どうもさっさんです^^
最近のスマホはカメラ画質の高い製品が多いため、気軽にきれいな写真や動画を撮ることができるようになりました。
もちろん画質だけでなく、手振れ補正機能も進化しています。
しかし歩きながらの動画撮影だったり、スマホでちょっとおしゃれで雰囲気のある動画を撮りたいという場合はスマホ本体の手振れ補正機能では不十分です。
そこで最近人気が高まっているのがスマホ用ジンバルです。
一眼カメラ用のジンバルは本体重量が重く、少し扱いが難しいですし、価格が高いのでなかなか踏み込めないという方も多いかと思いますが、スマホ用ジンバルなら軽量ということもあり扱いが比較的簡単で、価格も安いです。
今回はスマホ用ジンバル『MOZA Mini-S』をメーカー様よりご提供いただいたので本記事でレビューしていきたいと思います。
1.MOZA Mini-S について
MOZA Mini-Sとは、ラスベガスで開催されたCES 2019で中国のGudsenから発表されたスマホ用ジンバルMOZAシリーズの新製品で、2019年4月のあたまくらいに発売されました。
既存のMini-MIに比べて軽量で折り畳みが可能、それでいて価格は1万円以下という高いコストパフォーマンスを実現しています。
他社からも同様の製品は多数販売されていますが、折り畳みが可能な製品は珍しく、収納や外出先への持ち出しが非常に楽になっています。
また、より早く簡単なバランス調整とセットアップが可能になっていて、撮影前の準備時間を短縮することができます。
- 高品質で低価格
- より簡易的なセットアップ
- 折りたたんでの収納が可能
スペック
製品名 | MOZA Mini-S |
---|---|
製品画像 | |
積載重量 | 260g |
本体重量 | 495g |
サイズ | 展開時:116×95×317mm(L×W×H) 収納時:130×68×195mm(L×W×H) |
スマートフォン対応可能サイズ | 58~88mm |
バッテリー持続時間 | 最大8時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
各軸最大角度 | パン:270° ロール:315° ピッチ:200° |
価格(2019.6.24現在Amazon出品価格) | 9,999円 |
2.MOZA Mini-S 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
価格の割にしっかりとした箱に入っていました。
▼もちろん中身はクッション材で丁寧に梱包されています。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- MOZA Mini-S本体
- ミニ三脚
- 収納用ポーチ
- 充電用USB Type-Cケーブル
- スマホ接続用ケーブル
- MOZAステッカー・クイックガイド(日本語非対応)
- ユーザーマニュアル(日本語版と海外版で2冊)
▼それではMini-Sを詳しく見ていきましょう。
折りたたまれた状態で箱に入っていたんですが、これがなかなかコンパクトで、少し大き目のウエストポーチなら入っちゃうんじゃないかというサイズ感です。
▼折り畳みはロックスイッチを外して回すと解除できます。
▼展開時はこんな感じです。
僕にとってスマホ用ジンバルは初めてなんですが、やはり一眼用に比べて軽くていいですね。
これなら屋外の持ち運びも面倒じゃないです。
▼グリップ部分にはジンバルとスマホのカメラアプリを操作するためのジョイスティックとボタンが配置されています。
▼右側にはズームボタンが付いています。
僕はiPhone 8を使っているのであまりズームは使いませんが(デジタルズームなので)、使う方はスマホの画面にタッチする必要がないので便利だと思います。
▼左側には電源ボタンと充電用USB端子が配置されています。
▼グリップ部の背面にはトリガーボタンが配置されています。
▼スマホホルダーの部分には技適マークが書いたステッカーが貼られていました。
▼スマホホルダーの少し下にはスマホとジンバルを有線接続するためのUSB端子があります。
ちなみにMOZA GenieというGudsen社の開発したアプリで撮影するのであればBluetoothで無線接続できるので付属のケーブルを接続する必要はありません。
このUSB端子はスマホの純正カメラアプリを使用する場合に使うようです。
▼続いて付属品を見ていきましょう。
こちらはセットアップ時にジンバルを立てておくために使うミニ三脚です。
プラスチック製でちょっと頼りない感じがしますが、Mini-Sの重量が軽いためスマホ用ジンバルの底面に付けて使うのであれば十分な耐久性はありそうです。
▼USBケーブルは充電用とスマホ操作用の2本付属しています。
▼ユーザーマニュアルは若干日本語の怪しい箇所がありますが、基本的には問題ないと思います。
▼Mini-Sを持ち運ぶ際に使える専用のポーチが付属しています。
クッション性はないのでポーチに入れても丁寧に扱った方がいいでしょう。
3.MOZA Mini-Sにスマホを付けて電源を入れてみる
▼セッティングはロール軸のバランスだけ取れればいいようです。
手を離した状態で左の画像のようになれば問題ありません。
右の画像のように傾いているならスマホを横に移動して平行を保てる位置に移動する必要があります。
▼電源を入れるとスマホが正面を向き手振れ補正が開始されました。
▼グリップ部のバッテリー残量表示ランプが3段階で光るようになっているんですが、ランプがぼやけてちょっと残量がわかりにくいです。
▼それ以外は今のところ特に欠点は見つかっていません。
専用カメラアプリの動作も安定していますし、非常に使いやすいと思います。
4.MOZA Mini-Sを使って動画を撮影した感想
MOZA Mini-Sの撮影モードはパンフォローモード、フォローモード、ロックモード、POVモード、インセプションモードがあります。
基本的にはパンフォローやロックモードで使うことになると思いますが、POVモードなどを織り交ぜることによりおしゃれで特徴的な動画を撮影することができると思います。
手振れ補正の性能については後日動画をアップする予定ですが、カメラアプリの手振れ補正機能と併用することでほとんどブレが気にならない映像になりました。
ただ、カメラアプリの手振れ補正をオフにすると少しカクつきが目立つので、基本的にアプリの手振れ補正は必須と考えた方がいいでしょう。
操作性に関してですが、ジンバル本体のボタンでカメラアプリの設定や撮影モード変更などが可能で、慣れればなかなか扱いやすいと思います。
僕が他のスマホ用ジンバルを使ったことがないので比較はできませんが、1万円以下でこの機能を搭載していると考えると非常にコスパは高いと思います。
スマホで手振れの無いぬるぬる動画を撮りたい方は是非チェックしてみてください。
▼MOZA Mini-Sを動画でレビューしましたので検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。