どうもさっさんです^^
突然ですが私、マイクには(謎の)こだわりがあります!
フレンドとPCやPS4でゲームをする際、ボイスチャット使って会話をしながらプレイする方が多いと思うんですが、「こいつマイク音質わるっ!」って思ったことはありませんか?
僕はたくさんあります(笑)
ゲーム配信なんかを見ていても、結構音質の悪い方はいますよね。
そこで気になるのが、「自分のマイク音質は大丈夫か?」ということです。
一応PS4のマイク音量調整で自分のマイク音声を確認することができるんですが、それで確認できる自分の声はボイスチャット相手に聞こえる音声と同じではありません。
なので、「音量調整で確認したら大丈夫だった」とはならないので注意しておきましょう。
※ちなみに僕は家にPS4が2台、パソコンが3台あるのでもう一台とボイスチャットをして確認しています。
というわけで今回は、ボイスチャットや配信を高音質化するのにおすすめのマイクを紹介します。
- 超ド定番!! SONY USBコンデンサーマイク「ECM-PCV80U」
- 究極の高音質USBマイクaudio-technicaの「AT2020USB+」
- AVerMediaの『AM310』がかなり優秀!
- 実況者やプロゲーマーが実際に使っている『Blue yeti』を使ってみた!
- マイクといえばRODE!『NT-USB』が見た目も操作性も神だった!
- 人気ゲーミングメーカーのHyperXから発売されたストリーマー向けマイク『QuadCast』を使ってみた!
- Razer Seiren Xが安くて音が良くて何よりかっこいい!
- 最強のコスパを誇るUSBマイクを発見してしまいました...
- このサイズが出るのを待ってた!Blue Yeti Nanoむっちゃいいじゃん!
- PS4でオーディオインターフェースと好きなマイクを使う方法
- 高音質マイクと7.1chアンプ「MixAmp Pro TR」を組み合わせて使う方法
- 9.まとめ
超ド定番!! SONY USBコンデンサーマイク「ECM-PCV80U」
最初に紹介するのはSONYの「ECM-PCV80U」というマイクです。
もうこれ超ド定番なので知ってる、または持ってる方も多いと思います。
マイクを紹介しているサイトではこのマイクが紹介されていない方が珍しいのではないでしょうか。
ほとんどの方がボイスチャットや配信に使用しているのはヘッドセットだと思います。
しかし「やっぱりマイクはマイクで別のものを使いたい」「もっと音質にこだわりたい」と思ったときに初心者が手軽に購入できる安くて人気のマイクが「ECM-PCV80U」というわけです。
僕も初めはこのマイクを購入しました。
3,000円台という低価格で購入でき、USBサウンドカードが付属するため挿すだけでPS4でもPCでも簡単に使用できますし、お気に入りのイヤホンやヘッドホンと組み合わせて使うことができます。
価格の割に作りがしっかりしていて見た目が良く、Amazonのレビューではかなり評価が高いです。
実際に使ってみて思ったんですが、マイク本体にスイッチがついているため気軽にミュートできるのが非常に便利!
基本的には付属のスタンドを使用して画像のように置いて使うんですが、集音性があまり高くないため、マイク入力音量を高めで使うことになるかと思います。
このマイクを使うと声自体は結構きれいに入るんですが、マイク入力音量を上げると「サー」というホワイトノイズがかなり気になるレベルで乗ってしまうのがこのマイクの欠点です。
解決策としては、マイクを口元に近づけて設置し、マイク音量を上げすぎないことです。
しかし、付属のスタンドでは口元に近づけるといっても限界があります。
その場合は別売りのマイクアームを使いましょう。
こちらはマイクアームとポップガードがセットで約2,000円と非常におとく!
もしPCデスクなどでゲームをプレイしていて、マイクアームを設置できそうなら見た目がかっこよくなりますし、快適に使用できるようになるのでおすすめです。
僕が使用しているアームやポップガードは他のメーカーですが、試しに僕も設置してみました。(マイクアームは製品によって長さや耐荷重がちがうので購入前によく仕様を確認しましょう)
こんな感じになりました。
見た目はなかなかかっこいいですよね!
マイクとアームなどを合わせても5,000円台で購入できるのでかなり安いです。
ECM-PCV80Uを別の記事で詳しくレビューしていますので、購入を検討中の方は是非ご覧ください↓
ECM-PCV80Uの総評
音 質:★★☆☆☆
見た目:★★★★☆
価 格:★★★★★
良くも悪くも入門用、「コンデンサーマイクを試してみたい!」という方がとりあえず安いから買う。というようなマイクではないでしょうか。
組み合わせ次第では実況者風に設置できるのは高ポイント。
使ってみて「もっといいマイクが欲しい!」と思ったら徐々に高めの金額のものに挑戦してみればいいと思います。
▼ECM-PCV80Uのレビュー動画
【コスパ最強マイク】SONYの3,000円台で買えるUSBマイクは本当に高音質?検証してみた!
究極の高音質USBマイクaudio-technicaの「AT2020USB+」
続いて紹介するのがaudio-technicaの「AT2020USB+」というマイクで、もうマジでめちゃくちゃ高音質なマイクです!
DTMをかじっていたり、機材に興味のある方は知っているかもしれませんが、このタイプのマイクは基本的にオーディオインターフェースに接続しなければ使うことができません。
しかもオーディオインターフェースはドライバをインストールする必要があるため、基本的にPS4で使用することはできません。(無理やり使う方法や、一部PS4でも使用可能なものもありますので後述します)
PCでの使用はかなり高音質なんですが...
しかしこの「AT2020USB+」は違います。
もう名前にUSBって入っちゃってますからね!
ネットを検索してみてもPS4でのレビューが全然見つからなくて、「買ってみて使えなかったらどうしよ...」と思ってちょっと怖かったんですが、思い切って買ってみて大正解でした!
購入価格ですが、マイク自体はAmazonで16,200円でした。
一緒にショックマウントも購入し、そちらは6,000円ほど。
ちなみにショックマウントは無くても付属品だけで使用可能ですよ。
先ほどの「ECM-PCV80U」の設置にも使用したマイクアームをこちらにも使うことができるので、早速アームに取り付けてみました。
こんな感じに取り付け完了です。
「悪くないねぇ」(中尾風)
付属の三脚と違いしっかりと固定されて安定感があります。
電源が入るとマイクの内部にあるブルーライトが点灯しておしゃれです。
音質については先ほども記載した通り本当に高音質です。
「ノイズ?なにそれ??」
って感じです。
気になる集音性ですが、さきほどの「ECM-PCV80U」とは違い、超音拾います!
どのくらい拾うかというと、ドアが開いていたら隣の部屋のテレビの音なんか余裕で拾っちゃいます(笑)
これを言うと「それデメリットだろ!」と言われそうですが、「ECM-PCV80U」ユーザーは集音性の小ささに悩んでいる方が多いので、「そんな心配いらないよ!」ということが言いたかったんです(笑)
「ECM-PCV80U」とは違って集音性が高いため、ノイズや音量を気にしてマイクアームを取り付ける必要はないとは思いますが、やはり三脚が不安定ということと、気軽にマイクの位置を調整できるのは便利なので、予算があれば取り付けるのをおすすめします。
余談ですが、Amazonとかで売っている1,000円台とかのマイクアームってサイズを確認してもらえばわかりますが、結構サイズが短いんですよ。
それでも大丈夫という方はいいんですが、僕はそれが嫌なのですこし長めのマイクアームを使用しています。
大き目のデスクを使用している方などは非常に便利ですよ。
気になる方は是非チェックしてみてください。
僕が使用しているマイクアームとポップガードはこちら↓
AT2020USB+を別の記事で詳しくレビューしましたので、購入を検討中の方は是非そちらもご覧ください↓
AT2020USB+の総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★★★
価 格:★★★☆☆
PC、PS4共にUSBケーブルを挿すだけで使用できるとにかく高音質なコンデンサーマイクです。
しかしながら、その値段がネックになる方も多いと思います。
個人的にはもう安物のUSBマイクには絶対戻れないくらい素晴らしいものなので、予算的に大丈夫なのであればおすすめですよ!
見た目もめちゃくちゃかっこいいので是非マイクアームと組み合わせて使ってみて下さい。
▼AT2020USB+のレビュー動画
【神音質】オーディオテクニカのUSBマイクAT2020USB+の音質が良過ぎてマジでビビってしまったw
AVerMediaの『AM310』がかなり優秀!
AVerMediaと言えばキャプチャーボードで有名なメーカーで、現在僕も同社のキャプチャーボードをいくつか持っています。
キャプチャーボードというのは不安定だったりPCとの相性問題がおきて使えなかったりすることもありますが、AVerMedia製品は非常に安定性が高く、表示遅延が少ないので個人的にはかなり気に入っています。
これからゲーム実況を始めようと考えている方は是非チェックしてみて下さい↓
- 【GC550 PLUS レビュー】4Kパススルー対応ソフトウェアエンコード方式のキャプチャーボードが発売されたので使ってみた! - さっさん部ログ
- 【AVerMedia C988 レビュー】最高の安定性!内蔵型キャプチャーボードC988は低遅延で生配信にもおすすめ! - さっさん部ログ
- 【GC573 レビュー】遂にAVerMediaから4K録画対応キャプチャーボード発売!最大240fpsまで録画できるLIVE GAMER 4Kが最強すぎる件 - さっさん部ログ
- 【GC553 レビュー】4K録画対応の外付けキャプチャーボード LIVE GAMER ULTRA がAVerMediaから発売!1080pなら最大120fps録画にも対応! - さっさん部ログ
そのAVerMediaから2017年8月にゲーム実況用USBコンデンサーマイクが発売されました。
価格は約12,000円ほどです。
USB接続ですぐに使用できるコンデンサーマイクって種類が少ないので、こういった製品をゲーミングデバイスメーカーからも出してもらえるのは非常にありがたいですね。
しかも本格的なボーカル用マイクに迫る音質で、歌ってみたなんかにも使えそうです。
ゲーム実況用ということで、先ほど紹介したAT2020USB+にはなかったマイクミュート機能がついていて、前面のボリューム調整ダイヤルを押し込むことで簡単にミュートにすることができます。
これによってちょっと席を離れるときなんかは簡単にミュートできて本当に便利なんですよね。
PS4でAT2020USB+を使うときはわざわざUSBケーブルをぶっこ抜かなきゃいけなかったので(笑)
集音性もかなり優れているため、僕の場合は口元から50cmくらい離れた場所に設置していても問題なく声を拾ってくれました。
また、こちらもマイクアームに取り付け可能ですのでできれば合わせての購入をおすすめします。
別の記事で詳しくレビューしていますので、気になった方は是非チェックしてみてください↓
AM310の総評
音 質:★★★★☆
見た目:★★★☆☆
価 格:★★★★☆
こちらもPS4やPCにUSB接続して特に設定などしなくてもすぐに使えるコンデンサーマイクです。
音質面ではSONYのECM-PCV80Uよりもかなり高音質で、集音性もこちらが上です。
AT2020USB+と比較すると若干音質は劣りますが、価格が安くミュート機能がついていることを考えると、ゲーム実況やボイスチャット用途であればこちらもおすすめできますね。
ECM-PCV80Uを買うよりなら断然こちらの方がいいと思います。
▼AM310のレビュー動画
実況用マイク AVerMedia AM310が予想以上に高音質だった!【AM310 レビュー】
実況者やプロゲーマーが実際に使っている『Blue yeti』を使ってみた!
Blueといえば世界的に有名なマイクメーカー(現在はLogicoolに買収されたため、Logicoolの「Blue マイクロフォン」ブランドとなりました)で、扱っているマイクの中でも『yeti』はかなり人気が高い製品です。
僕も使ってみたところ音質は本当にいいですよ。
また、USBマイクでは珍しい指向性の切り替えにも対応しているため、様々な用途での使用が可能です。
カラーバリエーションが豊富で好みやデスクの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ちなみに僕はミッドナイトブルーをチョイスしました。
サイズは大きめなので少し場所は取りますが、見た目も音質も良いためおすすめですよ。
購入時の価格は15,980円でした。
気になった方は是非チェックしてみてください。
Blue yetiを下の記事で詳しくレビューしたので、購入を検討中の方は是非ご覧ください↓
Blue yetiの総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★★☆
価 格:★★★☆☆
ドライバ不要でPCやPS4に接続するだけで使用できるUSBマイクです。
見た目が非常にかっこよくて日本国内でも人気が高く、有名な配信者やプロゲーマーの多くが使用しています。
音質はAT2020USB+と比較しても同レベルではないかと思います。
また、マイク前面にミュートボタンが付いているため簡単にミュートでき、ボイスチャットや配信中に席を立つときなんかも非常に便利です。
USBマイクの中ではかなりおすすめな製品です。
▼yetiのレビュー動画
【Blue Yeti レビュー】USBマイクの決定版!高音質高機能でゲーム配信に超おすすめ!
マイクといえばRODE!『NT-USB』が見た目も操作性も神だった!
マイクといえばやはりRODEは外せません。
前々から気になっていたUSBコンデンサーマイク『NT-USB』を遂に購入しました。
AM310やyetiとは違って本体にミュートボタンは付いていません。
そのためボイスチャットや配信で手軽にミュートすることはできません。
本体にダイヤルが二つ付いていて、機能的にはAT2020USB+と同じような感じです。
ただ、こちらはダイヤルの周りに目盛り刻まれているため、現在のボリュームやリアルタイムモニターとPC音バランスがわかりやすくなっています。
サイズは付属の三脚を使うとやや大きめになってしまうため、マイクアームを使った方がスペースの節約になるためおすすめです。
音質はAT2020USB+と同等レベルではないかと思います。
もちろんPS4で使用することも可能ですよ。
購入時の価格は約19,000円ほどでした。
RODE NT-USBを下の記事で詳しくレビューしましたので、購入を検討している方は是非ご覧ください。
RODE NT-USBの総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★★☆
価 格:★★☆☆☆
ドライバレスでUSBを繋ぐだけで使用できる高音質コンデンサーマイクです。
本格的な歌ってみたや弾いてみたを作るならオーディオインターフェースと別のマイクを使用した方が利便性は高いと思いますが、音質的にはそれらに引けを取らないほど高音質で、ゲーム実況やボイスチャットのクオリティアップを手軽に狙いたいならピッタリのマイクです。
マイクミュート機能はありませんが、ボリューム調整はめちゃくちゃしやすいと思います。
少し特殊な形状をしているため、市販されている社外製ショックマウントを使用できないこと、AT2020USB+やBlue yetiよりも価格が高いのがデメリットですが、その代わり専用のポップガードが付いています。
▼RODE NT-USBのレビュー動画
【NT-USB レビュー】RODEの本格USBマイクが見た目も音も良すぎ! - YouTube
人気ゲーミングメーカーのHyperXから発売されたストリーマー向けマイク『QuadCast』を使ってみた!
今まで音質重視のUSBマイクと言えば老舗音響メーカーから発売されているものが人気を集めていましたが、それに割って入るように人気ゲーミングメーカーのHyperXからストリーマー向けのUSBマイクが発売されました。
こちらも本記事で紹介している他のマイクと同様に、ドライバ不要でPCやPS4にUSBでつなぐだけですぐに使えるようになっています。
本体サイズはやや大きめです。
HyperXらしい赤と黒のデザインになっていて、見た目はかなりかっこいいと思います。
yetiと同様に指向性を4つのパターンから切替られるのもポイントです。
マイク入力ゲインを本体で調整できるようになっているのが便利なんですが、残念ながらヘッドホンジャックへの出力音量はPCやPS4の設定から調整する必要があります。
価格はAmazon販売だと16,200円と、他のUSBマイクと同じくらいに設定されていました。
HyperX QuadCastを別の記事で詳しくレビューしましたので、購入を検討している方は是非ご覧ください↓
HyperX QuadCastの総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★★☆
価 格:★★★☆☆
ゲーム実況向けのマイクとなっているためマイクミュートを備えているのがうれしいですね。
指向性の切り替えが可能なので複数人でのゲーム実況収録や、雑談動画にも使えるのではないかと思います。
また、他のマイクはショックマウント別売りですが、QuadCastはショックマウントがあらかじめ付属しているため、それを考えるとなかなかコスパの高い製品ではないかと思います。
個人的にはヘッドホンへの出力ボリューム調整ダイヤルがないのと、マイクモニターをオフにできる機能がないのがちょっと残念でした。
▼QuadCastのレビュー動画
【QUADCAST レビュー】HyperX初の高機能・高音質USBマイクが発売されたので使ってみた! - YouTube
Razer Seiren Xが安くて音が良くて何よりかっこいい!
ゲーミングデバイスで人気のメーカーは多いですが、ゲーム実況用マイクに最も力を入れているのはRazerではないかと思います。
2019年8月9現在、RazerはUSB接続のコンデンサーマイク『Seiren X』とUSB接続のダイナミックマイク『Seiren Elite』の2種類のUSBマイクを発売していて、値段はSeiren Xが約11,000円でSeiren Eliteが約24,000円です。
発売はSeiren Eliteの方が新しいんですが、「さすがにUSBマイクで24,000円はちょっと...」と思ったのでSeiren Xを購入しました。(ちなみにSeiren Eliteはダイナミックマイクです)
Seiren Xも他のマイクと同様にドライバ不要でPC・PS4のどちらでも使用可能です。
本体サイズはHyperXのQuad CastやAVerMediaのAM310に比べてやや小さく、デスクの上に置いても邪魔になりにくいと思います。
USBでPCやPS4に接続するとマイクミュートボタンが点灯します。
正面のボリュームコントロールダイヤルで聞こえるPCボリュームとマイクモニターのボリュームを上げ下げできます。
また、ダイヤルの下にあるマイクミュートボタンを押すとLEDが緑から赤に変わり、マイク入力がミュートされます。
底面にはヘッドホンジャックが付いているため、好きなイヤホンやヘッドホンを接続してゲームを楽しむことができます。
発売は2017年12月とやや古い製品ではありますが、本記事で紹介している他の製品に比べてコスパは高いと思います。
Razer Seiren Xを別の記事で詳しくレビューしましたので、購入を検討している方は是非ご覧ください。
Razer Seiren Xの総評
音 質:★★★★☆
見た目:★★★★★
価 格:★★★★☆
HyperX Quad CastやAVerMedia AM310同様にマイクミュートボタンを備えているためゲーム実況やボイスチャットに適しています。
サイズがコンパクトで設置スペースを取りませんし、シンプルなデザインに緑のLEDがアクセントになっていてかなりかっこいいです。
ただ、材質はプラスチックなのでよく見ると少しチープ感はあります。
音質は必要十分で、値段が安いのが魅力的ですが、Quad Cast同様にマイクモニターをミュートすることはできません。
▼Razer Seiren Xのレビュー動画
【Seiren X レビュー】Razerのゲーム実況向けUSBマイクが見た目良し・音質良しでしかも安い!
最強のコスパを誇るUSBマイクを発見してしまいました...
今までマイクをレビューしてきた経験から、「やはり1万円くらいは最低でも出さないと満足いく音の製品はないんだろうなぁ」と低価格帯製品への期待は薄れていましたが、遂に超安くて高音質なマイクを見つけてしまいました。
それがAmazonで販売されているFIFINEという中華メーカーの製品です。
約3,000円とかなり安いのですが、音質は本当にいいです。
同価格帯でこれ以上に音質のいいマイクはそうそう出てこないだろうと思います。
マイク本体はかなり小型で、使う前は「大丈夫か?」と思いましたが、材質は金属製で作りは割としっかりしている印象です。
マイクケーブルは本体に直付けされていて、取り外しはできないようになっています。
マイク正面の「VOLUME」というダイヤルは入力ゲインを変更するものらしく、最小にすることでミュートもできるようです。
一応金属製のスタンドが付属しているので、これだけ買えば使用することはできます。
ただし快適に使うのであればマイクアームも用意した方がいいですね。
audio-technicaのAT2020USB+と並べると小ささが伝わると思います。
以前YouTubeに投稿したこのFIFINEのレビュー動画でAT2020USB+と音質を比較してみたんですが、素人の耳ではほとんど遜色がありませんでした。
FIFINEおそるべし...
FIFINE K669の総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★☆☆
価 格:★★★★★
「とにかく安くて音のいいマイクが欲しい」と思っている方にはもうこれ以外ないとってもいいほどの製品です。
他の製品と同様ドライバ不要で簡単に使えますし、コンパクトなのもメリットだと思います。
さらに入力ゲイン調整ダイヤルがあるのもいいですね。
ただし、他のマイクとは違ってヘッドホンジャックは付いていません。
PCなら他のサウンドカードにヘッドホンやイヤホンを接続できますが、PS4で使用する場合は音声出力をモニターに変更して、モニターにヘッドホンやイヤホンを接続する必要があります。
また、ヘッドホンジャックがないためマイク入力のリアルタイムモニター機能もありません。
僕は使うとしてもPCなのでこれらのデメリットはそれほど重要ではありませんが、PS4で使おうと思っている方は一応注意してください。
▼FIFINE K669のレビュー動画
安くて高評価だと!?Amazonで2999円の中華製USBマイクを使ってみたらまさかの音の良さだったww 【FIFINE K669】
このサイズが出るのを待ってた!Blue Yeti Nanoむっちゃいいじゃん!
先ほども紹介したBlue Yetiは音質はもちろんデザインも素晴らしいのですが、本体がちょっと大きいんですよね。
おそらく僕と同じくもうすこし小さいサイズが出て欲しいと思った方は多いでしょう。
そのYetiの小型版がなんと2020年1月に発売されていました!(レビューが遅くなってごめんなさい...)
Yetiと比べるとかなり小さいのがわかると思います。
値段が少し安くなっているため省略されている機能もありますが、音質はさすがYetiだけあって申し分ないです。
マイクミュート機能もついているのでボイスチャットや配信で活躍間違いないです。
Yeti Nanoを別の記事で詳しくレビューしていますので、購入を検討中の方は是非ご覧ください↓
Blue Yeti Nanoの総評
音 質:★★★★★
見た目:★★★★☆
価 格:★★★★☆
Yetiの音質はそのままに小型化、そして低価格化されたのがこのYeti Nanoです。
本体サイズが大きくてインパクト抜群というのもYetiの魅力の一つだとは思いますが、それをデスクに置くスペースがない、作業の邪魔になってしまうというような方にはYeti Nanoがおすすめです。
ただし価格が安い分機能は省略されているので注意しましょう。
▼Yeti Nanoのレビュー動画
【Blue強すぎん?】最高レベルのUSBマイク3つの機能と音質を比較してみた! | Yeti・Yeti Nano・Snowball iCE
PS4でオーディオインターフェースと好きなマイクを使う方法
先ほど、オーディオインターフェースはPS4では使えません。
といったんですが、物理的に接続する方法で使えるものもあります。
どういうことかというと、PS4にはドライバをインストールできないためUSBでオーディオインターフェースを接続しても反応しませんが、PCなどに接続したオーディオーインターフェースのラインアウトからオーディオケーブルで、PS4に接続している外付けサウンドカードのマイク入力に接続することで一応使うことはできます。
ここで注意ですが、この方法で使用してもオーディオインターフェースとマイク本来の音質を発揮することはまず無理でしょう。
理由は、PS4で使う場合に必要な外付けサウンドカードに接続する段階で音質が劣化してしまうからです。
・すでにオーディオインターフェースとマイクを所有している。
・PCメインで使う予定で、PS4は音質はあまり気にせず使えればよいという程度
・どうしてもオーディオインターフェースと組み合わせて使いたいマイクがある
この方法で使用する理由はこのような場合でしょうか。
個人的にはあまりおすすめはしません。
それよりも先ほどまで紹介していたUSBマイクを使う方が簡単で高音質だからです。
僕も実際に試してはみたんですが、PCにUSB接続で使用した時の方がかなり高音質でした。
↓僕が普段PCで使用しているマイクとオーディオインターフェースはこちら↓
ちなみにこの方法で使ったとしても、「ECM-PCV80U」よりはかなり音質がよかったですし、ノイズも少なかったです。
僕は「MixAmp Pro TR」のマイク入力に接続して使ってみましたが、高音質な外付けサウンドカードであればこの方法でももっと高音質にできる可能性はあります。
続いてプラグアンドプレイ対応のオーディオインターフェースについてです。
PS4ではドライバをインストールできないため基本的にオーディオインターフェースは使えないのですが、中にはドライバレス(USBを接続するだけで使える)製品もあります。
それがこちら↓
こちらはSHUREの『X2u』という製品で、Amazonで約13,000円ほどで購入できます。
特徴は先ほども言いましたがドライバレスで使用できるということで、PS4にUSBで接続する、一般的なヘッドセットなどと同じように認識されるため使用することができます。
X2uを使用する場合はマイクを別途用意する必要があるため、AT2020USB+やAM310と比較すると高くつきますが、自分の好きなマイク(コンデンサーマイクでもダイナミックマイクでも可)を使用することができるというメリットがあります。
今回色々な製品を紹介しましたが、僕は使いたいマイクがあるため、現在はこのX2uを使用しています。
X2uについて下の記事で詳しくレビューしましたので、気になった方は是非ご覧ください↓
高音質マイクと7.1chアンプ「MixAmp Pro TR」を組み合わせて使う方法
僕は「MixAmp Pro TR」というPS4の初期型とPROで7.1chサラウンドでゲームをプレイすることができるヘッドホンアンプを使っています。
こちらは基本的にヘッドセットを組み合わせて使うデバイスなんですが、AT2020USB+などと組み合わせて使うことに成功したので、その方法についてです。
※AT2020USB+など単体でボイスチャットとゲーム音を同時に聞くことももちろん可能です。
「サラウンドとかどうせ大したことないでしょ?」と思っている方がいるかもしれませんが、使ってみると結構すごいです。
MixAmp Pro TRのレビュー記事はこちら↓
FPSなどをプレイしているとステレオヘッドセットよりもかなり方向がわかりやすいですし、臨場感もハンパじゃないです。
普通はPS4と下の図のような感じで接続します。(画像は旧型MixAmp Pro TR)
こんな感じに接続して使うんですが、MixAmp Pro TRを普通はUSB接続タイプのマイクと一緒には使いません。
というか、例えばPS4にUSBでMixAmp Pro TRとAT2020USB+をどちらも接続して、音声出力をMixAmp Pro TRから、マイク入力をAT2020USB+から行うというような使い方はできません。
PCであれば、このように入出力を別々の機器で行うことが可能なんですが、PS4は入出力どちらも同じ機器にしか設定できない仕様になっています。
しかし、一緒に使うことが不可能なわけではありません。
使用方法は下の図のようになります。
※AT2020USB+をECM-PCV80U・AM310・X2uに置き換えることもできます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、このように接続してもらえればAT2020USB+のようなUSB接続のマイクとMixAmp Pro TRを一緒に使うことができるので、どちらも所有している方は是非やってみて下さい。
まあこんなマニアックな使い方する人は僕以外にそうはいないかもしれませんが(笑)
9.まとめ
ということで今回は以下のUSBマイクを紹介させていただきました。
こういったマイクを使うことにより、ヘッドセットよりも確実にマイク音質は良くなると思います。(ECM-PCV80U以外)
ゲーム配信や実況動画のクオリティを上げたいという方にはおすすめです。
上記のリンクはAmazonの販売ページですので、気になった方は是非調べて見てください。
今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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