どうもさっさんです^^
僕はよく製品のレビュー動画をYouTubeにアップしているんですが、動画撮影に使っているLumix G8のマイク音質にホワイトノイズがのってしまい、イマイチ満足がいかないため、TOMOCAの『EM-700』というラベリアマイク(ピンマイク)を導入しました。
ということで今回はEM-700のレビューと、SONYの人気ラベリアマイクであるECM-PC60との比較を行いたいと思います。
1.『TOMOCA EM-700』とは?
冒頭でも記載した通り、僕は動画撮影にLumix G8を使用していて、マイクはオーディオテクニカのAT9945CMを付けています。
しかし、AT9945CMの性質なのかG8のマイク性能が悪いのか、撮影した動画を確認してみるとかなり気になるレベルでホワイトノイズが入っていました。
そこで試しにAT9945CMをパソコンのサウンドカードに付けて録音してみたところ、そこまでホワイトノイズはひどくなかったため、おそらくG8特有のホワイトノイズなのだろうと判断し、思い切って音声を別撮りするためにEM-700を購入しました。
EM-700とは、TOMOCAから発売されているファンタム12~52V対応のコンデンサー型ラベリアマイクロフォンです。
ファンタム電源の供給のために、PC周辺での撮影はYAMAHAのAG03を、近くにPCがない場所での撮影にはZOOM H4n Proを使いたいと思います。
スペック
製品名 | EM-700 |
---|---|
製品画像 | ![]() |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
指向性 | 無指向性 |
インピーダンス | 400Ωバランス |
接続 | XLR |
寸法 | マイク本体 8.5φ |
重量 | 100g |
価格(2018.11.13現在Amazon出品価格) | 5,180円 |
2.『EM-700』開封の儀
▼外箱はこんな感じです。
▼内箱の蓋を開けるとクッションでしっかりと固定されていました。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- EM-700 本体
- 楽器取付用ホルダー
- 製品概要
▼EM-700 本体を詳しく見ていきます。
▼マイク部分にはあらかじめウィンドスクリーンが付いています。
▼外すとこんな感じです。
見た目はあまりしっかりしているような感じではないです(笑)
まあ値段相応といった感じでしょうか。
▼タイピン用ホルダーは金属性で作りはしっかりしています。
マイクの向きは変えられないためそこだけ少し残念でした。
▼接続はXLR端子になっています。
▼裏面には9~52Vの文字がプリントされていました。
▼僕は使用する予定はありませんが楽器用のホルダーも付属しているため、アコースティックギターなどでも使用することが可能です。
3.SONY ECM-PC60との外観比較
▼正直マイク部分はECM-PC60の方がかっこいいですね(笑)
▼ちなみに僕はクリップだけECM-PC60付属のではなくECM-C10のを使っています。
▼なぜかというとECM-C10のクリップはマイクの向きを変えることができるためです。


ECM-PC60のクリップはEM-700と同じで向きを変えることはできません。
できればECM-C10のクリップをEM-700にも使いたかったんですが、サイズが合わないため付けることができませんでした。
4.EM-700を実際に使ってみた感想
▼今回はYAMAHA AG03に接続して録音しました。


音質についてですが、SONYのECM-PC60は少し声がこもった感じで録音されてしまうのに対し、EM-700は比較的クリアに録音する出来ていました。
音量についてですが、首元にクリップで固定したところ、AG03の音量設定をあまり大きくしなくても十分声を拾うことができていたため、集音性はかなり高いようです。
肝心のLumix G8と比べてどうかという点ですが、僕が重視していたホワイトノイズについては全くなくなるとはいきませんでしたが小さくなり、あまり気にならなくなりました。
これなら十分YouTubeの音声として活用していけると思います。
また、僕はたまにゲーム配信もしているんですが、配信用マイクとしても十分使えるレベルではないかと思います。
おそらく下手なダイナミックマイクやコンデンサーマイクを買うよりもいいのではないでしょうか。
ヘッドセットで音質が満足していない方、高音質なラベリアマイク(ピンマイク)を探している方にはおすすめの製品だと思います。
▼下の動画はEM-700で音声を録音しています。
動画の内容はEM-700について触れていませんが、どんな感じで録れるのか気になる方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^