どうもさっさんです^^
YouTubeに動画を投稿しているとどうしてもこだわりたくなるのが「画質」と「音質」です。
以前からSENNHEISERのMKE 600というショットガンマイクを使っていて、その音質には満足しているのですが、サイズと電源の仕組みに不満がありました。
それを改善するためにDEITYのV-Mic D3 Proを導入したので本記事でレビューしていきます。
SENNHEISER MKE 600のレビュー記事はこちら↓
- DEITY V-Mic D3 Proについて
- DEITY V-Mic D3 PRO 開封&付属品チェック
- 付属品を取り付けてα6600に乗せてみる
- 自動電源オンオフ機能について
- DEITY V-Mic D3 Proを撮影に使ってみた感想
DEITY V-Mic D3 Proについて
V-Mic D3 Proとは、DEITYのカメラ用ショットガンマイクです。
内蔵バッテリー駆動式で、フル充電から50時間以上使用可能となっています。
本体にはローカットスイッチや入力ゲイン調整用のダイヤル(+20dBまで無段階)を備える他、マイクの自動電源オンオフ機能も搭載しています。
記事執筆現在(2020年1月16日)のAmazonでの販売価格は24,000円と、電源が必要なタイプのマイクとしては割と低価格で、それでいてハードケース・ウインドスクリーン・Rycoteのショックマウントまで付属しています。
- 軽量コンパクト設計
- 充電式内蔵バッテリー搭載で、フル充電から50時間以上使用可能
- 自動電源オンオフ機能付き
- 豊富な付属品
DEITY V-Mic D3 PRO 開封&付属品チェック
▼梱包されていた段ボールから取り出すとしっかりとしたハードケースが出てきます。
▼ケースのファスナーを開けるとマイク本体や付属品がこんな感じで収納されています。(説明書などは撮影に邪魔なので省きました)
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- V-Mic D3 Pro
- ウインドスクリーン
- ショックマウント
- カメラ接続用ケーブル
- 充電用USBケーブル
- クイックガイド等
- ハードケース(上の画像には写っていません)
▼それではマイク本体を詳しく見てみましょう。
マイク単体の画像では伝わりにくいと思いますが長さは約19cmで、MKE 600を使っている僕にとってはかなりコンパクトに感じました。
▼先端はこんな感じです。
ショットガンマイクなので正面以外の音は拾いにくくなっています。
▼マイク後方上部には電源ボタン兼ローカットフィルターの切り替えスイッチが配置されています。
長押しで電源のオンオフ、電源オン時はローカット切替という感じです。
▼側面には充電用のUSB端子とoutput(カメラと付属のケーブルで接続)端子が配置されています。
DEITY V-Mic D3 Proはフル充電から50時間以上使用可能なので安心感がありますね。
▼後端には入力ゲイン調整ダイヤルが配置されています。
メモリは0~10まで刻まれていますが、無段階調整が可能なので例えば3と4の間にするなども可能です。
入力ゲイン調整ダイヤルを最大にすると+20dBなので、メモリを1上げると+2dBということになります。
▼続いて付属品を見ていきましょう。
こちらはRycoteのショックマウントです。
マイクを挟む部分が2か所あるのでしっかりと固定されますし、クッション性も高いです。
▼ウインドスクリーンには両サイドにDEITYのロゴが入っています。
▼マイク挿入部分はショックマウントに合わせてかたどられています。
付属品を取り付けてα6600に乗せてみる
▼まずマイクにショックマウントを取り付けます。
もちろんボタンや端子類がショックマウントに隠れることはないです。
▼次にウインドスクリーンを付けました。
なんだかこれがあると一気に本格感が出ますね(笑)。
僕の場合ほぼ自宅で使うためあまり必要性はありませんがかっこいいので付けて使いたいと思います。(猫にかじられないか不安ですが)
▼後ろから見るとウインドスクリーンの形に合わせてショックマウントがすっぽりはまっています。
▼それでは僕がYouTubeの撮影に使っているSONYのα6600に乗せてみます。
まずは正面
▼斜め
▼横
▼後ろ
α6600のコンパクトなボディと合わせても全く違和感ありませんね。
というかすごくバランスがいいです。
▼元々使っていたMKE 600を乗せた場合と比べるとこんな感じです。
もう全然長さが違いますね(笑)
MKE 600は屋外に持ち出す気にはなりませんでしたが、V-Mic D3 Proなら気軽に持ち出せそうです。
▼ちなみにマイクだけ並べるとこんな感じです。
▼MKE 600は実際に使う場合後端にケーブルが付くのでさらに長くなります。
▼V-Mic D3 Proのサイズ感は個人的にα6600にジャストだと思うんですが、やはり自撮りする場合はモニターに被ってしまいます。(どのマイクも同じですが)
▼その場合はSmall Rigのシューアタッチメントを使いましょう。(記事執筆時点ではAmazonなどでの販売はなく、欲しい方はSmall Rigの公式サイトで注文する必要があります)
▼これをカメラに付けるとシューをカメラの左側に移動できます。
▼このアタッチメントを介してV-Mic D3 Proを取り付けてみました。
これなら自撮りの際にマイクが邪魔になることがありませんし、横の端子類を防ぐこともありません。
もしα6600をYouTubeに使おうと考えているならこのアタッチメントはマストですね。
自動電源オンオフ機能について
冒頭でも記載した通りこのマイクには自動電源オンオフ機能が付いています。
ただし、全くの電源オフ状態から自動的に電源が入るわけではなく、使用前には手動でスタンバイモードにしてやる必要があります。
▼オーディオケーブルの上部にLEDランプが配置されていて、電源オフ時には消灯しています。
▼マイク上部の電源ボタン(兼ローカットフィルターボタン)を長押しするとLEDランプがオレンジ色にゆっくりと点滅します。
▼この状態でカメラの電源が入るとLEDランプが緑色に点灯し、自動的に使用可能になります。
▼撮影終了後にカメラの電源を切るとLEDランプがオレンジ色の点滅に変わり、自動的にスタンバイモードになりました。
▼この状態で15分間カメラの電源が入らなければ完全に電源が切れます。
以前まで使っていたMKE 600は完全に手動で電源スイッチをオンオフする必要があり、撮影終了後に電源を切り忘れると電池が無駄に消耗していましたが、V-Mic D3 Proならカメラの電源を切るだけでいいので非常に楽です。
ただし撮影前はマイクの電源を入れたかどうかしっかりと確認する必要があります。
DEITY V-Mic D3 Proを撮影に使ってみた感想
V-Mic D3 ProをYouTube撮影に使ってみました。
やはりちょうどいいサイズ感と抜群の機能性でかなり使いやすいと思います。
24,000円という電源供給が必要なタイプのマイクではそこまで高くない価格設定でありながら、付属品が充実しているためお買い得感も高いです。
また、ハードケースが付いているため使い終わった後や、屋外の撮影に持っていく際にも便利です。
次に肝心な音質についてですが、これは価格差やマイク本体の長さの関係か、個人的にMKE 600の方が音はいいと感じました。
MKE 600は低音域から高音域までのバランスがとれていて、マイク本体の長さの関係か指向性がV-Mic D3 Proよりも鋭く、部屋の反響音などを拾いにくいです。
それに対してV-Mic D3 Proはやや低音寄りで、さらにコンパクトなプラグインパワーのマイクなどに比べると反響音などは拾いにくいですが、MKE 600と比べると少し拾っていました。
また、ノイズもV-Mic D3 Proの方が若干多いですね。
ただ、この2つは価格差が約15,000円で、付属品や機能性ではV-Mic D3 Proに軍配が上がるため、それらを重視してV-Mic D3 Proを選ぶのも全然ありだと思います。
本記事下部のYouTube動画で音質比較についても行っていますので、購入検討中の方は是非ご覧ください。
DEITY V-Mic D3 Pro
▼ DEITY V-Mic D3 Proのレビュー動画
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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