どうもさっさんです^^
今回はルーマニアのヘッドホン・イヤホンメーカーであるMEZE Audioの『99 CLASSICS』をレビューしたいと思います。
1.『99 CLASSICS』とは?
99 CLASSICSとは、クルミ材から1つ1つ丁寧に削り出されたそれぞれが世界に一つだけの木目を持つイヤーカップを使用した、MEZE Audioの高級ヘッドホンです。
99 CLASSICSによってMeze Audioは世界に広く知れることになりました。
head-fi.orgでは密閉型ヘッドホン歴代トップ10に選ばれ、Innerfidelity.com では殿堂入りを果たしています。
- おしゃれな木目のイヤーカップ
- セルフアジャストヘッドバンド
- 密閉型ヘッドホン
- 欧州で多くのアワードを受賞
スペック
- ダイナミックネオジウムマイラードライバー
- トランスデューサのサイズ:40mm
- 周波数帯域:15Hz〜25KHz
- 入力感度:1kHz、1mW@103dB
- インピーダンス:32Ω
- 定格電力:30mW
- 最大電力:50mW
- ケーブル:取り外し可能ケブラーOFCケーブル(マイクリモコン付きケーブル1.2m/ケーブル3.0m)
- プラグ:3.5mm金メッキ
- 重量:260 g(ケーブル含まず)
- イヤーカップ:クルミ材(木目は天然素材を使用しているため画像と同一ではありません)
2.『99 CLASSICS』開封の儀!
▼まずは外箱を見てみます。
落ち着いた雰囲気のおしゃれなデザインですね。
▼中身を全て取り出し並べてみます。
内容物一覧
- 99 CLASSICS本体
- ヘッドホンケース
- 3.5mmステレオ4極ケーブル 1.2m(マイク、ボタン付き)
- 3.5mmステレオ3極ケーブル 3.0m
- 航空機内用デュアルプラグ
- 6.3mm変換プラグ
- ケーブルケース
- 説明書
▼ヘッドホン本体を詳しく見てみましょう。
見た目の第一印象は「とにかくおしゃれ」だと思いました。
世界に一つだけという木目が非常に魅力的で、所有している満足感さえ覚えます。
▼イヤーパッドはPUレザー製。
耳をすっぽり覆うタイプのイヤーパッドで、非常に柔らかく押すと丁度良いクッション性を感じられました。
これなら長時間付けていても耳が痛くなることはなさそうです。
▼ヘッドバンド上部には99CLASSICSのロゴが入っています。
▼ヘッドバンドはセルフアジャストを採用。
一般的なヘッドホンはヘッドホンバンドの両サイドを伸縮させて自分に丁度いい長さに調整しますが、99 CLASSICSはセルフアジャストヘッドバンドを採用しているため、付けるだけで自動的に丁度いい長さになります。
自分しか使わない場合ならメリットは薄くなりますが、「家族や恋人も使う」というような方にはいちいち調整する必要がないため便利です。
▼ケーブルは両側に接続する必要があります。
個人的には気になりませんが、ケーブルが両側から出ているため中には煩わしく感じる方もいるかもしれません。
▼マネキンに装着してみました。
見た目が本当におしゃれですね。
音楽を聴きながらコーヒーを片手に読書なんていうのにピッタリなデザインだと思います。
女性が使っていてもかわいいのではないでしょうか。
3.実際に音楽を聴いてみた感想
僕はこうして記事を書いたりゲームをしたりと、一日中パソコンに向かっていることが多いです。
記事を書いている時には常に音楽を聴いているので、高音質で長時間付けていても耳が痛くならないヘッドホンを求めています。
いままでヘッドホンはいくつも買い替え、現在はゼンハイザーの『HD 598SR』に落ち着いていました。
HD 598SRは3月に購入したヘッドホンで、側圧緩めで柔らかいベロア素材のイヤーパッドと優しいクリアなサウンドが特徴のヘッドホンです。
正直このヘッドホンでかなり満足してしまっていたので、「99 CLASSICを使って音質の良さを実感できるだろうか...」と少し心配していました。
しかし、実際に使ってみると予想以上の完成度で驚かされました。
まずヘッドホンの付け心地がすごくいいんです!
イヤーパッドがフカフカで、長時間付けていても非常に快適。
耳が痛くなるどころか音楽を聴きながら寝てしまえるくらい付けていることが気になりません。
音質についてですが、個人的には予想していた以上にパワフルで、「音が賑やか」というか、「音が踊っている」というか、一つ一つの音に力強さを感じました。
しかしそれでいて繊細で、安いヘッドホンでは聞こえないような細かい音もクリアに耳へと届けてくれます。
よく「ヘッドホンなんて聞こえれば何でもいい」などと言う方がいますが、いいヘッドホンを使うと音楽に対する価値観だったり姿勢がガラッと変わります。
99 CLASSICSはヘッドホンマニアの方や音楽に詳しい方が使ってももちろん満足できるものだとは思いますが、個人的には今まであまり音楽に関心のなかった方にも是非使ってほしいヘッドホンだと思いました。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^