どうもさっさんです^^
iPhone 7でイヤホンジャックが廃止されてから爆発的に普及した完全ワイヤレスイヤホン。
若い層ではもう持っていない方が珍しいくらいかもしれません。
その中でも音質を重視する方に人気なのがSENNHEISERです。
SENNHEISER初となる完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」は僕も持っていて、他社にはない重厚なサウンドと完成されたバランスで、音楽はもちろん映画視聴やゲームなど活用の幅は広いです。
しかしMOMENTUM True Wirelessにはある重大は欠点がありました。
それが内蔵バッテリーです。
スペック表ではイヤホン単体で最大4時間、ケースでの充電を組み合わせて最大12時間(ケースで2回分フル充電可能)となっていて、ただでさえ短いというのにMOMENTUM True Wirelessは使っていない間に勝手に放電される仕様になっていました。(バッテリー劣化対策?)
また、発売が少し前になるため、最近の高価格帯完全ワイヤレスイヤホンで主流となっているアクティブノイズキャンセリングは非搭載でした。
それらを理由に他の製品に乗り換えた方もいるのではないかと思いますが、なんと先日発表されたSENNHEISERの新製品「MOMENTUM True Wireless 2」ではこれまで欠点とされていたバッテリーが大幅に改善され、アクティブノイズキャンセリングも搭載されたということで今注目を集めています。
MOMENTUM True Wireless 2の発売日は2020年5月20日とされていますが、今回メーカーさんよりサンプル品をお送りいただいたので本記事で詳しくレビューしていきます。
SENNHEISERのリーズナブルなノイズキャン対応ワイヤレスヘッドホンのレビューはこちら↓
- MOMENTUM True Wireless 2について
- MOMENTUM True Wireless 2 開封&外観チェック
- 前モデルとの外観比較
- スマホアプリで設定できる項目をチェック
- 実際にMOMENTUM True Wireless 2を使ってみた感想
MOMENTUM True Wireless 2について
MOMENTUM True Wireless 2とは、2020年5月20日にSENNHEISERから発売が予定されている完全ワイヤレスイヤホンです。
クアルコム社最新チップとドイツ本社で開発した革新的な7mmドライバーを採用し、どのジャンルでも原音を忠実に再現し、前モデルから変わらない重厚な低音、自然な中音、詳細で伸びのある高音とバランスのいい音を奏でてくれます。
また、Android・iOS両対応のアプリがリリースされていて、イコライザーを変えることで自分好みの音にしてやることもできます。
そして今回のモデルで最も注目されているのはアクティブノイズキャンセリングではないでしょうか。
少し前までノイズキャンといえばヘッドホンがほとんどで、イヤホンでノイズキャンというイメージはありませんでしたが、AirPods Proから同機能を搭載する製品が爆発的に増えています。
ワイヤレスイヤホンを静かな場所で使うならこれは必要ありませんが、毎日の通勤通学などで使う方にはありがたい機能です。
ただ個人的にはそれよりもバッテリーの改善がうれしいですね。
前はジムでMOMENTUM True Wirelessを使って、充電せずに翌週にでも使おうとすると勝手に放電されていて使えないということがありましたが、今回は勝手に放電されることがなくなっている(全く減らないわけではないと思いますが、他のイヤホンと同様レベルになったのではないでしょうか)らしいですし、単純に容量が増えているのもありがたいです。
- 2019Summer and 2020で金賞を連続受賞した前モデルから進化
- アクティブノイズキャンセリングや外の音を取り込んで付けたまま会話ができる外音取り込み機能を搭載
- 前モデルから2倍以上のバッテリーライフ
- レスポンスのいいタッチ操作とアプリによるカスタマイズに対応
- IPX4対応でトレーニング中の使用も可能
- ブラックとホワイトの2色展開
スペック
製品名 | Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2 |
---|---|
製品画像 | |
スピーカードライバ | ゼンハイザー 7mm ダイナミックドライバ |
周波数帯域 | 5 - 21,000 Hz |
コーデック | SBC, AAC, aptX |
周波数特性(マイク) | 100 Hz - 10 kHz |
Bluetooth バージョン | Bluetooth 5.1 |
アクティブノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
動作時間 | 充電ケース併用で最大28時間の音楽再生(本体のみ最大7時間) |
寸法 | 76.8 x 43.8 x 34.7 mm |
発売日 | 2020年5月20日 |
価格(2020年4月3日現在Amazon予約価格) | 36,300円 |
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 BLACK
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 WHITE
MOMENTUM True Wireless 2 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- 充電ケース
- イヤホン本体
- 交換用イヤーチップ
- 充電用USBケーブル
- クイックガイド等
▼それではイヤホン本体を詳しく見ていきましょう。
▼外側のデザインは前モデルと一緒ですね。
ロゴ部分はタッチセンサーが内蔵されていて、この部分で各種操作を行います。
▼横から見るとこんな感じです。
▼内側には充電端子とセンサーが配置されています。
このセンサーによって耳から外せば自動的に音楽を停止し、付ければ再生されます。
ちなみにこの機能を使うかどうかはスマホアプリで決めることができます。
▼充電ケースは前モデルと同じくファブリック素材でとてもオシャレです。
▼デザインや形状に関してもほとんど変わっていないですね。
▼こちらが背面です。
▼ケースの蓋はもちろんマグネット式です。
▼イヤホンはマグネットでくっつくように収納され、とても収まりがいいです。
▼イヤーチップはイヤホンに付いているのも合わせて4種類なので、ほとんどの方の耳に合うのではないかと思います。
前モデルとの外観比較
▼ケースの大きさは全く同じに見えますね。
色に関しては好みがわかれるかもしれません。
正直僕は前モデルの方が好きでした。
▼背面を見比べてみるとプラスチックの部分がMOMENTUM True Wireless 2の方が若干広くなっています。
▼イヤホン本体の大きさを見てみましょう。
若干MOMENTUM True Wireless 2が小さいのがわかると思います。
これは遠近法とかではなく、本当に小さいんです。
前モデルに比べて2mm(直径?)小さくなったそうです。
▼内側はなんだかもっと小さくなったように見えます。
これによって前モデルよりも多くの方が耳にフィットしやすくなったんだとか。
スマホアプリで設定できる項目をチェック
▼ペアリングしてアプリを起動してみました。
こちらがトップ画面です。
▼Transparent Hearing(外音取り込み)の設定を開きました。
イヤホン本体の操作で有無を変更できますが、この画面からも操作が可能です。
また、外音取り込みを有効にした際に再生中の音楽をとめるかどうかも設定できます。
▼続いてこちらがイコライザーの設定画面です。
画面中央の丸いマークを上下左右に移動させることで直感的なイコライザーコントロールが可能です。
▼次にトップ画面右上の歯車マークをタップしてみます。
ここではイヤホンを外した際に音楽の再生を一時停止するかや、アクティブノイズキャンセリングの有無、右側のイヤホンを装着時に自動的に通話に着信するかなどが設定できます。
▼最後にトップ画面のMOMENTUM True Wireless 2の画像をタップしてみます。
ここではイヤホン本体から行う各種操作をカスタマイズできます。
例えばデフォルトではアクティブノイズキャンセリングの切り替えは右側を3回タップとなっていますが、これをタップ一回にしたり、誤操作防止のためにタップ一回での操作を無効にしたりと好みに合わせて変更可能です。
実際にMOMENTUM True Wireless 2を使ってみた感想
このイヤホンを使い始めてまだ数日ですが、お世辞抜きで本当にいいなと感じています。
前モデルでも付け心地や音質には満足していて、バッテリーだけなんとかして欲しいなと思っていた所、それが見事に改善されました。
しかもバッテリー容量の増加によってイヤホン本体のサイズが大型化するどころか、小型化されて今まで以上に多くの方が付けやすくなっていますし、ケースのサイズも変わらないため持ち運びも楽々です。
前モデルはバッテリーを理由に使わなくなっていたため、久しぶりにSENNHEISERのワイヤレスイヤホンを使いましたがやっぱり音質はピカイチですね。
他にはない重厚な低音域もそうですし、中音域や高音域も申し分ありません。
また、アクティブノイズキャンセリングについては「イヤホンのノイキャンはおまけみたいなものだろう」と勝手に予想していましたが、実際に試してみると思った以上に優秀で、僕の部屋の空気清浄機やエアコンの音をほとんど気にならないレベルまで低減してくれます。
このご時世なので電車などで試すことはできませんが、ほとんどの方は満足できるレベルではないかと思います。
また、個人的にうれしかったのがタッチ操作が予想以上に快適だったことです。
今までのワイヤレスイヤホンは思った通りにタッチセンサーが反応してくれなかったり、逆に意図しない場面で勝手に反応してしまったりと不便を感じていたんですが、MOMENTUM True Wireless 2のセンサーはほぼ思い通りにコントロールできますし、もし誤操作が気になるようならアプリから向こうにしたり、タップ回数の割り当てを変えることもできます。
僕は製品をここまでほめることはほとんどないんですが、MOMENTUM True Wireless 2は本当に満足度が高いですね。
しいて気になるところを上げるとするなら値段の高さですね。
同価格帯(というかもう少し下)にはあのAirPods ProやSONYのノイキャンイヤホンがあるわけなので、発売後どうなっていくのかが今から楽しみです。
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 BLACK
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 WHITE
▼MOMENTUM True Wireless 2を動画でもレビューしましたので、気になっている方は是非ご覧ください。
【神イヤホン確定】SENNHEISERの完全ワイヤレスが遂にノイキャン対応でバッテリー容量爆増!! [MOMENTUM True Wireless 2]