どうもさっさんです^^
世界的に人気の高いドイツの音響メーカー「ゼンハイザー」。
僕もヘッドホン・イヤホン・ゲーミングヘッドセットなど、数多くの製品を愛用していますが、今回は僕にとっても初めてとなるワイヤレスヘッドセットの「MOMENTUM Wireless」を実際に使ってレビューしていきます。
12,000円で買えるプロ仕様の本格イヤモニ「IE 40 PRO」のレビュー記事はこちら↓
- MOMENTUM Wireless について
- MOMENTUM Wireless 開封&外観チェック
- マネキン君を使って装着時の外観をチェック
- 専用アプリをインストールして設定可能項目をチェック
- MOMENTUM Wirelessを実際に使ってみた感想
MOMENTUM Wireless について
MOMENTUM Wirelessとは、ドイツの人気音響メーカーであるゼンハイザーの人気ワイヤレスヘッドホンです。
今回レビューするのはMOMENTUMシリーズ三世代目となるモデルで、モデルチェンジは実に4年ぶりとなります。
デザイン性と高級感を兼ね備えながらも約305gと軽量で、高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しているのが特徴です。
個人的に驚かされたのが採用している素材がよくあるPUレザーではなく、本革(シープスキン)という点です。
税込5万円を超えるワイヤレスヘッドホンの中でもかなり高級な製品ではありますが、「本革を使ったヘッドホン」というのはかなり衝撃的でした。
僕は本革が好きで財布やバッグをはじめ、ブーツやスマホケースなど、革製の色々な製品を愛用しているのでこれはかなりテンションが上がりました。
ヘッドホンとしての基本的なスペックももちろん高く、コーデックはSBC・AAC・aptX・aptX LLに対応しているためiPhone、Androidの両方で低遅延・高音質な音楽や動画を楽しむことができます。
- 数々の受賞歴のあるMOMENTUMシリーズの最新モデル
- ノイズキャンセルヘッドフォン特有の圧迫感から解放する3モードANCは、 原音を損なうことなく正確に再現
- 洗練されたデザインとシープスキンの心地良い素材感
- 専用アプリ「Smart Control App」で、イコライザーやANCモード切替などカスタマイズ可能
スペック
製品名 | MOMENTUM Wireless |
---|---|
製品画像 | |
型式 | ダイナミック・密閉型 |
周波数特性 | 6 ~ 22,000 Hz |
感度 | Bluetooth使用時:99 dB ケーブル使用時:118 dB |
無線規格 | Bluetooth 5.0 |
コーデック | SBC , AAC , aptX , aptX LL |
充電・動作時間 | 約3時間の充電で、17時間(BT+NC) |
本体重量 | 約305g |
発売日 | 2019年9月30日 |
価格(2019年9月27日現在Amazon予約価格) | 51,840円 |
MOMENTUM Wireless 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
白と水色を基調としたゼンハイザーらしいデザインですね。
▼箱を開けると何やらグレーの丸い物体が...
▼こちらは持ち運び用のケースらしくヘッドホンや充電用ケーブルが丸ごと入る大きさで、結構なサイズなので小さめのボディバッグなどで持ち歩くには厳しいかもしれません。
▼ケースは耐水仕様なのか、水が中に入りにくそうなファスナーを採用していました。
試しに霧吹きでケースに水をかけてみたところ、しっかり弾いていました。(公式HPにケースが耐水仕様などとは記載がないため、本当のところはわかりません)
▼ケースを開けて中身を全て取り出しました。
内容物一覧
- MOMENTUM Wireless本体
- クイックガイド等
- USB Type-C→USB Type-A変換アダプター
- 充電用USB Type-C(両側)ケーブル
- 有線接続用オーディオケーブル
- キャリングケース
▼それではMOMENTUM Wireless本体を詳しく見ていきましょう。
▼ケースは割と大き目でしたが本体は折り畳むとなかなかコンパクトです。
▼開くとこんな感じ。
MOMENTUM Wirelessには電源ボタンがなく、開くと自動的に電源オンになり、折り畳むとオフになります。
▼ヘッドバンドにはメーカーロゴなどが入っていない非常にシンプルなデザインです。
冒頭でも記載した通り本革(シープスキン)製でかなり高級感があります。
▼横から見るとこんな感じです。
シルバーの部分は金属製です。
▼MOMENTUM Wirelessの外観は本当にシンプルですね。
僕はシンプルなものが好きなのでかなり好感が持てました。
▼イヤーカップ右側の背面には各種ボタン類が配置されています。
左から電源ランプ、ノイズキャンセリング切り替えスイッチ、音量アップ、再生・停止、音量ダウンとなっています。
▼角度を変えて音量ダウンの次がボイスアシストボタン(siriやGoogleアシスタントを起動)、充電用USB Type-C端子、有線ケーブル接続端子となっています。
▼左側にはボタン類はありませんが、通話・外音取り込み用のマイクが付いていました。
▼イヤーパッドも本革製で、こちらもかなり高級感があります。
ほのかに漂う革のにおいがまたいいですね。
▼続いて付属品を見ていきましょう。
こちらは有線接続用ケーブルです。


片側が3極3.5mmプラグ、もう片側は専用プラグ(?)です。(一度取り出したのでグシャグシャになっていますが、最初はきれいに束ねられていました)
▼充電用USBケーブルは両側ともType-C端子を採用しています。


▼USB電源アダプターは付属していないので、スマホ充電用の一般的なType-A端子を持つアダプターに接続したい場合はこちらの変換アダプターを使います。
▼説明書は一応日本語にも対応していました。
マネキン君を使って装着時の外観をチェック
▼正面
▼斜め
▼横
実際に付けるとこんな感じになります。
こうして見ても本当にシンプルなデザインなのがわかります。
変にゴテゴテしていたり、メーカーのロゴが主張しすぎているのが嫌という方にはピッタリだと思います。
個人的にはかなり気に入りました。
後は性能次第って感じですね~。
専用アプリをインストールして設定可能項目をチェック
▼僕はAndroidスマホを使っているのでPlayストアで「ゼンハイザー」と検索します。
するとゼンハイザーのアプリが3つほどヒットしたんですが、MOMENTUM Wireless用のアプリは「Sennheiser Smart Control」なのでそちらをインストールします。
▼こちらがアプリのトップ画面です。
主な設定は画面下の「Activev Noise Cancellation」「Transparent Hearing」「イコライザー」の3つです。
▼Activev Noise Cancellationは「最大」「風切音の防止」「側圧防止」の3つです。



一番ノイズキャンセリングの効きがいいのはもちろん最大にした場合ですが、ノイズキャンセリング独特の圧迫感(個人的には気になりませんが)があるので好みに合わせて調整するのがいいでしょう。
▼続いてTransparent Hearingについてです。
こちらは外音取り込み機能というもので、ヘッドホンについているマイクから外部の音を取り込んでスピーカードライバーから出力してくれます。
密閉型のヘッドホンはどうしても外部の音が聞こえにくくなりますが、この機能を使うことでヘッドホンを付けたまま会話をしたり、電車が次にとまる駅を聞くことができたりと便利な機能です。
ちなみにこの機能を有効化すると一旦音楽の再生が停止されますが、「音楽の再生を続ける」をオンにすることで音楽を聴きながら外音を取り込むことが可能になります。
また、この機能とノイズキャンセリングを併用することはできません。
▼最後にイコライザーの変更についてです。



デフォルトでは画面中央に丸型のスライダーが配置されていて、それをトレブル(右側)に動かすことで高音寄りになったり、バス(左側)に動かすことで低音寄りになります。
また+と-(上下)への移動でも音が変化します。
これは自分がよく聴く音楽のジャンルに合わせて変更を楽しむのがいいでしょう。
MOMENTUM Wirelessを実際に使ってみた感想
まず付け心地に関してですが、側圧は若干強いように感じましたが、イヤーパッドとヘッドバンドのクッション性・形状が素晴らしく、僕の場合耳の周辺や頭が痛くなるということはありませんでした。
また、遮音性が半端なく、ノイズキャンセリングを使わなくてもある程度外部の音は聞こえなくなるので、ノイズキャンセリング独特の圧迫感が苦手な人にも適していると言えるでしょう。
音に関してですが、さすがはゼンハイザーといった感じで素晴らしいサウンドを奏でてくれます。
低音域から高音域までのバランスがとれているのでオールジャンルの音楽を楽しめるのではないかと思います。
また、音の解像感が素晴らしく、楽器一つ一つの音やボーカルが生き生きしているように聞こえます。
冒頭でも記載した通り、僕はゼンハイザー製品の音が好きで今までにいくつも購入してきたんですが、この音を外出先でも楽しめるというのは素晴らしいと思います。
ただ、付属のケースはやや大き目なので、持ち歩く際には裸か別のケースを用意した方がいいかもしれません。
最後に有線接続で使用する場合についてです。
MOMENTUM Wirelessには電源ボタンがないため、有線接続時に電源オフで使い、外出時にはケーブルを外して内蔵バッテリーでワイヤレスで使うというのに対応していないのかな?と思ったんですが(開くと勝手に電源が入るので)、メーカーさんに問い合わせたところ折り畳んだ状態で再生ボタンを長押しして開くと電源オフで使用できるとのことでした。
これで家でも外でも最高の音を楽しむことができます。
安いものではありませんが、音楽好き・ゼンハイザー好きなら絶対に満足できる製品だと思います。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
MOMENTUM Wireless
HD 599 SE(僕が愛用しているヘッドホン)
▼MOMENTUM Wirelessを動画でレビューしました。
購入を検討している方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。