どうもさっさんです^^
今回はFSPのE-ATX対応ミドルタワーPCケース「CMT520」をメーカー様よりご提供いただいたのでレビューしていきたいと思います。
FSP CMT520について
CMT520とは、2019年6月14日にFSPから発売されたE-ATX対応のミドルタワーケースです。
メイン素材はスチールで、その次にプラスチックを多く採用しています。
フロントパネルと左サイドパネルには強化ガラスを採用し、標準搭載のRGB LEDファンや内部のイルミネーションを楽しむことができる。
寸法は幅215mm、奥行495mm、高さ545mmで一般的なミドルタワーケースと同等と考えてよさそうです。
価格は本記事執筆現在(2019.9.11)Amazonで13,824円です。
同価格帯のミドルタワーケースは各社から多数販売されているので、どこを重視してこのケースを選ぶのかがポイントになりそうです。
- 120mm RGB対応LEDファンを4基搭載
- フロント・左サイドパネルに強化ガラスを採用
- トップとボトムにダストフィルターを搭載
- フロント上部の使いやすい位置にUSB端子やヘッドセット接続端子、電源ボタンを配置
スペック
製品名 | CMT520 |
---|---|
製品画像 | |
対応規格 | E-ATX、ATX、MicroATX、ITX |
材質 | スチール、プラスチック、強化ガラス |
搭載可能電源 | ATX電源 |
標準搭載ファン | フロントRGB LED付120mmファン×3 リヤRGBLED付120mmファン×1 |
ファン回転数 | 1200rpm(23dB) |
ファン最大搭載可能数 | フロント:120mm / 140mm × 3 トップ:120mm / 140mm × 2 リア:120mm × 1 |
拡張ベイ | 3.5インチシャドウベイ×2 2.5インチシャドウベイ×4 |
拡張スロット | 8スロット |
搭載可能ラジエーター | 360mm×2 |
フロントポート | USB3.0×2 USB2.0×2 Audio in Audio out RGBボタン×1 |
対応グラフィックカード | 全長423mmまで対応 |
対応CPUクーラー | 高さ163mmまで対応 |
寸法 | 約215(W) x 495(D) x 510(H)mm |
本体重量 | 約8.5kg |
発売日 | 2019年6月14日 |
価格(2019年9月11日現在Amazon出品価格) | 13,824円 |
CMT520 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼本体を箱から出して保護フィルムを剥がしました。
フロントパネルが強化ガラス製で、中が透けてファンが見えるのがいいですね。
電源を入れたらかっこよさそうです。
反射して猫のベッドが写っているのは気にしないでください。
▼フロントパネル上部に各種接続端子やボタン類が配置されています。
左からUSB 2.0×2、マイク端子、ヘッドホン端子、電源ボタン、リセットボタン、LEDコントロールボタン、USB 3.0×2となっています。
▼フロントパネルの両サイドには吸気口が上から下まで付いています。
▼フロントパネルは下に手を掛けて手前に引っ張ると開くことができます。
この時ケーブル類が断線しないように気を付ける必要がありますね。
フロントにダストフィルターが付いていないのが個人的にはちょっと気になりました。
▼トップパネルにはマグネット式のダストフィルターが付いていました。
これはメンテナンスが簡単でいいですね。
ファンは120mmを3基、140mmを2基、または360mmまでのラジエーターを取り付け可能です。
▼それでは左サイドパネルを見ていきましょう。
どうして上から撮影しているのかというと、反射して猫のベッドどころかリビングの散らかりっぷりが全て写ってしまいそうだからです。
▼左サイドパネルは四隅にある手回し式のネジで固定されています。
最近はワンタッチでサイドパネルを取り外せるケースも増えていますが、これはこれで悪くないと思います。
▼左サイドパネルを取り外しました。
ネジは完全に外れるタイプなのでなくさないように気を付けましょう。
▼左サイドパネルを外して中を写すとこんな感じです。
▼ファンが合計で4基搭載され、しかもその全てがRGB LEDに対応しているのはかなりのメリットですね。
追加投資せずにかっこいい自作PCを組むことができます。
140mmファン用のネジ穴が開いているので換装も可能です。
また、360mmまでのラジエーターも取り付け可能です。
▼リアファンの取付可能サイズは120mmです。
▼マザーボードはE-ATX、ATX、MicroATX、ITXに対応しています。
▼電源取付部分はこんな感じです。
▼設置後は付属のマグネット式アクリルパネルをで目隠しすることができます。
▼取り付けるとこんな感じです。
反射してわかりづらいかもしれませんが、電源取付部分はすっぽり隠れています。
▼続いて右サイドパネルを外して中身を見てみましょう。
▼CMT520にはRGB LEDファンの一括コントロールが可能なRGB制御ボックスが搭載されています。
コネクタの合計は8口で、6ピンコネクタ専用ではあるが将来的に増設は可能です。
▼マザーボードトレイの背面には2.5インチシャドウベイが2つあります。
▼フロントパネルのすぐ後ろには3.5インチベイが2つあります。
▼3.5インチベイに乗っている箱の中身を見てみます。
結束バンドやHDDを固定するためのネジなどが入っていました。
これらについては必要に応じて使いましょう。
▼説明書は簡易的ですが日本語に対応しています。
▼ケースの底面を見てみましょう。
電源取付部分の真下にダストフィルターが付いています。
▼リアパネルはこんな感じになっています。
上段にはファンの通気口とマザーボードのバックパネルI/O用スペースとあり、拡張スロットが8つ並んでいます。
CMT520 まとめ
フロントと左サイドに採用した強化ガラスとRGB対応LEDファンで見た目はかなりかっこいいと思います。
フロントに配置された端子類の場所や数が絶妙で、使い手のことが良く考えられている感じがしました。
フロントにダストフィルターがないのは惜しいところですが、それ以外はこれといって気になる点のない、シンプルで使いやすそうなケースだと思います。
後から増設すればある程度お金がかかるファンもデフォルトで4基付いていますし、1万円台のミドルスペックのPCケースとしてはコスパの高い製品ではないでしょうか。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。