どうもさっさんです^^
CORSAIRから新たに発売されたゲーミングヘッドセット「HS35 STEREO」をご提供いただいたので本記事でレビューしていきます。
HS35 STEREOについて
HS35 STEREOとは、2019年7月27日にCORSAIRから発売されたゲーミングヘッドセットです。
ロジクールやRazerも最近はPS4やNintendo Switchユーザーを意識してか低価格帯製品をリリースするようになりましたが、CORSAIRからも待望のエントリーモデルのリリースです。
僕はよくこうしてブログでヘッドセットをレビューしたり、YouTubeにレビュー動画を投稿するんですが、「もっと安い製品も紹介してくれませんか?」というコメントを頂くことが多く、エントリー向け製品の需要の高さがうかがえます。
HS35 STEREOは4極3.5mmステレオミニプラグで接続するタイプの製品で、PS4やNintendo Switch、PCなど幅広いプラットフォームに対応しています。
本体カラーはゲーミングヘッドセットでは珍しく4色展開になっていて、カーボン・グリーン・ブルー・レッドから選択が可能です。
マイクは着脱式でボイスチャットや配信に使わない方は通常のヘッドホンのようにして使用することもできます。
ヘッドバンドクッションとイヤーパッドはメッシュタイプを使用しているため夏場など蒸れやすい時期でも比較的快適に使用できそうです。
- CORSAIR初のエントリー向けヘッドセット
- 4極3.5mmステレオミニプラグ接続
- 4色展開
- 着脱式マイク
スペック
製品名 | HS35 STEREO |
---|---|
製品画像 | |
ヘッドホン部 | |
ドライバーユニット | 50mmネオジウムドライバー |
感度 | 113dB (+/-3dB) |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
インピーダンス | 32Ohms@1kHz |
マイク部 | |
感度 | ‐38dB (±3dB) |
周波数特性 | " 100Hz-10kHz" |
インピーダンス | 2.0kOhms |
その他 | |
ボリュームダイヤル | 後端ダイヤルで調整 |
マイクミュートボタン | 後端スイッチで操作 |
本体重量 | 約250g |
発売日 | 2019年7月27日 |
価格(2019年9月2日現在Amazon出品価格) | 6,272円(カーボン) |
HS35 STEREO 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- HS35 STEREO本体
- 着脱式マイク
- 保証ガイド
▼それではヘッドセット本体を見ていきましょう。
ちなみに今回はグリーンを選びました。(珍しいので)
▼ヘッドバンドはプラスチック製で、CORSAIRのロゴが入っています。
▼ヘッドバンドクッションはメッシュ性で厚みは十分あります。
これは長時間装着時の快適性に期待ができそうです。
▼ヘッドバンドは手で引っ張って伸縮させるタイプです。


▼イヤーパッドはヘッドバンドクッションと同じ素材で、クッション性と肌触りがいいです。
▼イヤーパッドのデザインはこんな感じです。
エントリー向け製品は作りや質感がややチープなものもありますが、HS35 STEREOはかっこいいデザインだと思いますし、プラスチックの質感も悪くありません。
▼イヤーカップ左側の後端にはボリューム調整ダイヤルとマイクミュートボタンが配置されています。
その代わりこのヘッドセットにはインラインリモコンがありません。
これについては好みがわかれそうですね。
▼前面にはマイク差し込み口があります。
▼左側にはボタンや端子類はありません。
▼ヘッドホンケーブルは本体と同色になっていました。
▼接続端子は4極3.5mmステレオミニプラグです。
残念ながら3極変換ケーブルは付属していないため、自分で用意する必要があります。(製品仕様を見るとカーボンモデルにのみ変換ケーブルが付属しているようです)
▼マイクを取り付けるとこんな感じになりました。
マイクの角度はかなり自由に調整できます。
マネキン君を使って外観をチェック
▼正面
▼斜め
▼サイド
▼本体重量242g(マイク付き実測値)
HS35 STEREOはデザインがシンプルでかっこよく、値段の割に安っぽさは感じません。
マネキンに付けたときの見た目も理想的な形で普通にかっこいいと思います。
本体重量は実測値で242gと公称値よりもやや軽いですね。
どのメーカーもハイエンドヘッドセットとなると300gを普通に超えてくるので軽さ重視でエントリー向け製品を選ぶのもアリですね。
実際この軽さなら長時間でもほとんど疲れないと思います。。
HS35 STEREOでゲームをしてみた感想
HS35 STEREOを使ってPS4のフォートナイトプレイしてみました。
僕はフォートナイトが大好きなんですが、最近のアップデート内容で色々叩かれててなんだか悲しいです(泣)
まず付け心地に関してですが、本体が軽くてヘッドバンドクッションやイヤーパッドのクッション性が高いため、装着感はかなりいいと思います。
ただ、僕の場合は側圧が少し強い感じました。
僕と同様の方はティッシュや段ボールにヘッドセットをしばらく挟んで側圧を弱くしてから使うといいかもしれません。
次に肝心な音質に関してですが、中音域・高音域よりも低音が強く、銃声や足音が聞き取りやすいです。
具体的に言うとRazerのエントリー向けヘッドセット「Kraken X for Console」や、ロジクールのエントリー向けヘッドセット「G331」よりもFPSやTPSには向いていると言えるでしょう。
RazerのKraken X for Consoleも低音寄りのヘッドセットなんですが、HS35 STEREOの方が音はクリアだと思います。
G331はゲーミングヘッドセットでありながらそこまで低音寄りではないです。
そのためゲーム専用とするならばHS35 STEREOをおすすめしますが、音楽鑑賞や映画鑑賞、僕でいうと動画編集など、様々な用途に使いたいのであればG331の方がいいでしょう。
最後にマイク音質についてですが、先ほどの3つを音質がいい順に並べると「Kraken X for Console→G331→HS35 STEREO」となります。
もちろんHS35 STEREOもボイスチャットに使う分には全く問題ありませんが、配信にも使いたい方や、そうでなくてもマイク音質にこだわるなら他のヘッドセットを選ぶか別でマイクを用意するのがいいでしょう。
また、記事執筆時点(2019年9月2日現在)ではHS35 STEREOの価格が約6,000円です。
HS35 STEREOが高いわけではありませんが、HS50 STEREOという上位モデルとの値段がほとんどかわらないため、HS50 STEREOと比べてどちらを買うか決めるのがいいかもしれませんね。
マイクなどの欠点も上げましたが、この価格帯ではとてもいいヘッドセットだと思います。
気になった方は是非チェックしてみてください。
▼HS35 STEREOを動画でもレビューしたので検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。