どうもさっさんです^^
以前から出ると噂されていたAppleの「AirPods Pro」が2019年10月29日の深夜に突然発表され、慌てて予約した方も多いのではないでしょうか。
僕もTwitterの情報でAirPods Pro予約開始の情報を知り、買おうかどうか本当に迷ったんですが、結局今回は見送ることにしました。
本記事ではAirPods Proが従来モデルからどう変わったのか、そして僕がどうして見送ることにしたのかを解説します。
AirPods Pro
AirPods Proの新機能について
AirPods Proとは、2019年10月30日にAppleから発売されたios・mac os向けのワイヤレスイヤホンです。
初代AirPodsは2016年9月の新製品発表会でiPhone 7と一緒に発表されました。
当初はiPhone 7がイヤホンジャックを廃止したことに大ブーイングが巻き起こりましたが、その影響でBluetooth接続で使用するAirPodsが大ヒットし、ワイヤレスイヤホンのシェア6割を占める爆発的人気製品となりました。
2019年3月にはQi規格のワイヤレス充電に対応した第二世代のAirPodsが発売されています。(5,000円安いワイヤレス充電非対応モデルも同時にラインナップ)
AirPods Proは第二世代に続く3つ目のAirPodsで、デザイン・機能性・価格に大きな変更が加えられました。
初代と第二世代のAirPodsはデザインが全く同じで、「iPhoneに付属する有線イヤホンのEarPodsからケーブルを外しただけ」というような感じで、最近主流となりつつあるカナル型ではなくインイヤー型のイヤホンでしたが、AirPods Proはカナル型のようにイヤーチップを採用しています。
Appleの公式サイトには「インイヤー型イヤホン」と記載されていますが、使用感としてはカナル型のような感じになると考えていいでしょう。
続いて機能性についてですが、なんとAirPods Proにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されました。
ノイズキャンセリングを簡単に説明すると、イヤホンを装着中に外部から聞こえる雑音を打ち消してくれる機能で、屋外や電車の中などでこれまでよりも音楽により没頭できるようになります。
また、形状がカナル型になったこと、ノイズキャンセリング機能が搭載されたことによりイヤホンを装着したまま人と会話をしたり、電車の中で次の駅を確認しにくくなるというデメリットは、外音取り込み機能により解決されています。
外音取り込み機能とは、AirPods Pro本体のマイクから外部の音を拾い、スピーカーから聞くことができる機能です。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の有効/無効化はAirPods Pro本体下部の棒部分に新たに搭載された感圧式スイッチで簡単に切り替え可能です。
ただし機能性が向上した分価格も上がっており、Apple公式サイトで27,800円(税抜)となっています。
僕がAirPods Proを買わない理由
初めに言っておくと、今回発売されたAirPods Proが素晴らしいワイヤレスイヤホンであることは間違いありません。
ただし、従来のAirPodsを気に入って使っていた一部のユーザーからするとちょっとイマイチに感じる点と、将来的に考えると残念な仕様があります。
僕はiPhone 7 Plusと一緒に初代AirPodsを購入し、非常に気に入っていました。
中でも僕が特に気に入っていたのがAirPodsが「インイヤー型」という点です。
最近はカナル型イヤホンが主流となっていて、実際僕もカナル型イヤホンはいくつも持っていますが、イヤーチップを耳の穴に押し込んで使うため、シリコン製のイヤーチップがぴったりとフィットして非常に遮音性が高いです。
しかし僕はその遮音性の高さがちょっと苦手です。
純粋に音楽を楽しみたいというだけであればカナル型が適しているのかもしれませんが、僕は外部の音を常に確認できた方がいいと思っているので、インイヤー型のAirPodsを使うことが非常に多いです。
もちろん他社のワイヤレスイヤホンもたくさん持っていますが、インイヤー型のワイヤレスイヤホンってAirPods以外ほぼ選択肢がないんですよね。
そもそも「カナル型の方ががいい」という方にとってはAirPods Proの仕様変更を嬉しいと思っているのかもしれませんが、僕と同じ意見のユーザーも少なくないでしょう。
また、先ほど「外音取り込み機能が搭載されている」と記載しましたが、その機能は外部の音をスピーカーから流しているため、有効時は音楽再生の邪魔になってしまいます。
「人と会話する」「電車のアナウンスが流れる」というようなタイミングで感圧式スイッチを操作して外音取り込み機能を有効にすればいいのかもしれませんが、その後無効にするのが面倒ですし、突然話しかけられて気づかないというようなこともあるでしょう。
続いてノイズキャンセリングについてですが、外部の雑音を完璧ではないにしろある程度打ち消してくれるため、うるさい場所で音楽に没頭したい方には適した機能なのですが、ノイズキャンセリングというのは独特な圧迫感や閉鎖感があるため、苦手と感じる方も多いようです。
僕もノイズキャンセリング搭載ヘッドホンを持っていますが、ノイズキャンセリングを有効にして使うことはほとんどありません。
最後にAirPods Proの充電方法についてです。
充電端子は相変わらずLightning端子を採用しています。(Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています)
先日発売されたiPhone 11シリーズがLightningを採用しているためAirPods Proもそうなるのは当然なんでしょうが、現行のiPad ProはUSB Type-Cを採用していて、iPhoneもおそらく来年にはUSB Type-Cになると言われているため、できればUSB Type-Cモデルも同時にラインナップされて欲しかったです。
それならiPad ProやAndroidユーザーでも選択肢になりますからね。(ちなみに僕はAndroidユーザーです)
このように僕にとっては向いていないと判断したため今回は見送りを決めましたが、AirPods Proの仕様がめちゃくちゃ適している方も多いと思いますので、気になった方は是非チェックしてみてください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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