どうもさっさんです^^
キャプチャーボードで人気のメーカーと言えばやはりElgatoですよね。
特に外付型のHD60 Sの使用者はかなり多いようで、人気YouTuberやゲーム実況者の多くがこれを使用しています。
そのHD60 Sのマイナーチェンジモデル「HD60 S+」が先日発売されたので本記事でレビューしていきます。
Elgatoの内蔵型キャプチャーボード「4K60 PRO MK.2」のレビューはこちら↓
HD60 S+について
HD60 S+とは、2019年11月1日にElgatoから発売された外付型ソフトウェアエンコード方式のキャプチャーボードです。
冒頭でも記載した通りこちらは完全新作というわけではなく、2017年11月に発売されたHD60 Sのマイナーチェンジモデルで、主な変更点は4K60fpsでのパススルーに対応した点、4K30fpsでの録画に対応した点、1080p60fpsならHDRに対応した点(Windowsのみ)の3つです。
同じくキャプチャーボードで人気のAVerMediaは昨年4K30fps、1080p144fps、HDR録画に対応したGC553を発売していて、それに比べると高フレーム録画に対応していない点は劣りますが、これは廃熱を考慮してあえて対応させなかったのではないかと思います。
GC553は電源が入ると明らかに気になるレベルでファンの音がするため、配信や実況動画にファンノイズが乗ってしまう可能性があります。
HD60 S+は電源を入れても無音(おそらくファン自体付いていない)のため、ファンノイズの心配がありません。
- ドライバ・専用ソフトが不要のプラグ&プレイに対応
- 最大4K30fps、または1080p60fpsでのキャプチャーに対応
- パススルーなら最大4K60fpsに対応
- HDR 10ビットのパススルーとキャプチャ (HDRキャプチャは現在Windowsにのみ対応)
HD60 S+
HD60 S
HD60 S+ 開封&付属品チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- HD60 S+本体
- USBケーブル
- HDMIケーブル
- セーフティガイド(日本語非対応)
- Elgatoステッカー
▼それではHD60 S+本体を詳しく見ていきましょう。
▼本体左側にはアナログオーディオ端子、HDMI IN端子、USB Type-C端子が配置されています。
▼本体右側にはHDMI OUT端子が配置されています。
▼本体底面には滑り止めが配置されていないのがちょっと残念でした。
これだとケーブルに引っ張られて動いてしまう可能性があります。
▼PC接続用のUSBケーブルはHD60 S+側がType-C、PC側がUSB 3.0 Type-Aで、長さは2mあります。
▼付属のHDMIケーブルの長さは1.5mで、やや太めなので若干扱いにくい可能性はありますね。
気になる方は別途ケーブルを用意するといいでしょう。
PCに接続して使ってみる
▼今回はPS4の画面をパススルーありで試してみます。
▼PCにUSBケーブルで接続するとHD60 S+中央のラインに配置されているLEDランプが一瞬点灯しました。
このランプは使用中常に点灯するというわけではないらしく、すぐに消灯しました。
▼今回は人気無料キャプチャーソフト「OBS Studio」にPS4の映像を表示してみます。
▼まず、ソースで右クリックし、追加→映像キャプチャデバイスをクリックします。
▼ソースに名前を付けるためのウインドウが表示されました。
このまま「映像キャプチャデバイス」でも問題ありませんが、今回はわかりやすいようにHD60 S+と付けました。
その後OKをクリックします。
▼プロパティウインドウが表示されました。
デバイス欄で「Game Capture HD60 S+」を選択します。
▼するとPS4の画面がキャプチャーされました。
特に問題なければ右下のOKをクリックします。
▼キャプチャーボードの中には音声の設定を変更しなければならないものもありますが、HD60 S+は不要なので非常に設定が簡単です。
ドライバなども必要ないためPC初心者の方でも安心して使用できると思います。
表示遅延に関してですが、画面の切り替わりなどをパススルー画面と比べるとわずかに感じますね。
FPSやTPSなど、オンライン対戦型のゲームではパススルー機能を使ってゲームをプレイした方がいいでしょう。
RPGなど操作のタイミングがそれほど重要ではないものであればPC画面を見ながらのプレイも可能だと思います。
まとめ
今までElgato製品はCam Linkや4K60 PRO MK.2など色々と使っていますがどれも安定性が高く、HD60 S+に関してもPCに接続するだけで使用可能ですし、今のところ特に問題なく使用できています。
旧モデルに比べて値段が上がったのが少し残念ではありますが、外付型キャプチャーボードとしての性能は申し分ないですし、高フレームが不要なのであればとりあえずこれを買っておけば間違いないと言っていいでしょう。
ただ、HD60 S+が予算的に厳しいのであればあえて旧モデルのHD60 Sを選ぶのもありだと思います。
もしかしたら在庫限りで販売終了となるのかもしれませんが、4KやHDRに対応していない分価格が安いためおすすめです。
最後にHD60 S+の表示遅延についてですが、後日YouTubeでレビュー動画をアップする予定ですので、検討中の方は是非そちらもご覧ください。(追記:本記事下部に動画を配置しました)
HD60 S+
HD60 S
▼HD60 S+のレビュー動画はこちら↓
今回の記事は以上です。
お読み頂きありがとうございました。
さっさんのTwitter
さっさんのYouTube