に発売されたOsmo Pocketの後継モデルです。
軽量かつコンパクトで、その名の通りポケットに入れて気軽に持ち出すことができ、小さな見た目からは想像もできないようなブレのない美しい映像・写真を撮影することができます。
最大動画解像度は4K/60fps、そして今回からはHDR動画にも対応し、そちらは最大2.7K/30fpsで撮影可能です。
最近は4K動画に移行するYouTuberも増えていますが、高画質な動画を撮ろうとするとどうしても本体が大きく値段が高いカメラが必要になってしまいます。
しかしこのDJI Pocket 2ならそこそこの値段で手振れを抑えながらきれいな動画を撮ることができるので、最近流行りのVLOGなんかにはピッタリだと思います。
もちろんセンサーサイズの大きいミラーレスなどには画質で劣りますが、手軽さや性能には値段以上の魅力があると思います。
そしてDJI Pocket 2でもっとも注目すべきが画角の広さです。
実は初代のOsmo Pocketは機能や画質の評価が高かったものの、画角が狭すぎて自撮りには適していないという意見が多かったんです。
しかしDJI Pocket 2ではその点が解消されたようなので、まさに完全無欠のYouTube・Vlog用カメラになったのではないかと思います。
- 117gのコンパクト軽量ボディ
- 3軸手振れ補正搭載カメラ
- 自動で被写体を追従するトラッキング機能
- 数時間の映像を数秒に圧縮するタイムライプス機能。そして動きのあるモーションタイムラプスにも対応
- 自動で動画を編集してくれるAI編集に対応
DJI POCKET 2
DJI POCKET 2 Creator コンボ
Osmo PocketとDJI Pocket 2のスペックの違い
製品名 | DJI POCKET 2 | OSMO POCKET |
---|---|---|
製品画像 | ||
カメラ | ||
センサー | 1/1.7インチCMOS 有効画素数:64 MP |
1/2.3インチCMOS 有効画素数:12 MP |
レンズ | FOV 93° F1.8 焦点距離:20 mm(35mm版換算) |
FOV 80° F2.0 焦点距離:26 mm(35mm版換算) |
ISO感度 | 静止画:100〜6400 (16 MP)、100〜3200 (64 MP) 動画:100〜6400 スローモーション:100~3200 |
静止画:100〜3200 動画:100~3200 |
電子シャッター速度 | 8~1/8000 秒 | 8秒~1/8000秒 |
最大静止画サイズ | 9216×6912 ピクセル | 4000×3000 ピクセル |
静止画モード | シングルショット:16 MP、64 MP カウントダウン:3、5、7秒 パノラマ:3×3、180° |
シングルショット:12 MP カウントダウン:3、5、7秒 パノラマ:3×3、180° |
動画解像度 | 4K Ultra HD:3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps 2.7K:2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps FHD:1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps |
4K Ultra HD:3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps 2.7K:2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps FHD:1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60/120fps |
HDR動画解像度 | 2.7K:2720×1530 @ 24/25/30fps FHD:1920×1080 @ 24/25/30fps |
非対応 |
動画撮影モード | 動画 HDR動画 スローモーション タイムラプス モーションラプス ハイパーラプス |
動画 スローモーション タイムラプス モーションラプス ハイパーラプス |
モーションラプス | 左から右 右から左 カスタム動作(最大4点) |
カスタム動作(最大4点) |
スローモーション | 1080p/120fps(4倍) 1080p/240fps(8倍) |
1080p/120fps(4倍) |
最大動画ビットレート | 100 Mbps | 100 Mbps |
対応ファイルフォーマット | FAT32 (≤32 GB)/exFAT (>32 GB) | FAT32 (≤32 GB)/exFAT (>32 GB) |
写真フォーマット | JPEG/DNG | JPEG / JPEG+DNG |
動画フォーマット | MP4 (MPEG-4 AVC/H.264) | MOV/MP4 (MPEG-4 AVC/H.264) |
対応SDカード | 最大256 GB SDHC/SDXC UHS-I スピードクラス1またはUHS-I スピードクラス3のmicroSD | 最大256 GB SDHC/SDXC UHS-I スピードクラス1またはUHS-I スピードクラス3のmicroSD |
オーディオ出力 | 48 KHz、AAC | 48 KHz、AAC |
アプリ | ||
名称 | DJI Mimo | DJI Mimo |
ジンバル | ||
操作可能範囲 | パン: -230°~+70° チルト:-100°〜+50° ロール:±45° |
パン: -230°~+50° チルト:-95°〜50° ロール:±45° |
機械的可動範囲 | パン: -250°~+90° チルト:-180°〜+70° ロール:±90° |
パン: -250°~+70° チルト:-120°〜98° ロール:±90° |
最大操作速度 | 120°/秒 | 120°/秒 |
角度ぶれ範囲 | ±0.005° | ±0.005° |
バッテリー | ||
種類 | LiPo | LiPo |
容量 | 875 mAh | 875 mAh |
電力量 | 6.738 Wh | 6.738 Wh |
電圧 | 7.7 V | 7.7 V |
最大充電電圧 | 8.8 V | 8.8 V |
入力電圧 | 5V/2A または 5V/1A | 5V/2A または 5V/1A |
充電環境温度 | 5℃ ~ 60℃ | 5℃ ~ 60℃ |
動作環境温度 | 0℃ ~ 40℃ | 0℃ ~ 40℃ |
駆動時間 | 140分 (1080p/24fpsでの動画撮影時のラボ環境下での測定値で、参考値となります) |
140分 (1080p/30fps動画撮影時) |
充電時間 | 73分 | 73分 |
発売日 | 2020年10月31日 | 2018年12月15日 |
スペックの違いで個人的にうれしかったのがセンサーサイズが大きくなったことと、画角が広くなったことです。
センサーサイズが大きいと単純に画質で有利になりますし、35mm版換算20mmのレンズは自撮りでもかなり使いやすそうです。
ただし、正直このカメラに写真撮影機能を求める方は少ないでしょうから、高画素化は必要ないのではと思いました(一般的に高画素化すると暗所に弱くなります)が、ISO感度の上限が上がっているのを見るとスペックだけではわからないソフトウェアなどでの工夫がされているのでしょうか。
また、スローモーションが最大240fpsで撮影できるようになっていたり、モーションタイムラプスが簡易的に使えるようになったのも地味にうれしいアップデートです。
この他にも内蔵マイクの数が増えたり、美顔効果を付与した撮影ができたりと、色々とパワーアップしているようです。
DJI Pocket 2のラインナップについて
DJI Pocket 2には単体モデルと、便利なアクセサリがセットになったコンボモデルの2種類がラインナップされています。
▼単体モデル付属品
- DJI Pocket 2 本体
- DJI Pocket 2 カバー
- DJI Pocket 2 三脚マウント(1/4インチネジ穴)
- リストストラップ
- DJI Pocket 2 ミニ操作スティック
- スマートフォンアダプター Lightning
- スマートフォンアダプター USB Type-C
- 電源ケーブル
▼コンボモデル付属品
- DJI Pocket 2 本体
- DJI Pocket 2 カバー
- DJI Pocket 2 三脚マウント(1/4インチネジ穴)
- リストストラップ
- DJI Pocket 2 ミニ操作スティック
- スマートフォンアダプター Lightning
- スマートフォンアダプター USB Type-C
- USB二股充電ケーブル
- DJI ワイヤレスマイクトランスミッター
- DJI ワイヤレスマイクウインドスクリーン
- DJI Pocket 2 Do-It-Allハンドル
- DJI Pocket 2 広角レンズ
この二つの価格差は15,400円あるためやや高いと感じるかもしれませんが、ワイヤレスマイクや広角レンズが付属するメリットは大きいと思います。
特にワイヤレスマイクや外部マイクなどを取り付け可能にするDo-It-Allハンドルは単品でも11,000円で販売されているため、その他が4,400円で付いてくると思うと逆にコスパが高いですね。
ワイヤレスマイクも多くのYouTuberが愛用しているRODE Wireless Goのような機構になっているようで、一人でVLOGを撮るにはこのセットがあれば簡潔できるのではないかと思います。
DJI Pocket 2はどんな方におすすめ?さっさんは買う?
DJI Pocket 2がおすすめなのはやはりVlogerなど、カメラを片手に歩き撮りをする方でしょう。
本体がコンパクトで軽いため、持ち運びや撮影のストレスがありません。
とことん画質にこだわりたいならミラーレスをおすすめしますが、本体重量が重く手軽さがありませんし、手振れ補正はジンバル付きのDJI Pocket 2には到底かないません。
また、もうすでにメインのカメラを持っていてサブ機として手軽に使えるカメラが欲しいという方にも適していると思います。
逆に自宅で毎回固定アングルで撮影するようなカメラとしては向いてないですね。
固定で撮るなら本体重量や手振れ補正は関係ありませんし、旧モデルからセンサーサイズが大型化したといってもやはりミラーレスには劣るため、光量が不十分な室内での撮影には不向きと言わざるを得ません。
その点を理解した上で状況に応じて使うので最高のカメラと言っていいのではないでしょうか。
初代のOsmo Pocket発売後、他社から次々と似たようなカメラが発売されてきましたが、レビューなどを見ると画質や安定性では断トツでOsmo Pocketに軍配が上がります。
そして弱点とされていた画角の狭さも克服してきたため、もはやこのジャンルの製品では一択と言えるでしょう。
僕も既にAmazonでコンボモデルを予約購入しましたので、届き次第当ブログとYouTubeでレビューしたいと思います。
DJI POCKET 2
DJI POCKET 2 Creator コンボ