どうもさっさんです^^
DXRACERのフォーミュラシリーズの『DXR』と、レーシングシリーズの『RV-131』をレビューしたんですが、今回はドリフティングシリーズの『DX-03』をレビューしたいと思います。
- 1.『DXRACER DX-03』について
- 2.『DXRACER DX-03』開封の儀&組立て
- 3.『DXRACER DX-03』リクライニングとアームレストについて
- 4.DXRACER DXRとの比較
- 5.実際に仕事とゲームで使ってみた感想
1.『DXRACER DX-03』について
DXRACERはアメリカやヨーロッパで非常に人気が高いゲーミングチェアブランドなんですが、最近ではe-sportsなどの影響で日本国内でも人気が高まっています。
実は一口にDXRACERといってもグレードがいくつもあるのをご存知でしょうか。
▼公式サイトの左側にグレードが記載されていて、今回は上から2番目のドリフティングシリーズをレビューします。
- スタンダードモデルであるフォーミュラシリーズに比べ、背もたれの高さが低く、座面幅は広くゆったりとした座り心地
- 落ち着いたカラーリング
- 高級感漂うステッチ入りPUレザー(ソフトレザー)を使用
- 上下の高さ調整可能な1Dアームレストのワイドタイプ
- アルミ製キャスターベース
- 身長155cm~175cm推奨
- 49,800円
※ドリフティングシリーズでも型番がDX-03とDX-61の2種類あり、違いはロゴとカラーリングのみですがDX-61は45,800円となっています。
アームレストの違いについて
DXRACERにはモデルによって1Dスタンダード、1Dワイド、3Dアームレスト、4Dアームレストがあり、それぞれの違いについては下記のとおりです。
- 1Dはスタンダードとワイドでアームレストの幅が異なり、高さ調節機能が搭載されています。
- 3Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能が搭載されています。
- 4Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能、左右幅調節機能が搭載されています。
DXRACERプロモーション動画
東京ゲームショー2017出展動画
2.『DXRACER DX-03』開封の儀&組立て
▼こちらがDX-03の入っている箱です。
いつ見ても大きいなぁ。
▼中身を取り出し全て並べてみました。
内容物一覧
- 背もたれ部
- 座部
- ヘッドレスト
- ランバーサポート
- 組立て説明書
- アルミ製キャスターベース
- キャスターベースカバー
- キャスター
- シリンダーカバー
- シリンダー
- サイドカバー
- 工具、予備のネジ
- シリンダー固定台
▼説明書は日本語に対応しているため組立ては問題なく行えると思います。
それでは早速組立てを行っていきます。
▼まずは座部に背もたれ部を取り付けます。
元々背もたれ部についているネジを一度取り外し、座部の取付部分に合わせてネジ止めします。
▼取付が完了しました。
▼ネジ止めした部分にサイドカバーを取り付けます。
▼穴に合わせて強く押せば入りますが、中々入らない場合は手で少し叩くと入ります。
▼次に座部の下にシリンダー固定台を取り付けます。
▼座部の裏側に元々ついているネジを一度取り外し、シリンダー固定台とあわせてネジ止めします。
ネジを外す際、落としてしまうと座部の隙間に入り込んでしまう可能性があるため、落とさないようしっかり固定しながら取り外しましょう。
▼シリンダー固定台の取付が完了しました。
これで座部より上側は完成です。
続いて下側を組み立てていきます。
▼まずはキャスターベースにキャスターを取り付けます。
▼キャスターベースを裏返して穴にキャスターを差し込むんですが、上から真っすぐ体重をかけるようにすると入りやすいです。
▼キャスターの取付が完了しました。
▼次にキャスターベースカバーを取り付けます。
▼これは穴にはめ込むだけなので簡単でした。
▼続いてキャスターベースの中央の穴にシリンダーとシリンダーカバーを取り付けます。
▼まずシリンダーを穴に入れ、その上にシリンダーカバーを被せるだけです。
特に力は入らず、ただ入れるだけで大丈夫でした。
▼ここまでできたら、先ほど組み立てた座部より上側のシリンダー固定台にある穴とシリンダーが合うように上に乗せれば完成です。
▼このままでももちろん使えますが、せっかくなのでヘッドレストとランバーサポートを取り付けてみます。
▼ヘッドレストは背もたれ上部にある穴から紐を通してバックルで抑えるように固定します。
▼ランバーサポートは背もたれ部の裏側にゴムを通してマジックテープで固定します。
▼取付してみましたが、他のモデルと違って高さ調整が簡単にできるようになっていました。
▼ヘッドレストとランバーサポートの両方を取付してみました。
この方が『ゲーミングチェア』という感じがしてかっこいいですね。
DX-03は比較的落ち着いたデザインですが、個人的にはこのくらいが好きです。
真っ黒なカラーもあるのでオフィスで使いたい方にも向いていると思います。
3.『DXRACER DX-03』リクライニングとアームレストについて
まずはリクライニングについてです。
DXRACERは全てのモデルがリクライニング角度最大135度になっていて、座った状態で後ろに体重をかけると+15度傾斜し、合計150度傾きます。
他のメーカーのゲーミングチェアは180度くらいリクライニングできるものもあるので、この点がDXRACERと他のゲーミングチェアとの違いの一つです。
安全基準の厳しいヨーロッパの一部地域では、万が一の転倒に備えて高い傾斜のリクライニングが制限されているため、それに合わせた仕様になっているようです。
続いてアームレストを見ていきます。
DX-03のアームレストは1Dワイドというもので、上下の高さ調節が可能な幅広タイプになっています。
上位モデルでは4Dアームレストという、高さ調節・前後スライド・左右幅調節・アームパッド首振り機能を搭載しているものもあり、もちろんそちらの方が便利なんですが、高さ調節だけでもできないものに比べるとかなり便利です。
PCゲームなどで、マウスとキーボードを使ってゲームをしている方はアームレストとデスクの高さを同じにすることで、アームレストに肘を置きながらキーボードやマウスの操作ができるため非常に便利です。
ちなみにアームレストは硬そうに見えますが、押すと凹むくらいの柔らかい素材でできているため長時間肘を置いても痛くなることはありませんよ。
4.DXRACER DXRとの比較
見てわかる通り、まずはデザインが違います。
また、よく見るとDXRはファブリック生地(布地)です。
通気性がいいため夏は快適ですが、見た目の質感とメンテナンス性はやはりPUレザーに劣ります。
どちらがいいかは好みが分かれるところですが、個人的にはDX-03のようなPUレザーを使っている方が好きですね。
キャスターベースに関してですが、見た目は同じに見えても実はDXRがナイロン樹脂製で、DX-03はアルミ製のため耐久度はDX-03の方が高いです。
▼続いてアームレストを見てみます。
DXRが1Dスタンダードなのに対し、DX-03は1Dワイドを採用しています。
実際に使用してみましたが、1Dワイドの方がゆったり肘を置くことができ快適に感じました。
長さは1Dスタンダードの方がありますが、僕の場合その点は特に気になりませんでした。
単純に「どっちがいい?」と聞かれると「DX-03の方がいいよ」と答えますが、実際に購入するとなると値段が気になりますよね。
並べて比較するとDX-03の方がいいのは確かですが、個人的にはDXRもいいゲーミングチェアだと思っています。
DXRが29,800円でDX-03が49,800円とかなり金額的な開きがあるので、予算的に余裕のある方でなければDXRでも十分満足できるのではないかと思います。
まあ僕ならDX-03を買いますが(笑)
5.実際に仕事とゲームで使ってみた感想
普段僕が仕事やゲームをしている部屋で数日間使用してみた感想です。
フォーミュラシリーズのDXR、レーシングシリーズのRV-131も使用しましたが、今のところDX-03が一番快適だと感じました。
座面が少し広めでゆったり座ることができます。
RV-131も同じく49,800円で、そちらは4Dアームレストを採用していたりとスペック的にはDX-03の方が劣っているんですが、僕の場合RV-131は座面の高さを最低にしても少し高いと感じていましたし、背もたれ部がやや狭く窮屈感がありました。
しかしDX-03は座面を思い通りの高さ(低め)に調節できましたし、背もたれ部がRV-131よりも広く、寄りかかっても非常に快適でした。
おそらく日本人の体形にはドリフティングシリーズが一番適していると思います。
ただ、背もたれ部がやや低めにできているため、身長180cm以上あるような長身の方は他のモデルを検討した方がいいでしょう。
DXRACER DX-03の総評
標準的な体系の方にはおそらく最も適したモデルです。
DXRより値段は2万円ほど高価ですが、PUレザーで見た目の質感やメンテナンス性が高いため長期間使用できると思います。
ただ、アームレストが上下の高さ調節機能のみと機能的にはDXRと大差ないため、あまり予算がない方であればDXRでもいいかなと思います。
予算度外視でどれがおすすめかと聞かれればDX-03をおすすめします。
- 標準的な体系の方(身長175cmくらいまでの方)
- ファブリック(布地)よりPUレザーを好む方
- 高くてもいいゲーミングチェアが欲しい方
- 落ち着いたデザインのゲーミングチェアが欲しい方
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。
さっさんのTwitter