どうもさっさんです^^
今回は人気ゲーミングデバイスメーカーであるRazerのキーパッド『Orbweaver Chroma』をレビューしていきます。
- 1.Razer Orbweaver Chromaについて
- 2.『Razer Orbweaver Chroma』開封の儀
- 3.専用ソフト『Razer Synapse』をインストールしてみる
- 4.PS4直差しでフォートナイトに使えるか試してみた
- 5.Orbweaver Chromaの使用感について
1.Razer Orbweaver Chromaについて
キーパッドは、PC入力機器の一種です。
汎用のキーボードに対して、キーパッドは用途に特化し、一般的にはボタンやタッチパネルを押して入力を行います。
Orbweaver Chromaは左手用に開発されたゲーム用キーパッドで、現在Razerから発売されているキーパッドの上位モデルです。
親指で操作するスティックがついているため、ゲーム内の移動などを指一本で行えるのが特徴です。
また、スティックの上下にボタンを一つずつ配置する他、キーパッド前面には専用ソフトでカスタマイズ可能なキーを20個搭載しています。
- イルミネーション対応
- 移動などに使えるサムパッドを搭載(8方向)
- 調整可能なハンドサイズ、サムレスト、リストレスト
- XIM APEXで使用可能
- カスタマイズ可能なキー
- Razer独自のメカニカルキー(緑軸)を採用
2.『Razer Orbweaver Chroma』開封の儀
▼まずは外箱から見ていきましょう。
黒を基調としたシンプルでかっこいいデザインですね。
▼蓋を開けると収納したまま中身が見えるようになっています
ちなみに取り出しは他のところから取り出します。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- Orbweaver Chroma本体
- 説明書
- メッセージカード
- ステッカー
▼本体を詳しく見ていきます。


電源が入っていない状態だと真っ黒です。
結構大きいのかなと思っていたんですが、予想よりもコンパクトでした。
▼キーキャップを取り外すとランプの付いた緑軸スイッチが確認できました。
▼電源が入るとランプが光ってイルミネーションがキレイです。




サイズ調整を試してみる
▼手のひらが当たるゴム部分の角度を変更できます。


僕の手は多分普通くらいの大きさなんですが、ゴム部分は寝かせた状態で丁度いいと感じました。
▼リストレストを伸ばしてみる


僕の場合は少し伸ばした状態が丁度良かったです。
手の小さい男性の方や女性の方であればデフォルトの状態で使用するのがいいかもしれません。
▼サムレストを伸ばしてみる。


こちらはデフォルトで丁度良かったです。
手が大きめの方は伸ばして使うのもいいと思います。
下位モデルのTartarus V2はサイズ調整ができず、キースイッチがメンブレンキーを採用しているので個人的にはこちらの方がおすすめです。
8方向サムパッドについて
Orbweaver Chromaに搭載されているスティック(サムパッド)は実はCS機用コントローラーについているようなスティックとは違います。
何が違うのかというと、Orbweaver Chromaのスティックは8方向にしか入力できません。
どういうことかというと、CS機用コントローラーのスティックは微妙な斜め入力によって、少しだけ斜め前方に進んだり、かなりゆっくり歩くことができます。
しかしOrbweaver Chromaのスティックは8方向なので、斜めに進むのは必ず45度斜めになります。
例えば斜め右に進むのはキーボードでWとDを押して進むのと全く同じということです。
また、CS機用コントローラーのようにスティックの押し込みにも対応していません。
ティック上下にボタンが配置されてはいますが、押すためには一度スティックから親指からを離す必要があるため、CS機のように左スティックを押し込んでダッシュするということができません。
これだけ見ると「じゃあキーボードかパッドかどっちかでいいんじゃない?」と思う方がいるかもしれませんが、Orbweaver Chroma最大のメリットは移動を親指のみで行えるため、指4本を自由に使えることだと思います。
キーボードでは指3本移動に必要ですし、CS機用コントローラーでは薬指と小指は握っているだけになってしまうので、指5本全てを有効活用できるのがこの製品の強みでしょう。
3.専用ソフト『Razer Synapse』をインストールしてみる
下記のリンクをクリックすることでRazer Synapseのダウンロードページにジャンプすることができます。
▼クリックすると下の画面になると思います。
下の方にダウンロードボタンがあるので、そこからダウンロードしてインストールします。
▼インストールしてソフトを開いてみました。
ソフトではキー割り当てやイルミネーションのカスタマイズはもちろん、マクロを組むこともできます。
ちなみにデフォルトでは20個のキーがキーボード左側の配置のようになっていて、スティックはキーボードの矢印(上下左右)と同じ扱いになっているようです。
スティックを移動に使ってゲームをプレイする場合はゲーム内のボタン配置でASDWを移動からゲーム内コマンドに変更するなどした方がいいでしょう。
▼照明の設定を開いてみました。
こちらでは光り方をカスタマイズしたり、色を自分好みに変更したりできます。
僕はデフォルトでもいいかなと思いますが、イルミネーション好きの方は弄ってみてもおもしろいかもしれませんね。
4.PS4直差しでフォートナイトに使えるか試してみた
今年3月に日本版が配信され大人気となっているバトルロワイヤルゲーム『フォートナイト』ですが、こちらはPS4本体にマウスとキーボードを接続することでPCと同じようにゲームをプレイできます。(一般的なFPSやTPSはコンバーターを介してでないとマウスやキーボードは使えません)
しかし、CS機ユーザーの方だとキーボードでの操作に初めは苦戦する方が多いと思います。(マウスは割と簡単だと思います)
そこで、Orbweaver ChromaをPS4に接続するとスティック操作ができるのかを試してみました。
▼PS4版フォートナイトのキーボード・マウスのボタン設定画面です。
移動にスティックを配置できるか試したところ、キーボードの矢印と同じように認識されたため使えることがわかりました。
スティック以外にもキーボードのキーとして認識されるため、全てのボタンを使用することができます。
通常のキーボードキーでの操作が難しいと感じている方はOrbweaver Chromaを試してみてもいいかもしれませんね。
5.Orbweaver Chromaの使用感について
Orbweaver Chromaに手を乗せると、自然と下から2列目のキーに指が乗る感じでした。(小指は一番下の列に乗りますが)
初めてキーボード操作を行うよりはスティックがあるためやりやすいかもしれませんが、それでも慣れるまで時間はかかりました。
やはりCS機のアナログスティックとは違い、8方向入力になっているため違和感はありますね。
慣れるとボタンがたくさんついているため色んなコマンドを割り振り出来て非常に便利なんですが。
先ほども言いましたが、移動をスティックで行うことによって親指以外で様々な操作をおこなえるため、PCゲームなどでは理想的なデバイスだといえると思います。
僕はRazerの緑軸は初めて使ったんですが、「カチッカチッ」という音が心地いいです。
ただ、Cherry MXの青軸より音が控えめで、個人的に音は青軸の方が好みですね。
正直キーパッドでゲームをする方はかなり少数派で、将来的なことを考えるとキーボード操作に慣れる方がいいとは思いますが、「どうしてもキーボード操作ができない。でもPCゲームをプレイしたい」なんて方は検討する価値があるのではないでしょうか。
気になった方は是非チェックしてみてください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^
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