どうもさっさんです^^
SONY純正品で割と低価格ということで人気を博した『ワイヤレスサラウンドヘッドセット』の新型モデルが2018年3月8日に発売となりました!
僕は現在astroの『mix amp pro tr』、Razerの『Thresher Ultimate for PS4』、キングストンの『HyperX Revolver S』も所有していますが、純正品も是非試してみたいと思い購入したので、今回レビューしたいと思います。
1.そもそもSONYのワイヤレスサラウンドヘッドセットってなに?
2.新型『ワイヤレスサラウンドヘッドセット』開封の儀
3.設定用『コンパニオンアプリ』について
4.新型ワイヤレスサラウンドヘッドセットを1か月使用した感想
1.そもそもSONYのワイヤレスサラウンドヘッドセットってなに?
PS4といえばやはり人気据え置きゲーム機ですので、PS4向けのヘッドセットは数多くのメーカーから様々なものが発売されています。
しかし、そのほとんどはPS4ではステレオでしか使用できません。
なぜかというと、PCでは専用ソフトやドライバをインストールして5.1chや7.1chサラウンドで使用できるものが多いんですが、PS4はソフトやドライバをインストールできないため、ほとんどの製品がステレオでしか使用できないというわけです。
(中にはサラウンドで使用できる製品もあります)
しかし近年FPSやTPSといったシューティングゲーム人気で「PS4でもサラウンドでゲームをしたい!」という方は非常に多く、そういったニーズに対応した製品がSONY純正の『ワイヤレスサラウンドヘッドセット』というわけです。
初期型は2015年12月に発売され、USBをPS4に挿すだけでサラウンドで使えるという手軽さで人気を博しました。
↓初期型ワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15001)↓
そして今年3月(2018)、待望の新型ワイヤレスサラウンドヘッドセットが発売されました!
新型は従来モデルよりも約22%軽量化しており、PS VRと同時に装着しても快適に使用できるとのこと。
また、従来モデルは黒と青の二色を使用したデザインでしたが、新型は黒一色とし、ボタンやヘッドバンドを見直すことによりチープさがなくなり、見た目の質感はかなり良くなっている印象です。
商品名 | ワイヤレスサラウンドヘッドセット |
---|---|
型番 | CUHJ-15007 |
希望小売価格 | 12,000円+税 |
対応ハードウェア | PlayStation®4 PlayStation®4 Pro PlayStation®Vita |
バッテリー | 電池種類:内蔵型リチウムイオン充電池 電圧 :DC 3.7 V 電池容量:570 mAh |
外形寸法 | ・ワイヤレスヘッドセット: 約201mm×172mm×91mm (幅×高さ×奥行き) ・ワイヤレスアダプター: 約48mm×18mm×9mm (幅×高さ×奥行き) |
質量 | ・ワイヤレスヘッドセット:約230g ・ワイヤレスアダプター:約6g |
通信システム | 2.4 GHz RF |
内容物 | ・ワイヤレスヘッドセット×1 ・ワイヤレスアダプター×1 ・音声ケーブル×1 ・USBケーブル×1 ・印刷物一式 |
同じくSONY純正品のプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットという製品もあるんですが、無印のワイヤレスサラウンドヘッドセットがこれだけ進化したので、もうほとんどプレミアムを選択するメリットが無くなってしまいましたね。
2.新型『ワイヤレスサラウンドヘッドセット』開封の儀
まずは外箱から。
めっちゃPS4の箱とデザインが似てますね。
統一感があってよろしい。
続いて内容物も見ていきます。
内容物一覧
・ワイヤレスヘッドセット本体
・USBワイヤレスアダプター
・音声ケーブル
・充電用USBケーブル
・クイックスタートガイド
・説明書
ワイヤレスで使用できるため長いケーブルなどは一切なく、かなりシンプルな構成ですね。
ヘッドセットを詳しく見ていきます。
カラーは全て黒で統一されており、クールな印象です。
旧モデルは折り畳みが可能だったんですが、新型はできなくなりました。
左側後方上部に『VSS』というボタンがあり、1秒以上長押しすることでサラウンドのオン/オフを切り替えることが可能。
その少し下に『VOLUME』ボタンがあり、音量の調整ができます。
さらに下に行くと『MUTE』ボタンが付いており、押すたびに自分のマイク入力のオン/オフを切り替えできます。
また、長押しすることでサイドトーンを『大/小/オフ』と切り替えられます。
ちなみにサイドトーンとは自分の声をリアルタイムでモニターできる機能です。
ヘッドセットのほぼ真下部分にUSBケーブル接続端子と音声ケーブル接続端子が付いています。
真下より少し前方側にステータスランプ、電源スイッチ、マイクが付いています。
ステータスランプはマイクの状態(ミュートしているかどうか)や、充電中の状態を知らせてくれます。
電源スイッチがなぜ『OFF/1/2』となっているかというと、『OFF』はその名の通り電源が入っていない状態で、『1』は電源オンで標準モード、『2』は電源オフでバスブーストモードとなっており、コンパニオンアプリを使うことで『2』の設定をカスタマイズ可能です。(後述します)
左側前面に『SOUND/CHAT』ボタンが配置されています。
これが何かというと、ゲーム音とボイスチャット音量のバランスを変えるためのボタンで、ゲーム音を高くするとボイスチャットが低くなり、ボイスチャットを高くするとゲーム音が低くなります。
あとは全体のボリューム調整で丁度良くする感じなんですが、これめちゃ便利です。
普通のヘッドセットってこういう機能がないのでボイスチャットとゲーム音のバランスを調整するのが意外と面倒なんですよね。
多分純正以外では『Mix Amp Pro TR』くらいしかこういう機能はないと思います。
3.設定用『コンパニオンアプリ』について
PlayStation Storeから無料でワイヤレスヘッドセットのイコライザを設定するための『コンパニオンアプリ』をダウンロードすることができます。
アプリをダウンロードして起動すると、どのヘッドセットを使用するか選ぶ画面が出てきました。
このアプリは旧型のワイヤレスサラウンドヘッドセットや、プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットも使用できますが、今回はもちろん真ん中の新型ワイヤレスサラウンドヘッドセットを選びます。
『1』は標準モードから切り替えることができないため、このアプリでは『2』に割り当てる設定を決めます。
ゲーム専用にチューニングされたものもありますが、正直思ったほど数は多くないですね。
FPSなんかはタイトル専用のモードは用意されていないようなので『シューティング』を割り当てるのがいいと思います。
また、下の方に『マイモード』という自分好みにカスタムできるモードが用意されているので、そちらを使用するのもありだと思います。
マイモードでは『低音/中音/高音』のどれを強調するかなどの設定ができます。
もちろんデフォルトのまま使用してもいいとは思いますが、こういったアプリで自分好みにカスタマイズするのも楽しいのでおすすめですよ。
4.新型ワイヤレスサラウンドヘッドセットを1か月使用した感想
僕はAmazonから発売の次の日に到着し、間にちょこちょこ他のヘッドセットも使用はしましたが、だいたい1か月くらい使用したので長所・短所についてまとめてみたいと思います。
- SONY純正品で安心感がある
- 旧モデルよりかなり質感がアップしていて単純に見た目がカッコいい
- PS4対応のサラウンドヘッドセットの中では価格が安い
- コンパニオンアプリで音のカスタマイズが可能
- 軽くて側圧も緩めなので付け心地がかなりいい
- ゲーム音とボイスチャット音量のバランス調整ボタンが便利
- やっぱりワイヤレスは快適
- マイク音質が絶望的に悪い
- 付属のUSBケーブルが短い
- 折りたたみ出来ない(旧モデルにはあったんだから新モデルにも欲しかった)
こんな感じでしょうか。
ヘッドホンとしての音質は悪くないですし、1万ちょいくらいでPS4でサラウンドが楽しめるというのはやっぱり魅力的です。
僕は一日に何時間もゲームをしているのですが、付け心地がいいため耳が痛くなったことは一度もありません。
しかし、やはりいい点だけではなく、USBケーブルが短いことや折り畳みできないことは我慢できるんですが(USBケーブルは長いのを買えばいいですし持ち運ばない方なら折り畳み機能はそもそもいらないので)、マイク音質は本当に驚くほど悪いですね。
一般的なヘッドセットのように口元にマイクが来るタイプではないのでしょうがないですが、PS4で配信を行っている方にはおすすめしたくないですね。
ボイスチャットならギリギリ我慢できますが、配信に使用したいなら他のヘッドセットをおすすめします。
とはいえこの価格でサラウンド対応というのは魅力ですので、興味のある方は是非試してみてください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^
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