どうもさっさんです^^
以前レビューしたGeChicのモバイルモニター「On-Lap 1305H」の後継機で、USB Type-Cケーブル1本で給電と映像入力が可能なモデル「On-Lap 1306H」が発売されました。
今回はそのOn-Lap 1306Hのサンプル品をテックウインド株式会社様よりお送りいただいたのでレビューしていきます。
On-Lap 1305Hのレビュー記事はこちら↓
On-Lap 1306Hについて
On-Lap 1306Hとは、2019年9月20日に日本国内で発売されたGeChicの13.3インチのモバイルモニターで、テックウインド株式会社が販売代理を行っています。
僕は冒頭でも記載したOn-Lap 1305Hも使っていて、薄くて軽いため持ち運びが苦にならず、IPS液晶がきれいで13.3インチとコンパクトながらも視認性が高く、ノートPCと組み合わせて使うと非常に便利です。
ただ、On-Lap 1305HはUSB Type-Cでの給電と映像入力に対応していないため、付属の特殊ケーブルを使う必要がありました。
On-Lap 1306Hではその点が改善され、USB Type-Cケーブル一本で給電と映像入力が可能になり、接続が簡単かつ見た目がすっきりしています。
最近ではUSB Type-C出力を備えたノートPCが多く販売されるようになったので、出張先やカフェなどで仕事をする際にはOn-Lap 1306Hと組み合わせて使うと便利そうですね。
- 本体重量670g、厚さ1cm未満の軽量コンパクト設計
- 視認性の高いIPS液晶
- USB Type-Cケーブル1本で給電と映像入力が可能
- 付属の特殊ケーブルでHDMIでの映像入力に対応
スペック
製品名 | On-Lap 1306H |
---|---|
製品画像 | |
ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
バックライト | LED |
パネル | IPS |
解像度 | 1920x1080 フルHD |
輝度(標準値) | 300 cd/㎡ |
コントラスト比(標準値) | 800:01:00 |
視野角(水平/垂直) | 170°/170° |
最大表示色数 | 1677万色 |
応答速度(標準値) | 12.5ms |
ブルーライト低減機能 | あり |
タッチパネル | なし |
映像入力 | USB Type-C(DP Alt Mode) Micro HDMI×1 |
音声出力 | ヘッドホン端子(3.5mm) |
HDCP対応 | ○ |
内蔵バッテリー | なし |
電源仕様(最大輝度設定時) | 5V-1.6A |
本体サイズ(幅×高さ×奥行mm) | 320x203x9 mm(本体) 325x214x15.4 mm(カバースタンド収納時) |
重量 | 670g(本体) 265g(カバースタンド) |
発売日 | 2019年9月20日 |
価格(2019年9月20日現在Amazon出品価格) | 34,167円 |
On-Lap 1306H 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- On-Lap 1306H本体(背面カバー装着済)
- ユーザーガイド
- マジックテープバンド
- USBアダプター
- USB Type-Cケーブル(1.0m)
- HDMI to micro HDMIケーブル(1.2m)
- USB A to USB-C 電源ケーブル (1.2m)
▼それではOn-Lap 1306H本体を詳しく見ていきましょう。
カラーはグレーでベゼルはやや太めですが、質感はなかなか高いと思います。
▼上の画像では背面カバーが付いた状態ですが、上部のストッパーをスライドすることで簡単に外すことができます。
▼背面カバーを外した後にOn-Lap 1306Hを裏返しにしてやることで持ち運びの際にディスプレイに傷がつくのを防止することができます。
▼背面カバーの裏側はこんな感じです。
▼中央の黒い部分はマグネット式のスタンドになっていて、引き起こすだけで使用可能です。
▼角度はこんな感じで調整できます。
▼On-Lap 1306Hの左側の端子を見てみましょう。
上の画像で左がMicro HDMI、右がUSB Type-Cとなっています。
先ほども記載した通りOn-Lap 1306HはUSB Type-Cケーブル一本で給電と映像入力が可能になっていますが、USB Type-Cでの映像出力に対応していないPCやゲーム機との接続用としてMicro HDMI端子を搭載しています。
▼右側はこんな感じです。
電源ボタンや設定変更、音量や輝度調整のボタンとヘッドホンジャックが配置されています。
▼続いて付属品を見ていきます。
こちらはUSB Type-Cケーブルで、長さは1mです。
▼こちらはHDMI to Micro HDMIのケーブルです。
Micro HDMIを採用している製品はあまり多くないので製品に付属しているのはありがたいですね。
▼こちらは給電用のケーブルで、USB Type-A2つを使って給電し、USB Type-C側をOn-Lap 1306H本体に差し込む仕組みです。
▼付属のUSBアダプターの出力は5V2Aです。
▼PCやゲーム機と接続してケーブルが長すぎる場合に使えるマジックテープ式の結束バンドも2本付属していました。
ノートPCと接続して使ってみる
▼On-Lap 1306Hの購入を検討しているほとんどの方はノートPCとの使用を想定しているのではないでしょうか。
僕も外出先で作業をする場合に使いたいと思っていて、まずは自宅で試してみました。
あれ?映らないぞ...
仕様を確認してみると、今回USB Type-Cケーブル1本で接続を試みたASUS X542UAというノートPCはUSB Type-Cからの映像出力に対応していませんでした。
▼ということで付属の給電用ケーブルとHDMIケーブルの2本を使って再度接続してみました。
まぁこれでも個人的には全然問題ないですね。
もちろんUSB Type-Cケーブル1本で接続できた方がいいのはそうなんですが(笑)
▼ちなみに以前レビューしたOn-Lap 1305Hは付属のケーブル1本でHDMI接続ができるので、USB Type-Cでの接続が必要ないならそちらの方が適していると思います。
ただしこれからノートPCを買い替える場合はUSB Type-Cでの映像出力に対応している可能性が高いので注意しましょう。
▼写真なのでイマイチ伝わりにくいとは思いますが、やっぱりIPSパネルはきれいですね。
▼ためしにこの組み合わせでブログを書いてみたんですが、フルHD対応なので小さい文字が読みやすく、15.6インチのノートPCと画面サイズが近いためマルチモニターとして違和感なく使うことができました。
▼今のところまだ外出先や出張先での使用はありませんが、これは活躍が期待できそうです。
ゲームでOn-Lap 1306Hを使ってみた
▼続いてNintendo SwitchをOn-Lap 1306Hに接続してみました。
13.3インチなのでそこまで大きくはありませんが、Nintendo Switchのディスプレイに比べると大きいし解像度が高いため非常に見やすいです。
ただちょっとケーブルが微妙な感じですね...
▼付属のバンドを使って短く束ねてみました。
これでかなり見た目がすっきりしました。
実際にゲームをしてみたんですが、スマブラやスプラトゥーン2といったオンライン対戦型のゲームにおいても表示遅延は気になりませんし、特に問題なくプレイすることができました。
これならお父さんがテレビを見ているときは子供のゲーム用モニターとして、お父さんが出張の間は仕事のお供に、なんて使い方をしてもいいかもしれませんね。
ノートPCでよく仕事をするという方には本当に便利な製品なので是非チェックしてみてください。
On-Lap 1306H
On-Lap 1305H
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。