どうもさっさんです^^
2019年8月29日に発売予定の新型ヘッドセット「ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセット 」をメーカー様よりご提供いただきましたので、本記事でレビューしていきます。
- ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセットについて
- ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセット 開封&外観チェック
- マネキン君を使った外観チェックと本体重量計測
- Logicool G HUBで変更できる設定をチェック
- ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセットを実際に使ってみた感想
ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセットについて
ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセットとは、2019年8月29日にロジクールから発売予定のゲーミングヘッドセットです。
「PRO」と名の付くヘッドセットとしては2018年9月に発売された初代モデルに続く第二世代となります。
初代モデルは価格や質感などからエントリー向け製品という印象でしたが、第二世代は質感が向上し、付属のUSB DACによってゲームをサラウンドでプレイすることができます。
また、第二世代はロジクールデバイス専用ソフトのG HUB内で「Blue VO!CE」という機能が使用可能で、取り込んだ音声をよりクリアに調整したり、FMラジオやAMラジオのような声質に変更するなどの面白い機能があります。
今回ご提供いただいたのは「ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセット(以下略:G PRO X)」という「X」が入ったモデルですが、同日に「ロジクールG PRO ゲーミング ヘッドセット(以下略:G PRO)」という「X」のないモデルも発売され、そちらはUSB DACや交換用イヤーパッドなどが省略されます。
参考価格はG PRO Xが17,500円(税抜)、G PROが13,880円(税抜)です。
ヘッドセット自体は全く同じものなので付属品の必要性を考えて選ぶのがいいでしょう。
- マイク音声調整機能「Blue VO!CE」対応
- 音の聞こえる方向を鮮明に表現することができる「DTS Headphone:X 2.0」(7.1chサラウンド)に対応
- 迫力のある音響を楽しめる50mm大口径オーディオドライバー
- 声をクリアに届ける6mmブームマイク
スペック
製品名 | ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセット |
---|---|
製品画像 | |
マイク部 | |
指向特性 | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 100Hz-10kHz |
タイプ | 着脱式6mm大口径ノイズキャンセリングマイク |
ヘッドホン部 | |
ドライバーユニット | ハイブリッドメッシュPRO-G 50mm |
感度 | 91.7db SPL @ 1mW & 1cm |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
インピーダンス | 35Ω |
その他 | |
発売予定日 | 2019年8月29日 |
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 94mm x 138mm x 195mm |
本体重量 | 320g |
ケーブル長 | コンソール/パソコンケーブル:2m パソコンスプリッタ:120mm |
色 | ブラック |
接続インターフェース | USB / 3.5mm ステレオミニプラグ |
価格(2019年8月21日現在Amazon予約価格) | 17,182円(税込) |
ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセット 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- G PRO X本体
- 着脱式ブームマイク
- PC・コンソール用ケーブル
- モバイル用ケーブル
- USB DAC
- 3極変換ケーブル
- 交換用ベロアイヤーパッド
- キャリングバッグ
- クイックガイド等
▼それではヘッドセット本体を見ていきましょう。
▼ヘッドバンドは全体がPUレザー製で、外側には「PRO」という文字が入っています。
▼内側にはクッションが入っていますが、触った感じではそこまで厚みはないような気がします。
▼ヘッドバンドは昔ながらの手で引っ張って伸縮させるタイプです。
▼イヤーカップに伸びるケーブルはカールタイプで邪魔になりにくく、それでいてデザイン性は高いです。(モニター用ヘッドホンをイメージしているのでしょうか)
▼きらりと光を反射したハウジングによってかなり質感が高く、単純にかっこいいと感じました。
▼イヤーカップ左側の底面にはヘッドセットのケーブルとマイクを差し込む端子があります。
▼イヤーパッドはヘッドバンドと同じPUレザー製で、こちらはクッション性十分で押すとかなり気持ちいい感触です。
▼続いて付属品を見ていきましょう。
こちらは着脱式のブームマイクです。
長さはちょうどよく、かなり自由に曲げることができるのでマイク位置の調整で困ることはないでしょう。
▼こちらはPS4やPCに接続するためのヘッドセットケーブルです。
▼最近はヘッドセットのイヤーカップ背面当たりにマイクミュートスイッチやボリューム調整ダイヤルを備えた製品が増えつつありますが、G PRO Xはインラインリモコンを採用しています。
インラインリモコンの背面は簡易的なクリップになっているので服に固定することも可能です。
▼接続端子は4極3.5mmステレオミニプラグです。
▼こちらはモバイル用ケーブルです。
▼コンソール用ケーブルのインラインリモコンとは違って簡易的な作りですね。
裏側にはマイクが付いているのでモバイル用ケーブルを使う場合はブームマイクを外します。(付けたままでも問題ないでしょうが、単純に邪魔になると思います)
▼接続はコンソール用ケーブルと同様に4極3.5mmステレオミニプラグです。
▼3極端子搭載のPCに直差しする場合には付属の3極変換ケーブルを使うのがいいでしょう。
▼こちらは付属のUSB DACです。
USB DACを使うことによりPCではサラウンドを有効にすることが可能で、Blue VO!CEの使用もできます。
▼こちらは持ち運び用のキャリングバッグです。
友人宅に持って行ったりやオフライン大会などに参加する場合に使いたいですね。
▼付属のクイックガイドは日本語対応ですが、基本的には絵で解説されていました。
接続方法は簡単なのでヘッドセットを使ったことのある方であれば問題ないでしょう。
▼それではマイクをヘッドセットに接続してみましょう。
こんな感じになりました。
個人的にはフォルムといい質感の高さといい、非常にかっこいいヘッドセットだと思います。
マネキン君を使った外観チェックと本体重量計測
▼正面
▼斜め
▼サイド
ヘッドセットは単体で見るとかっこよく感じても、形状の悪さなのか実際に付けると「あれ?なんか違う...」となることも多いです。
しかしこのG PRO Xは実際に付けてみても見た目のバランスが良く、なかなかかっこいいと思います。
▼続いてヘッドセットの本体重量を計測してみます。(メーカー公称値では320g)
まずは元々付いていたPUレザー製のイヤーパッドでマイクを付けて計測します。
結果は339gでした。
公称値よりも若干(というか結構?w)重いですね。
▼次にマイクを外して計測してみます。
マイクがない場合は329g。
ということはマイク自体の重さは約10g程度ということですね。
▼あまり変わらないと思いますが、一応ベロアイヤーパッドに交換して計測してみます。
まずはマイクを付けた状態です。
お?以外に5gも違うんですね。
PUレザーって意外と重いんですかね。
まぁ5gの違いなんて実際に付けてみても気づかない程度だとは思いますが。
▼最後にベロアイヤーパッドでマイクを外して計測します。
324g!
当たり前ですがこの状態が最も軽くなりました。
とにかく軽さを追求したいというのであればベロアイヤーパッドで使うのも良さそうですね。
Logicool G HUBで変更できる設定をチェック
ロジクールデバイス専用ソフト「G HUB」をダウンロードしていない方は下記のボタンをクリックし、リンク先からダウンロードしましょう。
▼リンクをクリックすると下の画像のようなページが表示されます。
自分のPCに合わせてインストーラーをダウンロードしましょう。
▼G HUBをインストール完了後起動しました。
現在接続中のロジクールデバイスが表示されています。
G PRO Xのアイコンをクリックして設定画面を開きます。
▼設定画面を開きました。
この画面ではマイクの設定を変更することができます。
▼Blue VO!CEを有効化にチェックを入れるとマイクにあらかじめ用意された様々なプリセットを適用することができます。(自分で新しくプリセットを作成することもできます)
また、マイクテスト機能があるので実際にどれほど声質が変わるのかを確認することもできます。
▼次にイコライザータブを開きました。
ここではゲーム音にプロゲーマーが使っているイコライザーや、ジャンルごとに用意されたイコライザーを適用することができます。(ここでも自分で新しくイコライザーを作成することができます)
▼最後に音響タブを開きました。
ここではサラウンドを有効化したり、各方向から聞こえる音のボリュームを個別に調整するなどができます。
また、マイクのサイドトーンを有効化することもできます。
G HUBではかなり細かく音を調整することができるので、ゲームジャンルやタイトルごとに色々試してはどうでしょうか。
ロジクールG PRO X ゲーミング ヘッドセットを実際に使ってみた感想
実際にG PRO Xを使ってゲーム(主にフォートナイト)をしてみました。
まず付け心地に関してですが、個人的には側圧がちょうどよく、そこまで軽いヘッドセットというわけではありませんが、長時間でも快適にゲームをすることができました。
開封時にヘッドバンドクッションの厚さが足りないのではないかと心配でしたが、付けてみるとその点は特に気になりませんでした。
イヤーパッドについてですが、あらかじめ付いているPUレザー製のと交換用ベロアイヤーパッドを比べると、ベロアイヤーパッドの方が少し遮音性が低く、開放型ヘッドセットに少し近い印象を受けました。
僕は開放型ヘッドホンやヘッドセットが好きなので、G PRO Xはベロアイヤーパッドを付けて使っていきたいと思います。
また、PUレザー製に比べてベロアの方が通気性は良さそうなので、夏場などの暑い時期には適していると思います。
音についてですが、ゲーミングということでやや低音寄りではありますが、中音域と高音域も十分出ていて全体的なバランスはかなりいいと思います。
これならゲームだけでなく映画鑑賞や音楽鑑賞にも使いたいくらいです。
僕は普段ASTROのMixAmp Pro TRにヘッドセットをつないでゲームをしているんですが、G PRO Xを付属のUSB DACと併せて使ったサラウンドの性能はかなり高いので、MixAmp Pro TRに引けを取らないほど敵の方向がわかりやすく、ゲーム中の臨場感は素晴らしいものでした。
ただし、MixAmp Pro TRは手元でボリュームを調整したり、イコライザーを変更できるため利便性ではさすがに敵わないですね。
すでにMixAmp Pro TRなどのサラウンドアンプを使っている方はG PRO XではなくG PROを買って組み合わせて使うのがいいのではないかと思います。
しかしBlue VO!CEはG PRO X付属のUSB DACでなければ使用できないため、その点に魅力も考慮して決めるのがいいと思います。
G PRO X
MixAmp Pro TR
▼ロジクール G PRO Xを動画でレビューしました。
マイク音質の比較テストなども行いましたので、検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。