どうもさっさんです^^
近年e-Sportsが流行していること、PUBGやフォートナイトがきっかけでPCゲームが流行っていることなどによって、以前よりもデスクとイスを使ってゲームをプレイする方が大幅に増えました。
僕も実際にゲーミングチェアを使用していますが、普通のオフィスチェアに座っていた頃よりも確実に快適で、長時間ゲームやPCでの作業をしても体にかかる負担が軽減されたためか、以前より疲れを感じにくくなりました。
最近ではプロゲーマーやゲーム実況者の多くがゲーミングチェアを使用しているので、その影響で「自分もゲーミングチェアを使ってみたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
ただ、ゲーミングチェアはAmazonを始めとした通販サイトなどでたくさんのメーカーから販売されているため、どれを買えばいいかわからないという方もいると思います。
そこで今回はゲーミングチェアのおすすめメーカーとおすすめ製品の紹介、一般的なオフィスチェアとの違いについて本記事で解説していきたいと思います。
1.ゲーミングチェアとオフィスチェアの違いは?
実はゲーミングチェアは、「これが付いていればゲーミングチェア」「ここがこうなっていなければゲーミングチェアとは呼ばない」というような明確な決まりはありませんし、ゲーミングチェアを使うとゲームが強くなるとか、オフィスチェアを使っていたら弱いなんてこともありません。
つまり、メーカーがゲーミングチェアとして販売すればゲーミングチェアになりますし、同じような機能でもオフィスチェアとして販売すればオフィスチェアです。
ただ、ほとんどのメーカーで共通している点が、車のレーシングシートに似た形をしていて、座った時に体を包み込むようなホールド感があることです。
また、一般的にはゲーミングチェアとして販売されている製品の方が機能性が高い傾向にあり、カラーバリエーションも豊富で、価格は高めに設定されています。
先ほどゲーミングチェアを使っても強くなることはないと記載しましたが、その機能性からゲームを快適にプレイできるようになり、体のストレスや疲労を軽減して長時間集中できるため、結果的にプレイスキルや勝率の向上につながる可能性はあると思います。
2.ゲーミングチェアの機能性について
メーカーによって機能性は異なりますが、ここでは代表的な製品を例として機能を解説します。
▼座面の昇降機能付き
座面の高さを調整することが可能になっていて、使用しているデスクや座る方の身長に合わせて丁度いい高さにすることができます。
高さ調整はオフィスチェアでも可能なものがほとんどです。
▼リクライニング機能
ゲーミングチェアの中には最大180度のリクライニングが可能なものもあります。
メーカーによって仕様は異なるため、ゲーミングチェアで仮眠をとりたい方はリクライニング角度にも注目して選ぶのがいいでしょう。
▼アームレスト調整機能
ゲーミングチェアのアームレストは高さ調整が可能なものが多いです。(出来ないものもあります)
また、上級グレードになると首振り機能や前後スライド、幅調整が可能なものもあります。
個人的には使用しているデスクとアームレストをフラットにして、アームレストに肘を置きながらキーボードやマウスを操作するのが便利だと思いますので、最低でも高さ調整が可能なモデルをおすすめします。
▼素材の違い
ゲーミングチェアはPUレザー(合成皮革)製のものが多いですが、比較的価格が低いモデルはファブリック生地(布地)を採用しているものもあります。
ファブリック生地は通気性に優れているため夏場でも蒸れにくく、長時間快適に座っていられますが、見た目がややチープで、耐久性・メンテナンス性でPUレザーに劣ります。
対してPUレザー製は見た目に高級感があり、耐久性・メンテナンス性でファブリック生地に勝る反面夏場は蒸れやすく、エアコンのない部屋では快適に使用できない可能性があります。
どちらがいいかは使用する方の環境によると思いますが、個人的にはPUレザー製の方がいいと思います。
3.ゲーミングチェアのおすすめメーカー
ゲーミングチェアは数多くのメーカーから販売されていますが、特に人気のメーカーが『AKRacing』と『DXRACER』です。
AKRacingとDXRACERはe-Sportsのオフライン大会でも数多くの採用実績があり、プロゲーマーや人気ゲーム配信者の多くが使用しています。
一口でAKRacing・DXRACERといっても、多くのモデルがラインナップされていて、コストパフォーマンスに優れたモデルや機能性を重視したモデルから、好みに合わせて選ぶことができます。
他のメーカーが販売しているゲーミングチェアは安いものだと1万円台から購入可能な製品もたくさんあります。
ただし、それらのほとんどはAKRacingやDXRACERにデザイン・機能性共に似せて作られたものがほとんどで、Amazonのレビューなどを見ると作りが甘くネジ穴が合わなかったり、見た目の質感が低かったりとあまり評判が良くない製品が多いです。(もちろん中には安くていい製品もあるでしょう)
安い買い物ではありませんし、頻繁に買い替えることもないと思いますので、最初にしっかりした製品を選んだ方がいいでしょう。
また、ゲーミングチェアの購入を検討している方の中には派手なカラーやデザインが苦手で敬遠している方もいるのではないでしょうか。
AKRacing・DXRACER共に落ち着いたカラーリングの製品もラインナップされていますし、他メーカーからはオフィスチェアに近いデザイン性を重視したゲーミングチェアも販売されているので、そちらを選ぶのもありだと思います。
4.おすすめゲーミングチェアを紹介
AKRacing Pro-Xシリーズ
- 座面高調節機能
- 最大180度リクライニング
- ロッキング機能
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 4Dアジャスタブルアームレスト採用
- グレー・ホワイト・レッド・ブルーの4色
AKRacingのゲーミングモデルとしては最上位のゲーミングチェアです。
他のモデルよりも座面の厚さ、広さがあり、やや体の大きい方向けのモデルとなっています。
また、AKRacingの特徴として180度リクライニングが可能なので仮眠をとる場合も快適です。
AKRacing NITROシリーズ
- 座面高調節機能
- 最大180度リクライニング
- ロッキング機能
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 上下昇降式アームレスト
- レッド・ブルー・グリーン・オレンジ・ホワイトの5色
AKRacingのミドルモデルです。
アームレストは上下昇降のみで、Pro-Xシリーズと比べて気持ち小さくできています。
素材はPUレザー製で質感は高いです。
価格は抑えたいがPUレザー製がいいという方におすすめのモデルです。
AKRacing Wolfシリーズ
- 座面高調節機能
- 最大180度リクライニング
- ロッキング機能
- ファブリック生地
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 上下昇降式アームレスト
- レッド・ホワイト・グレーの3色
AKRacingのエントリーモデルです。
Wolfシリーズのみファブリック生地を採用しています。
エントリーモデルなのでコストが抑えられており、あまり費用がかけられない方でも選べるのではないでしょうか。
通気性がいいため、夏場エアコンが付いていない部屋でゲームをする方におすすめです。
AKRacing Overtureシリーズ
- 座面高調節機能
- 最大180度リクライニング
- ロッキング機能
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 上下昇降式アームレスト
- レッド・ブルー・パープル・ピンク・ホワイト・ブラックの6色
こちらは新たにAKRacingのミドルモデルとして発売されたゲーミングチェアです。
スペック的にはNirtoシリーズとほぼ同等ですが、デザインやカラーバリエーションが異なります。
ピンクやブラックがあるので、女性や落ち着いたデザインを好む方にもおすすめです。
AKRacing Premiumシリーズ
- 座面高調節機能
- 最大180度リクライニング
- ロッキング機能
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 4Dアジャスタブルアームレスト採用
- カーボンブラック・レイブン・シルバーの3色
こちらはAKRacingのオフィスに適したモデルです。
落ち着いたデザインになっているためゲームではなく職場での使用も可能です。
機能的にはPro-Xシリーズと同等で、価格はAKRacingの中で最も高価です。
クールなデザインを求める方におすすめです。
DXRACER Formulaシリーズ DXR
- 座面高調節機能
- 最大135度リクライニング
- ロッキング機能
- ファブリック生地
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 上下昇降式アームレスト
- ブラック・レッドの2色
DXRACERのエントリーモデルです。
人気メーカーでありながら29,800円という低価格で、使用者はかなり多いです。
僕も実際に使いましたが値段の割に座り心地はいいです。
ファブリック生地でもいいという方にはおすすめです。
DXRACER Driftingシリーズ DX-03
- 座面高調節機能
- 最大135度リクライニング
- ロッキング機能
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 上下昇降式アームレスト(ワイドタイプ)
- ブラック・レッドの2色
DXRACERの中でもワイドタイプのモデルがドリフティングシリーズです。
機能面ではフォーミュラシリーズと変わりませんが、アームレストがワイドタイプになっています。
実際に座るとフォーミュラシリーズよりもゆったりとくつろぐことができます。
個人的にはDXRACERの中で一番好きなモデルです。
DXRACER Racingシリーズ RV-131
- 座面高調節機能
- 最大135度リクライニング
- ロッキング機能(座面角度固定対応)
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 4Dアームレスト
- オレンジ・レッド・ライトブルーの3色
DXRACERの中で、細身で長身の方に適したモデルで、他のモデルとデザインが大きく異なっているのが特徴的です。
また、4Dアームレストを搭載しているため、自由自在に位置を変更可能です。
一つ欠点として、座面を最低にしたとしてもやや高さがあるため、少し高さがあるデスクか調整可能なデスクを使用している方におすすめです。
DXRACER Kingシリーズ DXK-06
- 座面高調節機能
- 最大135度リクライニング
- ロッキング機能(座面角度固定対応)
- PUレザー製
- ヘッドレスト・ランバーサポート付属
- 4Dアームレスト
- グリーン・ブラック・ブルー・レッド・ホワイト
DXRACERの最上位モデルで、価格は高めですがサイズ・機能性ともに最も優れています。
体の大きい方向けのモデルとなっているためかなりゆったり腰掛けることができます。
ただ、こちらもRV-131と同様、座面を最低にしても高さがあるため、少し高さがあるデスクか調整可能なデスクを使用している方に向いているでしょう。
サンワダイレクト ゲーミングチェア オットマン付き
- 座面高調節機能
- 最大160度リクライニング
- PUレザー製
- ランバーサポート付属
- 格納式オットマン
- ブラック・レッドの2色
こちらはPC関連商品を幅広く扱うサンワダイレクトから販売されているゲーミングチェアです。
落ち着いたデザインでオフィスチェアとしても使用可能です。
格納式のオットマンが付いているのが特徴で、160度リクライニングと組み合わせることで快適に休憩・仮眠することができます。
AKRacingやDXRACERのようなアームレスト昇降機能には対応していません。
LOWYA (ロウヤ) ゲーミングチェア
- 座面高調節機能
- 最大170度リクライニング
- PUレザー製
- ランバーサポート付属
- 格納式オットマン
- ブラック・ホワイトの2色
オフィスチェアなどを数多く販売しているLOWYAのゲーミングチェアです。
先ほど紹介したサンワダイレクトの製品と見た目はほとんど同じです。
こちらの方が価格が安く、リクライニング角度が10度大きいです。
それ以外はほとんど変わらないため、メーカーの好みで選んでもいいと思います。
5.まとめ
今回は個人的にいいと思った製品をいくつか紹介させて頂きました。
予算が許すのであれば基本的には有名メーカーの製品を選ぶのがいいでしょう。
安い製品だと物によっては耐久性や品質が低く、使い始めはよくても長持ちしない製品もあります。
ゲーミングチェアは頻繁に買い替えるようなものではないため、よく考えて後悔しないようにしましょう。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。