どうもさっさんです^^
僕は1年半ほど前からずっとLogicoolのG502 RGBを使い続けてきたんですが、最近その後継機にあたる『G502 HERO』が発売され、そちらに乗り換えたため今回はG502 RGBとG502 HEROの比較レビューをしていきたいと思います。
1.『G502 HERO』とは?
実はG502の初期モデルは2014年5月に発売されました。
次に、そのG502をRGBに対応させたモデルが2016年2月に発売されました。
これが実際に僕も使用していたG502 RGBです。
そして今回レビューするG502 HEROは2018年10月18日に発売されました。
変更点はいくつかありますが、最も大きな変更点としてG502 RGBまではPMW3366というセンサーを搭載していたんですが、G502 HEROは新開発のHEROセンサーを搭載しています。
HEROセンサーは細かい操作や素早い操作に対応する高感度を実現しています。
dpiは最大16,000で、わずか1インチ(25.4mm)の操作に対して、16,000ドットのマウスカーソルの移動を対応させることが可能です。
また、最大速度は400IPSで、1秒に400インチ(10.16m)の速度まで追従することができます。
- 新開発HERO 16Kセンサー搭載
- 11個のプログラマブル ボタン
- 重さを調整可能
- オンボードメモリ搭載
- 最大16,000dpi
スペック
製品名 | G502 HERO |
---|---|
製品画像 | ![]() |
トラッキング | |
センサー | HERO |
解像度 | 100~16,000dpi |
最大加速 | 40G |
最大スピード | 400IPS |
感応度 | |
USBデータフォーマット | 16ビット/軸 |
USBレポートレート | 1000Hz(1ms) |
マイクロプロセッサ | 32ビットARM |
耐久性 | |
メインボタン | 5,000万回のクリック |
PTFEフィート | 250km |
その他の特徴 | |
オンボードメモリ | プロファイル×5 |
LIGHTSYNC RGB | ゾーン×1 |
物理的仕様 | |
高さ | 132mm |
幅 | 75mm |
奥行き | 40mm |
重量 | 121g(マウスのみ) |
追加重量(オプション) | 最大18g(5×3.6g) |
ケーブル長 | 2.10m |
価格 (2018.11.8現在Amazon出品価格) |
10,800円 |
2.『G502 HERO』開封の儀
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみました。
内容物一覧
- G502 HERO 本体
- 追加ウェイト
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 保証に関する情報
▼G502 HERO 本体を詳しく見ていきます。
▼左サイドにはボタンが3つ配置されています。
▼左クリックの左側に2つボタンが配置されています。
▼マウスホイールは金属製で、スクロール・押し込みの他に左右のチルトにも対応しています。
▼右クリックの横にはボタンは配置されていません。
▼右サイドにボタンはなく、滑り止めのグリップが付いています。
▼後ろから見ると真ん中で素材が切り替わっていて、左側は滑り止めのラバーのような素材になっています。
▼底面にはLogicoolのロゴとG502 HEROの文字がプリントされています。
▼左サイドの矢印部分を下に押すと底面が開いて付属のウェイトを入れることができます。
▼ウェイトは3.6gのものが5つ入っています。


▼試しにウェイトを入れてみました。
全て入れても18gなので「気持ち重くなったかな?」というくらいの変化ですが、それでも重いマウスを好む方にはいいかもしれませんね。
ちなみに僕はG502 RGBにウェイトを入れずに使っていたため、G502 HEROでもウェイトを入れずに使いたいと思います。
▼ケーブルは布巻きで、接続部はLogicoolのロゴが入っています。
3.G502 RGBとG502 HEROの違い
外観比較
▼左側がG502 RGBで右側がG502 HEROです。
▼プロファイル確認用のランプの周りがシルバーから黒に近いガンメタリックになっています。
▼G502 RGBはLogicoolのロゴが丸みを帯びていましたが、G502 HEROは角ばったロゴに変更されました。
▼マウスホイールを比べてみます。
僕がG502 RGBを約1年半の間、ほとんど毎日使用していたので塗装が剥げて金属の色が出てきていますが、元々の色は真っ黒でした。
しかしG502 HEROのマウスホイールはガンメタリックに変更されています。
長期間使ってみないことにはわかりませんが、もしかしたら塗装が剥げるということがなくなっているのかもしれません。
▼裏面を見てみます。
まずLogicoolのロゴと色が変更され、G502 RGBには『G502』、G502 HEROには『G502 HERO』とプリントされています。
また、見た目ではわかりませんが、先ほども記載した通りG502 RGBに搭載しているセンサーはPMW3366、G502 HEROに搭載しているセンサーはHERO 16Kセンサーとなっています。
▼よくみるとケーブルも微妙に変更されています。
G502 RGBのUSB接続部はLogicoolのロゴがありませんでしたが、G502 HEROはロゴが入っています。
また、若干G502 HEROのケーブルが細くなっており、触ったり曲げたりするとG502 RGBのケーブルよりも柔らかく、クセが付きにくくなっているようです。
あまり気にしない方が多いかもしれませんが、僕はG502 RGBのケーブルが硬くクセが付きやすかったため、少し扱いにくいと感じていました。
個人的にはこれだけでもG502 HEROに乗り換えてよかったと思っています。
スペック比較
製品名 | G502 HERO | G502 RGB |
---|---|---|
製品画像 | ![]() |
![]() |
トラッキング | ||
センサー | HERO | PMW3366 |
解像度 | 100~16,000dpi | 200~12,000dpi |
最大加速 | 40G | 40G |
最大スピード | 400IPS | 300IPS |
感応度 | ||
USBデータフォーマット | 16ビット/軸 | 16ビット/軸 |
USBレポートレート | 1000Hz(1ms) | 1000Hz(1ms) |
マイクロプロセッサ | 32ビットARM | 32ビットARM |
耐久性 | ||
メインボタン耐久性 | 5,000万回クリック | 2,000万回クリック |
PTFEフィート | 250km | 250km |
その他の特徴 | ||
オンボードメモリ | プロファイル×5 | プロファイル×3 |
LIGHTSYNC RGB | ゾーン×1 | ゾーン×1 |
価格 (2018.11.8現在Amazon出品価格) |
10,800円 | 6,436円 |
4.専用ソフトによるカスタマイズ
G502 HEROは『Logicool ゲームソフトウェア』という専用ソフトをPCにインストールすることで、ボタン配置やDPIを変更することが可能です。
『Logicool ゲームソフトウェア 』ダウンロードページ
▼リンクをクリックすると下の画面になります。
右側の『今すぐダウンロード』をクリックし、Logicool ゲームソフトウェアをインストールしましょう。
▼インストール後、Logicool ゲームソフトウェアを起動しました。
画面右上から設定をオンボードメモリに保存するかパソコンに保存するかを選択できます。
PS4や他のPCでも使用する予定があるならオンボードメモリに保存するのがおすすめです。
▼画面下側のマウスのアイコンをクリックするとボタン配置やDPIなどの設定を変更することができます。
デフォルトではサイドボタンの一番奥が『DPIシフト』、左クリックの左側2つが『DPIアップ・ダウン』になっているため、ゲーム内コマンドとして使用する場合はキーボードキーに変更する必要があります。
ゲームによってはマクロを組むとワンボタンで複数の動作を行うことが可能になるため非常に便利です。
▼画面下側の電球のアイコンをクリックするとLogicoolのロゴの色や光り方を変更することができます。
デフォルトでは色が順番に切り替わるようになっていますが、プロファイルを複数設定し、プラットフォームごとに切り替えて使用する場合は異なる固定色に設定すると現在のプロファイルが一目で判別できるため便利です。
ボタン配置・DPI・イルミネーションなど、かなり細かく設定できるので色々弄ってみると楽しいですよ。
5.まとめ
数日間G502 HEROを使ってみましたが、今までG502 RGBを使っていたため特に違和感はなかったです。
それどころかケーブルがしなやかになっているためマウスパッドやキーボードに引っかかるということがなく、普段よりもストレスなく使うことができました。
設定についてもG502 RGBと同じ内容にしているため、ゲーム内コマンドが違って困るということもなかったです。
最も大きな変更点のセンサーについてですが、今のところゲームをプレイしていて「前よりも正確に動いている!」というように感じることないです。
というのも、G502 RGBに搭載されているPMW3366のセンサーも精度や性能が低いというわけではないので、『目に見えて違いが分かる』ということは基本的にないと思います。
ただ、ゲーム内で自分では違いが分からないくらい細かな視点移動の違いはすでに起きているんだと思います。
もし現在G502 RGBを使用していて、「少しでも精度の高いセンサーを搭載したマウスを使いたい」と考えていたり、マウスケーブルの変更などに魅力を感じるのであれば買い替えるのもありだと思います。
また、現在ゲーミングマウスを1つも持っていなくて、どのマウスを買うか迷っているのであればG502シリーズは本当にいいマウスなので是非一度使ってみて欲しいと思います。
▼G502 HEROを動画でレビューしました。
PC版フォートナイトでマクロを使ったワンボタン建築についても解説しているので是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。
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