どうもさっさんです^^
キャプチャーボードメーカーと言えばAVerMediaを思い浮かべる方は多いのではないかと思います。
そのAVerMediaからストリーマー向けのカメラ用マイクが発売されます。
今回は特別に発売前に製品をお送りいただいたので、本記事でレビューしていきたいと思います。
1.LIVE STREAMER MIC (型番:AM133)について
AM133とは、キャプチャーボードなどの販売メーカーとして有名なAVerMediaから2019年3月15日に発売されるストリーマー向けカメラ用マイクです。
小型で30gと軽量なメタル製本体に、ホットシューに対応したショックマウントと、PCでの使用を想定した卓上マイクスタンドが付属し、実写動画はもちろんゲームなどのネット配信にも使うことができます。
屋外での撮影には付属のウィンドスクリーンを用いることで、環境音を抑えた高品質な音声を録音することが可能です。
- ケーブルが2種類付属しているためカメラやスマホだけでなくPCでも使用可能
- 単一指向性でノイズの少ないクリアな音声を収録
- 屋外での使用に適したコンパクトデザイン
- 電源不要のプラグインパワー方式
スペック
製品名 | LIVE STREAMER MIC 133 |
---|---|
製品画像 | |
接続インターフェイス | 3.5mm マイク出力端子 |
マイク形式 | コンデンサマイク |
指向特性 | 単一指向性 |
電源 | プラグインパワー方式(デバイスから直接電源供給) |
周波数特性 | 20 〜 16,000 Hz |
感度 | -37 dB ± 3 dB (0dB = 1 V/pa @1 kHz) |
S/N 比 | 60 dB(@1 kHz) |
インピーダンス | 1.5 KΩ |
最大 SPL(音圧レベル) | 110 dB SPL(@1 kHz) |
本体寸法 | "20.8 x 20.8 x 121 mm 70 x 83.3 x 132.25 mm (スタンド組込時)" |
本体重量 | 本体 約 30 g スタンド組み込み時 約 80 g |
価格(2019.3.8現在Amazon予約価格) | 9,990円 |
AVerMedia LIVE STREAMER MIC 133 ストリーマー向け 単一指向性コンデンサ マイク SP852 AM133
- 出版社/メーカー: AVERMEDIA
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Personal Computers
2.AM133 開封の儀
▼外箱はこんな感じです。(今回送っていただいたのは海外仕様のパッケージのため国内で販売されるものとはデザインが異なります)
▼中身を取り出し並べてみました。
内容物一覧
- AM133本体
- スタンド
- ウィンドスクリーン
- ショックマウント
- 3.5mmマイク・ヘッドホン分岐オーディオアダプタケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- クイックガイド
- 収納バッグ
▼AM133本体を見てみましょう。
横幅121mmで重量が30gと非常にコンパクトで軽いです。
このような外付けマイクを使って手持ちで長時間撮影する場合、マイクの重さやサイズが重要になってきます。
本当に音にこだわるのであれば電源が必要で300mmくらいあるようなショットガンマイクを使う方が高音質に音声が録れるとは思いますが、「気軽に使いたい」「長時間屋外で撮影したい」というならAM133のようなマイクの方が取り回ししやすく、便利に使えると思います。
▼カメラ用マイク、卓上マイクのどちらで使う場合にも付属のショックマウントにつけて使います。
ホットシュー取り付け部の底面は三脚用ネジに対応した1/4インチのネジ穴が空いているため、マイクをカメラから離れた別の三脚に設置することが可能です。
▼ケーブルは2本付属していて、カメラやスマホのマイクとして使う場合はこちらを使います。
僕も今までカメラ用マイクをいくつか使ってきましたが、ケーブルはこのようにグルグル巻きになっていると邪魔になりにくいので使いやすいです。
また、取り外しが可能なのでマイクを少し離れた場所に設置したいというときでも長めのケーブルを用意すれば対応することができます。
▼PCで使いたい場合は3.5mmマイク・ヘッドホン分岐オーディオアダプタケーブルを使います。
こちらはPC接続側が4極ケーブルになっています。
3極3.5mm端子を搭載しているPCで使う場合は変換ケーブルが必要になります。
▼こちらは卓上マイクとして使う場合に取り付けるスタンドです。
▼屋外で撮影する場合に取り付けるウィンドスクリーンも付属しています。
3.GH5に取り付けてみる
▼AM133はカメラ用マイク、卓上マイクのどちらで使う場合にも付属のショックマウントにつける必要があります。
普段撮影に使っているレンズがうるさいと感じたことがないので、どの程度AF駆動音を吸収してくれるのかは不明ですが、普通のマウントよりいいのは間違いないと思います。
▼マイク本体を取り付けるとこんな感じになります。
マイクの前後位置は自由に調整可能です。
▼それでは僕が普段撮影に使っているGH5に取り付けてみました。
カメラと合わせてみても大きすぎず小さすぎず丁度いいサイズ感ではないでしょうか。
見た目はなかなかかっこいいと思います。
使うレンズにもよりますが、ショックマウントをマイクの端につけても画角に入り込んでしまうことはなさそうです。
▼ウィンドスクリーンを取り付けるとこんな感じです。
見た目がガチ勢っぽくてかっこいいですよね(個人的な意見ですみません)
今後屋外で撮影する際に使ってみようと思います。
ちなみに自宅でウィンドスクリーンを付けっぱなしにしていたところ、うちの猫がかじりついていたのでペットがいる方は使用時以外取り外すのをおすすめします(笑)
4.AM133を撮影に使ってみた感想
本体重量が30gと軽いため、カメラに付けていてもほぼ全く重さを感じませんでした。
サイズが小さいため撮影時に邪魔になりにくく、取り回ししやすかったです。
続いて音質についてですが、プラグインパワー方式の特性上どうしてもホワイトノイズは発生してしまいますが(プラグインパワーのマイクをカメラにつけるとどれもホワイトノイズが入ります)、声自体はかなりきれいに録ることができました。
また、指向性がなかなか鋭く、内蔵マイクに比べてかなり部屋の響きが抑えられています。
現在外付けマイクを使っていないという方ならかなり音声のクオリティを上げることができるのではないでしょうか。
次に卓上マイクとして使ってみた感想ですが、カメラ用マイクなのである程度離れた位置に設置しても十分な音量で声を拾いますし、音質も良かったです。
さすがにオーディオインターフェースにつないでダイナミックマイクやコンデンサーマイクを口元近くに設置するのにはかなわないと思いますが、手軽にある程度高音質に音声を録音したいというときにはピッタリではないかと思います。
AM133は1台でカメラ用マイク、卓上マイクと2通りの使い方ができる非常に面白い製品だと思いました。
気になった方は是非チェックしてみて下さい。
AVerMedia LIVE STREAMER MIC 133 ストリーマー向け 単一指向性コンデンサ マイク SP852 AM133
- 出版社/メーカー: AVERMEDIA
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: Personal Computers
▼AM133を動画でレビューしました。
内蔵マイクとの音質比較なども行っていますので検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。