どうもさっさんです^^
ゲーミングイヤホンで最も人気のある製品と言えばRazerのHammerheadシリーズだと思います。
そのHammerheadシリーズ待望の新製品『Hammerhead Duo』が日本国内での発売が決定しました。
僕は少し前にRazerストアからHammerhead Duoを購入していたので、日本での発売に先駆けて本記事でレビューしていきたいと思います。
- 1.Hammerhead Duo
- 2.Hammerhead Duo 開封&外観チェック
- 3.HyperX・MSIのゲーミングイヤホンと比較してみた
- 4.PS4のフォートナイトでHammerhead Duoを使ってみた感想
1.Hammerhead Duo
Hammerhead Duoとは、2019年5月31日にRazerから発売予定のカナル型ゲーミングイヤホンで、同社から発売されているHammerhead Pro V2後継モデルです。
今回のフルモデルチェンジで採用ドライバーが低音域の表現に優れたダイナミック型1基から、ダイナミック型1基と中音域から高音域の表現に優れたバランスドアーマチュア型1基のハイブリッド構成になったのが最も大きな変更点でしょう。
デザインも一新されており、特徴的なグリーンのケーブルはブラックに変更され、左右の合流部から下は布巻ケーブルになり、耐久性が上がっているようです。
また、イヤホン部分はアルミ製で共振による歪を低減し、高い質感を実現しています。
- ダイナミック型1基、バランスドアーマチュア型1基のハイブリッドドライバー
- アルミ製フレームを採用
- 交換用イヤーチップはS・M・Lの3種類が付属
- 4極3.5mmステレオミニプラグ
スペック
| 製品名 | Hammerhead Duo |
|---|---|
| 製品画像 |  |
| イヤホン部 | |
| タイプ | カナル型 |
| 周波数特性 | 20Hz-20kHz |
| インピーダンス | 32Ω ± 15% |
| 感度 | 112±3dB（最大 SPL） |
| 最大許容入力 | 30mW (10mW + 20mW) |
| ドライバー | ハイブリッド型（ダイナミック型1基、バランスドアーマチュア型1基） |
| マイク部 | |
| 周波数特性 | 100Hz-10kHz |
| 感度 | -40 ± 3dB |
| マイクSN比 | 58dB 以上 |
| 指向性 | 無指向性 |
| インターフェース | 4極3.5mmステレオミニプラグ |
| 価格（2019.5.25現在Amazon予約価格） | 9,504円 |
2.Hammerhead Duo 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
画像では伝わりにくいと思いますがかなりコンパクトです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- Hammerhead Duo本体
- 交換用イヤーチップ
- Razerステッカー
- 説明書
▼それではイヤホン本体を見てみましょう。
旧モデルはグリーンのケーブルでしたが、Hammerhead Duoはケーブルがブラックになり、シンプルで落ち着いたデザインになりました。
旧モデルの方がRazerらしくて好きという方もいるかもしれませんが、個人的にはこちらの方が好みですし、外出先などで使うのにも適していると思います。
▼イヤホン部分はアルミ製で質感が高く、若干重さを感じます。
Razerのロゴがブラックのボディと相性が良く、見た目は単純にかっこいいイヤホンだと思います。
▼内側画像
▼正面画像
▼背面画像
形は一般的なカナル型イヤホンといった感じで、個人的にはあまりゲーミング感がないなと思いました。
▼インラインリモコンにはボタンが3つ配置されていて、音量調整や曲の再生・停止などが行えます。
背面にはマイクが付いているため、ボイスチャットなどに使うことが可能です。
まぁ個人的にはイヤホンに内蔵されているマイクをボイスチャットなどに使うことはあまりおすすめしませんが。（音質の問題で）
▼ケーブルは左右の合流部から下が布巻ケーブルになっています。
これにより耐久性が高くなっているようですし、質感も高いです。
▼接続端子は4極3.5mmステレオミニプラグです。
3極変換ケーブルは付属していないため、PCで使う方は別途変換ケーブルを用意した方がいいでしょう。
エレコム オーディオ変換ケーブル (4極メス- 3極オス,×2) 3.5mm【マイク付きイヤホンをPCで使用するための変換ケーブル】 AV-35AD01BK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: エレクトロニクス
▼続いて付属品を見ていきましょう。
交換用イヤーチップは2種類付属していました。
あらかじめ付いているのも合わせると3種類から選択が可能です。
僕の場合はMサイズ（あらかじめ付いているもの）でちょうどよかったです。
▼Razer製品おなじみのステッカーが付属しています。
▼僕はRazerストアで購入しましたが、説明書は日本語にも対応していました。
3.HyperX・MSIのゲーミングイヤホンと比較してみた
▼以前レビューしたHyperXのCloud Earbuds、MSIのGH10とマイク音質や音の聞こえ方を比較してみました。
まずマイク音質についてですが、GH10はイヤホンでありながらヘッドセットのようなマイクを付けることが可能で、ヘッドセットと比べても遜色ないマイク音質を実現しています。
それに対してCloud EarbudsはHammerhead Duoと同じようにインラインリモコンにマイクが付いていて、GH10に比べるとやはりマイク音質は劣ってしまいます。
おそらくHammerhead Duoもあまりマイク音質には期待できないだろうと思いましたが、録音して聞き比べるとCloud Earbudsよりも若干音がクリアになっているように感じました。
ただ、ホワイトノイズはCloud Earbudsよりもやや大きく入っていたので、総合的には五分五分といった感じです。
GH10はホワイトノイズ少な目で、声もきれいに入っていたのでマイク音質で選ぶならGH10一択と言っていいでしょう。
続いて曲を聴き比べてみたんですが、、個人的にはGH10が低音域から高音域までのバランスが良く、最も聞きやすい音だと感じました。
次に良いのがCloud Earbudsで、GH10に比べて若干ボヤっとした感じはあるものの、低音が強めでゲームに適している音だと思います。
最後にHammerhead Duoですが、ゲーミングイヤホンでありながら非常に低音が弱く、高音がシャリシャリしているように聞こえました。
ハイブリット型を採用したということで音質にはかなり期待していたんですが、正直拍子抜けしましたし、曲を聴いた感じでは「これゲームに使えるレベルなのか？」という疑問が沸いてしまいました。
また、Hammerhead Duoは新型で予約価格ということはありますが、それでも約9,500円というのは高いと思います。
Cloud EarbudsとGH10はどちらも4,000円台で買えるため、Hammerhead Duoに比べて非常にコスパが高いです。
どうしてもRazerにしたい理由がないなら今のところHyperXかMSIをおすすめします。
4.PS4のフォートナイトでHammerhead Duoを使ってみた感想
Hammerhead Duoは接続端子が4極3.5mmプラグなので、デュアルショック4に直接差して使うことができます。
僕も早速フォートナイトで試してみましたが、曲を聴いたときと同様かなり高音よりの音質で、とてもゲーミングイヤホンを使っている気にはなれませんでした。
付け心地は快適ですし、見た目がかっこいいので「Razerファンでどうしてもこれがいい」というなら試してみてもいいとは思います。
ただ、僕はこうしてレビューのためにゲーミングデバイスを買っているところがあるので問題ありませんが、純粋にゲームのためにイヤホンを選ぶなら他の製品にすると思います。
今回はちょっと否定的なレビューになってしまいましたが、これが僕の正直な感想でした。
▼Razer Hammerhead Duoを動画でレビューしました。
マイク音質比較などもありますので検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
