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【MOZA AirCross レビュー】36,000円の激安ジンバルが超優秀!設定方法と使ってみた感想について

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どうもさっさんです^^

YouTubeを始めてから撮影機材に興味を持つようになり、先日ZHIYUNのWEEBILL LABというジンバルを購入しました。

これを使うとほとんど全くと言っていいほど手振れが気にならなくなりますし、各軸のロック機能によりバランス取りや持ち運びがしやすく便利です。

また、ジンバルに取り付けるミニ三脚の位置を変更することで片手で楽にローアングル撮影が行えるのもこの製品の特長です。

個人的にはとても気に入っているジンバルなんですが、価格が最も安価なベーシックパッケージでも約80,000円と非常に高価なのがデメリットです。

それでも最終的にはWEEBILL LABにしましたが、価格の安さが魅力的なMOZAのAirCrossと最後までどちらにしようかとても迷っていました。

おそらく僕と同じくその安さでAirCrossが気になっている方は多いのではないでしょうか。

先日ありがたいことにメーカー様よりレビュー用にAirCrossをご提供いただいたので、本記事でレビューを行っていきます。

WEEBILL LABのレビュー記事はこちら↓


 

MOZA AirCrossについて

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MOZA AirCrossとは、2018年5月にGudsen社から発売されたミラーレス向けのジンバルです。

ペイロードは0.3kg~1.8kgで、ジンバル本体にディスプレイは付いていませんがスマホアプリと連携することによって多彩なコントロールが可能になっています。

そしてこのAirCross最大の特徴は本体重量の軽さと価格の安さです。

初値は約6万円ほどで販売されていたようですが、2019年7月15日現在Amazonで35,969円という驚異的な安さで販売されています。

これは僕が以前から使っているZHIYUNのWEEBILL LABの半分以下の価格です。

また、本体重量はバランス取り用のミニ三脚を取り付けた状態で 1,285g(メーカー公称値とは異なります)と、ミラーレス用ジンバルとしてはかなり軽量な部類に入ります。

ジンバルに興味を持ちはじめたあたり、ドローンなどで有名なDJIのRonin-Sがいいかな(有名だからという単純な理由で)と思ったんですが、レビューを見ると「重くて疲れる」「持ち出すのが大変」などの書き込みが非常に多く、確かに軽い方が使いやすそうだなと思ったので最終的にWEEBILL LABとAirCrossに絞られた訳です。

  • 最大ペイロード1.8kg
  • スマホアプリによる多彩なコントロールが可能
  • 軽量設計
  • 十分な機能を確保しながらも低価格を実現

スペック

製品名 MOZA AirCross
製品画像 MOZA カメラスタビライザー AirCross ミラーレスカメラ 3軸手持ちジンバル 1800gの搭載重量 自動チューニング 遅延撮影 4操作モード 12時間ランタイム Sony A7SII Pana GH3 GH4 GH5などに対応 【正規品 一年間保証 日本語説明書付き】
ペイロード 0.3kg~1.8kg
軸制御範囲 パン軸:連続360°
チルト軸:連続360°
ロール軸:連続360°(インセプションモード時)
モード パンフォローモード:パン軸をフォローし、チルト軸とロール軸は固定
フォローモード:パン軸とチルト軸をフォローし、ロール軸は固定
ロックモード:全ての軸を固定
POVモード:全ての軸をフォロー
インセプションモード:ジョイスティックでロール軸を360°回転可能にし、ロール軸とチルト軸は固定
チルトフォローモード:チルト軸をフォローし、パン軸とロール軸は固定(アプリからの操作のみで使用可能)
無線 Wi-Fi 2.4GHz(通信範囲約50m
Bluetooth 4.0(通信範囲約5m)
USB端子 入力:Micro-B
出力:Mini-B
バッテリー 容量:2000mAh×3
連続駆動時間:8~12時間
本体サイズ 378 × 175 × 193 mm
本体重量 約1.1kg
価格(2019.7.15現在Amazon出品価格) 35,969円

 

MOZA AirCross 開封&外観チェック

▼外箱は白を基調としたシンプルなデザインです。

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▼中にはMOZA AirCross一式を収納するプラスチックケースが入っています。

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▼プラスチックケース内部は発泡スチロールやスポンジのクッション材が敷きつけられており、ジンバル本体をしっかりと保護してくれています。

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▼プラスチックケースの中身を全て取り出し並べてみます。

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内容物一覧

  1. ジンバル本体
  2. クイックリリースプレート・アンカーコンバーター
  3. 充電器
  4. 3/8→1/4変換ネジ
  5. バッテリーグリップ
  6. ミニ三脚
  7. レンズサポート・レンズサポート用ネジ
  8. 充電・カメラコントロールケーブル
  9. 説明書類

 

▼バッテリーグリップはさらさらしたゴム製で持ち心地はなかなか良好です。

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▼バッテリーグリップの中には2000mAhのバッテリーが3本入っています。

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▼バランス調整用のミニ三脚は金属製で強度は十分にありそうです。
ただし、脚の開きがやや渋く、正直ちょっと使いづらいです。

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▼ケーブルは全部で4本で、充電用USBケーブルとPanasonic・SONY・Canon製カメラのコントロールケーブルが付属しています。

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僕は現在PanasonicのGH5S・GH5・G99の3台を使っているんですが、残念ながらそのいずれもAirCross付属のコントロールケーブルには非対応でした。

▼レンズサポートはこんな感じです。

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▼付属のクイックリリースシューはManfrotto 501PLと互換性があります。
また、アンカーコンバーターを噛ませるとアルカスイス互換のクイックリリースシューをAirCrossに取り付けることもできます。

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▼こちらがジンバル本体部分です。
AirCrossはグリップ部分にバッテリーを収納するために取り外せるようになっているためこれだけ見るとコンパクトに見えますね。

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▼それでは組み立てていきたいと思います。
まずはジンバル本体にバッテリーグリップを取り付けます。

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▼続いてミニ三脚を取り付けます。

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▼これで使用前の準備が完了しました。

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GH5Sを取り付けてバランスを取ってみる

▼付属のクイックリリースシューをGH5Sに取り付けました。
ちなみに取り付けはコインやドライバーが必須です。

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▼次にカメラを前面からスライドさせるようにしてジンバルに取り付けます。

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▼チルト軸が前後に傾かない位置にカメラを移動したら画像中央に映っているネジを締めます。

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▼次にカメラを真上に向けた状態で前後に傾かないようにカメラのグリップ部右側のメモリを前後させて調整し、ネジ止めします。

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▼次にロール軸の調整です。
そのままでは手を離すと左側に大きく傾いてしまいます。

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▼カメラ背面の固定位置を左右に移動してからネジ止めします。
これでロール軸の調整は完了です。

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▼最後にパン軸の調整です。
現在は前面に大きく重心が偏った状態になっているため、グリップ部上の調整位置を動かしてバランスを取ります。

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▼下の画像のように手を放しても水平を保てていればバランス取りは完了です。

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MOZA AirCrossのファームウェアアップデートをする

使用前にMOZA AirCrossのファームウェアアップデートをしたいと思います。
下のリンクをクリックするとソフトのダウンロードページにジャンプします。

 

専用ソフトダウンロードページ

 

▼下の画像のようなページが表示されます。

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左上の「MOZA_Assistant_Win3.6.0_Package」をダウンロードします。(僕はWindowsなので)

▼ダウンロードしたファイルを解凍し、「MOZA Ginmal Driver」を開きます。

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▼次にWindows 64bitの方は「CP210xVCPInstaller_x64.exe」を起動します。
32bitの方はもう一方を起動します。

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これでPCに必要なドライバーがインストールされました。

▼続いて「MOZA Assistant Win3.6.0」のフォルダを開きます。

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▼「MOZA_Assistant_v3.6.0.exe」を開きます。

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▼この画面が表示されるのでジンバル本体のジョイスティックを押しっぱなしでパワーボタンを押します。

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▼すると画面が切り替わり、右下にUpgradeが表示されました。

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▼ファームウェアアップデートが始まりました。
これでしばらく待ちます。

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▼無事にファームウェアアップデートができました。

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▼一度ウィンドウを閉じてから再度「MOZA_Assistant_v3.6.0.exe」を起動すると設定画面が表示されました。
ここで各種設定やキャリブレーションが可能です。
必要に応じて行うといいでしょう。

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スマホアプリをインストールする

▼AppStoreまたはPlayストアで「MOZA」と検索し、下の画像に表示されているアプリをインストールしましょう。

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▼インストール完了後、アプリを起動しました。
ジンバルとはBluetoothで接続するんですが、これはアプリを起動後すぐに表示される「Search」ボタンを押すだけですぐにおわります。

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▼「デバイスの詳細」から各種操作画面に進みます。
中央に大きくバッテリー残量とBluetoothの信号の強さが表示されています。

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ジンバル本体にはディスプレイが付いていないのでバッテリー残量はスマホアプリで確認する必要があります。

歯車マークをタップすると色々な設定変更が可能になっています。

▼フォロースピードやジョイスティック操作時の動く速度など、本当に設定可能な項目は多いです。
僕もまだ使いこなしていないのでとりあえずその2つしか設定を変えていません。

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アプリはわかりやすいインターフェースで直感的に操作できると思います。
日本語に関しては若干怪しい点もありますが、基本的には大丈夫だと考えていいでしょう。


まとめ

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実際にGH5Sを付けて動画を撮影してみました。

非常に安価なためもしかしたら手振れ補正の性能が低いのかな?と思いましたが、録画した映像を確認したところ、手振れ補正は十分機能し、約8万円のWEEBILL LABと比べても全く遜色ありませんでした。

単純に手持ち撮影の手振れ補正目的でジンバルの購入を考えている方であれば問題なく使用できると思います。

ただ、WEEBILL LABとは違いジンバル本体にディスプレイがないため、現在の撮影モードがわかりにくかったり、ローアングル撮影がしにくかったりと欠点もありますが、逆にWEEBILL LABより良い点もありました。

AirCrossはモード切り替えをボタンとジョイスティックのみで行うんですが、余計なスイッチやボタンがないため操作がしやすいです。

また、バランス取りの際滑りがいいためカメラの位置が非常に動かしやすく、それほど時間はかかりませんでした。

WEEBILL LABは各軸のロック機能によってバランス調整をしやすくしているんですが、滑りが悪いため動かしにくいという欠点があります。

さらに、本体重量が軽量で、Ronin-Sなどに比べて長時間の撮影でも疲れにくいですし、バッテリーは8~12時間の連続撮影に対応できるため、ほぼ一日中撮影するとしても問題なく対応できると思います。

このスペックで約36,000円というのは非常にコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

ミラーレス用のジンバルを検討している方は是非チェックしてみてください。

 


今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

 


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