どうもさっさんです^^
今回はSONY公認のプロコントローラーである、nacon『REVOLUTION Pro Controller 2』の販売店であるしまリス堂様よりご提供頂いたのでレビューしたいと思います。
1.『REVOLUTION Pro Controller 2』って?
2.『REVOLUTION Pro Controller 2』開封の儀
3.デュアルショック4やxboxコンとの比較
4.専用ソフトダウンロードと設定
5.『REVOLUTION Pro Controller 2』を使ってゲームをプレイしてみた感想
6.有名ゲーム実況者も多数愛用!
1.『REVOLUTION Pro Controller 2』って?
nacon2と呼ぶ方もいますが、正式名称は『REVOLUTION Pro Controller 2』と言い、SONY公認のプロコントローラであるため、PS4での使用には何の問題もありませんし、e-sportsなど公式の大会なんかでも使用可能なデバイスです。
僕は普段FPSやTPSをプレイする場合、『XIM APEX』というマウスコンバーターを通してマウスをしようする、いわゆる『マウサー』なんですが、これがかなり快適で一度使うとパッドに戻ろうなんて思えないほどです。
XIM APEXのレビュー記事はこちら↓
しかし世間的にはマウサーはかなり批判される対象であり、ゲームソフトメーカーからも「マウスコンバーターの使用は推奨しない」などの発表をしているところもあります。
※僕が個人的にプレイステーションのサポートに問い合わせたところ、「SONY公式回答として、マウスコンバーターの使用は何の問題もない」という回答を頂きました。
PS4のe-sportsでもマウスは使用禁止のため、e-sportsを本気でがんばりたい方はPS4用プロコントローラーを使用してることが多いです。
代表的なものでいうと『SCUF』という製品があるんですが、そちらは安くても2万円台後半、高いものだと4万円近くする場合もあります。
(SCUFは自分用にどうカスタマイズするかを指定して注文するので、色々カスタムすると高くなります)
しかし『REVOLUTION Pro Controller 2』はe-sports向けに開発された高機能・高品質な製品でありながら約12,000円という価格で、海外製品ですが日本国内でも人気が高いです。
また、最近Amazon公式で取り扱いを開始したようです。
僕のようにマウスコンバーターを使用すると、ボタン配置や感度の設定などがかなり細かく弄れるんですが、この『REVOLUTION Pro Controller 2』は専用ソフトを使用することにより、公認コントローラーでありながらボタン配置やスティックの感度・デッドゾーンの設定などをマウスコンバーター並みにかなり細かく弄ることができるコントローラーです。
2.『REVOLUTION Pro Controller 2』開封の儀
まずは外箱を見てみます。
箱がすでにPS4をイメージしたようなデザインでかっこいいですね。
箱を開けるとnacon2こと『REVOLUTION Pro Controller 2』が出てきます。
下に付属品が入っていたので、全て並べてみます。
内容物一覧
・REVOLUTION Pro Controller 2 本体
・持ち運び用収納ポーチ
・メンテナンス用クロス
・重量調整用のおもり
・おもり収納口のカギ
・公式サイトで説明書?を見るためのURLが書いてある紙
・USB Type-Cケーブル
・シール
REVOLUTION Pro Controller 2 本体を詳しく見ていきます。
上から見てみるとなんだかxboxのコントローラに似ていますね。
デュアルショック4のスティック・十字キーとは逆の配置になっているので、xboxコントローラーの配置が好きな人には特に向いていそうです。
十字キーが少し特殊な形をしていて、通常の十字キーよりも斜め入力がしやすい気がします。
(そもそも十字キーで斜め入力する場面も少ないと思いますが)
他のコントローラーと同じようにケーブルは本体上部に接続するようになっています。
デュアルショック4とは違ってUSB Type-Cを採用しているので、基本的には付属のケーブルを使い、もし断線してしまった場合などはネットや電気屋さんで購入できます。
ちなみに初代REVOLUTION Pro Controllerは接続に専用ケーブルを使用しなければいけなかったので、それが改善されているのはGOOD!
スティックの軸部分は金属性になっており、使い過ぎによる削れが起こりにくくなっています。
見た目的にも質感が高くカッコいいですね。
そして最もデュアルショック4と違う点と言えば、背面にもボタンが搭載されていることです。
丁度中指か薬指あたりが来る場所に、片側二つずつボタンが配置されています。(M1・M2・M3・M4)
これを好きなボタンに割り当てしてゲーム内で使用することができます。
『MODE』というのはどのプラットフォームで使用するかを切り替えます。
・『1』...デフォルトとなっており使用中は右スティックのランプが青く点灯します。
・『2』...がPS4用で、PCソフトでボタン配置やスティックの感度などを設定して使います。使用中は右スティックのランプが赤く点灯します。
・『PC』...がその名の通りPC用で、PCソフトでボタン配置やスティックの感度などを設定して使います。
使用中は右スティックのランプが紫に点灯します。
『PROFILE』はPS4、PC用に設定した内容を切り替えることができます。
PS4、PC共に設定を4つずつ保存できるため、例えばプレイするタイトルに合わせてワンボタンで設定の変更するなどが可能です。
続いて付属のおもりについてです。
画像ではわかりにくいんですが、おもり上部にそれぞれ重さが書いていて、10g・14g・17gが二つずつ入っています。
REVOLUTION Pro Controller 2のグリップ下部におもりを収納するケース?のようなものが入っているため、それを付属のカギで開いて引き出します。
もちろんそのままでも大丈夫ですが、REVOLUTION Pro Controller 2はデュアルショック4に比べて軽く(バッテリーが入っていないので)違和感があったので僕はおもりを入れて使うことにしました。
とりあえず10gと14gの組み合わせで使っています。


持った感じはデュアルショック4より少し重いかな?くらいになりましたが特に違和感もなく丁度いい感じになりました。
3.デュアルショック4やxboxコンとの比較
まずはデュアルショック4と比較してみます。
見た感じREVOLUTION Pro Controller 2のほうが結構大き目です。
僕はデュアルショック4はかなり持ちやすいと思っていたので、REVOLUTION Pro Controller 2に最初は違和感を感じましたが、プレイするうちに少しずつ慣れました。
R2とL2は若干デュアルショック4の方が柔らかい感じです。
スティックはREVOLUTION Pro Controller 2の方が長さがあり、デュアルショック4のスティックよりも少し柔らかい感じです。


FPSでの視点切り替えは一般的にスティックに高さがある方コントロールしやすいと考えられている(デュアルショック4にアタッチメントを付けて高くしている方も多い)ので、REVOLUTION Pro Controller 2はFPSプレイヤーを意識して設計されたんでしょう。
ボタンはREVOLUTION Pro Controller 2の方がそれぞれ若干大きく、ボタン同士が近めに配置されています。
ただこれに関しては特に違和感なく最初から普通に使用できました。
続いてxboxコンとの比較です。
形は結構似ている感じがしますね。
配置もほぼ同じ感じなのでxboxコンに慣れている方はすんなり使いこなせると思います。
R2とL2はこちらもxboxコンの方が若干柔らかい感じがします
日本国内ではxboxよりPS4の方が圧倒的に普及しているため、比較を書いてもわかる方が少ないかもしれませんが、スティックの高さはデュアルショック4同様にxboxコンの方が少し低めで、ボタン(ABXY)の押し心地はかなり似ています。
4.専用ソフトダウンロードと設定
まず公式サイトで専用ソフトそダウンロードしましょう。
>>公式サイトへリンク<<
リンクをクリックすると下のような画面になります。
左上にある『Download the software』をクリックすると、下のログイン画面になります。
初めてnacon製品を使用する方は会員登録する必要があります。
会員登録・ログイン後に先ほどのトップ画面の『Download the software』からソフトをダウンロードしましょう。
ソフトをインストールして立ち上げてみました。
起動の際PS4モードの編集かPCモードの編集かを尋ねられます。
僕はPS4で使用するためPS4モードを指定しましたが、右上の『PS4 Mode』と書いてあるところをでモードの切り替えが可能です。
トップにはコマンドが5つ並んでおり、右下に現在設定されているプリセットの名前がかいてあります。
コマンドを左から順に説明します。
・Download & share profiles...他の方がネットにアップしたプロファイルをダウンロードしたり、自分のプロファイルをアップロードします。
・Create a new profile...新しいプロファイルを作成します。
・Customise your profiles...プロファイルの設定を変更します。
・General Settings...振動や右スティックのライトの光を調整します。
・Firmware update...ファームウェアアップデートを行います。
最初からFPSに特化したプロファイルが用意されているので、あまり気にしない方はそのまま使ったり、背面の『Mボタン』の割り当てを変えるだけでも十分快適に使用できると思います。
使ってみたうえで「デッドゾーンはもう少し深い方がいい」とかがあれば弄ってみるのをおすすめします。
とりあえず僕は最初の『nacon_FPS』と似た感じですが、トリガーの設定などを変更してカスタムしてみました。
背面の『Mボタンは』好きなボタンを4つ割り当てできるんですが、僕の場合WW2ではそんなにボタンの数で不自由はしていなかったのでR3とL3を割り当てました。
もちろん×ボタンや〇ボタンを割り当てることも可能です。
背面のボタン以外もすべてのボタン配置を変更することができます。
トリガーのデッドゾーンなども細かく調整可能です。
シージなんかでは『Mボタン』にリーンを割り当ててもおもしろいかもしれませんね。
5.『REVOLUTION Pro Controller 2』を使ってゲームをプレイしてみた感想
とりあえずWW2をプレイしてみました。
僕は久しぶりにパッドでFPSをしたんでめっちゃやられるかなーと思ったんですが、意外と普通にできました(笑)
ただ、やはりいつも使っているデュアルショック4とは感覚がかなり違うので慣れるまで難しかったです。
特にスティックがデュアルショック4よりも少し倒れやすいので、その微調整に苦戦しました。
しかし『REVOLUTION Pro Controller 2』はバリスティックカーブの変更ができるため、慣れるとデュアルショック4よりも使いやすくなるのは間違いないと思います。
以前Twitterで「『CURBX』(というエイムリング)を3つ付けるとやりやすくなりますよー」と言われたことがあったので僕もためしてみました。


1つのときと2つの時で試してみたんですが、僕は2つが丁度いいなと思いました。
多分3つ付けると最大まで倒すのに結構力が必要になるんじゃないかなーと。
もちろんデュアルショック4でも使用可能なので、気になった方は是非使ってみてください。
CURBXのレビュー記事はこちら↓
『REVOLUTION Pro Controller 2』の長所と短所
- SONY公認デバイスのためe-sportsなどでの使用が可能
- プロコンの中では値段が安い
- 背面の『Mボタン』がかなり便利
- スティックが最初から高めでアタッチメントを付ける必要がない(それでも付けている人もいるかもしれません)
- 重さを自分好みに調整可能
- スティックのバリスティックカーブを細かく設定可能(例えばオーバーウォッチでいうデュアルゾーンみたいにすることも可能だと思います)
- 内蔵バッテリーがないため有線のみでの使用になる
- ホームボタンを押してもPS4本体の起動ができない
- デュアルショック4とスティック、十字キーの配置が異なるため好みがわかれる
- 細かく設定をいじるにはPCが必要
- 慣れるまでに少し時間がかかる
6.有名ゲーム実況者も多数愛用!
PS4のFPSなどでゲーム実況をしている方の中にも『REVOLUTION Pro Controller 2』を愛用している方がいて、YouTubeにレビュー動画をアップされているのでいくつか紹介します。
ジャンヌさんレビュー動画↓
でんせつさんレビュー動画↓
元プロゲーミングチームAtsAのNicoさんのレビュー動画↓
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^
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