どうもさっさんです^^
2018年4月にiPhone 8を買って約1年5か月ほど使いました。
2019年モデルのiPhoneが発売すればiPhone 8は二世代前のモデルということになるため、今年は新型に買い替えようと思っていたんですが、Androidで「Zenfone 6」という非常に魅力的な端末が発売され、我慢できずにポチってしまいました。
ということで本記事ではASUSから新たに発売されたZenfone 6をレビューしていきます。
- ASUS Zenfone 6について
- Zenfone 6 開封&外観チェック
- AntutuでZenfone 6のベンチマークを測定
- Zenfone 6のカメラを使ってみた
- 数日間Zenfone 6を使った感想
ASUS Zenfone 6について
Zenfone 6とは、2019年8月23日にASUSから発売されたAndroid搭載スマートフォンです。
ディスプレイは6.4インチのIPS液晶で2,340×1,080ドット、プロセッサーはCPUにSnapdragon 855でGPUにAdreno 640を搭載し、これは2019年モデルのGalaxyやXperiaと同じ非常に高性能なものを採用しています。
ただ、僕がAntutuでベンチマークを測定したところ、AIブーストという処理能力を向上させる機能を使わなくてもGalaxyやXperiaよりもスコアは高かったです。(ちなみに僕はZenfone 6のメモリ8GB/ストレージ256GBモデルを買いました)
また、Zenfone 6最大の特徴はフリップ式のデュアルカメラを採用したところでしょう。
メインは4,800万画素のソニー製センサーを使ったカメラで、もう一つは1300万画素の広角カメラです。
従来のスマホはそれに加えてアウトカメラよりも性能の低いインカメラを搭載していましたが、Zenfone 6は自撮りをする際にアウトカメラがフリップするため、どんな撮影場面においても最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
ちなみに僕がZenfone 6購入を決めた最大の理由がこのカメラを採用しているからで、屋外で気軽に撮影したいときなんかはわざわざカメラを持ち歩く必要がなくなるのではないかと期待しています。
- Snapdragon 855・Adreno 640の超ハイスペック構成
- フリップ式デュアルカメラ
- 大容量5,000mAhバッテリー
- 最新のUSB Type-C端子採用
- ミッドナイトブラック・トワイライトシルバーの2色展開
- 大画面6.4インチIPS液晶
- SIMフリー
スペック
製品名 | Zenfone 6 |
---|---|
製品画像 | |
発売日 | 2019年8月23日(トワイライトシルバーのみ8月31日) |
ネットワーク | |
3Gバンド | HSDPA 850 / 900 / 1900(日本バージョン) |
4Gバンド | LTE band 1(2100)、2(1900)、3(1800)、4(1700/2100)、5(850)、7(2600)、8(900)、18(800)、19(800)、26(850)、28(700)、38(2600)、39(1900)、41(2500)、46(5100) (日本バージョン) |
ドコモ(mvno含む) | 4G band19 対応、FOMAプラスエリア3G 対応(例外あり) |
au(mvno含む) | auプラチナバンド 対応、au 3G(CDMA2000) 非対応 |
ソフトバンク・Yモバイル | プラチナバンド完全対応 |
ネットワーク最大速度 | Cat18 1200/150 Mbps |
備考 | VoLTE |
SIMカード | NanoSIM(デュアルSIM、デュアルスタンバイ対応) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
ハードウェア | |
ディスプレイ | 6.4インチIPS液晶 |
ディスプレイ解像度 | 2,340×1,080ドット(アスペクト比:19:5.9) |
サイズ | 159.1 x 75.4 x 9.2mm |
本体重量 | 190g |
カラー | ミッドナイトブラック、トワイライトシルバー |
システム | |
OS | Android 9.0 |
Soc | Qualcomm Snapdragon 855 |
CPU | Kryo 485 8コ 2.84 GHz |
GPU | Adreno 640 |
メモリ | |
RAM | 6GB/8GB |
ストレージ | |
メインカメラ | 48MP |
広角カメラ | 13MP |
その他機能 | |
Bluetooth | Bluetooth 5.0、A2DP、LE、aptX HD |
GPS | A-GPS、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS |
ネットワーク機能 | NFC、FMラジオ |
センサー類 | 指紋認証センサー、加速度センサー、近接センサー、ジャイロ、コンパス、顔認証ロック |
防水機能 | 非対応 |
イヤホンジャック | あり |
スピーカー | ステレオ |
バッテリー | |
容量 | 5,000mAh |
充電 | 18W急速充電(Quick Charge 4.0)、10Wリバース充電(別売りOTGケーブルが必要) |
充電端子 | USB Type-C |
価格(2019年8月29日現在Amazon出品価格) | 6GB/128GB:75,060円 8GB/256GB:89,100円 |
Zenfone 6 8GB/256GB
Zenfone 6 6GB/128GB
Zenfone 6 開封&外観チェック
▼外箱はこんな感じです。
▼中身を取り出し並べてみます。
内容物一覧
- Zenfone 6本体
- Zenfone 6用ケース
- 充電用アダプター
- シリアルナンバー記載ステッカー
- simカードスロット取り出しピン
- 有線イヤホン
- サポート窓口連絡先記載の神
- イヤホン用イヤーチップ
- 充電用USBケーブル
- 製品保証書
- 説明書
▼それではZenfone 6本体を詳しく見ていきましょう。
フロントにカメラがないためほぼ全体がディスプレイになっています。
最近トレンドとなっているノッチデザインは個人的に違和感を感じていたのでこれはありがたいです。
▼右側には電源ボタン、音量切り替えボタン、スマートキーが配置されています。
設定を変更することでスリープ状態からでも音量ボタン2回押しですぐにカメラを起動したり、スマートキーでカメラのライトを起動したりと、色々な機能を割り当てることができるため便利です。
▼上部にはスピーカーやおそらくマイクが配置されています。
下部にもマイクがあるため動画撮影などでステレオマイクとして機能するのでしょうか。
▼左側にはsimカードトレイがあります。
▼simカードスロットはnanosimを最大2枚と、microSDカードを1枚挿入可能です。
▼下部にはイヤホンジャック、USB Type-C端子(充電・データ転送用)、マイク、スピーカーが配置されています。
▼続いて背面を見てみましょう。
▼背面上部にはこのスマホ最大の特徴であるフリップ式デュアルカメラと指紋センサーが配置されています。
フリップカメラの端に気泡が見えますが、これは僕が保護シールを貼る際に失敗したからで、シールを剥がせば正常です。
▼それでは電源を入れてみます。
▼手に持つとこんな感じです。
ちなみに僕は成人男性の一般的な手のサイズだと思います。
▼写真では伝わりにくいと思いますが、Zenfone 6のIPS液晶はかなりきれいだと思います。
ディスプレイサイズが大型ということもあり、動画視聴や電子書籍での読書には適しているでしょう。
▼ただ、大型であるがゆえにホールド感には若干の不安があります。
そこで僕はiRingのバンカーリングを取り付けました。
こちらは一般的なバンカーリングとは違いカードを1枚入れることができます。
都市部に住んでいて通勤通学の際にSuicaを使うような方には便利だと思います。
僕は青森県在住なのでSuicaを使うことはありませんが、スポーツジムの入場にカードが必要で、いちいち財布から出し入れするのが面倒なのでカード収納が可能なこちらを購入しました。
実を言うとバンカーリングを使うのは初めてだったんですが、付けないよりもホールド感がかなり向上しましたし、カード収納機能も予想通りの利便性で買って良かったと思います。

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- メディア: エレクトロニクス
▼付属品についても見ていきましょう。
Zenfone 6にはハードタイプのクリアケースが同梱されているため、特にこだわりがなければわざわざ別売りのケースを用意する必要はありません。
マイナーなスマホはケースの少なさがデメリットになるので、ケースが同梱されるのはありがたいですね。
僕も現在は付属のケースを使用しています。
▼こちらは急速充電対応のアダプターです。
毎回思うんですが、スマホに付属のUSB充電アダプターも市販されている製品のようにUSBを2口にしてくれれば便利なんですけどね。
まぁ付けてくれるだけでもありがたいですが(笑)
▼付属のUSBケーブルはもちろんType-Cです。
▼Zenfone 6にはイヤホンジャックがあるためかASUS純正の有線イヤホンが付属しています。
一応ハイレゾ対応のようですが、見た目が安っぽいためあまり使う気になれません。
最近はワイヤレスイヤホンが普及したため、スマホで音楽を聴くのに有線イヤホンを使っている方をあまり見なくなりましたね。
僕自身もスマホで音楽を聴くならワイヤレスイヤホンかスマホの内蔵スピーカーしか使わなくなりました。
AntutuでZenfone 6のベンチマークを測定
▼Zenfone 6のベンチマークを測定する前に、参考に僕が以前使っていたiPhone 8 256GBモデルのスコアを貼っておきます。
もうすぐiPhoneで2世代古いモデルとなりますが、なかなかのスコアではないでしょうか。
実際使っていて全く動作にストレスがありません。
▼次にZenfone 6のベンチマークスコアです。
iPhone 8の約1.5倍の驚異的なスコアです。
これなら負荷の高い3Dゲームなどでもほとんど不自由することはないでしょう。
▼また、Zenfone 6にはAIブーストという処理速度を高める機能が搭載されているため、その状態でもベンチマークを測定してみました。
通常時よりもスコアが約11,000アップしました。
▼ちなみにこれはAntutuに登録されているスマホのの中で2位という超ハイスコアです。
ただしAIブースト有効時は通常時に比べてバッテリー消耗が速くなると思われるため、僕は無効にして使いたいと思います。(それでも十分な性能だと思います)
Zenfone 6のカメラを使ってみた
▼Zenfone 6のカメラアプリを起動してみます。
アウトカメラとして使うと一般的なスマホと特に変わりません。
▼しかしインカメラに切り替えると背面についているカメラがフリップして内側を向きます。
これはかなり面白い機能ですよね。
実際に使ってみたところ、切り替わる速度には問題ありませんが、カメラがフリップする際の音がちょっと気になりました。
周りがかなり静かなところではインカメラ切り替えの音に注意した方がいいかもしれません。
▼Zenfone 6は48MPのメインカメラと13MPの広角カメラのデュアル構成です。
記事内の写真撮影に使ったPanasonicのGH5を試しに撮影してみましょう。
まずはメインカメラからです。
どうですかこの解像感。
スマホのカメラとしてはかなりいい写りだと思います。
iPhone 8でもかなりカメラ画質がいいと思って使っていたんですが、やっぱり48MPのカメラは伊達じゃないですね。
▼続いてメインカメラと広角カメラの画角の違いを比較してみたいと思います。
メインカメラ
広角カメラ
どちらも全く同じ位置から撮影したんですが、広角カメラは画角が広すぎて撮影ボックスが写り込むほどです。
これは室内で被写体から離れるスペースがなかったり、複数人で自撮りをするような場面では活躍してくれそうです。
ただし、画質に関してはメインカメラの方が圧倒的に良かったです。
広角カメラはなんだかぼやっとした感じで、「これピントあってる?」と疑ってしまいました。
「とりあえず広く写ればいい」というのなら問題ありませんが、例えば僕のレビュー記事内に挿入する撮影には使えないですね。
数日間Zenfone 6を使った感想
僕はAndroidとiPhoneをいったりきたりしてきたんですが、ここ最近はずっとiPhoneだったのでZenfone 6を使う前は操作性に若干の不安がありました。
しかし実際に使ってみるとすぐに慣れました。
Androidが出たころはAndroidにしかないアプリ、iPhoneにしかないアプリがあったりと不自由したこともありますが、現在ではほとんどのアプリが両方でリリースされていますし、ホーム画面の配置を似せることでiPhoneと近い感覚で使うことができます。
ただ、やはり4.7インチから6.4インチに変わると今まで画面の端まで普通に指が届いていたのに両手で操作したり、持ち替えたりしながら操作する場面も出てきます。
もし現在画面が小さなスマホを使っているのであればその辺も覚悟しておいた方がいいでしょう。
次にZenfone 6のレスポンスについてですが、やはりスペックが高いためカクツキやモタツキは一切ありません。
僕はあまりスマホでゲームをしませんが、これならもしゲームをしたとしてもほとんどストレスは感じないのではと思います。
最後にカメラ性能についてです。
屋外や室内、人物や動物の撮影など、色々なシチュエーションでZenfone 6のカメラを使ってみましたが、メインカメラの性能は本当に素晴らしいと思います。
スマホのカメラはどうしてもセンサーサイズの小ささという制約を受けますが、Zenfone 6のカメラはそれを感じさせない素晴らしい写真や動画が撮れます。
今まではYouTubeの撮影となるとPanasonicのG99かGH5というミラーレスを持ち歩いていましたが、これからはZenfone 6も活用していきたいと思います。
ただし、広角カメラの画質はイマイチなので、後継機ではできれば改善してほしいものです。
Zenfone 6 8GB/256GB
Zenfone 6 6GB/128GB
iRing Pocket

AAUXX 正規代理店品 iRing Pocket 厚さ 8mm ICカード 収納 スマホ iPhone 落下防止 スマホリング スタンド レッド
- 出版社/メーカー: AAUXX
- メディア: エレクトロニクス
▼Zenfone 6を動画でレビューしましたので、検討中の方は是非ご覧ください。
今回の記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。