どうもさっさんです^^
ノートPCの最大のメリットと言えば持ち運びが可能な点だと思うんですが、本体重量が重い製品は長時間持ち歩くのは疲れますし、バックパックに入れて背負っていたりすると肩が痛くなります。
そこで以前からLGが販売しているgramという非常に軽量なノートPCに注目していて、先日行われたレビュアー募集キャンペーン(LG gramer)に応募したところなんと当選し、実機をお送りいただいたので本記事で詳しくレビューしていきたいと思います。
LG gramについて
gramとはLGが販売するノートPCで、製品名に重さの単位を用いるほど本体重量の軽さを重視して作られています。
また、単純に軽いだけでなく実際に持ち運んだ際にも安心できる頑丈さも兼ね備えていて、本体ボディには航空宇宙素材やスポーツカーのホイールなどにも使用されている各種マグネシウム合金を採用し、MIL規格に準拠するテスト7項目をクリアしています。
gramの2020年モデルは14インチ、15.6インチ、17インチの3種類から選択可能で、そのどれもベゼルレスでコンパクトかつスタイリッシュなデザインとなっています。
今回お送りいただいたのは17インチモデルなんですが、従来のノートPCの15.6インチほどのサイズ感となっています。
屋外での使用を考慮し、バッテリーは80Wh(14インチモデルは72Wh)と大容量で、最長約22.5時間(15.6インチモデル)の駆動が可能になっています。
よく外で作業する営業マンや、動画編集を行うYouTuberなんかに特におすすめです。
性能についても妥協がなく、第10世代のCoreプロセッサーがキビキビと快適に動作してくれます。
- 他にはないコンパクトサイズと軽さ
- MIL規格をクリアした驚くほどのタフネス
- 1日中使える大容量バッテリー
- 妥協のない性能
- 洗練されたデザイン
LG gram 17インチ(2020年モデル)
LG gram 15.6インチ(2020年モデル)
LG gram 14インチ(2020年モデル)
LG gram 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼今回お送りいただいたgramのスペックは以下の通りです。
製品名 | LG gram |
---|---|
製品画像 | |
OS | Windows 10 |
CPU | Core i7 1065G7 |
ディスプレイ | WQXGA(2560×1600)IPSパネル |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD(NVMe) |
Wi-Fi | WiFi6対応 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 |
▼中身を取り出し並べて見ます。
内容物一覧
- LG gram本体
- 充電器
- クイックガイド等
- 有線LANアダプター
▼それではPC本体を詳しく見ていきましょう。
冒頭でも記載した通りボディには各種マグネシウム合金が使われていて、頑丈なのはもちろん見た目の質感もすごく高いです。
デザインはシンプルでおしゃれなので、外で使う際にもいいですね。(ゲーミングPCとかだとデザインがゴテゴテしていてちょっと恥ずかしいんですよね...)
▼底面はこんな感じです。
保護フィルムがしっかりと張り付いていて、せっかくなのでしばらくはこのまま使いたいと思います。
▼底面の四隅には滑り止めが配置されていて、フロント側の両サイドにはスピーカーが付いています。
▼次に端子類を見ていきましょう。
こちらが右側です。
左からmicro SDカードスロット、ヘッドホンジャック、USB 3.0×2と並んでいます。
▼続いてこっちが左側です。
左から充電端子、USB 3.0、HDMI出力、Thunderbolt3と並んでいます。
▼写真を撮影していて思ったんですが、このPC本当に軽いです。
片手で持っても軽々という感じで、17インチとは思えませんね。
▼重さを計ってみたところ1317gでした。(構成によって前後すると思います)
一般的な15.6インチノートPCでも普通は2kgくらいあるのでこれは驚異的ですね。
▼ちなみに持ち運びに特化したSurface Pro 7でさえキーボード付きで1kgを超えます。
全く大きさが違うのに重さはスマホ約1台分というのは本当にびっくり。
▼続いて3年ほど前に購入したMSIの15.6インチゲーミングノートと大きさを比べてみます。


▼下の画像はMSIノートPCの上にgramを置いてみたんですが、なんと下のMSIノートPCの右端が見えています。
つまりgramは17インチサイズなのに横幅は一昔前の15.6インチノートより狭いんです。
▼縦にして横幅を比較してみました。
やはり若干ですがgramの方が横幅は狭いです。
▼奥行きはほんのわずかにgramの方がありますね。
▼gramが15.6インチサイズということがわかったので、僕が普段使っているバックパックに入るかどうか試してみました。
まずTHE NORTH FACEのローマーデイというバックパックに入れてみたんですが、問題なく入りました。
▼次にPeakDesignのエブリデイバックパックで試したところ、こちらも問題なく入れることができました。
もちろん全てのバックパックに入るというわけではないのでその点は注意してください。
セットアップして実際に使ってみる
▼それでは実際にLG gramを使ってみたいと思います。
▼僕は17インチのノートPCを使うのが初めてなんですが、さすがに大きいですね。
gramのディスプレイは光沢のあるタイプです。
▼ベゼルはかなり狭めでスタイリッシュです。
▼電源ボタンはテンキーの右奥に配置されています。
電源ボタンの表面には指紋センサーが内蔵しているためPC起動時にパスワードの入力は必要ありませんでした。
▼画像ではあまり伝わらないと思いますが、2560×1600ドットのIPSパネルはかなりきれいです。
▼当ブログを開いてみたんですが、1080pに比べて明らかにきれいで見やすいです。
こうしてブログを書いたり、作業用PCとして使う方には大きなメリットになると思います。
▼次にキーボードについてです。
gramに採用されているのは日本語配列で、テンキーも付いています。
▼一部のキーはPC本体の小型化のためか幅が狭くなっていますが、そこまで気になるほどではないですね。
仕事で使う場合でも問題ないのではと思います。
▼gramでタイピングゲームの寿司打をやってみたんですが非常に文字入力がしやすく、なんと僕の自己ベストが出てしまいました。
ストロークも十分で、僕がメインのノートPCとして使っているMacBook Pro 16インチよりも圧倒的に入力しやすいです。
▼ちょっと残念だったのが内蔵スピーカーです。
先ほども記載した通り僕はメインのノートPCとしてMacBook Pro 16インチを使っているんですが、そちらは内蔵スピーカーの音質が非常によく、初めて使ったときは本当に驚きました。
しかしgramのスピーカーはそこまでじゃないというか、並みのノートPCかそれよりは少しマシというくらいだと思います。
ヘッドホンジャックが付いているので気にしない方も多いかもしれませんが、全体的な完成度が高いからこしスピーカーにもこだわって欲しかったなと思いました。
まとめ
今回レビューするLG gramの17インチモデルが届いてからしばらく使っていますが、今のところ非常に快適ですね。
officeソフトやブログの執筆、動画視聴などは全く問題なくサクサク動いてくれますし、Premire Proでの動画編集も意外と快適です。
正直「動画編集は厳しいだろうな」と予想していたのでこれはうれしい誤算でした。
グラボは非搭載ですがCore i7 1065G7の内蔵グラフィックスでも極端に負荷の高い作業でなければ大丈夫そうです。
また、本体が非常に軽いため自室やリビングに持ち歩く際にもストレスがありません。
このご時世なのでまだ屋外には持ち出して使えていませんが、そういった場面でも活躍は間違いないでしょう。
17インチモデルですらこの軽さなので、14・15.6インチモデルはさらに快適でしょう。
画面サイズを重視しないならそちらを選ぶのもありだと思います。
高級感があるのに非常に軽量でしかも高性能なLG gram、是非チェックしてみてください。
LG gram 17インチ(2020年モデル)
LG gram 15.6インチ(2020年モデル)
LG gram 14インチ(2020年モデル)
▼YouTubeでもLG gram 17インチモデルをレビューしました。
検討中の方は是非こちらもご覧ください。
【驚愕】17インチで1350gの軽量PCが予想以上に使えすぎ!! [LG gram]