どうもさっさんです^^
最近はワイヤレスヘッドホンだけでなくワイヤレスイヤホンでもノイズキャンセリングの波が来てますね~。
今回はその中でも非常に珍しいイヤホン本体やケースの素材にもこだわったワイヤレスイヤホン「House of Marley REDEMPTION ANC」をレビューします。
YAMAHA初の完全ワイヤレスイヤホン「TW-E3A」のレビュー記事はこちら↓
REDEMPTION ANCについて
REDEMPTION ANCとは、2020年1月30日にHouse of Marleyからブランド誕生10周年を記念して発売された新作の完全ワイヤレスイヤホンで、待望のANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載しました。
また、ANCの他にアンビエントモード(外音取り込み機能)にも対応しているため、例えばコンビニのレジでイヤホンを外さずに会計を済ませたり、電車内でアナウンスの聞き逃しを防止することができます。
本体素材には地球環境に配慮し、再生可能な竹、おがくず、廃棄物からリサイクルされたREGRINDシリコンなどを使用しています。
REDEMPTION ANCはQualcomm社の最新チップ「QCC5124」を採用し、ディープでパンチのある低音と、温かみのある豊かでナチュラルなサウンドが楽しめます。
再生時間はANC有効時がイヤホン本体で最大5時間、ケースのバッテリーを合わせて最大20時間使用可能で、ANC無効時がイヤホン本体で最大7時間、ケースのバッテリーを合わせて最大28時間使用可能となっています。
防水機能はIPX4に対応し、がっつり水没してしまうと故障の危険がありますが、ジムでのトレーニングや屋外で使用中に急な雨に降られるくらいでは問題ないでしょう。
- ブランド誕生10周年記念モデル
- ANC対応
- アンビエントモード対応
- 地球環境に配慮した素材を使用
- Qualcomm製チップQCC5124採用
スペック
製品名 | House of Marley REDEMPTION ANC |
---|---|
製品画像 | |
ドライバーサイズ | 8.6mm |
チップ | Qualcomm QCC5124 |
対応コーデック | SBC, AAC ,aptX |
再生周波数帯域 | 20Hz-20,000kz |
インピーダンス | 16Ω |
通信方式 | Bluetooth V5.0+BLE |
連続再生時間 | 約5時間(ANCオン)約7時間(ANCオフ) |
充電ケース使用 | 約20時間(ANCオン)、約28時間(ANCオフ) |
防水仕様 | IPX4 |
発売日 | 2020年1月30日 |
価格(2020年3月16日現在Amazon出品価格) | 22,800円 |
REDEMPTION ANC 開封&付属品チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- バッテリー内蔵ケース
- イヤホン本体
- イヤーフィン
- 充電ケーブル
- イヤーチップ
- クイックガイド等
▼それではイヤホン本体を詳しく見てみましょう。
黒とナチュラルな木目がいい感じでマッチしていて見た目はかなりおしゃれだと思います。
ちなみにこの木目部分は木ではなく竹を使用しています。
▼竹の上部の穴はマイクになっていて、通話・ボイスアシスタント・アンビエントモードに使用します。
また、竹部分にタッチセンサーを内蔵していて、各種操作を行うことができます。
▼イヤホン内側はこんな感じです。
MARLEYのロゴがアクセントになっていい感じですね。
内側には着脱を感知するセンサーが付いているため、イヤホンを取り外すと自動的に再生中の曲を停止し、付けると再び再生してくれます。
▼正面から見るとこんな感じです。
竹もプラスチックも質感は高いと感じました。
▼REDEMPTION ANCには交換用のイヤーチップが2種類と、耳にしっかりと固定するためのイヤーフィンが付属しています。
イヤーチップは元々付いているものがMサイズで交換用がSとLサイズ、イヤーフィンはワンサイズです。
▼イヤーフィンを取り付けると一回り大きくなるようなイメージで、実際に耳に付けるとかなりがっちり固定されるようになりました。
もちろん人によっては合わない場合もあると思いますが、購入した際には是非一度試してほしいです。
▼続いてケースを見ていきましょう。
こちらは上部に広く竹を使っています。
温かみがあり個人的にはかなり好みです。
▼上部以外はプラスチック製ですが、おがくずを組み合わせているためそれがアクセントとなっていい感じです。
▼ケースの蓋はマグネット式で開閉はしやすいです。
また、開けるとランプが点灯し、ケースのバッテリー残量を一目で確認できます。
▼背面には充電用USB Type-C端子とペアリングに使用するボタンが配置されています。
▼イヤホンをケースに収納するとこんな感じになります。
もちろんイヤーフィンを付けてままでも収納可能です。
実際にREDEMPTION ANCを使ってみた感想
まずはREDEMPTION ANCの付け心地についてです。
正直カナル型イヤホンはどれもそんなに大差ないと思っていて、それはこのイヤホンも同じなんですが、イヤーフィンを付けるとかなりしっかりと耳にフィットして、他社製のイヤホンよりも外れにくく、例えばジムでランニングをしながら音楽を聴く場合などにはかなり適していると思いました。
人によっては不要に感じる場合もあると思いますので、購入した際にはイヤーフィンの有無、イヤーチップのサイズで自分に最も合う組み合わせを探してみるのがいいでしょう。
続いて音質についてですが、よくあるカナル型特有の高音特化シャリシャリ音という感じはまったくなく、低音もよく出ていますし全体のバランスもいいですね。
ボーカルや楽器それぞれの音が鮮明に聞き取れる感じで、これならイヤホンにこだわるの強い方でも十分満足できるのではないかと思います。
2万円以上する割と高額な製品にはなりますが、間違いなくその価値はありますね。
次にノイズキャンセリングについてです。
僕は今までノイズキャンセリングヘッドホンは使ったことがありますがイヤホンは初めてで、本当にノイズキャンセリングが効くのかな?と半信半疑でしたが、たしかにノイズキャンセリングは効いていますね。
ただしそこまで強くはなく、外部のノイズをかき消してくれるというよりは若干緩和してくれるという表現の方が合っていると思います。
そのためノイズキャンセリングを重視してREDEMPTION ANCを買うのは微妙かもしれません。
しかしその分ノイズキャンセリングが自然で、有効にしても独特の圧迫感みたいなのは全くないですね。
それが嫌でせっかくノイズキャンセリング対応製品を買ったのに無効にして使うという方も多いようなので、そういった方にはちょうどいいと思います。
続いてアンビエントモードについてですが、マイクの音質はなかなか良好で、普通に曲を聴きながら会話は十分できますね。
僕はこの機能をあまり重視してはいませんが、必要な方には便利でしょうね。
最後に気になった点についても挙げるとすると、まず竹部分のタッチセンサーの反応が若干鈍いですね。
3タップで「ノイズキャンセリング有効」→「アンビエントモード有効」→「ノイズキャンセリング無効」→「ノイズキャンセリング有効」とループするんですが、これが2タップと認識されてボイスアシスタントが起動することが結構多かったです。
もし次期モデルがあるならタッチセンサーを改良するか、いっそのこと物理ボタンに変更してくれた方がうれしいですね。
また、ホワイトノイズも若干気になりました。
ある程度ボリュームを上げて曲を流すと気になりませんが、曲を低いボリュームで聴いたり無音にする場合は常に鳴っているようです。
そのため小さいボリュームで音楽を聴くという方は注意してください。(ちなみにノイズキャンセリングの有無には関係ありませんでした)
REDEMPTION ANCはHouse of Marley初のノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホンということでまだ改善の余地はあるものの、デザイン・音質に関して言うと個人的には大満足でした。
人とはちょっと変わったワイヤレスイヤホンが欲しいという方は是非チェックしてみてください。
REDEMPTION ANC
▼REDEMPTION ANCをYouTubeでレビューしました。
購入を検討されている方は是非ごらんください。
【究極】デザイン・音質共に最高のノイキャン対応ワイヤレスイヤホンがやってきた! [House of Marley REDEMPTION ANC]