どうもさっさんです^^
今回はアメリカやヨーロッパで人気が高く、おそらく日本でもゲーミングチェアでNo.1のシェアを誇るDXRACERのフォーミュラシリーズ『DXR-BKN』をレビューしていきます。
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1.ゲーミングチェアブランド『DXRACER』について
先ほども言いましたがDXRACERはアメリカやヨーロッパで非常に人気が高いゲーミングチェアブランドです。
現在では日本国内でもかなり普及(おそらく国内ゲーミングチェアではNo.1)しており、「俺も使ってる」「友達が使ってるよ」なんて方も多いんではないでしょうか。
また、プロゲーミングチームのスポンサー(DetonatioN・Detonator・SCARZ)も務めていて、e-Sportの大会でも数多くの採用実績があります。
一口にDXRACERと言っても実は多くのグレードがあるのをご存知でしょうか。
公式サイトを見てみると左側にグレードが記載されていて、今回レビューするのが一番上の『Formula Series DXR』です。(以下略:DXR)
フォーミュラシリーズはDXRACERの中でサイズ・形状共にスタンダードなモデルで価格も安く、さらにその中でもDXRであれば29,800円と人気ゲーミングチェアでありながら価格は控えめです。
フォーミュラシリーズにはDXRの他にDXZ/DX-57・DX-11というモデルがあり、主な違いとしてDXRがファブリック生地(布地)で1Dスタンダードアームレストを採用しているのに対し、DXZ/DX-57がPUレザーで1Dアームレスト、DX-11がファブリック生地とPUレザーを組み合わせたモデルで3Dアームレストを採用しています。
価格は両方ともDXRよりも1万円高い39,800円で販売されています。
アームレストの違いについて
DXRACERにはモデルによって1Dスタンダード、1Dワイド、3Dアームレスト、4Dアームレストがあり、それぞれの違いについては下記のとおりです。
- 1Dはスタンダードとワイドでアームレストの幅が異なり、高さ調節機能が搭載されています。
- 3Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能が搭載されています。
- 4Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能、左右幅調節機能が搭載されています。
ちなみに「ファブリック生地は安いからPUレザーに劣っている」ということではなく、非常に通気性が良く夏場なんかはPUレザーに比べて蒸れにくいので、そういった点ではむしろ優れています。
あとはやはりデザインとカラーで選ぶのがいいんではないでしょうか。
DXRが2色展開なのに対し、DXZ/DX-57は10色、DX-11は11色と非常に豊富です。
ピンクやオレンジもあるので女性ゲーマーの方にもおすすめですよ。
DXR
DXZ
DX-57
下の動画は2017年10月の東京ゲームショウ出展したDXRACERの動画になります。
2.『DXRACER DXR-BKN』開封の儀&組立て
DXRが入った大きな箱が届きました。
僕は他にもゲーミングチェアを持っているんですが、相変わらず大きな箱ですねー(汗)
早速開封して中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- 背もたれ部
- 座部
- ヘッドレスト
- ランバーサポート
- シリンダー固定台
- シリンダー
- シリンダーカバー
- 工具
- 五本足ベース
- キャスター
- ベースカバー
- サイドカバー
- 説明書
必要な工具などは最初から付属しているため特に用意するものはないですが、結構大きいので広いスペースを確保して組立てを行うことをおすすめします。
説明書は日本語で書いてあるため問題なく組立てできると思います。
それでは組み立てを開始します。
まずは背もたれ部と座部を結合します。
背もたれ部にあらかじめ付いているネジを一度取り外し、座部の取付部分と重ねてからもう一度ネジ止めします。
これで背もたれ部が座部にしっかりと固定されました。
このままではネジがむき出しになっているのでサイドカバーを取り付けます。
こちらは付属のネジで取付します。
これでネジが見えないようになりました。
もうこれだけでゲーミング座椅子として使用できそうな雰囲気です(笑)
次に裏返してシリンダー固定台を取付します。
この時あらかじめ赤いフレーム部分についているネジを一度取り外すんですが、取り外したネジが座部の隙間に入り込むことがあるので落とさないように抑えながらネジを外しましょう。
シリンダー固定台をネジ穴に合わせて先ほど取り外したネジで取り付けます。
これで座部より上の部分は完成です。
続いて下の部分を組立てします。
まずは五本足ベースの組立てです。
一般的なオフィスチェアなどではこのベースがやや丸みを帯びたデザインのものが多いんですが、DXRACERは平らな形をしています。
これはなぜかというと、実は丸みを帯びたデザインよりも平らな方が耐久性に優れているからで、DXRACERは長期使用でも安心して使用できるように平らなデザインを採用しているそうです。
五本足ベースを裏返してキャスターを差し込みます。
キャスターを全て差し込み終えたら表側に戻して五本足ベースのカバーを取付します。
全て取り付けるとこんな感じです。
真ん中の穴にシリンダーとシリンダーカバーを取付します。
ここまで来たらあとはシリンダーとシリンダー固定台の穴を合わせて完成です。
組立ては割と簡単なので一人でも2、30分くらいでできるんではないでしょうか。
僕は写真を撮りながらでも40分くらいでできたと思います。(計ったわけではないです)
もちろんこのまま使用して問題ないんですが、せっかくなので付属のヘッドレストとランバーサポートも取付してみたいと思います。
ヘッドレストは背もたれ部の背面でクリップ?のようなもので固定するか、上から被せるだけでも大丈夫です。
ランバーサポートは背もたれ部の背面でバックルで固定します。
二つを取り付けるとこんな感じになります。
見た目的にはこの方がゲーミングチェアって感じでかっこいいですね!
いいですねぇー。
個人的に赤黒とか青黒って好きなんですよね。
グレード的にはスタンダードなモデルですが、見た目的には100点満点かなと。
3.DXRのリクライニングとアームレストについて
まずDXRのリクライニング機能について見ていきます。
座面を上まで起こした状態がこんな感じです。
続いて限界まで倒すとこんな感じです。
二つの写真を並べてみます。
DXRACERは全てのモデルがリクライニング角度が135度となっていて、座った状態で後ろに体重をかけると+15傾斜して合計150度傾きます。
他のメーカーのゲーミングチェアは180度くらいリクライニングできるものもあるのでこの点がDXRACERと他のゲーミングチェアとの違いの一つです。
安全基準の厳しいヨーロッパの一部地域では、万が一の転倒に備えて高い傾斜のリクライニングが制限されているため、それに合わせた仕様になっているようです。
個人的には150度でも休憩には十分といった感じなんですが、購入の際は一応覚えておきましょう。
続いてアームレストを見てみます。
硬そうに見えるアームレストですが、実は指で強く押すと凹むくらいの少しクッション性のある素材でできているため、長時間肘を置いても痛くなることはありません。
PCゲーマーの方はアームレストに肘を置いてキーボードなどを操作することが多いと思いますのでここは非常に良いポイントだと思います。
また、アームレストの高さも調整可能になっているため使用者の体格やデスクの高さに合わせて無段階の調整が可能です。
個人的にはデスクとフラットか、アームレストが少し低くなるくらいにするのがおすすめです。
「アームレストなんて別にどうでもいいよ」とか思っている方もいるかもしれませんが、こうして高さ調整ができるゲーミングチェアって本当に便利なんですよ。
4.実際にゲームと仕事で使ってみた感想
普段僕が仕事やゲームをしている部屋に実際に設置し、数日間使用してみました。
DXRはスタンダードなサイズで、座面の奥行きがそれほど広くないため僕の場合はランバーサポートを外した方がしっくりきました。(僕は身長172cmです)
正直に言うと、僕は今まで5万円以上する他社のゲーミングチェアに座っているため「DXRACERでも下のグレードのやつだと座り心地はイマイチかなぁ」なんて想像していたんですが、実際に座ってみると予想以上の座り心地で長時間の作業やゲームもかなり快適です。
ちなみにアームレストは先ほども言った通りデスクとほぼフラットになるようにして使用しています。
作りがしっかりしているためガタつきやギシギシ音もなく、今のところなんの問題もなく使用できています。
Amazonでは既にレビュー数が200を超え、星の数が4.1とかなり高評価なため前々から気になってはいたんですが、今回実際に使用してみて人気の理由にも納得です。
DXRACER DXRの総評
人気ゲーミングチェアブランドでありながらDXRはかなり高コスパだと思います。
価格も30,000円以下で買えますし、座り心地と見た目は本当にいいですからね。
ファブリック生地を採用しているため見た目の高級感ではPUレザーを採用した他モデルには劣るかもしれませんが、価格を考えるとバランスがいいのではないでしょうか。
もしPUレザーがよかったり、少し大きめのサイズのものが欲しいという方は他のモデルについても是非チェックしてみてください。
DXRACER DXRはエントリーモデルとしては非常にバランスのとれた優秀なゲーミングチェアだと思いました。
DXR
DXZ
DX-57
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。
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