どうもさっさんです^^
2020年7月31日にRazerから発売されたHuntsman Mini。
同社から初の60%キーボードということで話題になりました。
しかし7月に発売されたのはUS配列モデルのみで、日本語配列派の方はもどかしい思いをしていたと思います。
ちなみに僕も日本語配列派です(笑)
こうしてブログを書くときなんかは急にUS配列になるとやっぱり使いにくいんですよね。
そしてつい先日、Razer公式からHuntsman Miniの日本語配列モデルの発売がアナウンスされました。
今回その実機を発売に先駆けてメーカーさんからお送りいただいたので、本記事で先行レビューを行っていきます。
Huntsman Mini US配列クリッキーオプティカルスイッチ採用モデルのレビューはこちら↓
- Huntsman Mini について
- Huntsman Mini 日本語配列リニアオプティカルスイッチモデルを開封
- キーキャップの印字について
- Huntsman Miniのリニアオプティカルスイッチがちゃっかり新型になっていた
- 専用ソフト「Razer Synapse」で設定可能な項目をチェック
- Huntsman Mini 日本語配列リニアオプティカルスイッチモデルを使ってみた感想
Huntsman Mini について
Huntsman Miniとは、2020年7月31日にRazerから発売された60%サイズのゲーミングキーボードで、一般的なキーボードに比べてかなりコンパクトなのが特徴です。
テンキーレスキーボードでESC・F1~F12までが並んでいる列や、Delete・矢印キーなどが配置されているあたりが省略されているため、それらを使うには二次機能が割り当てられたキーとFNキーを同時押しする必要があり、慣れるまで使いにくいと感じる方もいるとは思いますが、そのサイズ感や見た目のスタイリッシュさに魅力を感じる方から高い人気を誇っています。
そしてそのHuntsman Mini待望の日本語配列モデルが11月13日に決定しました。(記事執筆時点ですでに予約は始まっています)
「PCではほとんどゲームしかしない」という方はUS配列でも日本語配列でのさほど気にならないかもしれませんが、よく記号の入力をするという方にとってはやはり使い慣れている配列を選びたいものです。
僕も普段から日本語配列のキーボードを使っているため、Huntsman Miniの日本語配列モデルの登場はとても嬉しいです。
また、キースイッチはクリッキーオプティカルスイッチとリニアオプティカルスイッチの2種類がラインナップされ、カチャカチャと大き目の音が好きな方、スコスコと静かにタイピングしたい方のどちらにも適しています。
着脱式のUSB Type-Cケーブルを採用しているため、持ち運びや掃除しやすいという点も魅力的です。
- 60%サイズゲーミングキーボード
- クリッキーオプティカルスイッチ・リニアオプティカルスイッチから選択可能
- US配列と日本語配列から選択可能
- 本体カラーはブラックとホワイトから選択可能
- 着脱式USB Type-Cケーブル
- オンボードメモリ対応
スペック
製品名 | Razer Huntsman Mini JP |
---|---|
製品画像 | |
キースイッチ | リニアオプティカルスイッチ クリッキーオプティカルスイッチ |
配列 | 日本語配列 US配列 |
キーキャップ | ダブルショットPBTキーキャップ (日本語配列の一部キーはプリント印刷) |
オンボードメモリ | 対応 |
発売日 | US配列:2020年7月31日 日本語配列:2020年11月13日 |
価格(2020年11月8日現在Amazon出品価格) | 16,980円 |
Huntsman Mini 日本語配列リニアオプティカルスイッチモデルを開封
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみました。
内容物一覧
- Huntsman Mini 日本語配列リニアオプティカルスイッチモデル
- 着脱式USBケーブル
- クイックガイド、ステッカー等
▼それではHuntsman Mini本体を詳しく見ていきましょう。
▼画像では伝わりにくいかもしれませんが、これ本当にコンパクトなんですよね~。
う~んシンプル好きにはたまらん。
▼テンキーレスキーボードのBlackwidow V3 TKLと並べるとかなりコンパクトだというのがお分かりいただけると思います。
▼続いてHuntsman MiniのUS配列とも見比べてみましょう。
上がUS配列で下が日本語配列です。
当然ながら本体の大きさは全く同じです。
▼しかしキーの並びは結構違いがあり、上2枚がUS配列で下2枚が日本語配列なのですが、Enterキーの幅やその両側のキーの数が異なります。
まぁこの辺は好みの問題ですが、やっぱり僕は日本語配列の方が使いやすいですね。
▼また、ESCキーの動作にも違いがあります。
左がUS配列、右が日本語配列の画像なのですが、US配列はそのまま押してESC、FNキーと同時押しで手前にプリントされている二次機能が使え、日本語配列はそのまま押してアルファベット入力とローマ字入力の切り替え、FNキーと同時押しでESCとなります。
その他にも一般的なUS配列と日本語配列の違いである、記号の並びやEnterキーの違いがありますので、購入の際は間違えないように注意しましょう。
▼続いて底面を見てみましょう
キーボード表面の素材はアルミ製ですが底面はプラスチック製です。
四隅には滑り止めが配置されているため滑りにくくなっています。
▼キーボードスタンドは二段階調整式になっていました。
キーキャップの印字について
US配列のHuntsman Miniは全てのキーキャップがダブルショットPBTという、劣化により輝きが損なわれたり、酷使によりラベルが摩損することのない高い耐久性を誇るものを採用していたんですが、日本語配列の一部のキーキャップはプリント印刷になっているものもあります。
▼US配列のキーキャップ
こちらは全てダブルショットPBTキーキャップを採用しています。
▼日本語配列のキーキャップ
赤い枠で囲んでいる部分の下部(例えば1の下の!、3の下の#など)がプリント印刷になっています。
▼プリント印刷の部分だけバックライトが点灯していても色が反映されませんし、長期的に使っていくと摩損する可能性もあるでしょう。
これは日本語配列モデルのデメリットと言えますが、個人的には気にするほどでもないと思いました。
Huntsman Miniのリニアオプティカルスイッチがちゃっかり新型になっていた
Razerのキーボードに採用されているメーカー独自のオプティカルスイッチは、音が大きめのクリッキーと静かめのリニアという2種類がラインナップされており、クリッキーはリリースから変更されていませんが、リニアは改良されてさらに静かに、そしてアクチュエーションポイントや押下圧が変更されました。
▼Razerクリッキーオプティカルスイッチ
▼Razerリニアオプティカルスイッチ
キースイッチ仕様
名称 | クリッキーオプティカルスイッチ | リニアオプティカルスイッチ(旧) (Huntsman TEなどに採用) |
リニアオプティカルスイッチ(新) (Huntsman Miniに採用) |
---|---|---|---|
キーの感触 | 軽さとクリック感 | 軽量で瞬時 | やや重く瞬時 |
作動方法 | 光による作動 | 光による作動 | 光による作動 |
押下圧 | 45g | 40g | 48g |
アクチュエーションポイント | 1.5mm | 1.0mm | 1.2mm |
耐久性 | 1億回 | 1億回 | 1億回 |
実際に使ってみると旧型のリニアオプティカルスイッチよりもかなり音が静かになり、入力に必要な力もはっきりと体感できるほど違いがありました。
個人的には静かになったのはうれしいものの、押下圧はもう少し軽い方が使いやすいと思いますね。
この変更点が気になる方は店頭で確認してみるのがいいかもしれません。
専用ソフト「Razer Synapse」で設定可能な項目をチェック
▼PCにHuntsman Miniを接続して専用ソフトを起動してみました。
こちらが専用ソフトのトップ画面です。
デバイス欄に表示されているHuntsman Miniのアイコンをクリックして設定画面を開きましょう。
▼設定画面を開きました。
まずはカスタマイズタブです。
ここではキーの再割り当てやマクロの割り当てができます。
ただしwindowsキーとFNキーには割り当てできないようです。
▼続いてライティングタブを開きました。
ここではバックライトの明るさ変更や光り方のカスタマイズが可能です。
一色固定やレインボーなど、光り方は様々なので自分好みの色を探してみると楽しいと思います。
Huntsman Mini 日本語配列リニアオプティカルスイッチモデルを使ってみた感想
Huntsman Mini自体は以前から持っていたためこのデザインとサイズ感のすばらしさはわかっていたんですが、やはり日本語配列派の僕からするとUS配列には慣れることができず、結局元々使っていたキーボードに戻してしまっていました。
特にこういったブログの執筆などは慣れている配列じゃないと厳しいんですよね。
きっと僕と同じような方は多いと思います。
しかし今回の日本語配列モデルの登場で、文字や記号の入力などはほとんど不便を感じなくなりました。
また、新しくなったリニアオプティカルスイッチがとても静かでいい感じです。
ゲーム中フレンドに「キーボード変えた?なんかいつもより音がしない」とすぐに気づかれるほどでした。
ゲーム向けのキーボードですが、これならオフィスなどで作業用のキーボードとしても重宝しそうです。
そういった場面ではホワイトが似合いそうですね。
今のところまだキーの少なさに完全に慣れたわけではありませんが、これから練習してこのキーボードを使いこんでいきたいと思います。
Huntsman Miniは主にゲームに使う方、デスクスペースに余裕が無い方、見た目のスタイリッシュさにこだわるという方に特におすすめです。
YouTubeでは打鍵音比較を含むレビュー動画も出していますので、購入を検討されている方は是非そちらもご覧ください。
▼Huntsman Miniのレビュー動画はこちら↓
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