どうもさっさんです^^
今回はCORSAIRのワイヤレスゲーミングキーボード『K63 Wireless』と、K63 Wireless専用アクセサリ『K63 Wireless Gaming Lapboard』をレビューしたいと思います。
- 1.『K63 Wireless』とは?
- 2.『K63 Wireless』&『K63 Wireless Gaming Lapboard』開封の儀!
- 3.フルサイズキーボードとのサイズ比較
- 4.専用ソフト『iCUE』でカスタマイズしてみる
- 5.実際にゲームで使ってみた感想
- 5.K63 WirelessとK63 Wireless Gaming Lapboardを組み合わせて使ってみた!
1.『K63 Wireless』とは?
K63 Wirelessは2018年2月19日にCORSAIRから発売された日本語配列のテンキーレスワイヤレスゲーミングキーボードで、2017年4月29日に発売された『K63 Compact』をワイヤレス化した製品です。(バックライトの色やリストレストの追加など変更された点もあります)
キースイッチはCherry MX Redを採用しているため、軽くスムーズなタイピングと反応の速さを実現しています。
100%アンチゴースト・Nキーロールオーバー対応で、全てのキーの同時押しに対応しているため、あらゆるゲームジャンルで使用することができます。
無線接続は2.4GHzワイヤレスだけでなくBluetoothでも行えるため、「iPadでちょっと使いたい」なんて場合にも対応することができます。
もちろん有線接続にも対応しているためデスクトップPCで繋ぎっぱなしで使うことも可能です。
バッテリー持続時間はバックライト使用時で約15時間、バックライト非使用時は最大75時間とかなり長めで、『K63 Wireless Gaming Lapboard』と組み合わせることでリビングのソファーでくつろぎながらゲームをプレイするなんてこともできちゃいます。
- Cherry MX Red採用メカニカルキーボード
- 日本語配列
- テンキーレスのコンパクトデザイン
- 100%アンチゴースト・Nキーロールオーバー
- 2.4GHzワイヤレス・Bluetooth・有線での接続が可能
- 長時間持続バッテリー搭載(最大75時間)
スペック
2.『K63 Wireless』&『K63 Wireless Gaming Lapboard』開封の儀!
▼まずはK63 Wirelessから開封していきます。
▼中身を全て並べてみます。
K63 Wireless 内容物一覧
- キーボード本体
- リストレスト
- USBケーブル
- USBワイヤレスレシーバー
- USBアダプタ
- 説明書
- 保証説明書
- 保証ガイド
▼キーボードを詳しく見てみましょう。
やはりテンキーレスキーボードなのでかなりコンパクトです。
僕はこうして記事を書くのにテンキーは必須となっていますが、ほぼゲームでしか使わないという方にはこちらの方がいいかもしれません。
▼黒をベースとしていますがキースイッチ周りは青になっています。
▼キーボード左奥にはメディアコントロールキーが配置されています。
『半角/全角』キーを見てわかる通り日本語配列です。
海外メーカーのキーボードは英字配列しかないものも多いのでこれはありがたいですね。
▼右奥にはボリュームコントロール・ミュートキーが配置されています。
使ってみるとわかりますが手元でPCのボリュームを調整したり、とっさにミュートにできるのは中々便利です。
▼中央奥にはバックライト調整キーとWindowsキーロックが配置されています。
後述しますがWindowsキーロックは専用ソフトの『iCUE』でロックするキーを変更することも可能です。
▼さらに奥側を見ると電源スイッチとmicroUSB端子があります。
▼キートップを外すとCherry MX Redが顔を出します。
僕はCherry MXの青軸と茶軸は持っているんですが赤軸は初めてだったのどんな感じか非常に楽しみです。
使い心地については後述します。
▼自由に取り外し可能なリストレストが付いています。
こちらはプラスチック製です。
▼リストレストを取付してみます。
キーボードとリストレストを両方裏返し、爪のような部分をはめ込むだけなので取付は非常に簡単です。
▼取付が完了しました。
取り外しは爪のような部分をつまんで引っ張るだけなので簡単でした。
▼続いてK63 Wireless Gaming Lapboardを開封します。
▼中身を全て並べてみます。
K63 Wireless Gaming Lapboard 内容物一覧
- ラップボード本体
- 保証ガイド
- 説明書
- 交換用固定タブ
- 交換用固定フック
- WARRANTY AGAINST DEFECTS(直訳すると欠陥に対する保証)
ラップボード本体を詳しく見ていきましょう。
▼右側にマウスパッドが配置されています。
表面は布製になっています。
大きさは幅26.5cm 奥行き21.5cmくらいでした。
▼キーボード装着部手前にはリストレストが埋め込まれています。
K63 Wirelessのリストレストはプラスチック製でしたがこちらはゴム製です。
▼裏面を見てみます。
全面に低反発クッションのようなものが付いています。
▼押すとプニプニしていて気持ちいい感触です。
長時間硬いものを膝や太ももに乗せておくのはさすがに痛くなりそうなのでこれなら安心です。
それではK63 Wirelessに取付してみたいと思います。
▼キーボード装着部分にK63 Wirelessをはめ込みます。
▼奥に固定タブがあるので、キーボード本体を少し持ち上げて押し込むのが取付のコツです。
▼固定タブにしっかりはまったら今度は上部の固定フックでしっかりと固定します。
こちらは穴に向けて倒すだけなので非常に簡単でした。
▼K63 Wirelessとラップボードの取付が完了しました。
取り外しも簡単で、リビングでプレイし終わったら今度は自室でがっつりプレイなんてのもいいですね。
3.フルサイズキーボードとのサイズ比較
僕は普段CORSAIRのK95というフルサイズキーボードを愛用しているので、K63 Wirelessとのサイズ比較を行ってみたいと思います。
▼リストレストを取り外して並べてみます。
上から見てみると結構大きさが違いますね。
小さめのデスクを使っている方はK63 Wirelessならかなりスペースの節約になると思います。
逆に大きめのデスクを使っていて、「特に無線である必要がない」という方ならK95は非常にいいキーボードなのでおすすめですよ。
僕が使っているのは茶軸で、青軸ほどではないもののタイピングしていて心地いいです。
USBパススルーポートや、左側にあるマクロキーが非常に便利です。
気になった方は是非一度チェックしてみてください。
4.専用ソフト『iCUE』でカスタマイズしてみる
そのままでも使用することができますが、バックライトやWindowsキーロックの設定を変更するのであれば、CORSAIR公式サイトから専用ソフトである『iCUE』をダウンロードしましょう。
▼iCUEをダウンロードして起動しました。
上の画像で左下に↓が出ています。
本来であればここをクリックするとファームウェアアップデートをすることができるんですが、僕の場合なぜか最後に「アップデート失敗」とでてしまい、ファームウェアアップデートを完了することができませんでした。
今のところ特に問題なく使えているので別にいいのですが、できれば改善してほしい所です。
▼K63 Wirelessの設定を開きました。
アクションタブではキーのリマップなどができるようなんですが、僕はデフォルトで使用しています。
▼照明効果を開いてみます。
ここではバックライトの光り方をカスタマイズすることができます。
どれも非常にきれいなので、たまには変えて楽しむのもいいかもしれませんね。
▼パフォーマンスではWindowsキーロックの動作を変更することができます。
デフォルトでは押したときにWindowsキーがロックされますが、5つの選択肢から無効化する項目を変更することができます。
ゲーム用途であればデフォルトのWindowsキーで問題ないと思います。
必要な場合のみ変更しましょう。
5.実際にゲームで使ってみた感想
数日間主にPUBGとフォートナイトで使ってみました。
PCにUSBワイヤレスレシーバーを接続し、キーボードの電源を入れるとすぐに使用することができました。
上の画像に一緒に写っているワイヤレスゲーミングマウスの『Dark Core RGB SE』とワイヤレス充電対応マウスパッド『MM1000 Qi Wireless Charging Mouse Pad』もレビューしていますのでそちらの記事も是非ご覧ください。
▼電源が入るとバックライトが青く点灯します。
このキーボードはバックライトの色こそ変えることはできませんが、それでも見た目はかなりかっこいいと思います。
僕はゲーミングキーボードを10個くらい持っていますが、見た目はK63 Wirelessが一番好きですね。
キーの押し心地についてですが、Cherry MX Redは押したときのクリック感がないのが特徴なので、使う前は「もしかしてよくPCを買ったときについてくるキーボードみたいな軽くて安っぽい押し心地かな?」なんて思っていたんですが、実際は少し重みを感じるくらいには反発力があり、安物のキーボードとは一味違います。
確かにクリック感がなく、カタカタとスムーズにタイピングすることができ、使っていて非常に気持ちいいです。
Cherry MXはどのキースイッチもしっかりとした作りで個人的にはかなり気に入っています。
最近ではゲーミングメーカー各社から独自スイッチを採用したキーボードが発売され、僕自信もLogicoolのRomer-Gタクタイルや、Razerの緑軸を使ってはみたんですが、「Cherry MXにはどれも1歩及ばないな」という印象を受けました。
現在Cherry MXを採用しているメーカーももしかしたら将来的には独自キーを採用するのかもしれませんが、個人的にはCherry MXも継続してラインナップしてほしいと思います。
タイピング音に関してですが、青軸・茶軸よりはもちろん静かです。
ただ、全然音がしないということではなく、キーを押して下にぶつかる音は確実に聞こえるので、「赤軸ならかなり静かだろう」と思って買うと意外とうるさいと感じるかもしれません。
まあ僕は全然気にならないレベルですが。
K63 Wirelessは全体的に見てもかなり完成度の高いキーボードなのでないでしょうか。
デスクトップPCで使うもよし、リビングで友達とわいわい使うのも良し。
僕はこうしてレビュー記事を書く際、短所についても気が付いたら正直に書くようしているんですが、K63 Wirelessについては特に短所が見当たらない理想的な製品だと思います。
- 見た目がかっこいい
- 有線・無線両方で使えるのが便利
- テンキーレスでコンパクト
- リストレストが取り外し可能
- メディアキーやWindowsキーロックが便利
- 専用ソフトでバックライトなどのカスタマイズが可能
- 特になし
5.K63 WirelessとK63 Wireless Gaming Lapboardを組み合わせて使ってみた!
K63 WirelessとK63 Wireless Gaming Lapboardを使ってどんな感じでゲームをプレイできるか実際に試してみました。
ラップボードを使用するには必然的にマウスとヘッドセットもワイヤレスにする必要があり、マウスはDark Core RGB SE、ヘッドセットはHS70を使用しています。
(延長ケーブルなどで有線で使用することも可能ではありますが、やはりワイヤレスデバイスで統一した方が快適だと思います)
プレイしたゲームはPUBGです。
正直やる前は「デスクで慣れてるとちょっとやりにくいかな」と思っていたんですが、意外と普通にプレイすることができました。
まずはソファーに座って試してみたんですが、僕の場合体勢的には普段とそこまで変わらない感じでプレイすることが可能でした。
ただ、寄りかかった状態ではなく背筋を伸ばした状態でプレイしたためいつもよりは少し疲れやすかったです。
また、この製品は基本的にソファーやイスに座ってプレイするのを前提としているんだと思いますが、床にあぐらで座った状態でも膝にのせて使うことができました。
特に窮屈を感じることはなかったので長時間でも問題なくプレイできるんではないでしょうか。
気分転換にリビングの大画面でプレイしたり、友人が遊びに来た時に交代でプレイしたいなんてときには重宝する製品ではないかと思います。
ただ少し気になった点として、裏面のクッション材が常に膝や太ももにくっついているため、夏場にクーラーのない部屋だと蒸れやすいと思います。
また、付属のマウスパッドがそんなに大きくないためローセンシの方だとやや厳しいかなという感じです。
個人的にはその二つ以外は特に気になる点はありませんでした。
K63 Wirelessを買うなら一緒に購入して使ってみるのも面白いと思いますよ。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました^^
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