どうもさっさんです^^
以前DXRACERのフォーミュラシリーズ(DXR)・レーシングシリーズ(RV-131)・ドリフティングシリーズ(DX-03)をレビューしたんですが、今回はキングシリーズ(DXK-06)をレビューしていきます。
- 1.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』について
- 2.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』開封の儀&組立て
- 3.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』の機能性をチェック
- 4.DXRACER フォーミュラシリーズ(DXR)との比較
- 5.実際に仕事とゲームで使ってみた感想
- 6.DXRACER 4モデルを動画でレビュー
1.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』について
DXRACERはアメリカやヨーロッパで非常に人気の高いゲーミングチェアブランドなのですが、最近では世界的にe-sportsの人気が高いことや、PUBGやフォートナイトの人気でキーボード・マウスを操作するためにデスクとイスを用意する方が増えたことなどから日本でも人気が高まっています。
実は一口にDXRACERと言ってもグレードがいくつも存在することをご存知でしょうか。
▼公式サイトの左側にグレードが記載されていて、今回はDXRACERの中でも上位グレードのキングシリーズ(DXK-06)をレビューしていきます。
- DXRACERの中でも大型のモデル
- PUソフトレザー製
- 座面チルト機能搭載
- 上下、左右、前後、首振り機能を兼ね備えた最上級4Dアームレストを使用
- アルミ製キャスターベース
- 7.5cmウレタン樹脂製ビッグキャスター
- 身長180~190cm推奨
- 59,800円
アームレストの違いについて
DXRACERにはモデルによって1Dスタンダード、1Dワイド、3Dアームレスト、4Dアームレストがあり、それぞれの違いについては下記のとおりです。
- 1Dはスタンダードとワイドでアームレストの幅が異なり、高さ調節機能が搭載されています。
- 3Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能が搭載されています。
- 4Dは高さ調整、前後スライド、首振り機能、左右幅調節機能が搭載されています。
DXRACERプロモーション動画
東京ゲームショー2017出展動画
2.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』開封の儀&組立て
▼こちらがDXRACERのキングシリーズ(DXK-06)が入った箱です。
写真では伝わりにくいと思いますがかなり大きいです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- 背もたれ部
- 座部
- ヘッドレスト
- ランバーサポート
- シリンダーベース
- サイドカバー
- キャスターベース
- キャスターベースカバー
- サイドレバー
- シリンダー
- シリンダーカバー
- 工具類
- キャスターベースカバー取付パーツ
- キャスター
- 説明書
それでは早速組み立てていきます。
▼まずは座部に背もたれ部を取り付けます。
背もたれ部に元々ついてあるネジを一度取り外し、座部の取付部に合わせて再度ネジでとめます。
▼取り付けるとこんな感じになります。
▼続いてサイドカバーを取り付けます。
写真は片側ですが反対側にも取り付けます。
▼これだけでもゲーミングチェアとして使えそうな感じがしますね。(実際はつかえませんよw)
▼座部の底面にシリンダーベースを取り付けるので裏返しに置きます。
▼赤いフレーム部分に元々ついているネジを一度取り外します。
この時取り外したネジが座部の隙間に入り込む可能性があるのでしっかり抑えながら取り外しましょう。
▼丸い筒状のでっぱりが前側に来るようにシリンダーベースを ネジ穴とフレームのネジ穴を重ねてネジどめします。
取り付け方向に注意が必要です。
▼続いてメッキの棒部分にサイドレバーを取り付けます。
サイドレバーの取付穴の溝をメッキの棒の出っ張りに向きが合うように差し込む必要があります。
サイドレバーは上の写真のように楕円になっている方が前側を向くように取付します。
これで座部より上側は完成です。
▼次は座部より下側を組み立てていきます。
▼まずはキャスターベースカバーに取付用のパーツをはめ込みます。
▼続いてパーツをはめ込んだキャスターベースカバーをキャスターベースに取り付けます。
▼5つ全て付け終わったらキャスターを取り付けていきます。
▼キャスターベースを裏返してキャスターの取付部分を穴にまっすぐ押し込みます。
▼5つ取り付け終わったらシリンダーとシリンダーカバーを取り付けます。
▼これらは穴にはめるだけなので簡単です。(力を入れて押し込む必要はありません)
▼これで上下それぞれが完成しました。
▼最後にシリンダーベースの穴にシリンダーをはめ込めば完成です。
▼これだけでももちろん使用可能ですが、せっかくなのでヘッドレストとランバーサポートも取り付けてみます。
▼ヘッドレストの取付方は2種類で、付属のクリップのようなもので固定する方法と上から被せる方法があります。
それぞれ取り付けたヘッドレストの高さが異なるため自分の身長に合わせて取付するといいでしょう。
ランバーサポートは背もたれ部の後ろでバックルでとめます。
▼ヘッドレストとランバーサポートの取付が完了しました。
見た目はこちらの方がゲーミングチェアって感じがしますね。
白のゲーミングチェアは初めてですが爽やかでかっこいいなぁ。
3.『DXRACER キングシリーズ(DXK-06)』の機能性をチェック
リクライニング
DXRACERは全てのモデルがリクライニング角度135度で、座った状態で後ろに体重をかけると座面が+15度傾斜して合計150度傾くようになっています。
また、レーシングシリーズ RV-131、キングシリーズDXK-06、クラシックシリーズCA-120FTは座面が傾斜した状態で固定できる座面角度調整機能を搭載しています。
▼通常時と座面を傾斜させて固定した状態を比較
他のメーカーのゲーミングチェアは180度くらいリクライニングできるものもあるので、この点がDXRACERと他のゲーミングチェアとの違いの一つです。
安全基準の厳しいヨーロッパの一部地域では、万が一の転倒に備えて高い傾斜のリクライニングが制限されているため、それに合わせた仕様になっているようです。
まあ合計150度と言ってもこれだけ倒れれば休憩には十分ですけどね。
気持ちよく昼寝もできちゃいますよ。
アームレスト
▼高さ調整
▼前後スライド
▼左右幅調整
▼首振り機能
キングシリーズに搭載されているのは『4Dアームレスト』というDXRACERの中で最上位グレードのものです。
他のグレードは高さ調整しかできないものもあり、個人的にはそれでも十分便利だと思っていましたが、やはり角度や幅まで変えれるのはいいですね。
キーボードとマウスでゲームをプレイしている方はデスクとアームレストの高さをフラットにして、肘をアームレストに置いてキーボードやマウスを操作できるので非常に便利ですよ。
ちなみにアームレストは硬そうに見えますが、実は押すと凹むくらいクッション性のある素材でできているので長時間肘を置いても痛くなることはありません。
座面高さ調整
ちょっと写真ではイメージしにくいかもしれませんが、約10cmの範囲で高さ調整が可能です。
ただ、僕が座ってみたところ座面を一番下にしてもやや高く、ランバーサポート無しで深く腰掛けるとギリギリ足が床につかないくらいでした。(僕の身長は171cmです)
座り心地はかなり快適なんですが、デスクの高さによって人を選ぶかもしれません。
4.DXRACER フォーミュラシリーズ(DXR)との比較
▼サイズ・形状共にスタンダードなモデルとされているフォーミュラシリーズ(DXR)と並べてみます。
パット見た感じで大きさの違いが判りますね。
▼キャスターの大きさが違う
フォーミュラシリーズ(DXR)が直径5cmに対し、キングシリーズ(DXK)はより強度の高い直径7.5cmキャスターを採用しています。
直径5cmだからと言って壊れることもないと思いますが、強度が高いという安心感はありますね。
また、キャスターベースはフォーミュラシリーズ(DXR)がナイロン樹脂製でキングシリーズ(DXK)はアルミ製です。
▼表面の素材が違う
フォーミュラシリーズ(DXR)がファブリック生地(布地)を採用していて、キングシリーズ(DXK)は合成皮革を採用しています。
これはどちらかが優れているということはなく、双方メリット・デメリットがあります。
(例えばファブリック生地は通気性が良く、夏場も蒸れないが汚してしまうとメンテナンスが大変です。対して合成皮革は汚れてもさっと拭けばいいですが、夏場は蒸れやすいです)
僕個人の意見とすると、見た目の質感が高い合成皮革の方が好きですね。
▼搭載されているアームレストが違う
フォーミュラシリーズ(DXR)は1Dアームレストなのに対し、キングシリーズ(DXK)は4Dアームレストを使用しています。
冒頭でもアームレストの違いに触れましたが、これは4Dアームレストの方が間違いなく優れています。
▼座部・背もたれ部の大きさの違い
写真でもわかる通りフォーミュラシリーズ(DXR)よりもキングシリーズ(DXK)の方が一回り大きいです。
僕はフォーミュラシリーズ(DXR)でも十分快適ですが、身長が高く体格のいい方だと少し狭いかもしれません。
そういった方にはキングシリーズ(DXK)の方が適しているでしょう。
▼座面の高さの違い
先ほども記載した通り、キングシリーズ(DXK)は座面を最低にしてもやや高いです。
対してフォーミュラシリーズ(DXR)は丁度いいと思える範囲で調整可能なので、一般的なデスクにはフォーミュラシリーズの方が適していると思います。
5.実際に仕事とゲームで使ってみた感想
実際に僕が普段仕事やゲームをしている部屋で数日間使用してみました。
今までDXRACERは(キングシリーズを含めて)4つ使用しましたが、他のモデルよりも座面が分厚く全体的にサイズが大きいため、単純に座り心地はキングシリーズ(DXK)が最もいいですね。
また、座面を傾けたまま固定できるため、それができないモデルと違って快適に休憩や昼寝ができます。
僕は一日何時間も(だいたい10時間以上は)パソコンに向かっているため、この座面を固定できるというのはかなりありがたい機能です。
ただ、先ほども言った通り座面の高さは一番低くしてもやや高く感じました。
ちなみに僕は高さ70.5cmのデスクを使用しています。
一般的なデスクの高さは70cmくらいだと思うので、「座面が高い」と感じる人は多いのではないかと思います。
逆にキングシリーズで気になる点はそのくらいしかないので、高さのあるデスクや昇降機能付きデスクを使用している方ならかなり快適に使用できると思います。
DXRACERの中でも上位グレードなため価格も59,800円と高めですが、条件の合う方には最高のゲーミングチェアと言えるような素晴らしい製品だと思います。
- 高さのあるデスクや昇降機能付きデスクを使用している方
- 最高の座り心地を求める方
- 大柄な方
- ゲーミングチェアで昼寝をしたい方
- ファブリック生地より合成皮革を好む方
6.DXRACER 4モデルを動画でレビュー
今までレビューしたDXRACER 4モデルのレビュー動画をアップしました。
シリーズごとの違いや座り心地、注意点についても触れていますのでDXRACER検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^