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【UM2 レビュー】5,000円で買える!べリンガーの激安オーディオインターフェースをゲーム実況で使ってみたら予想以上に高音質すぎてビビったw

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どうもさっさんです^^

最近ではゲーム実況を行う方が非常に多く、中でも音質や画質にこだわる方は使う機材やソフトにもお金をかける場合が多いです。

僕も動画のマイク音質には少しこだわりがあって、現在はYAMAHAのAG03というオーディオインターフェースにSHUREのSM58をつないで使っています。

AG03はネット配信に便利な機能を搭載しているため人気の高い製品ですが、約15,000円と価格は安くありません。

しかしオーディオインターフェースの中には4、5千円で買える激安製品もあります。
「配信の品質にはこだわりたいが出費は抑えたい」という方には気になるところでしょう。

ということで今回はAmazonで5,000円弱で買える激安オーディオインターフェース「ベリンガー UM2」をレビューしていきます。

 

 

 

ベリンガー UM2 について

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UM2とは、ベリンガーが販売しているUSBオーディオインターフェースです。
入力は1系統のXLR/フォーンコンボと1系統の標準フォーン楽器入力、出力は2系統のRCAアナログ出力と1系統の標準フォーンヘッドホン出力を備えています。

背面には48Vファンタム電源のオン・オフスイッチが配置されているためコンデンサーマイクにも対応が可能です。

さらに前面には遅延のないモニタリングを可能にするダイレクトモニターボタンが配置されています。

本格的な音楽制作に使うなら機能不足なのかもしれませんが、「ゲーム実況やボイスチャットのクオリティを上げたい」くらいの使い方であれば十分でしょう。

問題は使い勝手と音質ですが、低価格なので気軽に手を出しやすいのま間違いないと思います。

  • コンボジャックと標準フォーンの2入力
  • RCAアナログ出力とと標準フォーンヘッドホンの2出力
  • 48Vファンタム電源に対応
  • ボーカルとギター・ベースの同時録音、弾き語りに最適
  • Windows XP、Mac OSX以降のPCに対応
  • レイテンシーの無いモニタリングを実現するダイレクトモニター機能を装備

スペック

製品名 UM2 U-PHORIA
製品画像 ベリンガー UM2 2x2 USBオーディオインターフェース
同時入出力数  
マイク/ライン入力(XLRと標準フォーンジャック(3P)の複合型端子×1) インピーダンス: 3kΩ(マイク)
最大レベル: +2dBu(マイク)/+22dBu(ライン)
楽器入力(標準フォーンジャック(3P)×1) インピーダンス: 1MΩ
最大レベル: +2dBu
ヘッドホン出力:標準フォーンジャック(3P)×1
出力 RCA×2(LR)
接続インターフェース USB 1.1、B型
周波数特性 10Hz~30kHz(0/-3dB)
ダイナミックレンジ 100dB(Aウェイト)
AD-DA変換 16bit、32/44.1/48kHz
電源 USBバスパワー
サイズ(W×H×D) 128×46.45×118mm
重量 300g
対応OS Windows XP/Mac OS X以降
価格(2019.3.7現在Amazon出品価格) 4,698円

 

2.ベリンガー UM2 開封の儀

▼外箱はこんな感じです。

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▼中身を取り出し並べてみました。

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内容物一覧

  1. UM2本体
  2. USBケーブル
  3. 説明書
  4. ステッカー

 

▼UM2本体を詳しく見ていきましょう。

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▼こちらがフロントパネルです。

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左からマイク/ライン入力用コンボジャック、楽器用標準フォーンジャック、ダイレクトモニタースイッチ、ヘッドホン用標準フォーンジャックとあります。

また、ランプが4つ配置されていて、電源入時(PC接続時)はPOWERランプ、48V使用時は+48Vランプ、音声入力時はSIGランプ、入力時のゲインが高すぎる場合はCLIPランプがそれぞれ点灯します。

▼UM2の上部にはマイク入力、楽器入力、出力ボリューム調整ダイヤルの3つが配置されています。

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▼背面には左から力は2系統のRCAアナログ出力、USB端子、ファンタム電源オン・オフスイッチが配置されています。

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▼底面の四隅には滑り止めが取り付けられています。

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▼説明書は三冊付属していますが日本語対応は1冊のみです。

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▼べリンガーのステッカーが付属していますが正直かっこよくはないですね(笑)

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▼USBはType Bです。

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3.人気オーディオインターフェースYAMAHA AG03と外観比較

▼左がAG03で右がUM2です。

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この角度から見てすでにAG03の方が多くの機能が備わっているのがわかりますね(笑)

▼重ねて上から見てみるとUM2はAG03の3/5ほどの大きさでしょうか。

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▼どちらもマイクやギターをつなぐことができますが、さらにAG03はエフェクトやコンプレッサーボタン、ヘッドセット接続端子が装備されています。

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とはいうものの、僕自身がゲーム実況用途で使っている機能はエフェクトボタンでエコーをかけるくらいなので(UM2にない機能で)、エコーに興味がないならUM2で問題ないのかなと思いました。


4.UM2を実際に使ってみた感想

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まず僕が普段使っているSHUREのSM58をつないでAG03との音質を比較してみました。

結果から言ってしまうと僕の耳ではAG03と比べても全く遜色ないように感じました。
ただ、音楽関係の仕事をしているなど、耳が肥えている方からすると「AG03の方がいい」と感じるのかもしれません。

とはいってもゲーム実況用途で使うのであればそんな小さな違いを気にする方は少ないでしょうし、少なくともYouTubeなどでゲーム実況動画を見ている視聴者さんは特に何も感じないのではないかと思います。

正直UM2を買う前は「安かろう悪かろう、でも低価格のオーディオインターフェースが気になっている方もいるだろうし買ってレビューしてみるかぁ」と、そこまで乗り気ではなかったのですが、いざ使ってみると「AG03に負けてない!めっちゃ音いいじゃん!」と一気にテンションが上がりました(笑)

やはりエコーやエフェクトも使いたいという方には選択肢から外れてしまうかもしれませんが、単純にマイク音質が良ければいいという方にはおすすめできる製品だと思います。

また、UM2が低価格な分マイクにお金をかけられるというのも魅力の一つでしょう。
もちろんいいオーディオインターフェースといいマイクの組み合わせが一番だとは思いますが、「いくら高くてもいい」「値段は全く気にしない」という方は少数派で、「音質は良くしたいけどあまりお金はかけられない」という方のほうが多いと思います。

そういった方にとってUM2は最適な選択と言えるのではないでしょうか。



今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

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