どうもさっさんです^^
Nintendo Switchでスプラトゥーン2や大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALといった人気ソフトが発売され、いよいよ主要タイトルが出揃ったという感じですね。
そこで、少しでもライバルに差をつけるためにゲーミングモニターの購入を考えている方もいるのではないかと思います。
ということで今回はNintendo Switchの大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALやスプラトゥーン2、フォートナイトといったオンライン対戦型のゲームでゲーミングモニターを使うメリットの解説と、おすすめ製品の紹介をしたいと思います。
1.そもそもゲーミングモニターとテレビの違いって?
少し前まではゲーミングモニターといえば「PCのゲームをやるもの」という認識が強かったと思いますが、最近はPS4やNintendo SwitchなどのCS機でもFPSやTPSの人気が高まっていることから、PCゲームに限らずゲーミングモニターを導入する方が増えています。
FPSやTPSでゲーミングモニターを使う理由は主に一般的なテレビやモニターに比べて応答速度が非常に速いことです。
最近のテレビやモニターはHDMI端子を搭載している製品がほとんどなので、PS4やNintendo Switchを接続するとゲームをすることができるのはもちろんですが、実はゲーミングモニターに比べて遅延が発生してしまっているんです。
オンライン対戦型のゲームでは一瞬の遅れが勝敗に直結してくるので、少しでも有利にゲームをしようとゲーミングモニターを使うというわけです。
もちろん遅延が少なくなることによって有利になるのはFPSやTPSといったジャンルだけでなく、スマブラや格ゲーなどでも有利になります。
Nintendo SwitchはPCやPS4に比べるとユーザーの年齢層が低いようなので、たとえ安いゲーミングモニターであったとしても金銭的に導入の敷居が高く、部屋のテレビでゲームをしているという方が多いのではないかと思います。
PCゲームではすでに使用するのが当たり前になっているため、今からゲーミングモニターを導入しても「有利になる」というよりは「対等な条件で戦えるようになる」という感じだと思いますが、おそらくテレビでゲームしている方が多いであろうNintendo Switchならゲーミングモニターの導入で「有利になる」ことが多いのではないかと思います。
2.Nintendo Swichで高リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターは必要?
「フレームレート」という言葉は割と耳にすることがあるかもしれませんが、「リフレッシュレート」言葉はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
この2つの違いを簡単に整理してみます。
フレームレート
ゲーム映像というのは静止画が何回も切り替わってなめらかな映像として見える仕組みになっています。
フレームレートというのは、その画像が1秒間に何回切り替わるかを表す単語で、例えば1秒間に60回画像が切り替わるのなら60フレーム又は60fpsと言います。
ハイスペックなPCになると100や200を超える非常に高いフレーム数でゲーム映像を出力することができますが、CS機は低コストで大量生産する必要があることから、10万や20万円もするPCに比べるとスペックが低く、ゲームタイトルや場面によっても異なりますが60fpsが上限となっています。
リフレッシュレート
フレームレートがPCやCS機側から出力される映像のフレーム数を表しているのに対し、リフレッシュレートというのはモニター側で1秒間に何回画像を切り替えることができるかを表します。
また、フレームレートは「60fps又は60フレーム」と表記することが多いですが、リフレッシュレートは「60Hz」と表記します。
ハイスペックPCを使っていて例えば100fpsで映像を出力できたとしても、モニター側が最大60Hz対応の製品であれば、1秒間に60回画像が切り替わる映像でゲームをプレイすることになります。
逆に高リフレッシュレート(144Hzや240Hz)対応モニターにPS4やNintendo Switchをに接続しても、ハード側から60フレームで出力されるため、表示されるのは1秒間に60回画像が切り替わる映像ということになります。
以上のことからCS機では高リフレッシュレートに対応したモニターを使うメリットはないということになります。
ただし、ゲーミングモニターをCS機だけでなくPCでも使いたいという場合や、今後購入する可能性があるのであれば高リフレッシュレートに対応したモニターを買うのもありだと思います。
3.複数のハードを接続するならHDMIやDisplay Portの数にも注意しよう
例えばゲーミングモニターを「Nintendo Switchで使おう」と思っていても、買った後でPS4やPCでも使いたくなることもあるでしょう。
そうなったことを考えてゲーミングモニターを選ぶ際にはHDMIやDisplay Portがいくつ付いているかをしっかり確認しておきましょう。
個人的にはHDMIが2つ以上でDisplay Portも搭載している製品がおすすめです。
それならNintendo SwitchとPS4をHDMIで接続し、Display PortでPCを接続するといった使い方が可能です。
4.Nintendo Switchにおすすめのゲーミングモニター紹介
I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC251TB
- 画面サイズ:24.5インチ
- 解像度:1080p
- 応答速度:0.8ms
- 接続端子:HDMI×2・Display Port×1・D-Sub×1
- スピーカー搭載
- VESAマウント対応
日本のPC周辺機器メーカーであるI-O DATAのゲーミングモニターです。
他メーカーの製品は応答速度が1msの製品が多い中、0.8msの製品を投入してきました。
さらにHDMIを2つとDisplay Portを搭載しているため、複数のゲーム機やPCを接続することができて便利です。
VESAがあるため壁掛けやモニターアームも使用することができ、しかも価格は控えめという非の打ち所がないゲーミングモニターです。
Acer KG251QGbmiix
- 画面サイズ:24.5インチ
- 解像度:1080p
- 応答速度:0.7ms
- 接続端子:HDMI×2・D-Sub×1
- スピーカー搭載
- VESAマウント対応
- 照準表示機能
こちらはAcerのゲーミングモニターです。
I-O DATAの応答速度を上回る0.7msを実現したのが特徴です。
HDMI端子を2つ搭載していますが残念ながらDisplay PortはありませんのでPCで使う予定がある方は注意が必要です。
VESAマウント対応で壁掛けやモニターアームの使用に対応しています。
ASUS VG255H
- 画面サイズ:24.5インチ
- 解像度:1080p
- 応答速度:1ms
- 接続端子:HDMI×2・D-Sub×1
- スピーカー搭載
- VESAマウント対応
- 照準表示機能
こちらはASUSのゲーミングモニターです。
応答速度1msで、HDMIを2つとD-Sub端子を搭載しています。
照準表示機能も搭載しているためFPSなどにはおすすめですが、スマブラや格ゲーメインであればこのモニターのメリットが薄くなってしまいます。
また、価格が約25,000円と少し高いのもネックです。
特に理由がなければ先ほどの2つの方がおすすめです。
ASUS VX248H
- 画面サイズ:24インチ
- 解像度:1080p
- 応答速度:1ms
- 接続端子:HDMI×2・D-Sub×1
- スピーカー搭載
こちらはASUSの下位モデルのゲーミングモニターです。
照準表示機能とVESAマウントには対応していません。
ASUSモニターが欲しいけど価格は抑えたいという場合はこちらがおすすめです。
BenQ GL2460BH
- 画面サイズ:24インチ
- 解像度:1080p
- 応答速度:1ms
- 接続端子:HDMI×1・D-Sub×1・DVI
- スピーカー搭載
こちらはプロゲーマーがよく使っていたり、大会に採用されることが多いBenQ製のゲーミングモニターです。
HDMI端子は1つですがDVI端子も搭載しているのが特徴です。
最近ではあまり使われなくなりましたが、どうしてもDVIを使いたいという場合はこちらがおすすめです。
また、価格が約15,000円と安いのが魅力です。
まとめ
FPSやTPS用であれば応答速度の他に照準表示機能や、くらい所を見やすくするなどの付加機能についても重要になりますが、スマブラや格ゲー用であれば単純に応答速度を重視するのがいいと思います。
接続端子やスピーカーの有無についても後で後悔しないように必ずチェックするようにしましょう。
今回の記事は以上になります。
お読み頂きありがとうございました。
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