どうもさっさんです^^
モバイルバッテリーなどで人気のRAVPowerを展開する株式会社SUNVALLEY JAPANより、モバイルバッテリーやWI-FIルーターなどの機能を搭載する『FileHub RP-WD009』が発売されました。
今回はそのFileHub RP-WD009のサンプルをご提供いただきましたので、本記事でレビューしていきたいと思います。
- RAVPower FileHub RP-WD009について
- FileHub RP-WD009
- iPhoneのアプリをインストールして実際に使ってみる
- 出張を想定してルーターにFileHub RP-WD009をつないでみる
- まとめ
RAVPower FileHub RP-WD009について
RAVPower FileHub RP-WD009とは、2019年7月8日に株式会社SUNVALLEY JAPANから発売された「モバイルバッテリー」「WI-FIルーター」「ファイルハブ」の3つの機能を搭載した製品で、おそらく出張の多い会社員なんかをメインターゲットとした製品だと思います。
まず、モバイルバッテリーとしては6,700mAhのバッテリーを搭載しているため、一般的なスマホを2~3回ほどフル充電できるようになっています。
WIFIルーター機能についてですが、ほとんどの方が自宅では家庭用の出力が高いルーターを使っていると思いますし、FileHub RP-WD009には有線LANポートがないためメインのルーターとしてはあまりおすすめしませんが、例えば出張先のホテルに有線LANしかない場合でもこれを使えば無線環境を構築できたり、「無線があっても電波が弱い」という場合にも活躍してくれます。
また、ファイルハブとしても非常に優秀で、SDカードスロットとUSBポートを搭載しているため、PCやスマホ・タブレットからSDカードやUSB接続の外付けHDDにデータを保存したり、逆にSDカードやHDDのデータを取り込むこともできます。
しかもバッテリーを内蔵しているため、電源に接続しなくてもこれらの機能を使うことが可能です。
僕が以前勤めていた会社は非常に出張が多く、そのたびにモバイルバッテリーと小型ルーターを携帯していました。
もしその時FileHub RP-WD009を持っていたらかなり便利に使えていたと思います。
そしてこれだけの機能を備えながらも約7,000円という価格設定もこの製品の魅力の一つと言えるでしょう。
- モバイルバッテリー・WI-FIルーター・ファイルハブの一台三役
- 一般的なスマホを2~3回充電可能
- 最大5台の機器を接続可能
- ポケットにも入る軽量小型設計
スペック
製品名 | FileHub RP-WD009 |
---|---|
製品画像 | |
カラー | ブラック |
WI-FI規格 | IEEE 802.11ac / 802.11n |
周波数帯域 | 2.4GHz / 5GHz |
WI-FI速度 | 300Mbps@2.4GHZ 433Mbps@5GHz |
バッテリー容量 | 6700 mAh リチウムイオン |
バッテリー出力 | (USB A):5V / 1.5 A, 7.5W(最大) |
動作環境 | 5°C~40°C (41°F~104°F) / 5%~90%RH (※結露なきこと) |
保存環境 | 0°C~60°C (32°F~140°F) / 5%~90%RH (※結露なきこと) |
同時接続台数 | 最大5台 |
入力電源 | DC 5V / 2A |
本体サイズ | 113 x 76 x 25 mm |
本体重量 | 199.4 g |
発売日 | 2019年7月8日 |
価格(2019.7.18現在Amazon出品価格) | 6,999円 |
FileHub RP-WD009
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- FileHub RP-WD009本体
- 説明書
- 充電用USB Type-Cケーブル
- サポート関連
▼それでは本体を詳しく見ていきましょう。
カラーはブラックでマットな素材を採用しています。
質感はなかなか高いですね。
▼中央の少し右に各種状態を示すランプが配置されています。
▼正面には特に何もありません。
▼右側には電源ボタンがあります。
▼左側にはWI-FIの2.4GHz/5GHzの切り替えボタン、SDカードスロット、SDカードからUSB端末へのコポーボタンがあります。
▼背面にはUSB端末接続とスマホ充電などに使用するUSB Type-A端子、FileHub RP-WD009充電用Type-C端子、リセットボタン、LAN端子があり、ゴム製の蓋がしてあります。
▼裏面はこんな感じです。
▼公称値では199.4gとなっていましたが、実測値では193gでした。
▼続いて付属品を見ていきましょう。
こちらは充電用USB Type-Cケーブルです。
▼説明書はしっかり日本語に対応しています。
▼サポートのアドレスやURLが記載されたカードも付属しています。
iPhoneのアプリをインストールして実際に使ってみる
▼App StoreでRAV FileHubと検索すると無料でアプリをインストールすることができます。
▼FileHub RP-WD009の電源ボタンを長押しして電源を入れます。
iPhoneの設定→Wi-FiからRAV-FileHub-2G-A5E8が表示されているので選択します。
▼デフォルトのパスワードは「11111111」です。
▼これで正常に接続されました。
▼どんな感じで使えるのか試しに僕がPCのバックアップ用で使っているTOSHIBAの外付けHDDを接続してみました。
▼体感的に10秒くらい?でアプリにHDDが認識されました。
データの移動方法については割愛しますが、シンプルで直感的な操作が可能なため簡単にデータのコピーやバックアップなどが行えました。
▼HDDに続いてSDカードを入れてみました。
こちらも正常に認識され、HDDと同じように使うことができます。
ちなみにHDDなどのUSB機器とSDカードは同時に接続が可能で、SDカードからHDDに直接データを移動することもできます。
出張を想定してルーターにFileHub RP-WD009をつないでみる
▼まず僕の家で使っているバッファロー製のルーターの速度を測定してみます。
左が5GHz、右が2.4GHzでの接続です。
▼このルーターにFileHub RP-WD009をつないでアクセスポイントモードでiPhoneを接続します。
▼下り16.9Mbps、上りは47.5Mbpsでした。
アクセスポイントモードではバッファロー製ルーターに比べてかなり速度が落ちてしまいましたが、このくらいあればゲームや動画視聴でも使えるレベルだと思います。
▼次iPhoneを持って2階に上がっても電波が届くか動画試してみます。
WI-FIの電波こそ弱くはなるものの実用には十分のレベルだと思います。
オンラインゲームなど速度が重要なものでは少し不安がありますが、ブラウジングや動画視聴では十分な速度は出ています。
まとめ
FileHub RP-WD009ここまでの高機能でしかも手のひらサイズです。
この容量のモバイルバッテリーだけで考えるならややサイズが大きいかもしれませんが、ルーターやカードリーダーも持ち歩いている方ならこれ一つで済むため荷物が少なくて済みます。
万人に適した製品というわけではないとは思いますが、冒頭でも記載した通り出張の多い会社員なんかにはかなり重宝するのではないでしょうか。
また、出張の多い会社員だけでなく、写真や動画撮影をする方もすぐにワイヤレスでデータをPCやスマホに移したりと、データ整理を快適に行うことができます。
写真家やYouTuberの方にもおすすめできる製品だと思います。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。